前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 第2回闘技大会が開幕!グループマッチで出場したアルテナ姫は、侮蔑を含んだ観客の言葉と視線を浴びて特殊性癖に目覚めてしまう!
- 注目の第4試合、ローゼとのリベンジマッチに挑んだカーミラは惜しくも敗北する。しかし己のプライドに恥じぬ戦いをした従者に花子はご褒美を与えるのだった。
- 源蔵VSMAOの最終試合が始まった!その熱はリングを越えて場外乱闘に勃発し…!?最終的に源蔵が勝利を収めるが、シグレの手元に残ったのは優勝賞金…ではなく修理代と弁償代だった!
【旗揚!けものみち 12話 アニメ感想】勇者×魔王
試合開始!
「青コーナー178ポンド、異世界の魔王軍団総大将、異世界のMAO!赤コーナー、198ポンド、異世界の勇者軍団総大将、ケモナーマスク!」
ここまで互角の戦いを繰り広げた両陣営。すべては最終戦に委ねられました。
運命の一戦が始まる!
「空気が張りつめてんな」
「殺気が漲ってますね」
「迂闊に動けないってわけか」
「さすが大将戦ですね…!」
まずは様子見です。
MAO(焦るな。今までのように焦って立ち上がりに仕掛ければ、あいつに読まれて逆襲される羽目になる。読みあいを制したものが勝利を得る!そうだろうケモナーマスク!)
MAOはケモナーマスクに勝つため、血のにじむような鍛錬を重ねてきました。
MAO「打倒ケモナーマスク!打倒ケモナーマスク!」
ダイナミック滝行、瓦割、筋トレ…
MAO「押すなよ!押すなよ!」
熱湯風呂は違うでしょ(笑)
「俺は苦悩の日々を過ごしてきた。どれだけの絶望感を味わったか分かるかケモナーマスク!?だがついに今日俺はお前に…」
「うらぁ!!」
「なんでお前が先に仕掛けてくるんだよ!」
「お前がかかってこないからだろ!見てみろ!客、あまりに俺らが動かないから寝ちゃってるぞ!」
「何ィ!?くそぅ!これじゃあ俺が何か月もかけて編み出したケモナーマスク攻略プランの出鼻、完全にくじかれてるじゃねーか!」
「俺たちはプロのレスラーだ!その真髄を客に見せてやらないでどうする!」

「あの最終戦の時、お前は俺に負けるのが怖くて逃げたんだろう!」
「あれは逃げたわけじゃねぇ!」
「俺はお前を打ち負かし、最強の名を手に入れるはずだったんだよ!」
「俺だってあの試合が終わったらペットショップを開くはずだったんだ!それがいきなり連れてこられてよ!ってそういうお前はどうやって来たんだ!?」
「俺は気が付いたら変な城に!はっ!お前もあんな風に来たって事か!」
「見てないけど多分な!」
試合中にたくさん喋る
「じゃあ俺との試合から逃げたわけじゃねーんだな!?」
「当たり前だ!レスラーは誰の挑戦も受ける!」
「じゃあ俺と試合するんだな!」
「もうやってんじゃねーかMAO!」
「「はははははははは!!!」」
誤解が解けて意気投合してます(笑)
「お前はここで一体何をしている?」
「かねてからの夢を実現するためこの大会に参加している!ペットショップを開きたくてな!あのアリーナの試合の後、俺は第2の人生を歩もうと思っていたのだ。ペットショップのオーナーとして愛する動物たちに囲まれて生きる道を歩むことにしたんだ!」
「え?え?ちょっといっぺんに色々来てるけど整理が追い付かん!ペットショップ!?」
このリアクション懐かしいです。
「魔王を倒せとか言われたけど俺には関係ない、と思ってたらお前が来てな!お前は!?」
「おれも勇者を倒せと言われたけど…お前が勇者なのか!?」
「俺はレスラーだと何度も言っているのだがな!」
「おいおい、何を今更。イオアナ様、あんなこと言ってますよ異世界の魔王。…もしかしてあいつとんでもない馬鹿なんじゃ」
「うわああああああああああ言うな!今更そんなこと言うな!」
「どっちにしろお前を倒すことには変わらねぇ!そろそろお遊びはおしまいだ」
「わんっ!」
「ひゃああああああっ!」
ひろゆき相手に怯えるMAOです。
(くそぅ!ケモナーマスク、毎回毎回卑怯な手を使いやがる!俺が苦手なことを知ったうえで!あのひろゆきとかいう忌々しいセコンドを置きやがって!)
源蔵にそのような意図はないのですが( ̄▽ ̄;)
対ケモナーマスク戦におけるMAOのもう一つの弱点は動物嫌いでした。
ということはひろゆきが居なかったら勝てるのか!?
「イオアナ様もしかしてあの魔王、小さくてかわいい魔獣が怖いのでは?」
「うわあああああ言うな!今更そんなこと言うな!…あ。ならばローゼ、あの魔獣を…」
「なるほどイオアナ様…!」
イオアナとローゼがひろゆきを狙います!
「ひろゆき!!」
「捕獲成功だ。こんなものを使って相手を弱らせるとは、ずるいぞ勇者!」
「何やってんだてめぇぇ!!」
「脅威は消え去った!!」
ひろゆきを抱えて逃げるイオアナ。それを追う源蔵。さらに彼を倒さんとリングを飛び出すMAO。
試合はアニキ達や観客も巻き込んで、場外乱闘に発展します。
プロレスの醍醐味ですが、もう滅茶苦茶だよ!(笑)

