【歌舞伎町シャーロック 17話 アニメ感想】シャーロックとモリアーティのW推理落語!相次ぐ脱獄犯の不審死!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 数年ぶりに娘・エリカと再会したミッシェル。しかし直後、エリカが殺人容疑で逮捕されてしまう。ミッシェルは真犯人探しに奔走。シャーロックの協力もあってエリカは釈放されたが父の活躍を知ることは無かった。また事件は収束したが、真犯人の言動にシャーロックは何か思うところがあるようで…。
  • 刑務所から凶悪犯罪者十数名が脱獄したとのニュースが入る。ほどなくしてパイプキャットに現れたのはなんとモリアーティだった!
  • 脱獄犯の不審死が相次ぐ中、多発する落書きの真犯人を突き止めるべく、モリアーティが依頼を出す!

【歌舞伎町シャーロック 16話 アニメ感想】モリアーティ脱獄!ミッシェルの娘に殺人容疑!

2020.02.01

【歌舞伎町シャーロック17話 アニメ感想】振り返ればサウダーデ

 落書き

TV「東京第7刑務所で起きた集団脱獄事件から10か月。爆弾魔アルバート・トレヴァや天下の大泥棒雲隠れサイゾーらの凶悪犯が依然、逃走を続けている中、昨日、脱獄犯の一人がまたも遺体で発見されました。脱獄犯が事件を起こしては次々と自殺していく不可解な事態が続いており、当局は慎重に捜査を進めています」

なんだか物騒な事になってますね。

そして同じころ、街中に謎の落書きが多発していました。歌舞伎町親衛隊が描いたものとは違うようですが。

「みんなには心配かけたね。こんな素敵な会まで開いてくれて本当にありがとう」

パイプキャットでモリアーティお帰りパーティーです。
刑務所でいろいろあったせいか少し大人びた雰囲気になりました。

「随分早く出てきましたが、どんな手を使ったんです?」
「正当防衛が成立したことになってる。父さんが色々手をまわしてくれたみたいで…。区長選挙もあるしね」

先週、脱獄したと勘違いしてました。すみません( ̄▽ ̄;)

「だけど俺の罪は消えたわけじゃない。これからも償っていかないと…」

小林みたいに真っ当に生きる(?)かはともかく。

「モリアーティ。君が刑務所に入ってからなんだか毎日が色あせてしまったような感じがしてたんだ。みんなもそう思っていたと思う!君が帰ってきてくれて嬉しいよ。お帰りモリアーティ!」
「ありがとうワトソン」

ワトソンはすぐこっぱずかしくなるようなことを言う!!

「はっ!おめでとうございます!いつもより余計に回しております~~!」
「もりりんの好きなやつじゃん!しかもサイン入り?」
「しかもシャーロックさんからプレゼントとか激レアっすよ!」

シャーロックなりのお祝いの気持ち!

「ねぇシャーロック。シャーロックはウエストに戻らないの?」
「どういう意味だ」
「今なら案外楽しめるかもよ。おれも色々ムショで見てきてさ。シャーロックも新しい発見があるんじゃないかなって」
「…モランはどうなんだ」
「誤解は解けたし今は何でもないよ。選挙活動の手伝いやらされて大変」

「この悪ガキども!撃ちの物にまで落書きし始めたんだよ!見てごらん!」
「これは俺たちじゃねーって!」
「言い訳なら警察でしな!」

遊撃隊隊長復帰祝いで訪れたバッティングセンター。
ワトソン、シャーロック、モリアーティがバッティングに夢中になっていると、子供たちが落書きをしたと言いがかりを付けられていました。

今回は子供たちのせいじゃなさそう。
バッティングセンターの管理人・サスケが必至になって落書きを消しています。

サスケ妻・チヨ「あいつらの落書きのせいでここ数か月、ずっとこの調子でね」
ワトソン「何か気になる事でもあるの?」
シャーロック「いや……」

 真犯人を捜せ!

「余計なことはするな。お前は俺の横に立っていればいい」
「父さん…。父さんには感謝しています」

モランが考えていることがよく分からないんですよね…。
今はよく分からないけど少し前まで親子仲が悪かったようだし、選挙にモリアーティを使ってイメージアップを図っているように見えなくもない?

