前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 源蔵の家にアルテナ姫がやってきた!魔王を討伐して欲しいと懇願する尻姫だが、源蔵はこれを拒絶!しかし魔王とは、魔獣の王とはどんな獣なのだろうと気になり始め、魔王への想いは増すばかりであった…。
- 源蔵が魔王のことを気にし始めた頃、オークの村にMAOが襲来する。一足遅れて駆けつけた源蔵は、かつてのライバル(?)が同じ世界に来ていることを知る!
- 今回は…謎の3人組によってひろゆきが誘拐された!やっとの思いで見つけるも、ひろゆきは既にカトリーヌという名で貴族の娘に可愛がられており…!?帰宅した源蔵をMAO一行が出迎える!クラウスの提案で第2回闘技大会開催が決定!
【旗揚!けものみち 10話 アニメ感想】金×絆
ひろゆきが消えた!
とある夜、ひろゆきに謎の3人組の魔の手が忍び寄ります。このシルエットは…!
シグレ「おはようございます源蔵さん、今朝は――」
源蔵も花子もカーミラもいつも通りの朝でした。
通い妻キャサリンこと尻姫はめげずに魔王討伐をお願いしに来ているようです。
源蔵「そういやMAO、だったな、あれ…」
アルテナ「ご存知なのですか!?」
源蔵、MAOのこと覚えてたんですね。
「アルテナ…」
「は、はい…!?」
「ひろゆきの散歩に行きたいからそこをどいてくれ。なんだ?生まれたての子鹿のように震えても俺の寵愛は受けられんぞ?」
アルテナ姫が顔芸要因にまで落ちぶれてしまったか…。

「ああああああああああああああ!ひろゆきがあああああ!」
ひろゆきが誘拐された!
「勇者は一体どこにいるのだ。オークどもの反応を見るに、ほど近くだと思うのだが」
「や~め~ろ~よ~~」
「いいから見せろって~~」
「どうした?何をしている」
「あ、イオアナ様ぁ~、聞いてくださいよぉ。こいつぅ、オークの集落からなんかガメてきた…」
「ちょばっか!お前ばっか!」
「きっとエッチなものだと思いまぁ~す」
「シャイシャイシャイぃん!!」
なんだこのチャラ魔獣たち(笑)
「この角度!このブリッジ…!ようやく見つけたぞケモナーマスク!柴田源蔵!」
エッチな者は先の闘技大会のポスターでした。MAOは源蔵の存在を確信します!
「あ、源蔵さん!」
「うちのひろゆき、見ませんでしたか」
とりあえずコボルトの奥さんの手を握る。
「と、特に見てないけど…」
「そうっすか…。それじゃあ。おーい、ひろゆきー!ひろゆきぃー!!」
「源蔵さん、私がシャンプーを変えたこと、いつもなら気づいてくれるのに…。はっ!何を考えているの私ったら!?」
奥さん(笑)
「あの、もし?」
「あ、尻姫さ…じゃない!!アルテナ様」
「このあたりでひろゆき、というものを見ませんでしたか?」
「や~い尻姫ぇー!」
「尻姫ー!」
民にまで尻姫浸透してる(笑)
尻姫は眼光で民を牽制しました。

黙々とポスターを刷るアリさん、仕事が早いです!!
総出でひろゆきを探しますが、見つけ出すことができません。そんな時でした。
「今朝、ある貴族のお屋敷に訪問した際、見かけました」
「どうして貴族のお屋敷に」
「そんなこと知るか!待ってろひろゆきー!!柴田源蔵が迎えに行くからなぁ!!」
クラウスから有力情報をGET!
ひろゆきはカトリーヌになっていた
「返せ、と言われても。こちらも今朝、行商人から高いカネを払い買い取ったものだ。カトリーヌもすっかりマリアに懐いているし」
ひろゆきはカトリーヌとして可愛がられていました。高貴になってる!
「あれはひろゆきだって言ってるだろ!誰かに盗まれたんだよ!!」
「知らんな。私が勝った私の家のカトリーヌだ」
「ならば買い戻せば文句はありませんね?」
「あ!あなたは尻姫…」
「お黙りなさい!いくらで買ったんですかぁ!!」
尻姫が可哀想になってきた(´・ω・`)

