【ランウェイで笑って 4話 アニメ感想】綾野遠が育人を引き抜き!?若き才能が集結!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 時間を稼いでくれたモデルたちのおかげもあり、衣装を完成させた育人は千雪をランウェイに送り出す。途中、千雪が大きくバランスを崩すが育人の仕掛けによって服が変形し事なきを得た。東京コレクションは成功に終わる。
  • 「観客から贈られた拍手の半分はお前にやる」。以前よりも少しだけ柳田に認められた育人と千雪は、これからも夢に向かって歩き続ける。諦めない2人の姿勢は一人の女性の人生を変えたのだった。
  • 森山が柳田のアトリエをやめる事になった。そんな折、育人に興味を示した芸華大生の綾野遠と長谷川心が助っ人としてやってくる。育人の実力不足を承知の上で、しかし柳田はその才能を見抜いていた。それは将来的に独立を考えている遠も同じで…。

【ランウェイで笑って 3話 アニメ感想】千雪の笑顔!服は人生を変える!

2020.01.28

【ランウェイで笑って 4話 アニメ感想】若き才能たち

野望

「昨日…昨日の夜は何してたの?」
「実は柳田さんってとこで少し手伝いを…」

妹たちに連絡しそびれた育人。詳細を知らない長女ほのかはバイトを増やした事を怒っているようです。

「これで夏期講習受けて。いいから受け取りなさい。問題ないから。育人はほのか以上に優しいからほのかの優しさは育人にあげなさい」

入院中の母は育人とほのかのギスギスした雰囲気に気づいていました。

母「もうどのくらい聞いてないかな。育人の口からデザイナーになりたいって…」

育人「服を作ることが好きだから、ですかね」

柳田にデザイナーになりたい理由を聞かれた育人は答えました。

「もともとデザイナーになるつもりなかったらしいな?一度諦めきれる好きじゃ、この業界続けていけねーぞ。デザイナーにはまだお前が知らない仕事が山ほどある。そこに締め切り、クオリティ、自分のセンスとの闘い。負ければ理不尽な扱いすら受ける。確実に好きじゃなくなる日が来る。好きの先に何か見つけねーと待ってるのは挫折だけだぞ」

厳しい事を言う柳田ですが先週までの態度とは明らかに違う!

「僕が望むとしたら……。柳田さんの野望は何ですか?」
「パリファッションウィークに出る。そんでハジメ・ヤナギダを世界に定着させる。おかっぱ、お前の野望は何だ?」
「……あの。柳田さん」
「また余り物の布くれってか?駄目だ。そんなに欲しけりゃこれで買え」

お給料出た―!!柳田さんの優しさです!

「…なにこれ?」
「前に行った柳田さんの手伝い。ちゃんとお給料もらえて」

帰宅した育人はほのかに夏期講習代として給料を手渡します。が

「そういうのいい加減やめてよ!」
「!?」
「育人はいつも自分の事後回しで!夢を諦めて就職するのにそのお金で私だけ進学したくない!行きたければ自力で行く!だから育人の助けなんていらないんだよ!誰かの犠牲の上に夢叶えたってなにも嬉しくない……」

騒ぎを聞いて次女と3女も起きてきます。

「のんちゃん着替えて!一花ね、一君のお洋服着ると笑顔になれるよ!ママが帰ってこなくても一君が遅くなっても寂しくなくなるから、だから着替えようっ?」

一花ちゃん泣いちゃいました(´・ω・`)

「ちがうんだほのか。柳田さんっていうのは服のデザイナーさんで、そこで手伝いながら勉強させてもらってるんだ。それで今日、お給料ももらえて。もっと欲しけりゃもっと上手くなれって。厳しいけど凄くやりがいがあるんだ。だから僕は無理してバイトしてるんじゃないんだよ」

好きなことをして給料を貰ったのです、ほのかが負い目を感じる必要はない!

「何よそれ…。それじゃ私、空回りして…」
「ほのかはちゃんと大学へ行きなさい。将来は海外へ行きたいんだろう?あおいもバレーボールに一番打ち込める高校を選べばいい。一花はまだよく分からないとおもうけど、好きな事やれるように兄ちゃん頑張るから。それと、僕…」

『育人は将来何になりたいんだっけ?』
『あのね!僕なりたいものあるよ!』

「僕な、ファッションデザイナーになりたいんだ!」

幼いほのかが大好きだった、夢を語る兄の姿がそこにありました。

育人「あの」
柳田「なんだ」
育人「前の話ですが。僕がデザイナになりたいのは服を作るのが好きだからです。確かに僕はmあだ世界を掲げるほどの夢を見れない。だけど僕になってほしい、って言ってくれる人が居る。なりたいって思える僕が居る。着てほしいって思う人たちが居る」

