前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ティアマトの正体は真名をゴルゴーンというサーヴァント・アヴェンジャーだった。宝具「炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)」「壇ノ浦・八艘飛び」を発動するもゴルゴーンの前に散っていくレオニダスと牛若丸。エルキドゥことキングゥに諭されたゴルゴーンは去り、藤丸やウルク兵は一命を取り留める。弁慶(常陸坊海尊)は己の不忠を悔いて自ら戦場を後にした。
- 牛若丸は生きていた!キングゥは彼女を「母さんのところへ連れて行く」と言うが…!?
- 今回は…ゴルゴーンに対抗すべく、女神イシュタルの買収へ向かう藤丸達!荷馬車から溢れんばかりの鉱石類を目にしたイシュタルは…!?夜になり、イシュタルが藤丸に声をかけてきた。でもその雰囲気はどこか別人のようで…!
【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 9話】おはよう、金星の女神【アニメ感想・名場面】
ゴルゴーンへの対抗策は?
ギルガメッシュ「戦に犠牲はつきものだ。失った者への追悼、なくしたものへの補填は王である我が考える。ご苦労だったな藤丸立香」
あっさりとした物言いでした。
引っ掛かりを覚える藤丸ですが、ギルガメッシュの顔を見てその胸中を察したようです。
「ティアマト神の権能を持った女神ゴルゴーン。これより対応策を講ずる」
「ゴルゴーンについては、末妹メドゥーサがオリンポスの大女神アテナの怒りを買ってしまったことが悲劇の始まりだ。メドゥーサは怪物に変えられ、それを不憫に思った姉二人と共に孤島である形のない島に移り住む。アテナに炊きつけられた人間たちは、この3姉妹を怪物として捕らえ退治しようと躍起になった」
「多くの勇者を返り討ちにしたメデューサは、その果に本当の怪物になり、最愛の姉すら取り込んでしまった」
「度重なる迫害と偏見によって正気を失ってね」
「そうして出来あがったのが3姉妹分の神聖を持つ原始の女神・ゴルゴーン」
人間への強い憎悪も当然なのかもしれませんでした。
「ゴルゴーンめは人間など敵ではないと言ったのだろう?」
「は、はい。私たち人間は障害物に過ぎず、警戒しているのはほかの女神だけだと」
「そこに勝機がある!敵の不仲こそ、付け入るのにもっとも愉快な弱点よ!3女神の攻略には順序があるのだ。話の通じぬ憎悪の塊ゴルゴーン。正体の見えぬ密林の女神は論外として…」
密林の女神はまだ出てきてないですよね。
藤丸「女神イシュタル…」
ギル「ま、そういうことになるな」
シドゥリ「王よ、それは承服できません。いかに女神イシュタルが被害を広げようと、あの方はウルクの都市神。それに矛を向けるなど…」
ギル「残念すぎるぞ祭祀長シドゥリ。藤丸でさえ気づいているというのに」
シドゥリ「気づいているとは?」
ギル「誰もあの女を倒すとは言っておらん。猛獣を手懐けるように仲間にするのだ」
仲間に!?Σ(´∀`;)
「猛獣使いは当然――貴様だ。藤丸立香。とっておきの秘策を授けよう!」
マーリン「体は大丈夫そうだね。早速だけど新しい任務があるんだ。一緒に来てくれるかい?」
アナ「はい」
アナと肩乗りフォウの組み合わせ可愛すぎない??
というか名前や外見は違いますが、アナはメデューサなのか?ゴルゴーンとも無関係とは思えない。アニメで今後明かされるのでしょうか。
「君たちが向かう先はエビフ山。その昔、イシュタルが力ずくで制圧し占拠した山だ。ウルクから飛び出したイシュタルが自分の領地として神殿を作っているらしいんだけど――」
「それにしてもあのイシュタルを説得ねぇ。倒すより大変なんじゃない?ダ・ヴィンチちゃんもびっくりのお転婆だよ」
「でも今回は”ギルガメッシュ王の秘策”もあるし」
藤丸たちは”何か”を詰んだ荷馬車とともにイシュタルのもとへ向かいます。
「それに、イシュタルは迷惑だけど悪くない女神だと思うんだ」
「牧場を襲っていたのが実は魔獣から牧場を守るためだった、って話かい?」
「うん。あとは直接会った時の印象とか…」
迷惑だけど(断言)
「守るために破壊するって矛盾、相当だと思うよ」
「加えて牧場主から資材を巻き上げていると」
「でもまぁ、助けたお礼と考えれば正当性はあるのかもね」
「君も結構アレだと思ってたけどそこ理解しちゃうか――、いでっ!!」
この夫婦またイチャイチャしてるぅ!!
