前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ギルガメッシュの王命を受けた藤丸一行は、女神イシュタルの買収に成功した。彼女が持つ「天の牡牛グガランナ」はゴルゴーン撃破に欠かせないものだが、話題を振られたイシュタルは言葉を濁す。
- ある夜、エレシュキガルが藤丸に話しかけてきた。彼女が言うには、「私は人間の敵じゃなくて、人間達の世界の敵」らしい。藤丸とエレシュキガルは少しばかり交流を深めた。
- 今回は…ケツァルコアトルの強襲を受け、密林を越えた先にあるエリドゥの街へ向かう。目的はケツァルコアトルの打倒と、エリドゥに保管された神具・マルドゥークの手斧を回収。道中で再会した密林のジャガーマンを味方にすることはできるのか!?
【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 10話】こんにちは、太陽の女神【アニメ感想・名場面】
ウルクコント
「よくぞ帰った!素晴らしき勇者たちよ!ふはははは!」
王様テンション高いですね(笑)
「誰があんたの軍門に下ったかって言うの!私はビジネスパートナーとして、そこのマスターと契約したのよ!見てなさい。こいつがすっごいマスターになるまで、死のうが爆散しようが私が生き返らせるから!そしてあんたはこう言うのよ!”おぉ、イシュタルは正しく勝利の女神であったか。よし、俺死のう!”ってね!」
「死なぬわたわけ!」
「なによ!?あぁ~来るんじゃなかった!」
「お二人共、どうかそこまでに。なんにせよ都市神が実際に舞い降りるなどこの上ない名誉なこと。牧場主からの被害報告は水に流しましょう」
「……」
「イシュタルも信心深いシドゥリさんには強く出られないんだね」
シドゥリさんが一番強いのでは?
「さて、3女神の問題だ。イシュタルは陥落したが先の本命は別にある」
陥落というか買収というか。
「かつてティアマト神の喉を貫いたと言われるマルドゥークの手斧。これこそが対ゴルゴーン最大の秘策だ」
話はそれるけど今日も顔が良いな!
「それならティアマトの権能を持っているゴルゴーンにも!?」
マルドゥークの手斧はシュメル神話において最初に天から王権が降りた場所、南の密林・ウルを超えたエリドゥに保管されているらしい。
ギル「どうなのだイシュタル?密林の女神の正体、貴様には知っておろう」
藤丸「まさかジャガー的な!?」
アナ「いえ、違います。あのサーヴァントも神霊ですがあくまで付属物。次は剥ぎます」
ジャガーのことではない。そして剥がないであげて。
「ま、教えてあげてもいいか。ウルクの南方に陣取った女神は翼ある蛇。私と同じ金星の女神にして太陽の鳳。南米の風、ケツァルコアトルよ」
「ケツァルコアトル…?マヤの征服王、トルテかの太陽神か!?」
下手したらゴルゴーンより格上…だと…。
「報告!ウルク南門より火球の砲あり!南門が破壊されました!敵兵はただ1体。ケツァルコアトルと名乗る女が素手で城壁を粉砕し、ウルク内部に進行!ジグラッドを目指して一直線に向かってきます!」
ケツァルコアトルさん危ない人だ!!
「次の相手はあなたたち?みんな活きが良さそうね!」
現場に駆け付けると、そこに居たのは愉快なお姉さんでした!
この人が三女神同盟のケツァルコアトル…!イメージと随分違う。
「怖いです、マスター。あんなふうに笑えるのに人を殺すことになんの躊躇もないなんて…!」
親しみやすい笑顔の裏に、確かに見え隠れする狂気が。
ケツァルコアトル「遥か南米からちょっとウルクを滅ぼしに来たお姉さんデース!」
さらっと恐ろしいことを((((;゚Д゚))))
「さて!なんでウルクを滅ぼすのか。それは私たちが人間を殺すために母さんに呼ばれたから。でもその方法自体は私の自由!」
「自由?」
「母さん…?」
「なので私は一人一人丁寧に殺して、その結果人類を滅亡させると決めたのデース!」
ケツァルコルトルさんの顔芸(笑顔のつもりなのかな)
「あ、安心してください!私そろそろ帰りマース。試合は一日100人まで!それ以上になると相手のこと忘れちゃうから!それではみなさん、アディオース!また明日、太陽が昇ったら100人ブチ倒しに来まーす!」
ケツァルお姉さんは魔獣の背に乗って帰って行きました。
ジャガーマン出血大サービス
「ん?」
「「……ん!??」」
「はぁ~~!」
ジャガーマンがなんでこんなところに!?
