【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 5話 アニメ感想】ギルガメッシュVSエルキドゥ勃発!賢王は子供に優しい!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • ウルク市内で藤丸が手を差し伸べた謎の男は「ウルクに訪れる3度の嵐」の予言を残して姿を消した。ギルガメッシュの王命により向かったウルの町では生贄を差し出すことで村の存続を保っていた。
  • 生贄を止めようとする藤丸達の前に「美しき森の女神」を名乗るジャガーマンが現れる。見た目と反比例するその強さに藤丸達はまるで歯が立たない。結局、ウルの街から一時離脱するが藤丸は人々を必ず救ってみせる、と誓意を新たにするのだった。
  • 今回は…新たな王命でウルク市外へ出かける藤丸とマシュ。ギルガメッシュ王も同行する事になり、昔話に花が咲く。仕事を終え、ひと段落したのも束の間、藤丸の前に現れたのはエルキドゥであった。藤丸とマシュは目の前のエルキドゥが偽物だと見破るが…。

【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 4話 アニメ感想】タイガージャガーマン!王命を受けウルの町へ!

2019.10.27

【Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 5話】ギルガメッシュ紀行【アニメ感想・名場面】

 賢王の休息

ギルガメッシュ王直々の依頼は、ペルシア湾の水質調査でした。

「ペルシア湾にある観測所に行ってそこで採取した海水を持ち帰る。荷物運びのお仕事です。」
「この街道は3女神の襲撃も受けてないって言うし。天気もいいし、なんだか穏やかだなぁ」

通行証が2つしかないのでマーリンとアナはお留守番です。

「ですから久しぶりに先輩と二人きりの道行…」
「うん。そのはず、なんだけど…」

「おぉ。ザグロス山脈に良い雲が掛かっておるわ。ここで一句。”白峰の 雲海遥か 杉の山”。うん…特に上手くはなかったか」

ギルガメッシュ王ついてきてる(笑)
そしてなぜ一句(笑)

「このウルクでの移動手段はロバだ。ロバに荷車を引かせそこにみずがめを乗せるのだ。特別に俺が手配しておいたものだ。なんという手際の良さ、そして配慮か。俺にここまでさせるとはほとほと困った奴らよ。皆も手を動かせ。今日もウルクを活気で満たすのだ!」

途中、街に立ち寄りました。賢王の一声で民はやる気をみなぎらせます。

「それはなんという遊びだ?」
「あ、王様!」
「おはようございます!」

街の一角で子供達に遭遇します。

「最近はこれが流行りなのか?」
「うん!」
「これはこうして…、こうか」
「すごーい!」
「王様すごーい!!」
「単純な作業だが物事の初歩としてはよくできている。このままよく遊び励め。それはこの国の材となる。それはすなわち俺の財と同じこと」
「はーい!」

人間の子供にはこんなに優しい…(イリヤを思い出しながら

「急ぐぞ。俺が動向するのだ、遅れは許されん」
「動向!?…あの、そろそろ動向している訳を聞かせてもたいたいのですが」
「俺とて海を見たくなる時もある、ということだ」
「つまりは休暇を取られる、ということでしょうか」
「たわけ!遊ぶ時間がないゆえこうして忍び旅をしているのではないか!」
「で、ではシドゥリさんは今頃…」
「ふん。シドゥリの目を欺くなど造作もない」

シドゥリさん困ってますよ!( ̄▽ ̄;)

「「・・・・・・・・・・・・・・」」
「なんだその苦しみ迸った表情は」
「差し出がましいですが、あまり良い行いではないと思います」
「貴様、なかなか言うな」
「すみません」
「とにかく。俺は職務に疲れたわけでお刺激が欲しいわけでもないのだ。さぁ、いつもどおりおかしな話をして俺を楽しませよ!」
「やっぱり刺激が欲しいのでは?」

 土産話を聞かせておくれ

「王様様もまぁ随分むちゃぶりを…」
「ロマ二ばっかりずる~~い!ダ・ヴィンチちゃんも聞きたい~~!」
「なんだいそのテンション?」
「だって~!」

ダ・ヴィンチかわいい(*´∀`*)

「面白話を聞いた王様が腹筋大崩壊するかもしれないんだろう?これはぜひモニタリングしないと!」

「――やはりここは旅の話がいいかと」
「ほぅ?」
「そのためにはまず、私と先輩の出会いから」
「ほぅ」
「先輩は初めてお会いしたときカルデアの通路で寝てらっしゃいまして…」
「ははは!マシュめ!貴様話を盛っておるな?通路で寝るやつがあるか!」
「―――というわけで、結局ワイバーンの肉を食べることになったんです」
「味はおお察しです」
「うむ―――。実に退屈だった」
「え!?」
「お気に召しませんでしたか?」

