前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- バイト先で出会った紅野が透に似ていることもり気になっていた魚ちゃん。ある日、偶然街中で再会し、一緒にご飯を食べることになった。
- 些細なことで口喧嘩してしまうが、追いかけてきた紅野と仲直り。なんだかいい雰囲気に…!?なったかと思いきや無言で去っていった紅野。実は草摩の人間だった彼は、もう二度と魚ちゃんに会う事はないだろうと確信していた。
- 夏休みを利用して草摩の別荘へ遊びに来た透たち!海で大はしゃぎしたのもつかの間、 父や母の事を燈路に指摘された透は様子がおかしくなってしまう。一方、慊人のもとを訪れた紫呉は透たちに敵意剥き出しの彼を別荘に誘う。
【フルーツバスケット 2期 話 アニメ感想】馬鹿かい?君は
変わったもの、帽子の男の子の正体は?
「みんなで遊びに行こうねって約束したでしょ?草摩の別荘の一つを借りれたから、明日からみんな一緒に避暑の旅に出るのよ~!」
「明日ですか!?」
紅葉はいつも突然ですね(;´∀`)
ていうか別荘何個持ってんだろう。
紫呉「秘書の旅か~、いいよね秘書…」
美人秘書じゃなくて(笑)
「なんでボケ女たちと避暑なんてしなくちゃいけないわけ?」
杞紗と燈路も誘われていました。
「大体高校生にもなって何はしゃいじゃってるんだか…」
「燈路ちゃん、私行きたい」
「行こう」
即答(笑)
紫呉「なんかいいなぁ、僕も行くかな~」
紅葉「行こうよ行こうよ」
由希「仕事は大丈夫なの?」
紫呉「うんーっ!!」
大丈夫じゃなさそう。
紫呉「君たちこそ宿題は大丈夫なの?」
由希「ご心配なく、大体終わってる」
紅葉「僕も僕もーっ、もうすぐ終わる!」
透「・・・・・・・・」
「「ん?」」
透ちゃんの絶望顔(笑)
「すみません、すみません、ご迷惑ばかりおかけしてしまい…」
「迷惑だなんて思ってないよ」
「透、ファイトだよ!」
みんなで宿題を片付けてしまいましょう!手伝ってくれる由希くん優しい。
一方紅葉は夾の部屋へ。
「夾?病気…?」
「ダリーんだよ」
雨の日は体調がすぐれない。
「お前の相手してる暇ねーんだよ。出てけ」
「分かった…。明日別荘にいくから準備してね~っ!!」
「ちっともわかってねぇ!――ってあした?別荘?」
「行くよね?いやだなんて言わないよね?」
「うるせーな」
「そんなの透がガッカリするよ!一緒に遊ぼう?一緒に泳ごう?」
「うるせーってんだろ。”嫌だ”なんざ一言も言ってねーだろ。ったく。こっちはダリ―ってのに…」
なんだかんだ一緒に来てくれるらしい。透のため?
「…優しくなったね、夾」
「あ?」
「なんでもない」
本人が気づいてないのがまたね!(・∀・)ニヤニヤ
「本田さん、その帽子…って、本田さんの物?本田さんのにしては珍しいというか」
宿題を進めながら、由希の視線は透の背後にある例の帽子に向いていました。
「この帽子は小さいころ迷子になった私を助けてくださった男の子が残してくれたものなのですよ。どこのどなたか存じませんし顔も覚えてませんが」
「どうして残してるの?もうそんなボロボロ…」
「大切な思い出ですから。助けてくださったこと、本当にうれしかったですから」
「・・・・(たとえ、君が忘れてしまっても)」
男の子は由希だった!?
海だ!!
「では行って参ります」
「気を付けてね~」
翌朝、透達は別荘へ向かいました。紫呉はお留守番。
紫呉「…出ておいでよ。久しぶりだね鈴」
い、いつからそこに!(゚Д゚;)神出鬼没ですね。
「分かってるだろ、私がここに来た理由、私が考えてる事、欲しがってるもの。呉兄はもう分かってるんだろ」
「さぁ?どうだろうね、期待に応えられますかどうか」
「答えて。答えて呉兄」
「僕はそんな優しい男に見えるのかな」
「みえない」
「はっ!馬鹿かい?君は」
呉さん、黒いです…!
