【PSYCHO-PASS 3 6話 アニメ感想】イグナトフ監視官大ピンチ!外務省のスパイも潜入中!?

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 入国者向け信仰特区のPRイベントで自爆テロが発生した。容疑者は特区反対派のテレーザ陵駕、ジョセフ・アウマ、トーリ・アッシェンバッハと、唯一生き残った特区賛成派の久利須=矜治・オブライエンに絞られる。さらに捜査を進める中で残り4つの爆弾があることが判明。
  • テレーザ陵駕が失踪したのと時を同じくして第2の爆破事件が発生。これによりオブライエンが死亡する。さらにニュータウン工場労働者の顔役・アウマに密輸の疑いと、アッシェンバッハが教祖代行を務める公認宗教団体ヘヴンズリープの関与が浮上。イグナトフと如月は潜入捜査を開始した。イグナトフの妻・舞子はこのタイミングで目の治療を受けることになり…。
  • 今回は…アッシェンバッハが勧めるエターナルホワイトという治療法。どんな色相も永続的にクリアにするその実態はユーストレス欠乏症だった。第4、第5の自爆テロが発生し、ザハリアス夫婦が殺害された事で一係の潜入捜査は急展開を迎える。へヴンズリープ内部の外務省スパイの存在。メンタルトレースを使った慎導は死亡したオブライエンの偽装工作に気づく。

【PSYCHO-PASS 3 5話 アニメ感想】狐と慎導父に接点が!舞子に死亡フラグ!?色相クリアでみんな怪しい!

2019.11.22

【PSYCHO-PASS 3 6話 アニメ感想】カエサルの金貨

 犯人が絞られていく!

「まずは潜伏中と思われるシスター陵駕と爆弾の捜索だ」
「そして姿を見せない教祖2世」

ザハリアス夫妻の全身ホロを纏ったイグナトフと如月はヘヴンズリープで潜入捜査続行中。
コングレスマン裁園寺と梓澤の姿もありましたねΣ(゚д゚lll)

常守に一連の報告をする雛川が忠犬すぎる(笑)
思わず笑みを浮かべていました。

「うわぁ!!」
「どうかと思うわよ、そういうの。昔の一係じゃなく今の一係を優先しなさい」
「はい…もちろん」

霜月の言葉はごもっともだし、雛河もちゃんと弁えてはいます。

慎導「使用した形跡のベッドは5つ」
入江「てことは爆弾人間があと3人」
廿六木「気化した微量の成分を感知。テロに使用された爆薬と合致したぞ」

オブライエン、陵駕、アウマのつながりが裏付けられました。

イグナトフ「教祖と話すには連中の目を盗むしかないな…」

教祖死んでるんじゃ…?と勘ぐってしまう

イグナトフ「日中はセラピーに参加し信者達から情報を集める」
如月「セラピーに参加するんですか?色相がすぐ改善されるなんて絶対ありえないのに、なんであんなペテンを信じるんでしょう。弱者に漬け込むのが宗教ですが」

なかなか切り込んだセリフだ…

「誰からも見放されたとき手を差し伸べてくれる存在は必要じゃないか」
「意外な言葉です。助けを必要としない人かと…」
「そんな人間はいないよ」

助けを必要としない人間はいない。

「実は、どんな色相でも永続的にクリアになる特別な治療法を…」

胡散臭さしかないです。

「トーリ代行、新たな自爆テロです。アウマ上人が死亡。工場地帯に被害が出ました」

報告を隣で聞いた如月が動揺します。ここちょっと引っかかる。

第3の爆破テロはヘヴンズリープの信者によって引き起こされました。

現場に急行した一係が早速捜査を開始。六合塚はすっかり馴染んでますね。
アウマは自爆犯が来るのを知って犯人を貯水池に落とし、自らの命と引換えに”とあるもの”を守っていました。
近くの老朽化した廃屋、資材置き場に”何か”が隠されている。

入江「なんてものを隠してやがった…!」

移民がたくさん!?