「僕の原点はやっぱり服を作ることが好き、なんです。着た人が笑顔になれる。そんな服を作れるデザイナーになりたい。そんな夢じゃ、野望になりませんかね…?」

柳田は「立派な野望だ」と言ってくれました。
それにしても育人、ヒロイン過ぎるでしょ←

「——うん。分かった」
「どうしたんですか?」
「森山が親に反対されてここをやめる」
「え!?」

鼻血出して倒れればそりゃね!(´・ω・`)
森山さんお大事に…。同じ業界ですしまたどこかで会えるといいですね!

「じゃあ展示会は…」
「お前以外に誰が居る」

新たなチャンス

「それで森山さんがやめちゃったんですよ!藤戸さん?ちゃんと聞いてます?」
「千雪」
「え?」
「そろそろ苗字にさん付けの間柄でもないでしょ?」
「は、はい。ち、ちゆ…千雪、さん…」

そしてこの顔である(笑)

「ま、頑張りなよ育人」
「はい。頑張ります」

名前呼びイベント良かったぞ~~(・∀・)ニヤニヤ

(あの人は人気モデルのセイラさん。有名な人もたくさんいる。この人知ってる!Aphro I diteの綾野麻衣、間違いなく日本のトップにいるデザイナーの一人!すごい…!)

展示会当日。育人は柳田の手伝いをしていました。やはり界隈の事情には詳しい。

バイヤー「そこのデザイナー。この服をモデルに着せてくれ」
柳田「はい、ただいま」
育人(あんな顔もできるんだ…)

柳田の営業スマイル(笑)

「コットンの下地にポリエステルを加え加工し、シルクの質感を表現しました。女性らしいボディの曲線が自然に出るように裁断しております。普段使いにもフォーマルな場にも合う、シンプルで特別な一着かと」
「……。私共の百貨店にて、2週間後に特別ブースを用意します。季節ものとして計40種類。400着以上の服を用意してください」

2週間で40種!?400着!??Σ( ̄□ ̄|||)

戸惑う育人ですが、柳田はギラついた笑みを浮かべていました。

(これが売れる瞬間…!)
「おかっぱ。さっきいた芸華大学の学園長を捜してくれ。新しい助っ人を雇う」
「お呼びかしら」
「わぁっ!?」

先ほど声をかけてきたご婦人が学園長でした!
生徒から東京コレクションの噂、もとい育人の噂を聞いていたようですが…。

「話は聞いていたわ。でもタダで助けるっていうのはもったいないわね。そうだわ!助っ人はこちらで手配するから、その代わりうちの大学が主催するファッションショーに君も参加してみない?」

新たなチャンスが!

新たな出会い

「君に参加してもらうのは学園祭のショーなんだけど、今回はある生徒たっての希望もあって学外の生徒の参加も許可したの。さ、入って」

育人は学園長に連れられて芸華大学へやってきました。

(作品の展示だ。凄い!ん?同じ名前がいくつも…)

4年生の綾野遠?

「上から82・65・83ってとこかな。合ってる?」
「何この人!?」

背後からいきなり抱きついてきた男が育人のスリーサイズを当てます。
へ、変態だ!?

「もしかしてこの子が学外参加者?」
「そうよ。面白そうでしょう」
「骨格からして17~18。高校生かな?その服、中のシャツはは学校指定のYシャツかな。ベルトはお手製。癖からして普段来てたのは女の子。パンツは既製品だけど裾は君の手が入ってる」
(全部合ってる…!この人少し触っただけで!)

少し触っただけで(意味深)
しかし溢れんばかりの天才オーラを醸す男です。そして抱き着かれたら最後、スリーサイズを看破されてしまう。
男はその後も女子生徒と抱きあっていました。

「彼はね。私が見てきた生徒の中でも一際特別。この学校の全生徒…いいえ。もしかしたら歴代総生徒12万人、そのトップにいるかもしれない男の子なの。あくまで大学4年生時点でって話だけど」

彼こそ、綾野遠でした。
育人は遠をインターンに誘いますが既にAphro I diteで働いているらしい。残念!

「ごめんね、僕そういうの興味ないんだ」
「すみませんっ!人手を探してて。——あの、その女の人のチュニックに何かしました?」
「!!」
「なんとなく。その方が入ってきた時と感じが違う気がしただけで」
「これだよ。腰についてた飾りリボンを取っただけ」

勝手に取ったの!?