「頼んだぞジーク!」
アリさん名前があったんですね!この状況で頼られるとは、源蔵にかなり信頼されているようです。
これまでの働きぶりを見れば納得!
「ひろゆきを狙うとは!お前の差し金かMAO!!!」
「うわあああ店が!!」
弁償の予感((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「クラウスさん、今ワクワクしてました?」
「そんな。まさか」
勝ったのは…!?

混戦を極めた試合はラスト、ケモナーマスクの技がキマります。
魂の熱を感じる超作画プロレスでした!
勝利を祝う花火が打ち上げられ、夜空を彩ります。会場は歓声につつまれ、興奮がおさまりません!
「また俺の負けだ。お前の動物愛には叶わねぇ…。守るものがあるやつは違うな。本当はもっとお前と戦っていたかった…」
「いつでもできるじゃねぇか」
「——やっぱりいいな。プロレスは!」
源蔵とMAOは固い握手を交わしました!

「勝者!ケモナーマスク!!」
おめでとうございます!
「動物とともに暮らす素晴らしさ、か」
”技をかけるものが居て技を受けるものが居て、そして、プロレスが始まる。”
「源蔵さん、おめでとうございます」
「あぁシグレ、勝ったぞ!」
シグレがヒロインしてます!!
優勝賞金授与!がしかし…
クラウス「源蔵さん、素晴らしい試合でした。またやりましょう」
源蔵「アンタ、金にしか興味がないと思っていたんだが…」
プロレスの大ファンになったようです。
「これで源蔵さんの夢も叶いますね」
ようやくペットショップを開業できる!?

「あの勇者は引き続き、わたくしとカーミラが監視を続けるので。手出しは無用です」
花子の本気がチラつく!
イオアナ「お、覚えてろ!今日のところはこのくらいにしておいてやる!」
ローゼ「バーカーバーカ!」
雑魚感しかない捨て台詞ですね( ̄▽ ̄;)

クラウス「さて、本題に入りましょうか、今回はいろいろな意味で予想を上回りました。集客、そして屋台の売上金。ほらこんなに」
シグレ「くぅぅ~~~~っ!」
大金を前にシイタケ目になるシグレがとてもかわいい。
「しかし残念なことにそれを遥かに凌駕する源三さんたちの破壊力。屋台とテントの修理代です。それと花子さんとカーミラさん他、ご飲食代、そして屋台やテントの弁償代を差し引いてシグレさんの取り分はーーーシグレさんの取り分はこれです」
金貨!
の代わりに請求書が手渡されます(知ってた
「一体いくら飲み食いしたんだてめーらはよぉ!!???」
シグレさんブチ切れ(笑)
異世界ケモナ―ライフは続く!
その夜、ギルドで行われた打ち上げは大いに盛り上がりました。

源蔵とMAOの謎コサックダンスが微笑ましい(笑)
そして増える請求書に激怒するシグレですが、獣人と人間が一緒に楽しむ光景を見て思わず顔がほころんでしまうのでした。
なんて優しい子なんだ!!
「プロレス大会、ですか。次はいつ催されるのでしょう」
尻姫は完全に覚醒しましたね!
「これ、錬成すれば武器になりますよ!」
「ミスリルか…!いけるな。さすがシグレちゃん!」
質屋に優勝トロフィーを売って窮地を凌ぎました(笑)
「行くのか」
「あぁ。腕を磨いてまたお前と試合が…いや、プロレスがしたいからな。じゃあなケモナーマスク」
「達者でなMAO」
MAOも実は普通の良い兄ちゃんでしたね。一緒にペットショップを経営したら楽しそうだけど動物嫌いなので…( ̄▽ ̄;)
「おーい!大変だ魔獣殺っ…(むごっ」
ギルドマスターは12話かけて学びました!
「…どうしたんだ?」
「南の谷にミノタウロスが出たんだ!こいつが凶暴な奴で!」
急ぎ討伐依頼に来たらしい。
シグレ「それで報酬はいくらですか!?」
花子「どんな味でしょうか!」
カーミラ「お嬢様、出かけますか!?ならばお着換えお手伝いします」

「よし、会いに行くぞ!」

いつもの借金&シグレオカンの質屋補填で良い最終回だった!(*'▽')プロレスは接する機会が無かったのですが源蔵の破天荒な姿を通して少し興味が湧いてきたり。
あの後ミノタウロスを篭絡する源蔵の姿が目に浮かびます(笑)
ケモナーマスクVSMAOの最終試合はいつにも増して大迫力!思わず見入ってしまいました。案外意気投合してた二人の戦いもまた見てみたいです。
ペットショップ開業を夢見て、源蔵たちのケモナーライフはこれからも続く!