「それともその愚かさは策の内かい?さて…どうしたものかな」
紫呉に接近する鈴。
「夏です!青い空と青い海です!」
「透~っ!!」
「お姉ちゃん、入ろう!」
透、紅葉、杞紗は大はしゃぎ!素直な反応が可愛いなぁ(*´∀`*)
潑春「先生、絶対一緒に来ると思ったのに」
由希「なんで絶対?」
潑春「だって本田さんのピチピチ水着姿が拝めるし」
由&夾「「そういう言い方やめろ!!」」
犯罪の匂いがする(笑)
「ねぇ見てみて、透すごいの!あんなに泳げるの!」
「本当だ、すごいじゃないか!」
「思ってたより泳げる人だったんだ」
海でガチ泳ぎする人は珍しいですぞ!
その様子を見てどこかへ向かう夾。
「ぷはぁーっ!!」
「阿呆、せめて息継ぎ覚えてからにしろっての」
「見て頂けましたか!?ちゃんと泳げていましたでしょうっ!」
「命がけの泳ぎだったけどな」
いつの間にか透のそばに夾が。
息継ぎ無しで泳いでいたのに最初に気付いていた…?
夾は透に浮き輪をひっかけて引っ張っていくのでした。
「あはは、あはははは!これって楽しいです!わ~~い」
今日の透ちゃん可愛すぎない!?(*´Д`)
「結局 夾も海に入ってるし」
「入らない」と言ってたのに。
『勘違いしないで。いいかい?この世は真っ暗なんだ。可能性も希望もなくて真っ暗な道を生きていくんだから。いつか救われる、なんて。勘違いしないで』
ふとした瞬間にフラッシュバックする慊人の言葉。
由希「―――っ」
潑春「日差しに強くてめまいが起きた?気持ちにめまいが起きてた?」
由希「平気。考え事してた。悪い癖だな。本田さんに余計な心配かけさせちゃだめだ」
潑春「良い心構え」
慊人のトラウマに影響を受けてばかりではなくなりました。
由希「その水着似合ってる。可愛いよ」
透「え!あ、ありがとうございます!」
ちゃんと褒めてくれる王子~~
紅葉「透はいつもかわいいの~」
透「由希達がプレゼントして下さったおかげです!」
紅葉に激同!水着はピンクの可愛らしい物でした。
心の奥
楽しい海遊びの時間も終わり、別荘に向かう道中。
「由希すごかったね!競争一番だったもん!」
「馬鹿猫は?」
「由希に負けたショックで先に別荘戻った。ふて寝するんだって」
いつもの(笑)
「杞紗さんは私と同じお部屋ですよ~」
「うんっ」
「(あれ?前に俺が取った手帳…)ボケ女」
「はい?」
「これ、あんたのでしょ」
「あああああああ!お母さん!なぜそこにいらっしゃる!?」
燈路が落とした手帳を拾ってくれました。
「ボケ女」で返事してくれる透ちゃんは心が広いな…(;´∀`)
「ありがとうございます!よかったです」
「なんで母親の写真だけ持ち歩いてるわけ?父親の写真は持たないわけ?あんたって本当、何かと言えばお母さんお母さんだよね、なんかそればっかって感じ。マザコンも重度すぎっていうか。他には何もないわけ?」
「それは――」
地雷ですぞ!!