ジャガーマンは倒れたウルク兵を次々と回収していきます。
反射的に攻撃を仕掛けるアナですが、かわされてしまい…。と思ったら鎖の先端がジャガーマンの脳天に直撃しました。
「オヨヨヨヨッッッ!よー、諸君!久しぶりー!でも今バタバタしてるから留守電残しといてー!」
頭から血が吹き出てますよ(笑)
「せ、先輩!このあからさまな人さらいを止めないと!」
「おっと。荷物は下ろさないしそうは問屋が卸さない。現実はいつも過酷だからにゃー。あの冷酷なケツァルコアトルがこんな重大任務に護衛をつけないとでも?」
「!!」
藤丸は市内を見回します。
「つけてくれなかったんだなー!これが!」
「そ、そう…」
紛らわしいわ(笑)
「なので私が厳選した森の仲間たちが私を守る!来たれぇ!大いなるジャガーの戦士たちよ!」
「「「うおおおおおお!」」」
「ヒュー!見ろよこのたくましい豹マンたちを!」
「ボーイズ&ガールズ!今夜は寝かせねーZE✩」
ZE✩
「じゃあ、後は任せたにゃー!」
「「「うおぉぉぉぉぉ( 」」」
マーリン「これはこれで大変なことになった。まさかケツァルコアトルが自ら乗り込んでくるとは」
カット雑すぎて笑う
シドゥリ「職人たち兵士たちも南市場から離れてしまいました。王ご自慢の秘密工作もこれでは」
マシュ「秘密工作?ギルガメッシュ王、何か作っておられるのですか?」
王「……いや?」
マシュ藤丸「「明らかに!!」」
誤魔化すの下手くそかな(笑)
ロマ二「おそらく本拠地は彼女を祀る神殿そのものにある。実は先日、藤丸君がウルの調査に向かったとき、南にひときわ強い魔力反応があったんだ」
藤丸「じゃあそこに神殿が?」
ダ・ヴィンチ「そういうこと。さらに言えばそれがギルガメッシュ王が言ったエリドゥ市だと推測される」
ロマ二「そして神殿を成立させるには象徴となるシンボルが必要なんだ」
アナ「だからシンボルを破壊して神殿を停止させ、ケツァルコアトルの神格を落とす」
ロマ二「その後ならケツァルコアトルが相手でも多少は勝機はある」
ギル「――話は決まったようだな。藤丸よ、今回の任務を言い渡そう。女神退治、その2を許す!密林を超えエリドゥに向かえ!彼の地にてケツァルコアトルを打倒し、ついでにエリドゥに保管された神具・マルドゥークの手斧を回収してくるのだ!」
楽しそうに王命を下すギルガメッシュ王いいぞ~~((o(´∀`)o))
エレシュキガルが正ヒロインじゃないか!
マーリン「彼女はこう言った。母さんに呼ばれたから人間を滅ぼす、と。となると人間と敵対しているのは彼女自身の意思じゃない」
アナ「そうなんでしょうか?だとしたらその母さんというのは誰なんでしょう?」
マーリン「順当に行けば魔獣達の母親、ティアマトになるのだけど…。さて」
ティアマトではない?
「こんばんは。また一人で見張り?はいこれ、差し入れ」
夜になり、藤丸に話しかけてきたイシュタルですが…。
「ハクシュンっ!」
「!!」
中身はエレシュキガルだったのだわ!
「今夜はね。すこし忠告に来たの。ケツァルコアトルのこと、いい?あいつは善なる神。善性の頂点よ。逆説的に善なるものでは叶わないの。あいつに有効打をあたえられるのは悪性の者。だから間違っても私に頼らないこと!」
「さすが女神様だね」
「えぇ、当然よ!私はメソポタミアで最も賢く聡明な女神なのだから!」
「でもなんというか、割と世間知らずなとこあるよね」
「そ、それはまぁ。基本的には神殿にいるから、私。外のことは知識でしかなかったのよ。生まれてからすぐ職務を与えられて自由なんてなかったし。こうしてまともに話してくれる友達なんてあなたが初めてだし…」
「初めての友達、か……。ありがとう、嬉しいよ」
「う、嬉しいって!そうなの?も、もしかして気が合うのかしらね私たち!」
ガサガサッ
「! 二人きりのところ、誰かに見られた?!」
「フォーウ!」
草むらから出てきたのはフォウさんでした!
「なんだ小動物か。って、また災厄の獣か!あなた、よくそんな物騒なもの連れてるわね!」
フォウの真の実力が気になる。
「フォーウ!フォっ!フォっ!フォっ!」
「あー、もう。分かったわよ。戻ればいいんでしょう」
ぺちぺちフォウさんかわええ~~(*´∀`*)
「そろそろ寝るのだわ!しっかりね」
「うん」
「えーっと。…ふ、藤丸……」
名前で呼んでくれた!!尊いのだわ!