秘策
「私はエビフ山を征服したと言わんばかりの風貌です!」
イシュタル神殿を見たマシュの感想でした。なぜに招き猫が(笑)
みんな何とも言えない顔になってます(笑)
「魔獣の女神に惨敗したらこんどは私ってこと?さすがに舐めすぎだわ!誰の許可を得てエビフ山、そして神殿に入ったのかしら?これまでの付き合いで勘違いさせてしまったようね…。私はお友達でも何でもない。あなたたち人間とは違う」
早速不機嫌にさせてしまいました(´Д`;)
「これ以上の馴れ合いは私の古見に関わるの。戦いの女神にして金星の女神。女神の中の女神と恐れられたイシュタルの力、存分に味わいなさい!」
イシュタルVSマシュ&アナ戦勃発!
今回もヌルヌル動くよ!そしてBGMが最高です(;゚∀゚)=3ハァハァ
「藤丸君、用意はいいかい?」
「うん!よろしくマーリン。イシュタルー!!」
藤丸がイシュタルの前に飛び出します。
「相変わらずサーヴァントをかばおうっての!?悪い癖よマスターさん!…花!?」
初撃をマーリンの幻術で交わした藤丸は、手にしていた風呂敷の中身を放り投げるのでした。
ギル『――やつは宝石に目がない。しかも宝石を愛しておきながら宝石に縁がない。黄金率というものが致命的に欠けているのだ』
マシュ『それは余りにもかわいそうでは?』
ギル『今までは貢がれることで賄ってきたが、今やつに貢ぐ者はいない』
藤丸『ということは、俺たちがイシュタルに宝石を貢ぐ?』
ギル『生ぬるい!それではあの女がつけ上がるだけよ。女神を買収すればよい。それが我が授けたる秘策』
「女神を買収」なんて言葉、生まれて初めて聞いたよ(笑)
『貴様には我が宝物庫の鉱石類、その3割を委ねる。それで女神を競り落としてくるが良い』
これはギルガメッシュしか思いつかない秘策ですわ。
そして彼らの思惑通り…。
「――はっ!何!?なんなのこれは!?これだけあれば魔術用の宝石に困らない!」
食いついてきました(笑)
藤丸「し、しまったー!イシュタルへの貢物の宝石がぁぁ(超棒)」
イシュタル「な、なんですって!?」
マーリン「ちなみにこれは手付金だそうだ」
イシュタル「七石の冠!?これを全部!?」
荷馬車の積み荷は全部宝石と黄金でした。
「もちろん全て差し上げます!」
「え!嘘!神か!?」
神はあなたですよ!
「目がクラクラしてきた…!落ち着け私、そしてイシュタル!そんなうまい話あるわけ無いでしょう!?」
可愛いよイシュタル(笑)
「女神イシュタルを頼れる戦力として雇いたいんです!」
「ギルガメッシュ王はバビロンの蔵を解放すると約束しました!」
「あいつが!?」
「藤丸君?その総額を言ってあげたまえ」
「仲間になった暁には宝物庫の鉱石類の2割を献上します!」
「なん…だと…!?」
お手本のような「なん…だと…」は笑う
「……………い、いや。そんなの眉唾過ぎて信じられないっていうか」
「では2,5割では!?」
「2,5!?まだ上がるの!?」
※上限は3割です
「~~~~~~~~っ(悩)」
「マシュ。残念だけど荷台を下げて(見せつけるように」
「はい。とても残念ですがこちらは持ち帰りますね(見せつけるように」
「やめてそういう事しないで!!!悲しすぎて死にそうだから!」
「では!?」
「――あなたの勝ちよ藤丸立香。味方になってあげる」
チョロ女神の買収成功!
