【ソマリと森の神様 11話 アニメ感想】フィタの組み紐で深まるゴーレムとソマリの絆!人狩りから逃げるために!囮のヤバシラ!

内容をカンタンに説明すると…

  • 雪ワタリが終わるまでアリシギの村はずれの小屋で過ごすことになったソマリたち。用心棒の仕事に出かけるゴーレムとヤバシラを見送るソマリとシズノ。
  • 留守番の間にソマリはゴーレムにプレゼントを作ることを考える。しかし何を作るかなかなか決められず……。
  • 今回は…ローザおばさんの力を借りてフィタの組み紐を編み上げたソマリ。帰ってきたゴーレムにプレゼントすると、ゴーレムもまたソマリへの贈り物としてフィタの組み紐を買ってきていた。通い合う心が嬉しいソマリ。その夜、人狩りたちが小屋に近づいてきて……。

【ソマリと森の神様 10話 アニメ感想】ゴーレムとソマリの出会いが明らかに!ローザおばさん(CV:柴田理恵)怖っっ!!

2020.03.13

【ソマリと森の神様 11話】護る者と牙剥く者【アニメ感想】

親子の絆、平和な時間

「お仕事今日までなんですって?」

ローザが用心棒の二人に話かけます。

「明朝には次の街へ向けて出発する」
「それじゃ西の街道へいくつもり?あの道は今の時期物取りが多くて物騒なのよね~。
でも大丈夫。村人しか知らない別の道を教えてあげるわ。ソマリちゃんになにかあったら大変だものね。」

ソマリは組紐を順調に仕上げていく。
完成。

買い出しを進めていくゴーレムとヤバシラ。

「あんたが子供の服で悩むとはなぁ」
「それほど愉快なことか?」
「いやいや、でも今のあんたキライじゃないぜ」

小屋へ帰ってきました。

「あの…お父さん…えっと…これお父さんに」
「ソマリちゃんから君への贈り物だよ」
「ソマリの手作りなのか?」
「うん、毎日少しずつ頑張った」
「そうか…」

なんとゴーレムからもソマリにプレゼント
それも…フィタの組み紐でした。

「市場で見つけた。あいにくと手作りではないが。」

「なーんださすが親子。考えることは一緒だね」

「すごく嬉しい。ありがとう、お父さん」

「こちらこそ、感謝する」

頭をぽん。

「さて夕飯には少し早いし、今のうちに荷造りするか」

「何言ってるの。みんな大事なこと忘れてない?」

雪合戦だ!

楽しい時間。

親子雪だるま…。

逃走開始、囮のヤバシラ

危機に気づくゴーレム。

遠くから異形が迫ってきている。ローザの話を聞いていた奴らでしょうか。
皆を起こすゴーレム。

「はぁ?人狩り?」
「そうだ到達まで時間がない」
「なんでそんな連中がやってくる?俺たちには関係ない話だろ。
大体人間なんてここには…」

「居るよ、居るんだここに…」
「嬢ちゃん、嘘だろ…」

ヤバシラだけが知らなかった事実。

「僕はこの子を守るためにここから逃げ出す。だって友達だから。
ヤバシラ、君はどうする?」

「おまえオレの作った菓子をうまいって言ってくれたよな?また食いたいか?」
「うん、食べたい、皆で食べたい!」
「守る理由にゃ十分すぎるな」

 

数刻後、入ってきた人狩り。
家の中にはヤバシラが料理を作っていました。

人間なんていないと言うヤバシラ。
隅々まで探し始める人狩り。
ヤバシラは一人を倒し、外へ駆けていくのでした。
陽動ですね。

「うまいこと切り抜けてくれよな」

一方他の三人は古い炭鉱の中を歩いていました。
ローザから受け取った地図のようです。

「ここを抜ければ街道を通らず山の向こうに出られると聞いた。
ヤバシラとはこの出口で落ち合う予定だ」

ああ、それは罠!

「ヤバシラはかっこいいぞ、あとお菓子もうまい。
シズノはねぇ…面白くて…一緒に居ると楽しい。
二人共ソマリの大事な友達だ」

ソマリの笑顔

「ゴーレムくんの気持ちが少しわかった気がしてね…
あの笑顔を護るためならなんでもできるような気分になる。
ソマリちゃんは不思議な子だよね」

「ああ」

「人狩り達の接近を確認、走るぞ」
「それってヤバシラ…」
「先ほどとは別の人狩りだ」

先の橋が途中から無くなっている。

「あれが人間か」
「何故ここが…」

ゴーレムはソマリとシズノを抱えてジャンプ。崖を羽を使って降りていくのでした。

(力を使ったからか体の軋む音がやまない)

ヤバシラは小屋にきた全ての人狩りをやっつけ終わりました。

「外に出たらひとまず隠れる場所を探すとしよう」

差別というもの

出口近くで待っていたのはランタンを持ったローザおばさん。

「橋が崩れていたことを忘れちゃっててね。新しい地図を届けてあげようとおもったの」

罠…罠…。

「さぁこの奥が出口よ」

そこは行き止まりでした。

鉄格子が降りてきます。

ソマリだけは駄目だが他の二人はすぐに開放するというローザ。

「だって人間には価値があるんでしょ?」
「まさかあなたも人狩りの仲間なの?」

(檻を破壊することは可能。しかし再び力を使えば活動時間が更に削られることは必定)

ソマリを見る。

(駄目だ、今は少しでも長く)

「さて準備をする間、あんたたちの知らない話をしてあげる」

今から100年か200年前、ローザが子供だった頃、自分の村と人間の村が干渉せず生きていた。
しかしある時人間の子供の危機を異形が助けたことがあった。
喜ばれるどころか助けたものが人間に殺されてしまうことがあった。
何度も。

「ただ種族が違うというだけでどうしてあんな残酷なことができるのか。あたし達は理解できなかった。
やがてそれは”差別”って言葉だと知ったよ。そして戦争が起きた。それで私達は教わったのさ。
相容れない種族も居るんだって。人間を迫害していたほうが安全に暮らせるってね。
迫害されるのも、殺されるのも、売られるのも、食われるのも、全部自業自得さ」

キキーラが歌っていた民謡のようなものをローザも歌い出す。

異なる形=異形

「さあ、おしゃべりはおしまい。ケーキを取り分ける時間よ」

人間はバラバラにされてしまうんですね。

ゴーレム、左腕を使い攻撃に出ようとしますが左腕が途中から折れてしまいそのまま倒れてしまいます。

その間にソマリが連れて行かれてしまう。

そしてゴーレムは…暴走

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事前に危険を察知できるゴーレムの能力はとてもいいのですが
ローザおばさんを信用してしまったが最後…。
人間への恨み・嫌悪を異形側から話してくれましたね。
「差別」というもので全てが起こる。
お互いが自分たちを護るためにやってることですが
それでもゴーレムとソマリの絆を見てきたのでご勘弁願いたい。
ゴーレムの寿命を縮めないでいただきたい。
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