ジャガーマンを堕とせ!
翌朝、藤丸一行はエリドゥへの道を進み、密林に足を踏み入れます。
「人類排斥をケツァルコアトルに命じたのは誰なのか…」
「イシュタルさんならそれを知っていますよね?やはりティアマト、いえ、ゴルゴーンなのでしょうか?」
「知らないわよ、三女神同盟のことなんて」
「はい!?」
「ん?」
中身は今誰なんだ?(´-ω-`;)
「にゃっはっはっは!予想通りのこのこ現れたにゃ、獲物共!ククルんが密林に――」
「まぁともかく、ケツァルコアトルとて南米の主神だ。いかにゴルゴーンが聖杯で強化されているとはいえ理由なしで従うとは思えない。彼女にも事情があるのかもしれない」
ジャガーマンスルー(笑)
「にゃははははー!予想通りのこのこ現れたにゃー!(2回目)」
「いずれにせよ会話を試みるのはいいことだ。そう、対話。対話こそ人間の真心であり優しさだからね、藤丸君」
「はい」
「全然説得力がねぇーっ!!今目の前で対話すらしてもらえない神が一匹、涙で瞳を曇らせていると思わないのかにゃ!?うえぇぇん!うぇぇ~~~~ん!!(泣)」
ガチ泣きしてる(笑)(笑)
「はぐれサーヴァント?」
「てっきりケツァルコアトルの手下かと」
「ククルんとはただの腐れ縁です!マスターがいないからとりあえずお零れに預かってるだけなのにゃー!」
「なるほど、ただのタカリだったのか。藤丸君、味方は多ければ多いほうがいい。後は…分かるね?」
「自信はないですけど…」
次の瞬間、藤丸の目つきが変わります。
藤丸「ジャガー!あなたの魔猪のような毛並み、ゲイザーのような瞳。あまりにも美しい…!」
マシュ「それって褒めてるんでしょうか?」
どんな口説き方だよ(笑)
なにが起こったのかよく分からんけど←
魔性・藤丸立花の新たな一面を見た気がします!
「うっす、ジャガーマンっす!今日から藤丸さんのお世話になるっす!みんな、よろしくね!」
チョロジャガーマン!
「よろしくお願いします、ジャガーマンさん。”マスターの正式サーヴァント” マシュ・キリエライトです!」
マウント取ってる(笑)
ジャガー「あとどこかで見たことがあるロリ…」
アナ「コロスコロスコロス」
ロリ可愛いよロリ。
ジャガ「ここっを抜~けた~らエ~リドゥ~だぁ~~っ♫」
昭和漂うジャガーマンの案内で、エリドゥまでの道を進みます。
「一見殺してるように見えたでしょ。実際殺してるんだけど即死級の一撃を与えた瞬間、即死級のリバイブをかけてるよの、あの子!」
「ということは、死傷者ゼロ!?」
「ククルんのポリシー?命を捨てる覚悟で挑んでくるなら応える。けどその覚悟ができない人間は助けるって」
道中で、連れ去られたウルク兵に再会しました。
「頑張れる人間もいれば、頑張れない人間もいる。戦える者があり、戦えない者がいる。その許容範囲の広さは人間社会だけの特徴だ。そう、ククルんは語っていました。」
「ククルん…」
「トルテカでは神官王ケツァルコアトル。マヤでは征服王ククルカン。神でありながら時に人の王として登場する。それら全ての記憶、経歴をあの女神は継承しているのかもしれない」
「人間のなんたるかを理解した上で滅ぼそうとしてくる相手だということだ。どうかな、藤丸君?話し合いの見込みは?」
藤丸が出した最終的な答えは。
「出来ると思います」
「うーん。私は無理だと思うわよ。本性を出したあの子はゴルゴーンより恐ろしい。あの子はね、戦うのが楽しい系のモンスター。言葉じゃ絶対に倒れない」
「分かってる。言葉でやり取りするつもりじゃないよ。ウルクにこれ以上の犠牲は出せない。行こう。ケツァルコアトルと魂の真っ向勝負だ!」
ジャガーマンが出てくると一気にギャグ値高まる。爆笑シーンも多くて面白かった。
ウルク兵をカゴに放り投げていく姿は怖かったけど( ̄▽ ̄;)イシュタルに続き味方になってくれたのはありがたいな!
ケツァルコアトルお姉さんはただの愉快なお姉さんじゃないらしい。魂の真っ向勝負を宣言する藤丸ですが…。
次週、ケツァルコルトルに勝ち、マルドゥークの手斧を回収することができるのか!?