前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 王の命令を受けブランターク魔導士、アームストロング魔導士と竜討伐へ向かったヴェル!竜討伐はあっさり終わるが、主を失った魔物の大軍が襲来。駐屯軍、バイマウスター即席軍も加えて掃討戦が始まる。
- 掃討作戦は成功!ヴェルも致命傷なく帰還した。ヴェルへの恋心を自覚するエリーゼ。王都に残ることになったヴェルは屋敷でエリーゼと同棲を始める。彼女の勧めもあってイーナとルイーゼは側室になるのだった。
- 武芸大会に出場することになったヴェルたち。魔法の際の脱がないエルは「パーティーメンバーから外されるのでは」という不安と戦いながら優勝を目指すことに。剣の腕がからっきしのヴェルは初戦で大会2連覇の強者とぶつかってしまい…!?
【八男って、それはないでしょう! 7話 アニメ感想】魔法禁止って、それはないでしょう!
武芸大会のお知らせ
パウル兄、エーリッヒ兄に続いてヘルムート兄が騎士爵家に婿入りしました。
「まぁ俺たちを婿に欲しがる理由なんてヴェルを縁戚になりたいってことぐらいしかないけどな」
「それだけじゃないと思いますけど…」
「ヴェル、自覚しろって。お前は国中から注目されてる。武芸大会だってびしっと決めないと恥かくからな」
「3年に一度王国主催で行われる大会だよ。今回はヴェルも出席すると思うけど」
「そうなんですか!?」
強制参加。ヴェルは魔法が十八番だけど剣術はどうなんですかね…?
「あるのは剣術、槍術、弓術、格闘術」
「貴族は華麗に剣を振るい尊敬されなければならない」
「そうですか。じゃあ魔力で身体能力を強化して」
「魔力で身体能力強化は禁止。純粋に技を競う戦いだからね」
主人公チートが剥奪された状態とかムリゲーなのでは!?

「そんなぁ!せめて包丁だったら…」
包丁なら使い慣れている(笑)
武芸大会にはイーナ、ルイーゼ、エルも出場することになりました。
「どこ行くの」
「魔力なしの稽古!」
イーナとルイーゼは気合十分。

ブランターク「エルの坊主は良いのか?」
エル「俺は負けても失うものないですし」
海苔めっちゃ食べてる
ブ「冒険者のパーティ―メンバーを首にされても同じことがいえるか?お前らも後2ねんはんで15、成人だ。それまでの間足手まといのメンバーをクビにするくらい当然」
エ「いやいや!俺らはソウルで繋がってるんで」
ソウルで繋がってるんで(笑)
エ「いや、ヴェルはそんな…」
ブ「とにかく足手まといと思われんようにな」
エルの心に不安が広がり始めるのでした。
ヴェル「なんと現在2連覇中の近衛騎士中隊長ワーレンさんが後身の育成のため出場を辞退したそうです!」
朗報?優勝の可能性は高くなりましたね!
「あと冒険者のメンバーの事なんだけど、今日ホーエンハイム枢機卿にもあってきて、エリーゼを加えようと思ってるんだけど」
治癒魔法の使い手という事もありみんな歓迎です。
一瞬、自分がメンバーから外されるのではと焦ったエル。
ヴェル「エルも良いよな?」
エル「あ、あぁ!当たり前だろ!」
ヴェル「よかった、これで武芸大会に集中できる!目標は恥をかかない事!」
エル「だったら俺は優勝する…俺は必ず優勝する!!」
目指せ優勝!
後日からエルは修行に打ち込むようになります。ルイーゼ、イーナにヴェルも加えた合同練習。
エル「うおおおおおおおおおおおおお!!!(走)」
ルイーゼ「ま、待って…!ちょ待てよ!」
今キムタクが(笑)

「はぁ~~!はっ!へっ!」
へっぴり腰酷いですね(笑)
ルイーゼ「優勝優勝ってうるさいけど、もしかしたら!」
イーナ「うん、本当に優勝するかも」
と言われるほどエルは頑張っていました。
「陛下から後身の育成を望むなら立ちはだかる壁になるべきだって言われたらしくて、出ることに」
まさかのワーレンさん出場が確定。
エル「お前ら…ワーレンさんの試合見たことある?だてに下級貴族の3男から近衛騎士団中隊長まで上り詰めてないって。優勝はもう決まりだよ…」
ルイーゼ「別に優勝しなくても」
エル「いやいや、俺みたいに魔法の才能が無い奴はそれくらいの結果がないと足手まといになるから」
イーナ「そんなの誰も思ってないって」
エル「魔法の才能があるやつに俺の気持ちは理解できないって!」
ルイーゼ「あっそう」
諦めモードになってしまったエル。手には豆ができ出血するほど努力してきたのに。
ヴェル「なんかさ、俺たちとパーティーになることに不安があるらしくて」
治癒魔法で活躍できるはずのエリーゼが?
「身体能力だよ。みんなみたいに体をガッツリ鍛えてきたわけじゃないから、いつか足を引っ張るんじゃないかって」