「あいつらやってないと思うし、長屋のみんなで真犯人捕まえない?」
「慈善事業じゃあるまいし。報酬が無ければ私は動きませんよ」
「じゃあ俺が依頼するよ。S級特盛で」
「「!?」」

今回の依頼人はモリアーティ!?

「父さんの手伝いでそこそこもらってるから。別に使い道も無いしね~」
「これが格差…!」
「俺が捕まえれ返ってくるし。今回は俺も探偵やるから!今夏の事件って謎めいて面白そうじゃん。だよね?シャーロック」

シャーロックは誰落書きの違和感にいち早く気づき、そんなシャーロックの様子にモリアーティは気づいているようでした。

「お前、真犯人知ってんのかよ!?」
「はっ。決まってるじゃないですか。あの餓鬼どもですよ」
「はぁ!?」

京極は遊撃隊を疑っていました。おい(笑)

「あんな薄汚いガキには触れられません。だから君に声をかけたんです」
「あいつらは嘘ついたりするような奴じゃ…」
「カンチョー!!」
「「うぎゃあああああああああ!」」

京極と小林、脱落!(笑)

「この落書きが掛かれるようになってから、ジジイの様子がおかしくなりせっせと消すようになった。つまりこの落書きは奴にとって都合の悪い意味を持っているはず…。絵の種類は40余り。50音に対応していると仮定し分析にかけた」
「まぁクロスワードパズルみたいなもんだよ」
「それを今やったの!?」

バッティングセンターのチヨからいくつかの落書き写真を入手したシャーロックです。
落書きは暗号でした。そしてその暗号を使って書かれた最新のメッセージは「今夜殺す」という脅迫文。

さらに新しい暗号がバッティングセンター投げ込まれます。投げ込むというか、矢文でした(いつの時代!?

「”0時、像で待つ”」
「そこで待ち伏せしていれば真犯人を捕まえられるんじゃ!?」
「「……」」
「その通りだワトソン君!(棒」
「凄いねワトソン君!(棒」
「君は何て賢い助手なんだ!さぁ行くぞ!(棒」
「おー!(棒」
「え?ちょ、ちょっと待ってよ!急にどうしたの!?」

わざとらしい演技をするシャーロックとモリアーティについてワトソンもバッティングセンターを後にします。
その様子を遠くから確認する一人の男の姿が…。

「久しいのぅ、シャシュケ(サスケ」
「サイゾー…!」

脱獄犯の一人・雲隠れのサイゾーがなぜこんな所に!?

「何度も何度もお前さんにメッセージを送った。なぜ返事をしない?なぜ虫しゅる?」
「わ、わしはもう足を洗ったんじゃ…」
「もう戻る気はないっちゅーのか。なぁ、シャシュケ。またあの頃みたいに、二人で一緒に…」

雲隠れのサイゾーとバッティングセンターの主であるサスケはかつて相棒でした。

「警察だ!観念しろ!」
「いけサスケ!早く!」
「でも!…すまねぇ!」

サイゾーは相棒を逃がすために一人警察に挑み、そして捕まったんですね…。

「もう一度、お前さんとデカい仕事やることだけ夢見てワシャ今日まで生きてきた!」
「お前には感謝している…」
「だったらまたワシと一緒に!」
「サイゾー!現実を見ろ!高血圧、リウマチ、耳も遠くなり、ちょっとこけただけで骨折…わしらはもう枯れたじじいなんじゃ!」

自虐していくスタイル!時の流れは残酷でした。

「そんなことは無い!わしら元気モリモリ!まだまだこれからっ…」
「しつこいんじゃ!このくそボケジジイ!!」

見てるこっちが悲しくなってきたよ(´;ω;`)