「先日の爆破で特区推進派だった元締めが死にました。その混乱に乗じて売春窟から逃がしたのです。」
「色相悪化で強制送還されるはずの入国者に売春を強制する組織があると聞いたわ」

また重いテーマだな…(´・ω・`)

「アウマ上人は売春組織と敵対してた。そして逃げられない彼らを守って命を落とした…」

アウマの後ろ盾を失い、潜在犯施設送りになりかねない彼らを救出すべく、慎導は霜月に掛け合います。

「出島を使いたいんだけど…」
「薮から棒になんなのよ」
「うちの部下が、強制売春の被害者を大量に見つけちゃって…」

霜月課長、対応してくれるんですか!?しかも外務省、フレデリカ相手に…。

「出島に移してメンタルケアを?」
「私は色相が濁った入国者なんてどうでもいいんだけど。いい?借りにしておくって言ってるの」
「人間はね、どうでもいいことのために気に入らない相手に頭下げたりしないわ」
「……」
「手続きするわ。余り私に貸しを作り過ぎないようにね」

霜月課長のツンデレ極まる。フレデリカとの力関係も面白い。

「なんとかなりそうだけど…。いい?あなた(慎導)の仕事は色相が健康な人間を守ること」
「はい」
「弱者への道場もいいけど公安局の本分も忘れないように、以後気をつけてね」

取引相手に半ば頭を下げ、部下には忠言…。
中間管理職の霜月の胃が心配だよ!

「上人が守ろうとしたものは彼らだけじゃないはず。この先にあるものを見せてください」

倉庫の奥に通された慎導たちは謎の部品(ボルト?)を大量に発見します。

イグナトフ「自爆犯は全員プログラム適応者だ」

植物状態の人間を生かす延命装置。これがエターナルホワイトの実態でした(怖
さらに爆弾と同じ数の5人分のカルテを発見。

如月「5人ともニュータウンに撮された後です。シスター陵駕と一緒に。教祖代行のサイン…!?」

アッシェンバッハが本格的に怪しくなってきた!

 潜入捜査組ピンチ!

裁園寺「あなた、コングレスマンになりたいの?」
梓澤「はい。インスペクターは皆その高みを目指しております。世界の真実に近づくために」
裁園寺「真実、ね。前にも言ったかしら?この社会でシビュラと対等なのはビフロストだけよ。ラウンドロビンに選ばれるようにせいぜい頑張りなさい」

コングレスマンはインスペクターより上位の存在であることが確定。
シビュラ=ビフロストということはAI(脳みそだけど)なのでしょうか?
ラウンドロビンがシステムなのか人なのか組織なのか(´Д`;)??

唐之杜「アウマ上人の所持品なんだけど、出島で難民保護をしていたグループの記念品だと分かったわ」

時計版所有者は全部で4人。オブライエン、陵駕、アウマ、そして仁世です。
中にはマイクロチップが仕込まれており、複数の、4人分を合わせなければ”なにかの計画表”は復元できませんでした。

慎導たちが倉庫で見つけた謎の部品は海外製アサルトライフルのボルト、という部分。

「この手の品に詳しい奴の心当たりがある。監視官、少しツラ貸してくれるか?」

こういう時頼りになる入江!
彼が慎導を連れて訪れたのは、スラムにある商店でした。

店主「入江さんじゃないっすか!公安にパクられたって!」
入江「今の俺は公安局のデカだよ。いいか、俺の上司は人を殺したくてウズウズしてる」

「その通りだァ…昨日も4人は殺しちまったぜぇ!」

ノリノリサイコパス慎導灼

店主「日本製の規格品が出回り始めたってヤバイ噂が。流通は海外です。高品質な日本製のパーツが紛争地帯でバカ売れしてるって話は。でも確か、変な壊れ方するとかしないとか…。まぁなんだろうと精密パーツは貴重なんですげー値段で取引されるらしいっす」

密輸なのか。

「彼が本物の仁世…」
「生きてはいますが植物状態のようです」
「これでは犯行の指示など不可能だな」

アッシェンバッハらの目をかいくぐり、さらに奥の部屋へと歩みを進めたイグナトフ、如月は本物の教祖を発見!
最初に見た教祖はホログラムでした。

アッシェンバッハ「そこにいるのは誰ですか!?おじさま、何をしているのです…」
イグナトフ「つい教祖に話しかけてね。驚いたよ。どうして言ってくれなかったんだ?」
アッシェンバッハ「全ては教祖様の御技のおかげです。私は教祖様に恩返しするため、さらに色相をクリアにする方法を開発しました。思考の境地・エターナルホワイトによる治療法です!おどろく程の白さでしょう?」

アリエール!