「じゃあまずは跪いて、私の足の甲に口づけしてくれる?」
視聴者「ありがとうございます!ありがとうございます!!」
「私、一応サーヴァントだから。ちゃんと契約したいじゃない?」
「えーと…」
「いけません!却下です!そんな契約の仕方はマニュアルにはありませんので!!」
阻止するマシュ可愛いよ。
「ということで。仮契約だけどあなたのサーヴァントになってあげたイシュタルよ。よろしくね」
自己顕示欲の塊みたいな玉座ですね()
「この体の持ち主を殺したかといえばNO。でも彼女の意識が表面に出るかといわれれば、これもNO。彼女と私は溶け合って、今は私が7、彼女が3って感じ。メインは私だけど、どちらが上とか下もないわ。だって私はどうあっても私なんだし。だからこう考えなさい。この人間はイシュタルに乗っ取られたんじゃなくてある日突然イシュタルになったんだって。それか、二重人格がひとつになったようなものとか?この子も別に眠ってるわけじゃないのよ。さっきの宝石の時とか結構ブレブレだったでしょう?」
動作と思考が一時停止するほど反応してましたね(笑)
「とにかく私は私ってこと。OK?」
藤丸やロマニも納得しました。
「イシュタルさんが味方になってくれた今、勝算があります!」
「むしろ何が来ても負けないさ。メソポタミア最強と言っても過言ではないからね」
「もっと言ってもっと言って!褒めても何も出ないけど事実だから気持ち……。まって?そこまで凄いの見せたことあったかしら?」
「それはもちろん!イシュタルさんが持つ天の牡牛、グガランナです!」
「っ!」
「天の牡牛グガランナ。君が主神アンから譲り受けた心臓兵器。ギルガメッシュ王ですら一目置くその神獣でゴルゴーンを撃破するのさ」
「イシュタル自身に戦ってもらうわけじゃないからうわけじゃないから女神同盟のルールとしても大丈夫と思うんだけど」
「まぁ、地形が変わってしまう環境破壊兵器らしいから使うとしても最後の手段だと我々は考えているがね」
「だから尚更、イシュタルが仲間になってくれて心強いんだ!」
「お、おほほ!そうね、分かってるじゃない!でもほんと、使うとしたら最後の手段よ?おほほほっ!」
イシュタルは逃げるように先へ行ってしまいました。
何か隠してる!!
おやすみ、そしておはよう
「こんばんは。まだ見張りをしているの?随分サーヴァント想いのマスターなのね、あなた」
その夜、藤丸に話しかけてきたイシュタルは明らかに雰囲気が違いました。
「そうだわ!私、あなたと話したいことが――ハクシュンッ!」
一瞬、エレシュキガルに!?
「…なによ、私から逃げたいの?間違いなく逃げようとしてる。腰が引けてるし」
「え!?い、いや、そうじゃなくて」
「やっぱりあなたも私を怖がるの?」
「怖がってるつもりはないんだ。誤解させたのなら謝る。ごめん」
「怖くない…?女神だからって嫌わない?」
「そんな理由で嫌わない」
「そ、そう…。…そうだわ。時間がないんだから本題に入るわね。あなたは3女神同盟と戦うきのようだけど、彼女たちをどう思っているの?」
「どうって…」
「問題の3柱目、私は今のメソポタミアを許さない」
「!」
「神々を捨て、自分たちだけの世界を作ろうとするあなたたちを認めない。だってそれは苦しいだけだもの。人間は生の苦しみ、死の恐怖から逃れられない。現実をありのまま受け入れるには、余りにも知性を成長させすぎた。でも神代でなら、その苦しみも緩和するわ。だって人間では理解できないものが居るのだもの。多くの理不尽。多くの無慈悲。それを神様のせいにして日々をおおらかに生きていける。私はそんなあり方をよしと信じて…。今まで何千年、何万年もそうやって我慢してきた。だから今回の同盟にも参加した。あなたたち人間の世界が人と神の世界になるように。要するに私は人間の敵じゃなくて、人間達の世界の敵ってこと」
「イシュタル…」
「あ、あなただけ!特別に教えてあげようと思って。私が言いたかったのは以上…。だから、その…」
「ありがとう」
「!」
「人間に優しくしてくれて」
こういう藤丸だからこそ、イシュタル(エレシュキガル?)は特別に教えてくれたのかな。
「わ、私!そろそろ眠るわ。あなたも早く眠るのだわっ!」
超絶可愛い語尾に視聴者は悶絶不可避なのだわ!!
「おやすみなさい。またね」
「――おやすみ。女神様」
最後イシュタルではなく「女神様」と言った藤丸は彼女がイシュタルではない存在だと気づいてたっぽいですね。
声色で人格を演じ分ける技術に感動した!サブタイ「おはよう女神様」への流れも完璧すぎでは!
まさか女神を買収するとは思いませんでしたが(笑)味方になってくれて良かったです。財宝は世界を救う(穢
グガランナの話題で挙動不審だったのが気にないます。まさか無くしたとかじゃないよね…?( ̄▽ ̄;)切り札…