【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 11話 アニメ感想】神崎桂音は悪い子の脳みそを改造する!?碧の団の不穏な動き!忍とジャンヌはズッ友だよ!

内容をカンタンに説明すると…

  • ギュスターヴを退け、北部全体を手中に納める七光聖教はもはや帝国全土から見ても、危険な存在となった。これから帝国との戦争が本格化し、忙しくなるだろうと思った矢先、司と林檎は「働きすぎだ」とドクターストップがかけられる。
  • 休養を命じられた司は、休息の合間に、一緒に街を散策しようと、林檎に提案する。それはつまり、デートなのでは?世界最高の科学者である林檎だが、恋愛に関しては無知で無力だった。仲間たちに相談するが、林檎の不安と混乱は全然消えない。
  • 今回は…「あるもの」の開発に集中する林檎。司もまた、その開発を頼んだ責任の重みを一身に受け止める。情報収集を続ける忍は、碧の団の不審な動きを掴み、ジャンヌの身を案じていた。一方、街では病が流行していた。異世界の医療では手の施しようがなく、司たちの準備した医薬品も不足している中、患者は死に至る病で苦しんでいる。患者を救うことのできない七光聖教を侮辱する地元の医師会に怒る暁。彼の心意気に応えるように、世界最高の医師、神崎桂音は、薬を作り、患者たちを救うと宣言する。

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 11話】桂音は悪い子を決して許したりはしないようです!【アニメ感想】

石炭から作り出す薬

<碧の団が帝国と手を結び始めた以上ここにいるのは危険…だけど>

「これは…流行病でござるか?」
「傷から瘴気が入り死に至る病です。桂音様は敗血症と言っておられました。」

大勢の患者が。

聖水を使い切ってしまって足りないようです。
聖水=抗生物質

「暁様!どうかミリンダをお救いください、お願いします!」

(僕にはこの人達を助ける力なんて…ない)

そこへギュスターヴ領医師会の人間が入ってきました。

「医師会会長のセレンティウスです。我々が助けてあげましょうか。
この秘薬を用いればその子の痛みを取り払うことができますよ」

秘薬とは…アヘン。
桂音が使用を禁じたものだった。
なるほど…麻薬で痛みをごまかすだけの治療だったのですね…

「下賤な人間よ。誰がこの子を救わないと言った?そんなわけがなかろう!この子も他の患者も皆救ってみせるとも!我が癒やしの力を授けし天使、桂音の奇跡によってな!」
「その通りですわ暁様。
ペニシリン…聖水が原状まかなえませんこれを材料にして薬を作りますわ」

「これは石炭…」

笑うギュスターヴ領医師会。

連中も去った後で…。暁が謝ります。

「ごめん、あいつがあんまりムカつくからつい大見得切っちゃって…。
石炭から作る薬ってそんなの本当にあるの?」

「もちろん。かつて敗血症を打倒した奇跡の薬、赤色の弾丸ですわ」

レッツ、クッキング!?

林檎が忙しいので今回はリルルに手伝ってもらうということに。

「今回はリルルさんの魔法の力を借りようと思ってますの。
魔法とは物質に原子レベルで干渉する技術、と結論づけました。ならば物質の化学変化の制御。つまり薬の調合も可能なはず。」

石炭を分離させてできた液体

「これがベンゼンです」
「キレイ…」

覗き込むリルル。

「吸い込みすぎると死ぬので気をつけてくださいね」
「死んじゃうんですか?」

「次にこの硫酸を使います。触れたら溶けて死ぬので決して触らないように」
「溶けて死んじゃうんですか?」

「次にこのアンモニア水を投入します」
「これ…おしっこのような匂いが…」
「ええ、ものすごーく濃いおしっこみたいなものですからね」
「私、お薬を作ってるんですよね?」
「ええ。もちろん」