口とは逆に満足気な顔してますが(笑)

「どれもこれもキサマらばかり楽しそうな話題だったではないか。しかし、良い旅をしてきたことは分かった。土産話とは旅した本人が一番楽しいものだからな」
「なるほど」
「本人が楽しそうなのだ。それはいい旅だったのだろう」
「ギルガメッシュ王にはありますか?」
「ん?」
「旅の思い出とか、土産話とか」

「…全て覚えている。輝かしい英雄譚も。くだらぬ道行も。争いも」

雰囲気変わりましたね。過去に思いを馳せているのでしょうか。そこにはエルキドゥの存在もあるに違いない。

ほどなくして観測所に到着しました。
突然の王の来訪に研究者たちは驚きます。

「ちと用事があってな」
「暇つぶしじゃ?」
「貴様、俺のことを舐めているな?それか阿呆だと思っているのだろう」
「め、滅相もない!」
「先輩先輩!きっと王様は暇つぶしに見せかけて何か重要なお仕事をされているのかと、すごいです!」
「いいぞマシュ。畏敬を持って俺を讃えよ。キサマらもこの娘を見習うがいい」
「もちろんでございます」

藤丸は研究者たちと挨拶を交わして作業に取り掛かります。

 

 マシュが望むもの

仕事もひと段落して藤丸とマシュは海辺にやってきました。

「ギルガメッシュ王はどこに?」
「なんだか調べることがあるらしくて観測所に残るってさ。だから少し休憩」

久々に穏やかな時間です。

ロマ二『二人共、お疲れ様。肉眼で見るペルシャ湾はどうだい?オケアノス、第3特異点で体験した海とは随分違うだろう?』
マシュ「この先にインド洋が広がっているかと思うとドキドキします」
ロマ二『じゃあさらにドキドキする話を。この第7特異点は今までの特異点より規模が大きいようだ。ペルシャ湾の先、インド洋まで観測結果が届いているんだ。メソポタミア世界にとって海は欠かせないファクターなんだろう。それゆえにこうして形勢されているんじゃないかな』
藤丸「なんだか凄い途方もない話になってきた」
マシュ「どれほど過去の世界だろうと人間は海と向き合い、そしてわたってきたのですね。……私は…。先輩、私はちゃんと、向き合えているでしょうか?自分の本当の望みを知ることが出来るんでしょうか?」

『あんたはもう望みを持ってるよマシュ。人間、誰だって望みは持っているんだ。望みがない人間は生きていられないからね』

ドレイク船長まさかのボイスつきでFGO勢大歓喜です!!\(^o^)/

『人間…。でも、私は』
『悪人が善行をなし善人が悪行を成すこともある。それが人間だ、それが私たちだ。きっと最後にわかるさ。あんたは何がしたいのか。あんたは何をするために最後までその盾を振るうのか、ってね』

「……」
「これまでの旅で俺はマシュを一番近くで見てきたよ。自分を何をすべきか、何が望みなのか、持っている答えを俺は聞きたい。きっと魔手は見つけられるはずだから」

マシュはこれまでの旅でいろんな人と出会って学んできたんですね。
全てをアニメでも見たいものです(´-ω-`)

「!? ドクター、九時の方角を!何かが一直線に飛んできます!」

それは、神代では異常な時速500キロの猛スピードでマシュと藤丸に迫っていました。
ロマ二やダ・ヴィンチの助言もあってシールドを発動したマシュですが。

「呆れた。随分と危機感が薄いんだね君たちは。こんな人気のないところに護衛もなしでやってくるなんて。自分たちの強運に慣れてしまったのか、それとも舐めているのか」

エルキドゥキタ━(´Д`;)━!

「エルキドゥ…!君はもう死んでいるはずだ!」
「マスター!彼から魔術王の気配を感じます!目前の敵個体はエルキドゥではありません!」

でも見た目はエルキドゥですよ(;´д`)??

「持ち主が変わった」とは?

