前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 栗鼠を探すため一人で魔法使いの世界に戻ったカイマンは丹波の店で住み込み働きを始める。
- 魔法使いの相棒を決める祭典・ブルーナイトが開幕!実力者ぞろいの煙ファミリーに応募が殺到する中、心と能井を狙う謎の敵が忍び寄る!
- 煙の口から明かされる心と能井の過去。能井はかつて悪魔候補生だった。ブルーナイトも3日目に差し掛かり、藤田の前に応募所の魔法使いが現れる!煙はニカイドウが時を操る魔法使いだという情報をつかむ!
【ドロヘドロ 9話 アニメ感想】嗚呼、『花煙』/すてきなミートパイ/珍キノコ出現!!
心と能井の出会い
「これよりブルーナイトを開始します、頑張っていいパートナーを見つけてください」
いよいよ開幕!
「早く栗鼠を探さにゃ…」
カイマンは便所掃除を放棄しました。
「予定通り。あばよ」
心にも襲い掛かる刺客!
攻撃をかわすところが格好良かった!直後、注射器シャンデリアの餌食になってしまいましたが。
「心さんと能井さんってどういう経緯でパートナーになったんですか?」
藤田の質問。煙が答えてくれました。
「あの頃俺は、花煙というラーメンチェーン店を世界中に展開し大儲けしていた。一番人気はボスのこだわりそば。細麺のこってり醤油味。分厚いあぶりチャーシューと三日三晩漬け込んだ揚げキノコのトッピングが好評だった」
おいしそう…
「その店である日、事件が起きた」
食い逃げ!犯人は心少年でした。
「おい、金払え!あの店は俺の従妹の店なんだよ!貧乏人め!」
追いかけてきた能井もまだ幼い。全身鎧でその容姿は見えません。
「お前…、手、怪我してるじゃねーか!」
「関係ねーだろ。魔法は使えるぜ」
「いや、腐ってるじゃん気持ち悪い!ちょっと手貸せ」
「やるかてめぇ!――おっ!?な、治った!俺の腕が!」
能井が治したんですね。
時系列的にはカスカベ博士、バウクス先生と別れた後のようです。
「だから戦うならこぶしで!!」
ゴンっ
「まだはじめって言ってないのに…!
「悪いな、俺の勝ちだ。でも手を直してもらった礼はいつかするよ」
「この卑怯者が!あほ!ボケ!ナスーー!」
ある意味ロマンチックな出会い。
煙「それからしばらくして俺は新しいクリーナーを雇った」
心です。働きたい理由は食い扶持を稼ぐためと、会いたい人がいるからだそうで。
心「あんた、凄い人なんですか?」
煙「あんたとはなんだ。俺は知り合いに悪魔も多いんだぞ。それに従妹は悪魔になるために150キロの甲冑をつけて修行しているんだ」
心「その従妹ってどこにいるんです?」
煙「今は教会で悪魔の蝙蝠にえさをやる修行をしている」
能井が背負ってる蝙蝠デカい(笑)
心が会いたい人はかつての恩人。
「よぅ、久しぶりだな。お前悪魔になるんだって?」
「あぁ!食い逃げ野郎!おまえどの面下げてここにいるんだ!」
「俺、煙のクリーナーやることになったんだぜ」
「なにぃ!?」
花煙で再会した二人。
「よく食い逃げした店に来れるよな。どういう神経してんだ…」
「おまえ、女だったのかよ!?」
まだ細マッチョで幼さ残る能井ちゃん。
「その修行っていつまでやるんだ?」
「だいたい1年後のブルーナイトまでかな」
そして能井の最終試験は始まった。
今後1年、絶対に魔法を使ってはいけない。
しかしブルーナイトが近づいたある日、事件は起きます。
「よぅ、だいぶ悪魔らしくなってきたじゃねーか」
能井に角としっぽが生えている。
「あと3日で長かった修行も終わりか」
「あぁ。長かった」
「お前が悪魔になったら…もう会えなくあるな…」
「うん…」
別れを惜しむような二人…。
店内には演歌調の哀愁漂う音楽が流れています…。
心「しかし何だこのBGM?」
能井「これだよ!煙が歌ってる店のイメージソングだ」
心「何考えてんだか…」
煙「ちなみにこの歌は結構売れたのだ」
売れたのか(笑)
契約
「心と能井だな…?」
