【かくしごと 1話 アニメ感想】お父さんの隠し事は、描く仕事!?愛娘の姫にどうしても隠し通したい己の職業!

内容をカンタンに説明すると…

  • 久米田康治先生の漫画作品のアニメ化。「月刊少年マガジン」にて好評連載中
  • 漫画家パパとその愛娘との物語。愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場が始まる。
  • 今回は…ちょっと下品な漫画を連載中の後藤可久士は、娘の後藤姫にバレるのを恐れ、「漫画家であること」を隠し続けていた。ある日、連載する「週刊少年マンガジン」の新しい担当編集者・十丸院五月から打ち合わせの連絡が入る。しかし、一向に十丸院は仕事場にあらわれない。なんと十丸院は間違えて自宅へ訪問していたのだった!?「姫が留守番している家に編集者が来たら、漫画家だとバレてしまう!」と、可久士は自宅めがけて飛び出していく。

 

【かくしごと 1話】「かくしごと」「ねがいごと」【アニメ感想】

父の隠し事

<隠し事は、何ですか?

18歳の誕生日。私は…その匣の鍵を手に入れた。

お父さんの隠し事は

描く…仕事でした>

高校生姿の女の子がどこかの倉庫に入ってOP。

 

そして過去のお話から始まります。

それは、あの少女が生まれた時。

抱っこをする父の正体に気づいたお医者さん。

『あなた…もしかして、漫画家の後藤可久士先生ですよね!
きんたましまし読んでます!先生の漫画大好きです!』

『知ってる!Hなやつだ!』

看護師さんにも読者が…

(この時俺は、この娘のために一生職業を隠していこうと誓った)

父の決意。

姫、小学生時代

「おい。俺の単行本はいっさい仕事場に置くなと言ったよな。何のために毎週書いた原稿を、遠くの倉庫にしまいに行ってると思う!何のために、ここを漫画家の仕事場っぽくなくしていると思う!
万が一姫がここに来て、父親が下ネタもりもりの恥ずかしい漫画を描いていると!姫に知られたらどーする!
心を閉ざして、何を話しても『言いたいことがあったら漫画で描けよ』とか言われたらもう!パパ生きていけない!」

仕事場でアシに向かって混乱する可久士先生。

「入ったばかりのオマエは知らんだろうが…先生はバレないよう家をスーツで出て、途中で着替えてこの仕事場に来るのだ」

他の先輩アシが新人アシに教えます。なんなら昔は全裸だったと。

「担当替え?」
「新担当の十丸院ですー。読者プレゼントのTシャツできましたんで、お届けしまーす」

待てど暮らせど電話をかけてきた担当者は来ない。

「間違えて自宅の方行っちゃったとか?」

焦った可久士は大急ぎで途中のどっかでスーツに着替えて家へ。

そして担当者はいました。しかもキャラが全面的に書かれたTシャツを着て。

「てめー何着てんだ!ケンカ売ってんのか!」
「喜んでもらおうと思って着たのに。ボクだって嫌なんだ、こんなはずかしいTシャツ」
「だから着れるやつ作れって言っただろ!」

作者が着れるやつをといっても無難なデザインは編集部で却下されてるようですね…。

ほんとにキャラ顔全面のやつは着ないですよね…。

絵を隠すために担当に腕組をさせてみます。

それを見た可久士の娘、姫。

「偉い人?上等なお菓子持ってくる」

腕組=CEOな図の姫

「父親より若い上司が来たと思われただろ!やり直せ!」

いろんなパターンのポーズをとりますが姫の解釈がいちいち斜め上で…。

またまたお茶入れに行ってくれてる間に…。

「元のキャラがわからないように、描き直す!」

女児に人気のキャラに修正したのでした。プライドなんてありません。

「今日、お父さんの仕事聞かれてね。働いてるよって答えた」
「まぁ一応無職ではないな」

「今日来た人、CEO?Tシャツ着てえらそうだったし」
「姫はCEOなんて知ってるのか。えらいなぁ」
「ワールドビジネスサテライトで見た」
「その時間は…もう寝ような。姫」

WBS見てるとか偉すぎなんだが確かに寝ないとだめな時間…。

漫豪を目指そう

「誰か助けてー!ネコが流されてるのー!」

見事なドーナツクッション投げ。一躍英雄ですが…。

名前を聞かれてもバレるのが怖いため言えない可久士

目黒区 から 渋谷区の間で知り合いの店の中で着替える可久士

(俺はジョブチェンジする。

そう…俺の隠し事は、描く仕事だ)

 

「ママが言ってたけど、男なんて出世が全てなんだって。偉くなることが全てなのよ」

学校でそれを聞いた姫は

お父さんがえらくなりますようにと七夕の紙に書いて吊るしました。

それを見た可久士…。

(偉い…とは何だ?)