「君たちの判断は正しい。僕はエルキドゥとしては偽物だ。僕は壊れるまで人間の敵だ。何があろうとそこは変わらない。それを今、君たちの命で証明しよう」

圧倒的な戦力差を前に、しかしマシュは立ち向かいます。
彼女が傷つくのは地味に辛いです(´Д`;)

無尽蔵に刃を作り、惜しみなく叩きつける。「戦闘の最適解だ」と豪語するエルキドゥの戦い方は、英雄王ギルガメッシュの十八番でした。

「同じ戦い方をするのなら、むしろそいつの方が僕の真似をしているのさ!!!」
「――ほぅ、それは異な事を。これは俺の記憶違いか?あの時我が脳裏に閃いた新戦法は無駄使いの極みと罵られたはずだがな」

藤丸とマシュめがけて放たれたエルキドゥの刃は、ギルガメッシュによって絶たれました。
いいところで来てくれた!!

「違う!あれはお前…!が……?お前が――ギルガメッシュ…!?」

えらく動揺してます。

「ほかの何に見えるか。たわけ」

ここ言い方が辛くて死ぬ…!

「冷静沈着な兵器としての無駄のなさはどうした?戦闘を楽しむなぞ貴様らしくないぞエルキドゥ」

 ギルガメッシュVSエルキドゥ

「ギルガメッシュ王!あれは偽物、本物のエルキドゥさんではありません!」
「ほう?それにしてはよくできているではないか」
「黙れ!」
「よほど良い魔力を得たのだろう。3女神とやらの差金か」
「黙れぇ!!この地球上で最強の塑像物は僕だ!お前のような半端な作り物はいらない!!」

ギルガメッシュVS偽エルキドゥ戦が勃発!
超作画すぎて視聴者がバビロンだよ!

そして剣を交えた二人のこの表情

「愚かなウルクの王!母さんの敵。お前は僕が必ず殺す!この世界はお前の死とともに終わらせてやる!」

空から降るバビロンと地上から現れる天の鎖。最大火力の戦いに震える!!

「ギルガメッシュ王―――!!」

エルキドゥはギルガメッシュを仕留めることができたはずなのに、わざと攻撃を外しました。
直前に視界が乱れたのはなんだったんだろう。

「エルキドゥ、ウルク北部方面に撤退したようだ。これ以上は負えない」
「どうして撤退したのかは分からないけどね、ひとまず安心していいよ」

「そろそろ来るだろうとは思っていたが見事な悪運だったな…」
「ありがとうございました」
「馬鹿者、俺の手助けなどで戦力差は覆らぬ。今回助かったのは無効の気まぐれよ。あやつがその気ならキサマらとともに死んでいたわ」
「あの、なにか苦しそうだったのは?」

戦闘中、僅かではありますがエルキドゥの動きがおかしかったです。

ギル「さてな。なにかの故障か、心肺機能が停止していたようだ。そういうこともあるだろう。どちらにせよすぎたこだ、気にするな」
藤丸「気にするなと言われても、どう見ても様子が…!」
ギル「ウルクに帰るぞ。調べるべきものは調べ見るべきものは見た。それに思い出したこともある」

藤丸達の前では平然としているギルガメッシュですが内心は複雑を極めているようにも見えます。

「僕のほうが強い。あの王より僕のほうが強いはずなのに。なのにどうして撤退なんかしているんだ?僕は…!?記憶が秩序立っていない…。以前の記憶ばかり閲覧している…」

さりげに尊い回想が盛り沢山…。

「分からない。この胸の故障はなんだ!?あいつは殺すべき相手だ。でも話を――いや、会話をする余地はない。ただ、殺す。殺す…?殺さなくちゃ。うん、殺さなくちゃ。殺さなくちゃ!母さんのためにも殺さなくちゃ!!そうだ、僕は、エルキドゥではないのだから」

 

 

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前半ほのぼのしてたのに後半一気にしんどくなった_:(´ω`」 ∠):_;
「作画しゅごい」「顔がいい」「かっこいい」「尊い」「はぁぁ(悶絶」連呼しあっという間の30分でした。体感5分だよ!
原作未プレイでもこんなにしんどいのだからガチ勢息してないのでは(´Д`;)
小林さんと関さんの演技がすごかったですね。2人の感情に呑まれました。
偽エルキドゥと本来のエルキドゥの記憶が混雑してるのか、情緒不安定というか、ギルガメッシュ相手に非情になれない所があったようだけど。
マシュや彼女を庇う藤丸の活躍もしかと目に焼き付けましたよ!
ひとまずウルクへ帰還する一行。今後の展開がさっぱり読めませんが、シドゥリが待ち構えているのは確かです( ̄▽ ̄;)
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