「ニュータウンはようやく権力の空白地帯となった。シビュラの祝福に従い、教祖様をお迎えする楽園が彼の地に築かれる!」

バレていたのか!
イグナトフらはザハリアス夫婦のホロを解除します。

「アウマの死を聞いた時ですよ。あなたの奥様が動揺された。ありえない反応です。泳がせて外務省のスパイを抑えたかったのですが、教祖様の姿を見られては放置できません」

外務省のスパイが先に潜入していた!フレデリカが言っていた縄張り云々はこういうことか。

イグナトフと如月は拘束されます。
梓澤もやってきました。

梓澤「お嬢さん、あなたには手錠より真っ赤な花が似合うのに。残念」
如月「…!」

先週の花束は梓澤からの物だった?

梓澤「教祖不在で大丈夫かい?あれはユーストレス欠乏症っていう病気だよ」
アッシェンバッハ「病気ではない」
梓澤「ある意味君はすごいよ。他人をユーストレス欠乏症に誘導できるシステムを作ったんだから」
アッシェンバッハ「エターナルホワイトの境地です!」

1期でも出てきたアレですか。物は言いようですね。

アッシェンバッハ「ピースブレイカーの生き残りを使う」

SS Case.3でフレデリカが言っていた武器の供給源。

「手術、大成功だって。あと数日すれば炯の顔が見られるよ」
「炯は仕事中?」
「ごめんね」
「なんで謝るの」
「申し訳ないよ」
「そんなことない。ありがとう、声を聞けて嬉しい」

慎導と舞子の会話が温かみしかないです。
手術成功、おめでとうございます゚(゚´Д`゚)゚
早く3人で一家団欒してほしい…(フラグやめろ

 陵駕の接触、まさかの親子関係発覚!

「こりゃ、工場で作ってやがった部品だぞ!」

慎導たちはシスター陵駕が隠した「ブツ」を発見しました。

「ほかの車両も確認しましょう」
「なんだこの白い石は」
「ダイヤモンドの原石です。ダイヤモンドは紛争経済の代名詞でもあります。武器や薬物の代金として支払われる」
「シスターが武器を買って海外のゲリラを支援…?ピンと来ない話だぜ」
「出島で没収していた財産がこれです。リスカーは輸送ネットワークであり移動金庫そのものですよ。しかもこれに自爆犯を乗せることもできる」
「以前、榎宮が襲撃犯を運ばせた手口と同じようにすれば、街頭スキャナを突破できる」
「重要なのは残りの自爆犯の所在です。ここで突き止めましょう」

少しずつ真実に近づいています。

「ここ数日、何者かがデータを参照した痕跡を発見しました」
「使用者の特定はできますか」
「使用されたユーザーアカウントは管理者のひとりでオブライエン」
「幽霊になってしまいますね…」
「使用者はシスター?うーん…」
「どうしたんですか」
「2階に引っかかる物があるのを思い出したんです」

例の延命プログラムの介護ドローンがある部屋です。介護されていた男はいません。

「これだけ事件のどこにも当てはまらない」

枕の下にスマホが…。電話を取る慎導。出たのはシスター陵駕でした。

「ここで誰を守っていたんですか」
「今はそれどころじゃないの、自爆テロの次の標的はそこよ、早く逃げなさい!」
「!?」
「どこだ陵駕!!出てこい!!」

直後、女性を人質に自爆犯が乗り込んできました。
入江や廿六木が気をそらした隙に慎導は自爆犯に接近し女性を救出します。
慎導のパルクールが冴え渡る!

3期初デコポンキタ━(゚∀゚)━!
慎導が止めに入りますが、結局、廿六木により執行されました。
爆発物だったししょうがないのか…。

「助けるべきだったのに…!!シスターはこの施設が標的だと!―――そう、アウマ上人もシスター陵駕もテロの計画を知っていた…?止めようとしたんだ…!」

紫苑にシスター陵駕の逆探知を頼み、特区PR会場へ急行します。第1の自爆テロが起こった現場です。

「意識はありますが植物状態のようです。教会のベッドは彼の為のものですね」
「わざと場所を知らせたんです。彼を俺たちに保護させるために」

しかしシスター陵駕の姿は既になく。

「今後12時間経過しても連絡がない場合、私が必ず細呂木局長を動かす。あなたは外堀を埋めることに専念しなさい」
「…はい」

霜月は局長を”動かす”ことができるのか…。
細呂木局長の中身は誰なんでしょう。

「ねぇ、焦る気持ちはわかるけど、無理は禁物よ。報告は聞いてる。執行官に命を助けられたばかりでしょう。部下に感謝しなさい」
「焦ってるんじゃなくて、どんな手を使ってでも被害者をだしたくないんです」
「あなた…やっぱり先輩に似てるわ」
「え?」

