前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 自分を道具だと言った両親に由希は向き合おうとしていた。かつて弟に無関心だった綾女は兄として弟を導く手助けをする。
- 綾女の店は手芸用品と男のロマンなどを提供する場所だった!純白のドレスに身を包んだ透。それを見た由希の心は「ロマンに目覚めた」として綾女は勝手に由希のロマンス記念日を制定する!
- 久々のブラック春降臨!ブラックの矛先は透へと向けられるが、それに夾が激怒して…!?暴走した原因は失恋だった。自宅謹慎となった潑春を心配した由希は、慊人のトラウマを押し殺しながら草摩の家に向かう。
【フルーツバスケット 2期 4話 アニメ感想】ふられたんだぁ・・・・・
久々のブラック春
「出てって。要らないから。もう君、いらないから。もう飽きちゃったから」
「え……」
病床の依鈴にフラれた潑春。開幕なんて展開なんだ…(;´Д`)
「大変大変!大変なのー!!」
透たちの教室に慌てた様子の紅葉がやって来ました。しかし話題は流れて修学旅行の事へ…。
「俺は絶対ごめんだからな!大体グループ行動は強制じゃねーだろ!」
「そうだけど」
由希も居るのでご機嫌斜めな夾です。
魚「お前がいると楽しいんだよ。からかって遊べるから」
夾「俺はおもちゃか!絶対お断りだ!」
紅「せっかく透と一緒に行けるのにわがまま言っちゃダメなの! 夾は嫌なの?透と一緒に行動するのも嫌なの??」
夾「ばっ、そんな事あるわけ……」
「「「あるわけ?」」」
夾「そうやってお前らは俺で遊ぶんだよな!!」
上手く誤魔化したな夾…(・∀・)ニヤニヤ
「そういえば紅葉君、何か大変とおっしゃっていませんでしたか?」
「あ、そうなの大変なの。春がブラックになってクラスですさまじく暴れちゃったの」
本当に大変なことになっていた!!
「とりあえず牛になるポカはしてないらしいな……。おい春」
「あ”ぁ”!?」
「暴れてんだよ。見て分かんねーのか?止めてーなら息の根止める覚悟でかかってこいや!」
以前にも増してブラックになってませんか。
由希も「久々に重症のブラック」と漏らします。
「春。理由は分からないけど学校で暴れるのはよせよ」
「心配性だな由希姫は。変身されたら共倒れだもんなぁ?」
「違うよ。それだけを言ってるんじゃない。もっと…」
「馬鹿くせぇんだよ!びくびくしやがって!そんなんならいっそバレちまった方が清々する!なぁ、そう思うだろうお前も!?」
「!!!」
透の腕をつかむ潑春。夾は反射的に潑春を殴り飛ばします。(うおおおお!?(゚Д゚;)
「何にキレてるんだか知らねーが…」
「訳分からんテメーの苛立ちに透を巻き込むな」
透が関わると途端にガチギレする夾さん(ニヤニヤが止まらない
「カッコつけてんじゃねーよ馬鹿猫が。そうだよなぁ…、この女の前で位は良い所見せてーよな。何なら俺の首でもへし折るか!?」
「上等だクソ餓鬼!全身の骨砕いたらぁ!!」
しかし二人のファイトは繭子担任によって終止符を打たれます。
「そこまでだお馬鹿ども。これで少しは頭が冷えたか?」
繭子担任強い(笑)
「あ――――…。スッキリした」
「テメェ……」
潑春が元に戻ってよかった!夾は巻き添えの犠牲になったのだ…。
由「一体何があってあそこまで切れたブラックになっちゃったんだ?」
紅「僕もずっと見てたわけじゃないけど…。でも最近何かあったのかも。なんか、元気ないもん」
失恋
「親呼び出し。来るの待ってなきゃ。ごめん本田さん、乱暴なことして」
「いえそんな」
「夾。ナイスファイト」
「おい」
夾への声掛けがおかしい(笑)
「春、一人にして大丈夫かな?」
「…俺が行く。ごめん本田さん。先に帰ってて」
由希が一番適任なので。
透(心配です…)
夾「てかお前。今後ブラックになった春には近づくなよ」
透「?」
夾「危なっかしくてしょうがねーんだよ!」
透「でもそれでは失礼…」
夾「失礼なのはあっちだろ!あぁもうお前、全然分かってねーな」
「僕が嫌なんだ―――い!!!って言いたいんだよ、夾はきっと!」
「紅葉!テメーも散れ!去れ!勝手な事ぬかしやがって!」
これで自覚無いんだからなぁ…(笑)
「由希も透って呼べばいいのに」
「違うだろ。俺のことなんか今はどうだっていい事だろ。今一番気にかけるべきは春の方だろ?!」
自分に余裕が無くても人の事ばかり心配する潑春。それに対して俺は自分の事ばかりだと蔑む由希。
(今もまだ、気付きたくない気持ちに蓋をする)
「ふーん…。由希は自分の事ばっかなんだ?」
「!」
「そんな奴は、心配して追いかけてきてくれたりしないよ。ありがとう。それに俺だって基本的には自分の事しか考えてないよ。人の事を考えてたらブラックになって暴れたりしない」
みんないっぱいいっぱいなんですよ。
「フラれたんだぁ…。おれ。鈴に。フラれた時は感覚無くて、でも日日が経ってだんだんイライラしてきて。今日も考えてたらイライラしてきて。キレて、暴れてた」
失恋のショックで教室の窓ガラスほぼ全部割ってしまった…。
「誰かに言ったの、これが初めて」
十二支同士で付き合っていた潑春と依鈴。慊人は当然これを知りません。
ていうか言っちゃダメな気がする。
「大けがしてからあいつ変わった。見舞いに行っても病室抜け出してる時とかあるし。何考えてるか急に分からなくなって。急にフラれて…」
それが冒頭のシーンでした。
「何でなんだろう?なんで…?それでも会いたくてしょうがないんだ。そんな簡単に諦められるほど、軽い気持ちであいつを必要だと思っていたわけじゃないんだ」
潑春は別れたくない。
鈴も何か事情があるように見えましたが…。気のせいかな?