「あ?何もんだテメーら」
ある日二人の前に現れた謎の魔法使いたち。
敵が発した魔法の煙によって店が爆破されます。
「大丈夫か能井!?」
「平気だ…」
「お前は逃げろ!あと3日で修行が終わるんだからな」
「そんなことできるか!あいつらブルーナイトで俺たちを狙ってるんだ!適当に気絶させて契約するつもりだ。二人で戦おう!」
「よっしゃ。じゃあバラで片付けようぜ!」
ふたりは阿吽の呼吸で敵を瞬殺します。この時から相性が良かったらしい。
「やったぁ!」
「おう!」
「でもラーメン屋がめちゃくちゃだ…」
しかし敵は最後の一撃を二人に向かって放ちます。
「!!!」
「能井、怪我ねぇか…」
「なんで…!?」
とっさに反応した心。爆発から能井を庇うもその体は真っ二つになっていました。
「言ったろう?手を直してくれた礼はいつかするって」
「―――」
身体が真っ二つになった心を助けるために能井は魔法を使いました。
すぐに悪魔が来て能井の試験は無効になります。
心「俺のせいで能井の試験がダメになったんだ…即死すればよかったんだ…」
煙「自己嫌悪してる暇はないぞ。新しいクリーナーが入った。いろいろ教えてやれ。お前の後輩だ」
後輩「よろしく!新先輩!」
心「お前…!」
現れた後輩のマスクには角で破れた跡が。
ブルーナイト最終日。煙は二人に契約してきたらどうだと提案するのでした。
「それで二人はパートナーになったんだね!」
「うむ。俺は能井がファミリーに入ったのでウハウハだった」
「ところで花煙はどうなったんですか?その店見かけませんけど…」
「あの後キノコで食中毒起こしてすぐ潰れちゃったんだよ」
食中毒で…(;’∀’)
再契約
カイマン「ふざけた野郎だ!店を放ったらかしにしやがって!許さねぇ!」
会場をうろついていたところ、丹波社長に見つかってしまいました。
袋叩きに遭うカイマン。
「許してくださぁい」
「うるせぇ!お前なんかやめちまえ!」
ボカッ
「うわあああああん!!!!」
ウソ泣きカイマン(笑)
「ちょっと人探しを…。福山のパートナーは見つかったのか?」
「残念ながらダメでした」
「福山の魔法ってどんな魔法なんだ?」
「料理を出す魔法なんですけど…」
「そりゃいいや!今ちょうど腹ペコなんだ!何か出してくれよ!」
再びボコボコにされるカイマン(笑)
「お金あげますから、夜店で何か買ってきたらどうですか?」
「やったー!サンキュー福山ぁ!!」
カイマンのメンタル見習いたい…(笑)
「でか!!」
屋台で餃子を購入。
「ニカイドウ…今頃どうしてるかな…」
餃子で思い出す。
「あぁ!コルァてめーら!良くも俺の大事な餃子を!」
貴重な餃子が!!!
カイマン「許さねぇ、まとめてぶっ殺す!」
カイマンにぶつかった男二人は、心と能井を二度襲った魔法使いでした。
爆発を食らい、吹き飛ばされるカイマン。
「テメーら!うちの店員に何してくれやがんだ!」
従業員に手出しされたら黙っていられない丹波社長!!ついさっきカイマンをボコボコにしていたとは思えないぜ!
カイマン「包丁とかあったら貸して!」
餃子店主「はいよっ!」
店主(笑)
その後、丹波社長らとカイマンの共闘によって敵は死に絶えます。ただ…。
「危ない!カイマンさん!」
福山の魔法が敵を巨大ミートパイに変えるのでした。料理を出す魔法ってそういう(;´Д`)
「ここで煙を満タンにして相川を探す!一石二鳥!」
人気のない倉庫へやって来た栗鼠。怪しげな扉を発見し、開けると煙が噴出します。
「よっしゃ!能井、復活!」
再生を抑える箱に閉じ込められていたのは能井でした!服が破けてなんだかエッチな格好に…。
自分の煙によって全快した彼女。このとき、栗鼠も巻き込まれて自分の体を取り戻したようです。
「心先輩は大丈夫かな…」
睡眠薬で爆睡中。
会場ですれ違った二人。
何かを感じてお互いに振り向きます。
「「……」」
「カイマン!早く来い!」
「あ、はいはい!」
何事も無かった…。
ニカイドウを狙う煙!