「そんでここんところ毎日だよ。みんなを不安にさせたくないからって朝早くに内緒で。完璧に見えても不安はあるもんだな」
懸垂エリーゼちゃん可愛い。才能におごらない努力家なんですね。
「で、何か用?」
「あ、あぁ。大会、ちゃんと優勝するから見とけって話し。じゃあな!」
エリーゼの頑張りにエルの目が覚めたようです。魔法の才能がある人も頑張ってるんだから自分も!!
ベル「俺、自分の事いっぱいいっぱいでごめん!」
イーナ「絶対負けないから!」
ワーレンさんと槍術大車輪の人が立ちはだかる!
「負けたものは遠慮せずここに戻って来るのである。某たちは温かく迎えるのである!」
大会当日!
(ワーレンさん!?まさかの初戦、ワーレンさん!?)
ヴェル大ピンチ(笑)
(勝利にこだわるな、何より大切なのはそれなりの試合をして恥をかかない事!)

「ふんッ!」
「え?」
瞬殺でした。
「ちょっとそこまで買い物に、くらいの速さで戻って来たのである」
「まさかエルの坊主や嬢ちゃんたちまで早々に戻って来るんじゃねーだろうな」
「そう簡単には戻って来ませんよ」
ヴェルは仲間を信じています。
その期待に応えるように予選を勝ち進んでいくイーナ、ルイーゼ、ベル。しかし。
「ただいま」
「魔力の使用禁止が不利になる魔闘流で頑張ったじゃねーか」
ルイーゼが予選トーナメント準決勝敗退。
「――!?この音、まさか…」
イーナの次なる対戦相手は!?

「あっはっはっはっは!」
「槍術大車輪の人!!」
槍術大車輪の人て(笑)
槍術大車輪の人「そなた、バウマイスター卿の!?という事はバウマイスター卿も会場のどこかに!?」
イーナ(この人、意外と隙が無い!)
槍術大車輪の人「バウマイスター卿に届け!槍術大車輪!せぇいっ!!」
勝てば予選突破、結果は!?
イーナ「予選敗退、あの槍術大車輪の人に…」
ルイーゼ「強かったんだ、あの大道芸人みたいな人!」
誰も名前を覚えてない(笑)
実の名をローデリヒさんという彼は強いだけでなく、商家の育ちなので会計業務や法律も一通りできる優秀な人でした。普通に欲しい人材!
「聞いてるヴェル?これ寝てるよね」
「すみません、機能余り寝られなかったらしくて。実は先ほど皆様にお渡しした弁当、ヴェンデリン様が作ったもので…」
「!」
キャラ弁でパワー注入!
一方、順調に勝ち上がっていくエルですが右腕を痛めていました。
「魔法の才能が無い俺がヴェルのパーティーメンバーで居続けることは簡単な事じゃない」
「その様子だと見てないでしょ、弁当」
「弁当?」
「ほら開けて」

女子力高いキャラ弁
「昨日の夜からずっとこれ作ってたんだって」
「僕たちが妙に気合入ってるのを見て自分が力になれることは何だろうって考えてたみたい。ヴェルってどこ待て行ってもヴェルなんだよ。多分これからもずっと」
「だから無理しないで」
エルは弁当を食べて決勝戦に向かいます。
「パーティーメンバーが敵前逃亡なんてしたらヴェルが笑われちまうだろ。行ってくる!」
Nice boatボートみたいな風景を挟んで(笑)
大会終了から数日が経ちました。
イーナ「よかったね。ルイーゼとエル、ちゃんと師匠が出来て」
エルに関してはあのワーレンさんが稽古をつけてくれることになりました。
イーナ「ヴェルの事も僕の師匠が訓練してくれるって言ってくれたし。順風満帆だね冒険者への道」
ヴェル「そうだな。残り2年半、ガッツリやらないと!でもルイーゼの師匠って一体誰―――まさか!?」
筋肉の音がしたような!?(気のせいか!?)

「待たせたのであーる!!」
「筋肉!!」
気のせいじゃなかった
「さっそく精神と筋肉が歓喜で震えるような修業を始めるのである。ついてくるのである」
「よし、いくのであるヴェル!」
「あぁもう、やってやる!」
こうしてヴェルが筋肉に目覚めていくわけですね…(違

武術大会と言えば主人公チート!のはずがまさかの瞬殺て(笑)そのぶんエル達に見せ場があってよかったですね。
みぞおち狙いだったワーレンさんに対して、何合か交わしたのち喉を狙いに行ったエル。そこに余裕と力量の差が出ていたのかな。
練習方法が効率的ではないように見えたのでちゃんと師匠が出来てよかった。エル達はもっと強くなるだろうし、ヴェルは会得した武術と持ち前の魔法をかけ合わせて新技を生み出したりしそう。
一番の見どころ、エルVSワーグナー戦の結果が飛ばされるというまさかの展開ではありましたが(笑)
健闘という事にしておきましょう(;´∀`)