(何がブラックになった春に近づくな、だ。俺の方がよっぽど…)
以前透を傷つけたことを思い出す夾。その様子がおかしいことに気付く藉真父、さすが!
あなたのために
「大変大変!大変なのー!」
潑春が退学かと勘違いした紅葉が駆け込んできます。
実際には「禁止」ではなく「(自宅)謹慎」でした(;´∀`)よかった
「潑春さん、大丈夫でしょうか」
「心配なの?」
「はい。紅葉くんも最近元気がないとおっしゃっていましたし、何やら心配です」
「うん………」
「どうかしましたか?」
「ちょっと。春の様子を見てこようかな」
それは草摩の家に行くという事。
「では私も一緒に…」
「いや、今日は俺一人で行くよ」
「行かなきゃいけないんだ。俺自身の為にも」
「―――はい。ではよろしくお伝えくださいね」
透も気遣いができる良い子…。
紫呉「おかえり~。あれ?由希君は一緒じゃなかったの?」
かくかくしかじか。
「お見舞いって…草摩の家に?」
「はい」
「ふーん…。行くんだ」
鈴の本心は?
由希「――――――っ…」
草摩の家に近づくにつれてフラッシュバックするトラウマ…。
見てるだけで痛々しいし可哀想になって来るんですが…無理しないで…。
「鈴…!?」
思わぬところで見かけた彼女を追いかけるように、意を決して門をくぐります。
草摩の人「由希様…。おかえりなさいませ。新年の宴にもおかえりになられませんでしたし、ご当主慊人さまも大層心配されておりました。取り返しのつかぬ前に」
由希「し、失礼します!急いでいるので!」
やけに威圧的な人でしたね…(;´Д`)
「うわ。びっくり。由希のそっくりさんが来た。ミステリー」
「本人だよ」
「ピース」
「何がしたいんだお前は」
記念撮影(笑)
「由希が本家に来るの久しぶりだから。しかも俺のため」
「反省して謹慎してるんだと思ってたけど…」
「してるよ」
贅沢な自室でゲーム満喫してるじゃないですか!
「さっき、鈴を見かけた」
「!?」
病院を抜け出したようです。
「大怪我した」って言ってましたけど、過去に何があったんでしょうね?精神的にも不安定に見えました。
「とりあえず、まだ諦めないよ。俺がどれくらい鈴のこと好きか、あいつは分かってないみたいだし。犯罪にならない程度に頑張る」
犯罪にならない程度に(重要
「じゃあがんばれ」
「もう行くの?」
「元気づける必要もなさそうだしね」
「由希も頑張って、名前で呼べるようになるといいね。本田さんの事」
「その話はもういい」
「なんで?」
「なんでって…しつこいぞお前!」
「もしかして、今更恥ずかしくて呼べないとか?」
「そうだよ。悪かったな…」
本当は名前で呼びたいという事かア”ァ”~~←
「拗ねてる拗ねてる」
「帰るッ!!」
こうやって感情をむき出しにできるのも潑春だから。また学校で会う約束をして、由希は潑春の部屋を後にします。
「透くん~、ご飯まだ~?」
「ハッ!すみません!では紫呉さんのぶんは先に用意させて頂きますね」
「――あ、そうだ、みっちゃんにメールしなきゃいけないんだった。ご飯の前にやっちゃおう~っと」
由希の帰りを待っていた透。それを察して気づかないふりをする紫呉。
「―――」
由希は草摩の家を後にします。その後ろ姿を見つめる鈴の存在に気づかないまま…。
かつてないブラック春になるくらいだから、本当に好きだったんだろうな…。
鈴が春をフッたのには訳があるはずです。じゃないと、あんな拳を握り絞めながら突き放したりしないよ。
草摩の家に決して戻らなかった由希が潑春の為には戻るんだもんな…。「自分の事ばかり」なんて全然そんなことない。
「途中で慊人が出てくるんじゃないか」とお化け屋敷に入った時みたくビクビクしながら見てましたが遭遇しなくてよかったです(笑)←
控える夏休みと秋の修学旅行回も楽しみ!