「はっ!ひろゆき…!」
「ひろゆき~~!」
「ワォ~ン!」
感動の再会!と思いきやひろゆきは源蔵を素通りしてご飯に飛びつくのでした。
「美味しい?カトリーヌ」
「ワンワン!」
「お父様、美味しいって」
「そうだろ~!なにせうちのシェフに特別にあつらえさせたスペシャリテだからな!」
胃袋を鷲掴みに…!
「源蔵様に恩を着せる絶好の機会です!あれくらいの額でしたら貯金箱にあったはず!あの獣を買い戻せばいくら源蔵様でも私に頭が上がらなくなります!勇者としての勤めを果たしてもらいますよー!」
尻姫は猛ダッシュで城へ向かいます。個性的な走り方ですね(笑)
貯金してるし、高貴な身分なのに自力で移動するし、好感が持てるぞ!
「源蔵、お前、泣いているのか?意外と女々しいやつだなぁー!」
カーミラ下衆すぎでしょ!!( ̄▽ ̄;)
「元気でいろよぉ…。ひろゆきぃ…」
「ワオ~ン」
貴族の家で暮らしたほうがひろゆきにとって幸せかも知れない。そう思った源蔵は立ち去ろうとします。
「…お父様。カトリーヌ、おじさんに返してあげちゃ、駄目?」
「何を言ってるんだマリア!いいかい?カトリーヌはちゃんと私がお金を払って買った…」
「もしカトリーヌが小さい時から私の家にいて、突然ほかの家に行っちゃったらとても悲しいと思うわ。だから…!」
「しかし!」
マリアちゃんなんていい子!(´;ω;`)
「ただでやるわけにはいかん。これだけの金を払っているのだ。せめてその半分!」
「半分…それでも…」
日々の生活もやっとの源蔵はそんな大金を持っていません。
「ならばそのまた半分!ではもう半分!さらにその半分!なお半分。それから半分、けれども半分!ではさらに半分!!~~~それくらいは払ってもらう!その程度の器量がなければカトリーヌはうちにいたほうが良いはずだからな…!」
マリアちゃんの上目遣い攻撃でかなり値切れました!ありがとう!
「つったってよぉ!そんな大金あるわけねーよ!!」
ひろゆきはかなりの高額で取引されたらしい。
「マリアって子、優しい子だったよな…。あの子に飼われるならひろゆきも幸せに暮らせるかも知れない。美味いものもたらふく食えるだろうし…。本来俺がペットショップを還してやりたいのは、ああいうことだ。獣とふれあい、喜び合い。だったら俺はひろゆきを…」
「本当にそれでいいのですか源蔵様!?」
源蔵泣いてます。本当はお別れなんて嫌に決まっている!
「―――ちょっと待ってください」
シグレがどこからかお金を持ってきました。へそくりキタ━(゚∀゚)━!
「いざという時のために貯めていたんです。あればあるだけこの家の人たちは使ってしまいますから。これでひろゆきさんを」
「シグレぇぇ!!(泣」
「元はペットショップの開業資金の足しになればなー、と思ってましたけど」

「今使っても将来使っても、源蔵さんのため、というのは変わり無いと思いますので」
神様仏様シグレ様だ!!
主「これで取引成立だな」
マリア「ばいばいカトリーヌ…」
源蔵「ひろゆきだ。たまに遊びに来い」
ひろゆきを無事救出しました。
シグレ「あの、ひとつよろしいですか?ひろゆきさんを売りに来た業者というのは一体…?」
報復

「良くもうちのひろゆきを勝手に売り飛ばしてくれたな…!!!」
「「「ぎゃああああああああああ!!」」」
この3人も懲りないですね(笑)
「今の貴様はも振り倒す価値もない!」
「てめぇ!せっかく改築した俺の店を!この変態…ぎゃああああああああ!」
「ひいいい!ご容赦を!!」
「できん!!」
アルゼンチンバックブリーカー!男女平等パワーボム!
源蔵の技の餌食となった3人は地に沈むのだった…。
「仇はとったぞ、ひろゆき…!」
死んでないですよ!
「お待たせしました源蔵様!さぁ、このお金で!!…あれ?」
尻姫様一歩遅かった。
邂逅!
「あれは鳥さん!ワンワン!?」
ひろゆきを連れて帰宅した源蔵たち。
家の前に見慣れぬ魔獣が立っていました。
「ん?この匂いは…。家の中に誰かいますね」

「待っていたぜ」
「リンダブレア。よもやこのような形で再会するとは」
「えーっと?」
「また忘れるか!我が名はドラキュリアス…」
「ようやく見つけたぞ。柴田源蔵、いや、ケモナーマスク!」
MAO御一行様キタ━(゚∀゚)━!
「この人、オークの集落を襲ったっていう」
「お前、本当に異世界の魔王と顔見知りだったのか」
「まぁな」
「試合だ!俺と試合をしろ!俺はそのためにここに来たんだ!!」
「ほぅ。いいですね」
クラウスさん、いつからそこに…!
「ちょうど第2回の闘技大会を開けないかと考えていたところです」
「闘技大会とは好都合だ。衆人観衆の前でお前に土をつけてやる!今度こそ逃げずにオレと戦え!借りは返させてもらうぞ!」
「いいだろう!ファイトだMAO!」
ケモナーマスクVSMAO再戦、従者同士の因縁、また美味しいものを食べたい花子。そして金稼ぎに目がないシグレ!全員の思惑が合致し、第2回闘技大会開催が決定します!
源蔵「(相手は本物のプロレスラーだ。これまでの素人とは訳が違う)…ん?カーミラ、どうした?」

「どうしても勝ちたい奴がいる。そのためにはなりふり構っておれん。源蔵、我に…我にプロレスを教えてくれ!」
カーミラはいつになく真剣な顔をしていました。

ひろゆき誘拐でどうなることかと思いましたがマリアちゃんが心優しい少女で助かりました。守銭奴なのにいざという時は惜しまないシグレも格好良い!惚れてまうやろ!
一時回復したアニキですがお仕置きされて再起不能だろうな…( ̄▽ ̄;)
もはや尻姫としか呼ばれなくなったアルテナが哀れ可愛かったです。
第2回闘技大会では因縁の戦いが繰り広げられそうですね!
ローゼに負けるわけにはいかないカーミラ!源蔵に頼み込んで修行までするなんて、本気ですよ!今度こそ勝つことができるのか!?
そして源蔵とMAOの勝負の行方やいかに…!?みんな頑張れ!そして稼げ!