【地縛少年花子くん 4話 アニメ感想】花子くんのご褒美キス!ヤコの恋物語が切ない!黒杖代を操る少女!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 寧々の親友・葵が存在ごと消えてしまった。光のクラスメイト数人にも同じことが起こっているらしい。事情を知った花子君は二人を連れて七不思議の2番目、ミサキ怪談の元へ向かう。
  • 2番が望むまま、その支配領域で探し物を続けた3人はついに最上階、最後の扉に到達!この向こうに2番がいる…!
  • 勝利のカギは依り代の破壊。しかし最上階にそれが無かった。花子君によって岬階段の最深部に突き落とされた寧々は2番の過去と岬の正体を知る。弱点・依り代を発見し、領域の力を抑える事はできるのか!?

【地縛少年花子くん 3話 アニメ感想】寧々ちゃんおっぱい盛り盛りブラ事件!七不思議にも弱点があった!

2020.01.24

【地縛少年花子くん 4話 アニメ感想】ミサキ階段 其の二

何でもする

ついにたどり着いた最上階。そこで寧々たちを待っていたのは岬でした。

「ようこそ。こんにちは」
「この声、電話の!?」

とてもきれいな人です!

「コレ、素敵な体ね!」

花子君たちが完成させた人形を気に入ったようです。
これでいいのか!?

「これまで出来上がった体とも全然違う!今度はきっとうまくいくわ!そうよね、岬。さぁ、歩いて見せて頂戴な?」

魂のようなものを吹き込むと人形は動き出します。が、一歩踏み出して動かなくなるのでした。

「また失敗なのね…残念だわ…」
「あ、あの。私たちの他にも来ませんでしたか。同じ制服の事か」
「ほか?あぁ、失敗した子たちの事ね。それならそこら中にいるじゃない」

人形の山が!?もしかしてこれが葵たちだというのか…。

「葵!起きて葵!葵!」
「何度も何度も失敗ばかり。もういいわ。あなた達も噂通りに引き裂いてあげる」

寧々の首に迫るハサミ!それを防いだのは光でした。今の格好良かったです!

光「先輩!大丈夫ですか!?——うお!?ってなんじゃこりゃあああ!」
花子くん「どうやらアレに人間が切られると人形にされちゃうみたいだね」

光の腕が!(笑)

「おまえ、この間みたいに変身してブッ倒しちまえよ!マントバサーって!」

マント形態になると霊力が強くなるのかな?あれも格好良かったのですが。

「できない。ここは2番の支配する領域だ。彼女の許しが無い限り白杖代の力も使えない。依り代を使えば別だけど。ここにはないらしい…。じゃあその調子でよろしく!」
「はぁ!?」

岬の相手を光に任せ、花子くんは葵を抱いて泣きじゃくる寧々の元へ向かいます。

「八尋、立って。諦めるの?その子はまだ生きてるのに」
「!?」
「ここは生と死の境にある世界。ここでは何も生まれない代わりに死ぬこともない。生死の無い世界ではあきらめの悪いやつが最強なんだよ?」
「……っ。やる!私、何でもやる!」

「何でも!?」
「えっ」

何でもって言ったよね?

「結び目由!縄の強度良し!安全確認良し!」

花子くんは寧々にぐるぐると縄を巻いていきます。嫌な予感!

「依り代はここにはない。ここは最深部じゃなかったんだ。で、思うんだよね。一番上じゃないなら一番下なんじゃないかな、って」
「まさか」
「ふふ…。頼りにしてるから」

寧々は花子くんに突き落とされました。ダイナミックバンジー(笑)

花子くん「大丈夫。保険はかけておいたから安全なはずだよ。来るよ少年。八尋が依り代を探すまでの辛抱だ」

ミサキ怪談の過去

「死…んでない!?私、花子君に突き落とされて。そうか、それでここに。…?明るい。これまでと雰囲気も違うし」

意識を取り戻した寧々は最深部に居ました。お社かな?

「これは!あからさまに怪しい!」

「㊙見るべからず日誌」を発見!
見ろって言ってるようなもんでしょ!もちろん寧々は日誌を読み始めました。(おい

『”きようはせいとをおどかした。たのしいかった”』

幼さの残る文章には、岬からの”やめましょう”の注意が添えられていました。

「岬って…?」
『みさきにかみをきられました。みさき、きらい』

 

『きょうは、ミサキとほかのこと しゃしんをとりました』
「これが岬先生?」

男性です。2番は岬ではなかった。

『ミサキにかみを切りばさみをもらいました。ほかのこはもらってなくてわたしだけもらいました』『ミサキはわたしが大好きです。はさみはほこらにだいじにいれておいてあげます』
「これは…」
『ミサキは文字のよみかきとそろばんを教えにきます。まいにちまいにち。おかげでおどかす時間もありません、早くくればいいのに』
「この子!先生が好きなのね!分かるわぁ~、私も幼稚園の頃は先生が好きで~~~♡」

乙女スイッチ入った(笑)

『今日はミサキがきませんでした。仕方ないので人形を作りながら一日おうらいをながめていました』

それ以降、岬先生からの返事がつくことはありませんでした。
日が経つにつれ女の子の文面が狂気じみてきます。

『今日、こんなうわさを聞きました。この間、この階で事故があり、教師が一人ここから落ちてしんだそうです。しぬってどいういう事かしら?次ミサキに会ったら聞いてみよう』『ミサキはもうここには来ないのかもしれない』『仕方がないからミサキを作ることにしました』

人形と2番と、すべてがつながりました。

「何をしているの…?」
「!! これを書いたのはあなたね!」
「そうよ」

気づけば目の前に2番が立っていました。

「岬はあなたじゃない…」
「集めたいのは岬の体ですもの。名前を借りて話したほうが早いでしょう?」
「あなたは!ミサキさんを作るために葵やみんなに酷いことを!!あなたは岬さんが好きだったんでしょう!?こんなことしたってミサキさんが喜ぶわけ」
「分かってるわよそんなこと!岬は生徒を大切にしてたもの…。こんなことしたって知られたら、怒られちゃうわねぇ。でもそれでいい…。私はもう一度。岬に怒られたい。そのためならなんだってするわ!!」

助けを求める寧々。その声に呼応して現れたのは白杖代でした。
花子君が言ってた「保険」ってこれですか!