 友情の終わり

「そうか。お前はもうあの頃のシャシュケじゃないんだな…ならばここで死ね!!」

マシンから放たれた剛速の鉄球がサスケを襲います。が

「ストラーイク!!」

良い所にワトソンくん!
サイゾーの目を欺き、割と最初の方から隠れて様子を見ていたようです。

「暴力じゃなく話し合いで解決しましょう。ね!」
「たわけ!貴様も道連れじゃ!」
「おじいちゃん!危ないから!怪我しちゃう!」
「はぁーっ!はぁーっ!小癪な!」
「ごめんなさい!」

脳内イメージに体がついていかないサイゾーは、ワトソンの手刀に沈みます。
後からシャーロックとモリアーティも出てきました。

「昔の思い出をいつまでも大事にしていたんですね…」
「一体何がどうなっておるんじゃ…?」
「ご隠居!待ち伏せして犯人をとっ捕まえるっていう算段じゃなかったかい?」

!?モリアーティが推理落語を始めました。

「あの落書きは二人が盗人時代に使っていた暗号ってとこだろう」
「なんでまた次から次へとその暗号を送り付けてたんだい?」
「嫌がるサスケに、また一緒に盗みを働こう。拒むなら過去の悪事を全部ばらす。としつこく誘っていたのさ」
「だから血眼になって消してたわけか。万が一にでも誰かに解読でもされちゃ大事だ!」

まさか2人でやる日が来るとは思わなかったです(笑)

「その通り…わしは罪人じゃ…」
「サスケさん…」
「友情の終わりとかけまして9回裏逆転の一打と解きます」
「その心は!?」
「どちらもさよなら(サヨナラ)です。ちょうどお時間でございます」

お見事!

サスケ「すまないサイゾー。わしはもう盗人には戻れんのじゃ…。これからはできる限りお前を支えて…」

しかしサイゾーはサスケを切りつけ逃亡します。

「頼む、サイゾーを止めてくれ…!」

 不審死は続く…

サイゾーは強盗事件を起こすと子供を人質に逃亡用の車を要求。通行人の注目を集めていました。

駆けつけたシャーロックとモリアーティ。動いたのは後者でした。

「もうやめるんだ。こんなことしたって誰も幸せにならない。取り返しのつかないことになる前に。今ならまだ間に合うから!」
「お前…?お前…!」

サイゾーは目の前の探偵がモリアーティだと気づいたらしい。

「その子を離すんだ!雲隠れサイゾー!」

その名を呼ばれた瞬間、謎の数字を叫んだサイゾーは子供を2階から突き落とし、逃亡します。
テロ未遂で自殺した一色も謎の数字を口にしていました。何か関連があるのでしょうか。

「ナイスキャッチだろ?」

子供はモリアーティが受け止め、野次馬の歓声が響きます。

「TVにも出ちゃってますよ!」
「こりゃだいぶモランの追い風になりますねぇ」
「まさかヒーロー探偵がここまで有名になるとは…」

子供を救ったモリアーティの活躍は動画で出回り話題沸騰中。イケメンも相まってもりりん大人気だ。

《強盗事件についてです。容疑者の雲隠れサイゾーは逃走の際、屋根から飛び降りて頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。第7刑務所の脱獄犯の一連の事件にアルバート・トレヴァが関与しているとみられ、警察は行方を追っています》
「第7刑務所…」

脱獄はもちろん、それが起きてから発生した事件。その全てがシャーロックの頭に引っかかっているようです。

「なんかつまんね…」

ひとり裏路地を歩くモリアーティは呟きました。
ヒーロー探偵として注目を浴びても?父の手伝いをする日々が?それとも、歌舞伎町での生活が!?(;´Д`)

 

 

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なんだかスッキリしない展開が続きますね(;´Д`)
シャーロック、モリアーティ、モラン、サイゾー。意味深なカットが多かったです。
脱獄犯の連続不審死とか怪しすぎでしょ!一連の事件にアルバートがどう関わってくるんだろう。
落語推理は二人ver,こそ完成形なのではと思わされるクオリティでした。
霧隠れのサイゾーは一人だけ時代劇から出てきたような雰囲気だったな…(笑)
モリアーティを認識した直後の反応は一体…。
老いを受け止められず飛び降りた、と考えるのが自然なのでしょうが、囚人連続しの流れだと何者かに始末されたようにしか見えない!
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