「駄目だよ、せっかくのいいシルエットのチュニックなのにリボンの重さで美しいシルエットが崩れてた。こういうのをつける時は生地と相談しないとね」
「ありがとうございます」
「(角度的に後ろは見えていないはず…。全身のシルエットだけで気づいた?)決めた。手伝うよ、そのブランド!君が居るなら面白そうだし」

早速明日から手伝ってもらう事にしました。

「やっぱり学外参加者を提案して良かった。楽しくなりそう」

長谷川心と名乗るもう一人の助っ人は、育人が展示会で着替えを手伝ったモデルさんでした。
芸華大学1年で遠の後輩。
遠にモデルとしてのスタイルを褒められますが、あまり嬉しそうじゃない?

「あの、先輩!」
「先輩!?」
「年下でもちゃんと先輩なので!」
(この前と印象が全然違う…)

心さんかわいい。

柳田「くそ、面倒くさいことになった。お前が手伝いの生徒か?悪いがさっさと――」
遠「芸華大4年、綾野遠と申します(抱)。上から86・61・86、かなりいいスタイルしてますね」

見境ないな!!

「これ連れてきたのお前か!…ん?遠野?」

遠は展示会で見かけた綾野麻衣の孫!

「祖母が有名なのも考えものだね。それより面倒な事って?」
「今回納品するメインはこの特殊生地のシャツ。生地を発注していた工場が駄目になった」

何…だと…(;´Д`)

才能

「本物のシルクを使えばいいんじゃない?」
「シルクを扱える工場のツテは」
「祖母を頼ればいくらでも」
「シルクであの服を作れるものなんですか?」
「作れるよ。二つやり方がある」

「僕のポリシーでね、デザイナーはトップでいてほしいんだよ。デザイナーが考えるからでデザインはデザイン足りうる。僕らはデザインの奴隷だからデザイナーが考えるデザインにスタッフが口をはさむなんて許されない」
(この人、怖い…)

仮縫いを指示する柳田。ですが綾野は出来ないふりをして育人に振ります。

「ちょっと待ってください!やり方僕もよくわかってなくて!それに…」
(頑張りなよ育人)
「…頑張ります!」

千雪も頑張っているはずだから。
しかし完成した服は見本とは程遠い物でした。

「癖を理解していない。伸縮具合は生地によって違う。頭で計算できていないから歪みができる。力不足だ、下がれ」
「はい…」
「遊びは終わりだ。綾野、さっさとやれ」
「はいはい。(大体の力量は分かった。でも僕が知りたいのはもっと…)」

「育人、よく見ててね」

育人は初めて見るプロの技に惚れ惚れします。

「はい完成」
(あぁ、プロは遠いな…)
「合格だ。次は工場用にこいつをパターンに起こす」
「それなら提案があるんだけど――」
「お前がやれおかっぱ」
「え?」
(へぇ。この人も気づいている?)

遠の提案は柳田の言葉と同じだったようです。

「できました!」
「うーん、惜しいね。まだ生地の伸縮への配慮が少し足りないかな。ここがあと一ミリ内へ。これでシワができない。(でもこれだけ…。完成形を目にしたら誤差をここまで縮めてきた。僕が綾野麻衣のもとで20年かけて身に着けた目を、彼はすでに持ちあわせつつある!)」

才能の塊しかいない現場だ…。

育人と心は帰宅し、工場の件で綾野は居残ります。

「お前、綾野麻衣のところで働いてるんだよな。そのまま継ぐつもりか?」
「まさか!独立するさ。いずれね」
「勿体ねぇな」
「ただ独立も簡単じゃなくてね。パートナーを探してた」
「探してた?」

まるでもう見つかったような物言いですが。

「ねぇハジメさん。育人、僕のブランドに貰っていい?」

ひ、引き抜きだぁぁぁ!!!(;゚∀゚)

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将来有望な卵を奪い合う展開いいぞ~!(((o(*゚▽゚*)o)))
その才能にいち早く気づくのも天才という。彼らが今以上に実力を開花させていくのが楽しみでなりません。
千雪の出番が少なかったけど今後はショーの時だけ出演になるのかな。名前呼びで何気に距離が縮まったような。
柳田の言動からも、育人に経験を積ませようとしてくれているのがよく分かります。
遠は女性人気出そうなキャラだな。変態かと思ってすみませんでした(笑)スリーサイズを見破る才能凄い。でも無差別に抱きつくのはどうかと思う(笑)
心は第一印象クールだったけど乙女な子!育人との絡みも増えそうですね。帰り道の何とも言えない雰囲気とか…(おっ?おっ?
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