「もう3日目か。俺のパートナーになりたいやつなんて居ないのかもなぁ…」
藤田はひたすら待つ。応募してきたはずの2人はまだ来ない。
能井「こいつは先輩の犬だ。名前はグラグラっつーの。実は先輩が2日も行方不明なんだよ。それでグラグラの鼻を借りて探してたんだ」
藤田「じゃあ俺も探しますよ」
恵比寿「!?」
能井「でも誰か待ってたんじゃねーのか?」
藤田「いいんです」
藤田は諦めているみたい。
恵比寿「あぁ!デカパイ!」
能井「そんな落ちてるもん食って!お腹がピーってなっても知らねーぞ」
グラグラが案内した場所は2日前にカイマンたちと魔法使いが戦闘した場所でした。
ここでデカパイは笑う。
「先輩!?先輩!ちょっと、しっかりしてください!」
袋の中から心を発見!
「よかった生きてるぜ!」
「よぅ…、お前の事探してたんだぜ?」
「俺もバクの野郎に閉じ込められてたんですよ!先輩はヤクにやられたんですね。しかし奴らはどこに消えたんでしょうね?」
恵比寿とグラグラの腹の中です!
「とにかく早いところ契約に行きましょう」
「そうだな」
「藤田はどうすんだ?」
「もういいんですよ…。実は。2通の応募のうち1通は自分で申し込んだんです。一通も来ないと恥ずかしくて…。だから本当に俺に申し込んでくれたのは一人だけなんです。その人を待ってたんですが…」
涙ながらに暴露する藤田。
「ちゃんと来てたぞ」
そう言って、恵比寿は藤田に応募用紙の控えを差し出します。
「まさかお前が…?嘘だろ……。えぇぇ!?本気なのか恵比寿?それとも俺をからかってんのか!?」
恵比寿とてもかわいい
「あらら。顔真っ赤っか。こりゃ本気みたいだぜ」
「いやああああああああ!」
恵比寿と藤田も良いパートナーになれそう(笑)
煙ファミリーは契約を急ぐ!
「この女…!栗鼠をさらいにきた女だ。この女が時を操る魔法使いだというのか」
煙屋の防犯カメラからニカイドウの情報が漏れてしまいます。
煙「あの時同じ部屋にいたなら…。これでいい」
煙で作ったニカイドウフィギュアにキノコを埋め込む煙さん。一体何を!?
「あぁニカイドウ、君はもう逃れられないのか…」
悪魔も危惧する状況らしい。
一方ホールでは。
「誕生日おめでとう先生!」
「ここでジョンソンから誕生日ケーキのプレゼントです」
「ショッキング~!」
ジョンソンにも慣れてきたぞ。
カイマンが居なくなってから1週間。ニカイドウは魔法使いの世界へ行くと言います。人探しは多いほうが良い。カイマンが心配なのかもしれない。それに彼女は魔法使いなので。
「ぐっ!? うわあああああああああ!」
「なななんじゃこりゃ!?」
ニカイドウの背中から巨大なキノコが生え出てきました!
煙「見える、見えるぞ。あの女が見える。あいつは、そうだ。トカゲ野郎と一緒にいた女だ。名は確かーー」
心と能井の出会いから契約までの流れが神!これは再契約も納得ですわ。
魔法で不足する攻撃力を自らの肉体で補う能井に好感を持たざるを得ない。
彼女の体格がいつどのような過程で成長したのかは分からずじまいだったけど鍛えに鍛えまくったのでしょう。
藤田もパートナーができてよかったなぁ!!(´;ω;`)元相棒の肉片をネックレスにするのはアレですけどね!
栗鼠とカイマンの関係は本当に謎。何かを感じるくらいだから繋がっているのは確かですが…。
ニカイドウに煙の魔の手が迫る。
花煙のラーメンも飯テロだった。イメージソングはCDに収録されるのでしょうか。フルで聞くの楽しみにしてます(笑)