前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 平均よりも出来る子だった女子高生・栗原海里は、ブランデル王国の貴族令嬢アデル・フォン・アスカムとして異世界転生を果たす。神様的な人に「能力はその世界の平均値でお願いします!」と頼むのだが、彼女に与えられたのは異世界最強の古竜が持つ魔力の半分。人間で言うところのチートだった。
- ハンター養成学校に入学すべくティルス王国へやって来たアデルは、「マイル」の偽名と圧倒的な能力を持って連続女児誘拐事件を解決する。騒動のさなか、おねにい様剣士・メーヴィスと、赤毛のツンデレ少女・レーナ、ヒーラーの巨乳美女・ポーリンと知り合いになるが、彼女たちもハンター養成学校の入学者で…!?
- 今回は…メーヴィス、レーナ、ポーリンとパーティーを組んだマイルはホーンラビット討伐クエストに挑戦!自分ひとりでも倒せるが、それでは意味がない。仲間のためにも、自分がより”普通”になるためにも、3人に魔法と剣の指南を始める!
【私、能力は平均値でって言ったよね! 2話 アニメ感想】四人でパーティーって言ったよね!
入学そうそう空回り!
改めて再会した3人の自己紹介。
騎士の家の出で剣士を目指すメーヴィス17歳。
ハンターランクEのレーナ、15歳。
実家は商家で魔術士を目指すポーリン、14歳。
思ったより平均年齢が幼いですね。ポーリン14歳!?Σ(´∀`;)
「えーと、私はマイル、12歳です!魔術師志望でランクは…ランクは一番下のF!新米ハンターです!」
「「「嘘だぁ!!!」」」
問い詰められるマイルですが、時間が来たので入学説明会へ向かうことに。
(良かった~なんとか逃げ切れたよ!…ん?)
(逃げきれてないかも!!)
みんなの視線が痛い!
エルバート学校長「ここでは本来ならばお前たちが何年もかかって自分で経験して学ぶことを半年間で詰め込んでやる。訓練は厳しい。だが卒業の暁にはDランクをくれてやる」
モブA「すげ~!」
モブB「本当に!?」
エルバート学校長「さらに成績優秀者にはCランクをくれてやる!」
入学生とのレベルもなんとなく察しがつきますね。
モブのモブ顔っぷりがすごい(笑)
マイル「絶対に私の正体がバレないようにしないと!特にあの3人には…!」
趣旨ずれてます!
まずは剣技の実践。メーヴィスはやはりなかなかの腕前です。
マイルの番がやってきます。
(今度こそ普通に平均値で過ごすんだ!できたら上から5番目くらいで。戦ったらすぐ負けよう)
上から5番目は平均ではないのでは…!?(´Д` )
モブ「現役ハンターのオーブだ!確か素手でオークを絞め殺したって噂だぜ」
マイル(適当に戦って負ける、出来れば痛くないように負ける、私は平均値で出来る子…!)
オーブ「こんな小娘が相手じゃ面白くもなんともねぇ!」
マイル「よ、よろしくお願いします!」
オーブ「同じあっちの嬢ちゃんの方がよかったぜ~。こんな絶壁まな板娘じゃつまらねぇ」
マイル「はぁ!?滅びろー!!!」
一瞬でオーブに詰め寄ったマイルは一撃でオーブを倒しました。
貧乳いじりするから!(笑)
お次は魔法の実践。
「燃え盛れ地獄の業火!骨まで焼き尽くせ!」
レーナは炎の魔法を繰り出し、的を燃やし尽くします。
なかなかの魔力だ、と評する校長。モブの魔法と比べてもかなりの威力でした。
お次はマイルの番。
マイル「(平均値平均値!レーナさんの半分位の魔力でやれば間違いないよね!)燃え盛れ地獄の業火、骨まで焼き尽くせ!」
レーナ「!?」
マイルもレーナと同じ魔法を繰り出しますが、的は残ります。
これでレーナよりは下、に見られるはず!