完成した粉

「これこそが人類史初の合成抗菌剤、赤色の弾丸、サルファ剤ですわ」

すべての患者に投与を始めます。

「天使様、本当にありがとうございます」
「いいえ、ミリンダさんを救ったのはあなたですよ。サルファ剤は病原体の増殖を抑えるだけなのです。
病原体を打ち負かしたのはミリンダさん自身の生きる力。そしてお母様が励まし続けたからこの子は戦い抜くことができたんです。
これはあなた達二人の勝利ですわ」

その様子を覗き見していたギュスターヴ領医師会の存在にも桂音は気づいていました。

神様なんて大嫌い

どこかの小屋で打ち合わせをするギュスターヴ領医師会
薬を毒にすり替えてしまえばいいと話していますね。

「やっぱりそういう考えに至るのですね、あなた方は…」

桂音さんキターーーーー

麻酔針を投げつけます。

「説得するだけですわ。あなたの頭の中を」

桂音の手にはのこぎり。

「意見も人格も全て都合のいいように換えてしまえるのですよ。脳みそを弄り回せば簡単に。」

命乞いをするがあまり聞き入れてもらえない感じですねこれは…

「悪魔め…」

その言葉を聞いて桂音の目の色ががらりと変わりました。

「あっはっははははは!!!いいですわね。天使などより余程私に相応しい呼び名ですわ。
実は私、神様というのが殺したいほど大嫌いなんですの。医者として常々思っていました。
神が人をちゃんと心も身体も健やかに作っていれば人々が病や戦争で苦しむこともなかったでしょうに。
わたくしは許しませんわ。人という愛おしい存在をこんなにも欠点だらけに作った無能な創造主を。
そいつの不手際をわたくしが全て修正してやるのです。
死にゆくだけの弱い身体には永遠の命を与えましょう。他者を傷つける弱い心には完全な心を仕立てましょう。
そうして誰もがかけることなく欠かすことのできない世界をわたくしは作り上げますの」

後日別人のように慈愛に満ちたセレンティウスの姿が。
頭に包帯が巻かれているということはそういうことなんでしょうね…。

「今の彼はとってもいい子ですから…(暗黒微笑)」

次なる作戦に動く…

「完成したようだね…ありがとう林檎くん」

ロケット?ミサイル?のようなものが

「でもこれをこの世界に生み出して本当に良かったのかな…」

「国というのは興す事自体は簡単だが主権を維持するには力が必要なんだ」

ジャンヌ・ド・ルブランが裏切りに会い、貞操の危機に陥りました。
そこへ現れたのが忍。

「碧の団の兵は擁護派を粛清だーって感じかな。
碧の団は帝国に帰順して七光聖教と戦うことにしたんでしょう?」

「厄介な女だぜ…」

「忍、どうして…」

「友達だからね。いくよジャンヌ」

「はい!」

裏切り者には死を。

「その剣…」
「はい、ブルームハルト伯爵の剣です。先の戦のあと形見分けで譲っていただきました」

「ジャンヌは本当に伯爵を尊敬しているんだね」
「今の私があるのはブルームハルト伯爵のおかげですから…」

「ジャンヌに見せたいものがあるの…」

ウラヌス城塞の地下。
一部の人間しか知らない地下壕。

「あれは…黄金像…」
「行方が知れない、なんて言ってたけどコンラッド公爵が隠し持ってたんだよ」

「領民の生を、骨身を削って作られた黄金像を掠め取っていたのか!!
……ブルームハルト伯爵は今の帝国は間違っていると言ってました。弱肉強食は真理かもしれないが
それでは獣と変わらないと。人は助け合い、支え合って気高く生きられるはずだと碧の団はそんな理想のもとに作られたのに。」

「碧の団は変わってしまったけど理想は色褪せずに今もあるはずだよ。
ジャンヌの心のなかに。」

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来週で終わりですよね?
これは革命を開始するあたりでフィニッシュといったところでしょうか。

桂音先生の神嫌いは過去になにかあったのでしょうか。
怖くて素敵でした。
言ってることにも納得。
いいなぁ…脳いじくり回されたい…。
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