「そら漫画家で偉いといったら売れてる人でしょ」

翌日仕事場にてアシに言われたのはこの言葉でした。売れてる人…。

「ダークファンタジーとか描いちゃうぞー!」
「いつも、俺は世間には迎合しないって言ってるくせに!」
「俺は姫に迎合してるだけだ」

「売れてる以外、偉いってどーゆうのです?」
「それは…漫豪」

「文豪の漫画バージョンです。いるじゃないですか、売れてなくても大物感ある人」

漫豪を目指してみようかと思い知り合いを当たってみます。

「お前が頼み事とはな。ダークファンタジーの描き方を教えてほしい…か」

ダークファンタジーの巨匠 不二多 勝日郎(CV:緑川光)

「…まぁ今は落ち着いた感じだろ?」

落ち着いた感じ=売れなくなったことの優しい言い方

なんと藤田和日郎先生いじりのようです。

擬音で会話する不二多先生。

「こいつに聞いた俺がバカだった。漫豪が聞いて呆れる」

「だいたい漫豪とか変な言い方はやめろ!俺が漫豪とか…定着したらどーする!」

不二多先生、嬉しそうである。

で、路線の違う漫画書き始めたんでしょうかアシさん達が鎧とか描きたくないとストレス溜まってる様子…。

「どうしたんです?皆さん。ドブ色の顔されて。

ダークファンタジー?任せてください!作家の描きたいものを描かせないのが編集の仕事です!」

編集さん意気揚々。

描きたいものを描かせないのが編集の仕事…とは

描きたいものを描かせた結果、一人よがりになりすぎて失敗することを戒めた金言である

「描きたいもんじゃねーよ」
「じゃあいいです」

あっさり終わりました。本人描きたくないのは確かですもんね。売れるためですもんね。

「俺に偉くなってほしいという姫の願いを叶えるためには、有名になればいいわけか!」

「本末転倒ですけど。有名になったら姫ちゃんにバレませんか。
売れても、たぶんバレます。やはりここは漫豪しかないかと」

「それは…いいや」

不二多先生にはなりたくないと感じたのかどうなのか

探偵団に見つかる前に

「ネコを救ったヒーローがいるの。名前も言わずに立ち去ったこの人を探して、ネコ大好きな私はお礼を言いたい」

「なら、探偵団を作るしかないわ」

「目撃情報では、ターゲットは坂の上に立ち去ったとのことです」
「お父さんが…坂の上にはおしゃぴーって魔物が出るから行っちゃいけないって」

姫の言葉に皆????ですが、担任の先生が…。

「おしゃP?(おしゃれピープル)
少なくとも…先生にとっては敵ね。

おしゃPは漫画の置いてない本屋に行って…呪文みたいな飲み物飲んで。先生、何度かあいつらにひどい目にあわされたわ」

先生陽キャ嫌いでしょう?酷い偏見が(笑)

 

坂の上まで来てしまった女児4人。

「こんな姿、姫に見られたら!百万回死ねる!」

遠くから見事に浮き輪投げを決めた可久士を追いかける。遠すぎて姫は可久士の存在を理解してない様子。

「お待ちください勇者様ー!」
「私たちのダークファンタジーの始まりね!」

女児探偵団楽しそうですね。勇者が逃げ込んだのは…

「おしゃぴーの巣!」

(漫画が置いてないってことは)
「魔物の弱点は漫画よ!」

風のタイツという坂の上で拾った本を投げつける女児、そして逃げていきました。

勇者から魔物扱いになってしまってる…

「いろいろと理解できない事態が発生してさ…やっぱり…売れないとダメだな…」

風のタイツは可久士の作品でした。売れたらバレますってば。

「今日は友だちと、ダークファンタジーごっこしたよ。おしゃぴーから逃げ回ったの」

「なぁ…姫?なんでお父さんが偉くなりますように…なんて書いたの?」

「お父さんがよろこぶと思って。あれ?うれしくない?」

「いや。もちろん嬉しいよ。でも…お父さんが一番嬉しいのは姫が元気に、大きく育つことかな」

やっぱり奥さんはもう…?

で、EDがなんと大滝詠一さん~~~~~。

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父と娘のハートフルストーリー!でもちょっと違う?
職業を言えない父、愛娘のためなら…なんでもやってしまいそうなのわかりますね
姫ちゃん可愛すぎますもんね…。
それにしてもこれアバン見るに18歳まではバレなかったということでいいんでしょうか?
お父さんよく頑張りました…。
それまでのハチャメチャ波乱万丈を見れるという感じですかね。
楽しみです。
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