常守が推薦しただけある。

その後、ザハリアス夫妻は外務省が引き取る、とフレデリカから連絡が入ります。

「知っていることは全て話してもらいましょう」
「インスペクター…?」

視聴者「イグナトフくんのエロ拷問タイムだ!」←

真面目にピンチなのですが…早く救出を…それにしてもエロい…←

「答えろ。でないと彼女がどうなるか分かりますよね?」
「貴様…!!」

如月も別室で拷問を受けているらしい(´・ω・`;)かなりボコボコにやられている。

「母さん」
「トーリ、外務省のことは吐かせた?」
「まだだけど、手は打ってありますよ」

アッシェンバッハと裁園寺が親子でした!Σ(゚д゚lll)

吐かせるも何も、公安局は外務省の動きを本当に知らないんだよな…。

「まさか仁世が外務省とつながっていたとはね。でもこれで入国者コミュニティから彼らの影響を排除できる。よくやったわねトーリ」
「ありがとうございます。母さんのゲームはどう?」
「順調よ。ビフロストの椅子が空く日は近い」
「ビフロスト……」
「梓澤が手駒として使える間に決着をつけましょう。やつは便利だけど危険な男よ。信用できるのは親子の絆だけ」
「そうだね」
「それにしても、炯・ミハイル・イグナトフ、あのイグナトフの弟なのね」

兄の存在も絡んできましたね…。

「やられた!!」

フレデリカ、霜月、慎導の目の前で自爆テロが発生。ザハリアス夫妻が殺害されます。
潜入捜査をしているイグナトフと如月がいよいよ危ない。

霜月「むざむざ部下を二人も失うわけにはいかない。局長と直接話してくる。慎導監視官、現場を頼みます」

 これは色相悪化しますわ

ザハリアス夫妻が巻き込まれたのは5発目、最後の自爆テロです。
PRイベント会場で保護したのはオブライエンの息子でした。

「シスターが標的になったことで過去の前提が全て崩れた。連続爆破により、係数緩和施設での違法な薬物使用、入国者の強制売春、武器密造といった秘密が暴露された。つまり犯人の目的は、この国が入国者に強いてきた犯罪の告発です」
「なら…誰が犯人だ?」
「幽霊かも」

陵駕、アウマ、仁世、オブライエンの4人で立てた計画が誰かに利用されたのだろう、と慎導は推測します。

「監視官。メンタルトレースってやつをやるつもりなんだな?」

入江が執行官を代表して止めに来ます。

「行かせてください」
「イグナトフ監視官が執行官全員にメールを送ってたんだ。慎導監視官に無茶をさせるな、ってね」
「………」
「あんたが倒れたら困るんだよ」
「ふたり共、二度と会えないかもしれない」
「!」
「死人との約束なんて、きついですよね」
「…」
「行ってきます」

慎導は第2の自爆が起きた現場へ。オブライエンが死亡した場所でもあります。

「やっぱり…生きてた……!」

メンタルトレースで一部始終を目撃した慎導。
オブライエンは片腕を犠牲に自らの死を偽装していたのでした。

「帰国?炯も舞ちゃんも」
「戦争で…兄さんが軍隊に戻されるから」
「私も母さんが心配だから帰る」

これは過去の出来事でしょうか。
舞子はこの時、まだ目が見えていたようです。戦争で視力を失った?

「行ったら二人共徴兵されるって、父さんが言ってた。それでも行くの…?」
「それが普通なんだ。この国以外は」
「私たちの国もきっと平和になるから。そうしたらまた日本に戻れる」
「必ずもどる」
「うん…待ってるよ」

「また3人で」

そんな約束を舞子は思い出していました。

「色相に異常が見られました、係数緩和施設に強制輸送します」
「あの…?手術後の検査では問題ないと……」
「大丈夫。ご安心ください」

ヘヴンズリープ信者…!?
舞子ちゃんをどこに連れて行く気だ(´;ω;`)

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イグナトフ夫婦になんの恨みがあるんだ(泣
ヘヴンズリープは色相ホワイトでも実態は真っ黒でしたね!
いけないと思いつつ「旧1係メンバーが状況を打破してくれないかな」と縋ってしまうな。外務省のスパイって誰なんでしょう。
如月と梓澤の接点も気になる。
ラウンドロビンとビフロストについてもっと確定的な情報があると嬉しいです。
テーマや伏線の量を考えると残り2話で回収できないんじゃ…??(´Д`;)
次回、視聴者が潜在犯堕ちする展開になりそう?
みんなの無事を祈ります…。
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