「はい、ご苦労様」
「花子君!」
「やぁ」
「花子君!大丈夫!?」
「死ぬかもー…」
「やぁだ!随分しおらしいじゃない。さっき遊んであげたのがそんなに効いた?」

花子くんはもう死んでますけどね!でもいつになく弱っているように見えます。

「聞いて。依り代さえ壊せば何とでもできる。何か無かった?」

2番にとって大切な物。

「札が貼ってある。それを剥がすだけでいいよ。2番は俺が何とかするから」

 

「7番!邪魔しないで!」
「そういうわけにはいかないね…!」

花子君が三2番の動きを封じている隙に寧々は祠へ向かいます。その中にある髪切り鋏が依り代だ!

決着

「させないわよ!依り代が無いと岬を作ってあげられないじゃない!ずっとずっと!私は岬のために!」
「あの!!あなた見てるとなんかムズムズするっていうか…。ちょっと前の自分みたいで」

「岬さんのためじゃなくて自分のためでしょ!?」

今の寧々だからこそ言える言葉(´・ω・`)

「やめて!!!」

寧々が依り代の札を剥がすと、2番とその支配領域は弱体化します。

花子くん「学園7不思議が2番、ミサキ階段。君は役目を放棄した。この席番は返してもらうよ」

『髪、前も切ったのに』
『良いんだよ。こういう日はめかし込むもんだ。ほら、手出せ』

寧々が見た2番の過去。岬先生との思い出です。
2番かわいいいい!!

『何かあるの?』
『今日な、生徒たちと写真を撮るんだ』
『?』

ほどなくして生徒たちがやってきます。

『ねぇ先生、どうしてここで撮るの?集合写真ならここでいいじゃん!』
『ここ、女の子の霊が出るんだよ、私、前に見たもん!』
『俺もおどかされた!』
『良いんだよここで。いいからほら。前見ろ!…ん?お前もだ』

2番の手を取って引き寄せる岬先生。2番の姿は彼にだけ見えていました。
2番はもともと人間じゃなかったんですね。これは岬先生に執着するのもうなずけます。

ご褒美

「八尋。八尋」
「花子君…。戻ってきたの?」

目覚めるとそこは校舎でした。

「源くんは!?」
「少年なら…」
「源くん!!」

全身人形に!

「少年は勇敢に戦ったよ…!」
「こんなにかわいくなって~」

緊張感ゼロですね(笑)

「元に戻るんだよね!?葵やほかのみんなも」

「そりゃもちろん。治してもらうさ、彼女にね。ミサキ階段の正体。正確には稲荷だね。動いてるけど」

狐形態も可愛い!

「ほら2番。ごめんなさいは?」
「ふんっ!」
「きつねうどんの刑~~」

いなり揚げにすんぞ(圧

2番には大した力も残っておらず、人形になったみんなは朝には戻るそうです。よかった。

「狐さん、コレ」

寧々が2番に手渡したのは生徒たちと岬先生と一緒に取った写真でした。

「言っとくけどあなたがやったことまだ許してないのよ!本当に死んじゃうかと思ったんだから。でも私も、あなたの大切な物壊しちゃったから」

2番は寧々の手に思い切り噛みつきます。ツンデレ狐かな。

「私の名前はヤコ!狐さん何て呼んだら今度は噛み千切るからね!」
「きつねうどんのほうがよかったかしら…」
「まぁまぁ。——八尋?」
「ごめん、安心したら気が抜けちゃって…」
「じゃあそのままで」
「? なに…」

寧々に近づいた花子くんは、半ば壁ドンのような体勢を取って…
ほっぺにキスだぁぁぁぁ!!!\( ‘ω’)/

「ご褒美。元気の出るおまじない」
「あ、ああぁぁぁぁ、なあぁぁぁぁぁっ!???/////」

良いぞもっとやれ(

「おかえりなさい。黒杖代。——そう、それじゃあうまくいったのね?よかった」

ラスボス感漂う少女です!
先の「殿方」が寧々の懐に忍び込ませていた黒折り鶴は黒杖代というらしい。白杖代の対の存在なのかな?
少女は黒杖代から何の情報を得たのか。そしてその目的とは!?

光「俺、忘れられてる…?」

オチまで完璧(笑)

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最初は不気味でしかなかった2番。だけどその過去と恋心を知った今はすこし切ない気持ちになりました。
寧々の成長がよく分かったし、ヤコも今回の出会いを通して少しづつ変われるといいですね。名乗ったのは彼女なりの感謝の気持ちだったのかな?嫌いな人に名乗るとは思えないので( ̄▽ ̄;)
花子くんは相変わらず格好いい!マント形態好きです。
光は陰の功労者なのにあのラストですか!オチ要因化が著しい(笑)
黒杖代を操る殿方と少女は花子君のことを探っている?それとも七不思議の情報を集めているのかな?その目的と正体が気になります!
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