前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 切り裂きジャックの正体は京極の恋人・マキで、最後の犠牲者となった少女アレクサンドラ・モランはモリアーティの双子の妹だった。
- ジャックを追い詰めたシャーロックとワトソン。しかしそこに現れたモリアーティが妹の仇を討つ。死ぬ直前にジャックは依頼主が実父モランであり、本当の狙いはモリアーティだったというショッキングな事実を明かす。
- 切り裂きジャック事件の結末は世間も知る所となり、探偵たちに暗い影を落とす。そんな中、ハドソン夫人の飼い猫・パイプが行方不明になった。夫人の依頼でパイプの捜索に乗り出す探偵達だがあまり乗り気でない様子…!?
【歌舞伎町シャーロック 12話 アニメ感想】にゃんにゃん打破
事件の余波と猫捜しの依頼
「高校生が切り裂きジャックやっちまったの普通にヤバいよねぇー」
「つーかジェームズ君普通に格好良くない!?」
一部的確なコメントを含みながら←
モランの息子が切り裂きジャックを殺害したことは世間の知るところとなりました。
「アレクの家庭教師をしていたときにね…」
アイリーンとモリアーティはやはり面識がありました。
「おかしいと思ったの。それでモランがジャックと関わりがあるんじゃないかって…」
彼女がUSBを盗んだ理由。
「USBにもその記録があったが、ジャックに破壊され、モランの罪を証明するすべは失われてしまった」
シャーロックは嘘をつきました。
「なぜアイリーンさんや長屋のみんなに本当のことを言わないんですか?」
「モリアーティは真実を隠したがっていた」
「モラン区長はモリアーティの事、本当に殺したかったのかな…?親が子供を殺すなんて…」
真相は闇の中です。
「いやぁ、どうも解せなくてねぇ。ジャックを殺った時のモリアーティが…」「そりゃ愛する妹を殺った下手人が目の前にいたんだ。取り乱して当然じゃないか」
シャーロックの違和感の理由は何なのでしょうか。
「僕もまさかモリアーティがあんなことになるなんて――!」
「…お前、まだウエストに帰らないのか?」
「え?」
モランに狙われる理由がなくなった今、ワトソンがイーストに留まる理由もありません。
「パイプが!パイプが!昨日からパイプが帰ってこないの!」
ハドソン夫人は取り乱します。
「もしかしたらこいつが誘拐したのかも!?最近、歌舞伎町界隈で人のペットを盗んでは高値で売り捌いている不審者よ!」
「わざわざあのバカでかい猫を連れ去りますかねぇ」
「ていうか正直それどころじゃないし…」
モリアーティと切り裂きジャックの事件は探偵たちにも大きなショックを与えていました。とはいえパイプの扱い酷い(笑)
「私がパイプ捜しを依頼するわ!今回はここにいる全員強制参加よ!」
報酬はA5ランク特上肉。気が乗らないながらも捜索に乗り出す探偵たちです。
「あの子たち、少しは元気になると良いんだけど…」
パイプさん居るじゃないですか!
全てはハドソン夫人の気遣いでした。
「嘘だよね…マキちゃん…ジャック…嘘だ…嘘だ…マキちゃん…マキちゃーん……」
そして一人部屋にこもる京極です(´・ω・`;)一番精神状態が危ないの彼では?
パイプを捜せ!
「もりりん、妹が殺されてたなんて…。私、全然気づいてあげられなかった…!今までどんな思いで…!」
「あいつが帰ってきたら行ってやらなきゃな。馬鹿野郎!なんで相談してくれなかったんだ!ってさ。帰ってきてからだって力になってやれるさ」
ルーシーは同じ妹を持つ身として色々思うところがありました。
メアリとルーシーは今できることを、パイプ捜しを始めます。
「一銭にもならない依頼なんてバカバカしいって。ねぇ?あんたもそう思うでしょ?」
「にゃ~」
ミッシェルはパチンコ店に居ました。隣にパイプおるし(笑)
「ところでよ、切り裂きジャックがパイプキャットの常連だったって本当か?」
顔なじみと会うやいなや話題は例の話に。
「TVじゃ妹の仇討ちだなんだ言ってるが、人殺しには変わりねぇからなぁ」
「…」
「な、なんだよ!?」
「モランなんてのは大嫌いだ。だけど娘を殺された無念はよく分かるよ。その無念を息子が晴らしたんだ。それのどこが親不孝なんだい」
雰囲気がガラリと変わりました。ミッシェルも過去に娘を…?