「!」
透のらしくない雰囲気に気付く杞紗。踏み込んではいけない何かを察します。
透「えへへ」
燈路「は?」
透は紅葉のところへ駆けていきました。
「燈路ちゃん、今の言い方、よくないよ…」
「大したことじゃないと思うけど。あいつも平気そうにしてたし」
「どうしてわかるの…?」
「心の底に何を抱えてるのか分からないのに、触れてないのに。大したことないなんて、言ったらだめだよ…。決めつけたらだめだよ」
「なんで俺がそんな?!知らないよアイツの気持ちなんて!」
「燈路ちゃんは何のためにここに来たの?お姉ちゃんを困らせるために来たの…!?」
喧嘩してしまいました。
燈路(なんでこうなっちゃうんだよ。ここに来たのは杞紗に喜んでもらいたかったからなのに。全然だめだ。気に入らないことが八つ当たりして。俺の心の中に抱えて画した気持ちがある様に…。そうだよな、あいつにだってあるよな。誰にも触れられないものが心の底に…)
燈路も悪気があって言ってるわけじゃないんですよね…。他人の気持ちも少しずつ考えられるようになってきたけど。
夕食後。
「私もごめんね…。さっき、私も良い方、よくなかったかもしれない…だからごめんね…」
「俺も。俺の方こそ、ごめん。ごめん」
杞紗の言葉に諭され、一つ成長したのは事実です。
『なんで母親の写真だけ持ち歩いてるわけ?』
「それは――――」
「大丈夫、大丈夫です。大丈夫、大丈夫。…いつも一緒」
透が抱えるもの
(…なんか今朝はいつにもまして元気だな)
「燈路さん燈路さん!とても立派なクワガタですよ!」
「よかったね…」
「はい!」
空元気というやつでは。
「…お前、また徹に何かしたんじゃないだろうな?」
「なにそれ。何の証拠があってそんな嫌疑にかけられなきゃいけないわけ?」
「何かは知らねーが、元気ないだろ、あいつ」
夾が唯一見抜きました。
「明日、僕も別荘へ向かいますからしばらく挨拶に参りません。対象を崩さぬよう気を付けてください慊人さん」
草摩本家にて。紫呉とのツーショットは大体不穏。
「くだらない。夏は嫌いだ。無駄に熱いばっかりで不快なだけだ。頭痛い。はとり…はとり呼んで。僕のために生きてるんだから僕のために尽くしてればいいんだ」
「そう言われても」
「何が避暑だ。バカもブスも浮かれちゃってうざいんだよ。調子に乗って勘違いしすぎだね。少し思い知らせてあげなきゃダメかな」
「…」
「何。何笑ってるの?ケチでもつける気?」
「そんな感情、抱いたことすらないですよ」
「むしろ慊人さんも別荘にいらしたらどうです?思い知らせたいというのなら――」
紫呉はなぜ唆したのか。
慊人襲来フラグで雲行きが怪しくなって参りました。楽しい避暑、どうなっちゃうの…。
そしてこの密着は何()
指を絡めていると見せかけて紫呉は受け止めるだけ。二人の関係を表しているのでしょうか。
「由希くんしっかり!!」
「微熱だから心配ないよ」
昼間の海遊びが原因か。
「――?」
「伝えたいことがあるんだ」
女子の髪をナチュラルに触る王子(強い)
「いずれ君に伝えるべきことがあると思う」
『勘違いしないで』
「暗闇だけじゃないって今は思えるから。勘違いじゃないって今は信じてるから。その時が来たら聞いてくれたらうれしい」
草摩の家をこっそり抜け出したあの日の記憶。帽子の男の事は由希でした。
由「閉じた蓋を。開けなくちゃ――…」
透(蓋を、開ける?)
お母さんの事。お父さんの事。閉じ込めていたものが徐々に出てきて、透の顔に暗い影を落とします。
慊人の動きが気になるしそういう事かな?(;´∀`)
紫呉は従順なフリをしてはとりを庇ったり、かと思えば別荘へ行くよう仕向けたりで本心が読めません。依鈴は彼に何をお願いしたんだろう。
楽しいだけじゃなくていつも朗らかな透の闇が垣間見えました。お母さんへのある種の執着は不安や悲しさの裏返しか。燈路のきキツイ言葉は案外本質を突いていたのかも?
そんな彼女の些細な変化に気付く夾。よく見てますね(* ̄ー ̄*)ニヤニヤ
由希は相変わらず王子!精神的に強くなったけど問題すべてが解決したわけではなく。
みんな爆弾を抱えてるように思えてなりません。
ひとまずスイカ割り楽しみだ!