「あのバカ猫めぇ!三味線にしてやる!!」
パイプがパチンコ玉をひっくり返してどこかへ消えてしまいました。パイプを追いかけるミッシェルです。
そのころ、隊長代理のヨシオ率いる歌舞伎町遊撃隊も小林に誘われてパイプも捜すことに。
「絶対に捕まえてやる!!」
枢師匠の引退公演ライブビューイング向かうシャーロックとワトソンですが、通りすがりのパイプにチケットを奪われて捜索する羽目になります。パイプは計画的に探偵達をかく乱している模様です(笑)
「その本には猫の集会場所でも乗ってるのかい?」「果報は寝て待てっていうだろ。そら、奴の足取りが見えてきた。後はデザートを用意するだけ…」
「危ない!!!」
「信号くらい見てください!謎が解けたって命が無くなったら元も子もないでしょう!」
横断歩道に差し掛かったシャーロックは推理に夢中で気づきませんでした。
ワトソンが居なかったら死んでましたよ!(;´Д`)
「それでパイプさん捕まえる算段は立ったんですか?ペット狩りに捕まって三味線にされた猫もいるっていうし早く保護しないと…」
なん…だと…
「俺はチケットを取り戻したいだけだ。そんなにあの猫が好きなのか?」
「別に好きってわけじゃ。この前も隠し部屋から追い出されたしモリアーティのバースデーパーティーでも僕の皿をしつこく狙ってきたし」
「!」
「だけど妙に愛嬌があって…。え?ちょっと!?」
シャーロックは先に行ってしまいました。何かに気づいた?
その後も追っ手をかく乱するパイプ。
途中で遊撃隊がペット誘拐犯の本物を見つけたりと収穫はあったようです。
捕獲!
「にゃ~~~~~~!」
ついにパイプをおびき出すことに成功しました!
誰が仕掛けたのか、イチゴが町中に散らばっていて…。
「聞きたいか?」
「いや、全部見てたので聞かなくても…」
「聞きたいか!?」
「ぜ、ぜひ…」
雑罠を仕掛けたのはシャーロックでした。
「パイプがあれだけ太っているのには訳がある…」
「なるほどねぇ、パイプと言えば町一番のグルメ猫。つまり、あいつの行きつけの店は三ツ星レストラン。それも一件じゃ足りないから町中の三ツ星店をぐるりと回っていた」
到着したミッシェルに推理落語を横取りされます!
「ふ、ふん。腹が膨れたパイプが次にほしくなるのはデザートだ」
「デザートっつってもどれに食いつくか…」
「イチゴだな!」
「めぼしい三ツ星店からここに行きつくようにイチゴを置いておびき寄せたってわけか」
今度は遊撃隊とルーシーにの妨害を受け…(笑)
「でもよぉ!なんでパイプの好物がいちごだって分かったんだい?」
「それはだね…」
「これでしょ。この間のパーティ」
「あぁ、あの時!」
最後はメアリとワトソンに横取りされました。
モリアーティのバースデーパーティーでワトソンの皿をしつこく狙ってきたパイプ。その狙いはイチゴだったんですね。
「いやああああああああああああああああああ!」
パイプの口から回収した枢師匠ライビュチケットは使い物にならなくなっていました。シャーロックは災難でしたね( ̄▽ ̄;)
コンビ結成!
「パイプお帰りなさ~い♡ &ペット泥棒を捕まえたキッズたちお手柄~♡てことでパーッと騒ぐわよ!今日はお祝いだから特別!特上肉は全員分用意したわ♡」
「「よっしゃー!」」
やたら気合いの入った飯テロ作画!(おいしそう
「落語、残念でしたね」
「ふん」
「……君とここで過ごした日々は、ウエストでの生活より刺激的で。長屋のみんなとも仲良くなれたし…。だから…その……」
「?」
プロポーズみたいな雰囲気が漂ってますが違います(笑)
「シャーロック。僕は君の助手になろうと思う」
「…はぁ!?」
「君には僕が必要だろう?」
思い返せば、シャーロックは何度もワトソンに窮地を救われました。
「……ヘマをしたら即クビだからな」
「よろしく!シャーロック!」
おめでとうございます!!(ご結婚ではない
「行くのか」
「ハドソン夫人には手紙を置いてきたわ。せっかく楽しんでいるのに水を差したくないから。ノートンがまた向こうで一山当てたみたい」
パーティのさなか、アイリーンはこっそり歌舞伎町を去ろうとしていました。
ノートンっていうかただの杉田さんでは(笑)
「じゃあね。飛行機に乗り遅れちゃう」
「……」
「引き留めてくれないの…?」
「!」
じれったい大人の雰囲気!
「なんてね。さようならシャーロック」
アイリーンのいたずら?一瞬、本気だったようにも見えましたが。
後ろ髪引かれる別れでした。素敵な女性は去り際も違うぜ…。
所変わって、投獄されたモリアーティ。鉄格子の夜空に何を思うのか…。
そして彼を異常な顔で凝視する謎の男が居ました。
いくらモリアーティが美少年だからってそんな!!!!(落ち着け
ハドソン夫人はノリはアレだけど落ち着きますね(笑)
重い前話を踏まえての気分転換回でした。
視聴者的にシャーロックとワトソンはもうコンビの認識でしたが、改まって言われるとなんか嬉しい(笑)
切り裂きジャックの件が落ち着いたばかりなのにモリアーティに新たな脅威が!?(;´Д`)
あの男は誰なのでしょう。モランが仕向けた刺客?とか思ったり。ヤバい奴なのは確かですね。