「やるじゃないあなた、見てたわ。あなたが私しか使えないはずのオリジナル魔法を、たった一度見ただけで使ったのをね!!」
「オリジナル魔法!?」
凄い事してました( ̄▽ ̄;)
マイルははぐらかしてその場を立ち去ります。
「またやっちゃった」
「いつものことではないですか」
「少しは助けてくれてもいいのにナノちゃんのいけず」
「あぁほら、こんな時はアレをすればいいのでは?」
「そっか!」
アレ、とは?(´・ω・`)
マイルはあっという間にフィギュアを作り、目の前に置きます。
「聞いてマルセリーナ♫ちょっと言いにくいんだけど~、聞いてマルセリーナ♫普通に~暮らしたいんだけど~♫」
可愛いけど何してるんですか(笑)
「普通に~暮らしたいんだけど~♫なかなかできないの~♫聞いてくれてありがと~、マルセリ~ナ~♫」
マイルは気づきません。背後にポーリンが立っていることに…(怖
「変わったお人形ですね」
「これはですね!SDフィギュアっていうネンドナロイドっていうか、あえて等身を下げることで可愛さをより際立たせてるとというか――。はっ!?いつからそこに!!」
「聞いてマルセリ~ナ♫の辺りからです」
「フルで聞かれだ!!」
恥ずかしい!!
「どこでこんな技術を?」
「え!?」
前世の物を見よう見まねで作った、なんて言えるはずもなく。
「じっ……、実家の秘伝です!!」
「―――そうですかぁ」
「そうなんです!!(よかったごまかせた!)」
「(とか思ってるみたいですね)あの、マイルちゃん。ここに来たのはティータイムのお誘い」
リア充イベントに胸を躍らせるマイルですが。
レーナ「あなたのこと、聞かせてもらうわよ!」
ティータイムという名の尋問会でした(笑)
秘伝です!
メーヴィス、レーナ、ポーリンと寮でティータイムすることになったマイル。ティーセットがカツ丼に見えてきます。
「現役ハンターのモーブを一撃で倒したのは?」
「実家の秘伝です」
「私だけの魔法が使えたもの?」
「実家の秘伝…」
「オリジナル魔法って言ったでしょ!?」
「実家の秘伝」で逃げ切るのは限界がありました(笑)
事実を語るわけにもいかないので、小説の一節を引用して誤魔化しますが…。
「その小説なら私も読んだわよ!」
「ベストセラーですからね…」
嘘つくの下手すぎでは!?
「まぁ、誰しも話したくない過去くらいあるのでは?」
「そうだけど…」
ポーリンとレーナの態度が軟化してきます。知りたい欲よりマイルの気持ちを尊重してくれました。
メーヴィス「え?ないけど?」
この太陽属性め( ̄▽ ̄;)
空気の読めないメーヴィスはおしゃべり禁止になりました。
「私にも話したくないことはあります。ですからもっと仲良くなって、話したくなったらお話してください」
「ポーリンさん…!」
「無理に聞こうとして悪かったわ。改めて宜しくね」
「レーナさん!皆さん、ありがとう…!」
(マイルちゃんが作った人形、きっといい商売になりますわ)
(嘘つけないみたいだし悪い奴じゃないわね。でもあの強さの秘密は絶対聞き出してやるわ! )
それぞれ腹に抱えてます!
(しかしあんな大ヒット小説の話で誤魔化せると思ってるなんて)
(もしかして天然?)
この顔はまごう事なき天然ですね!
伝授します!
先生「次はフィールドでの力を見せてもらう。掲示板にはお前たちでもクリアできるクエスト依頼を貼っておく。パーティーを組んで1週間以内に達成したまえ」
ぼっち拷問イベントだ。
しかし今のマイルには声をかけてくれる存在がいました。
「じゃあ行こうか」
「早くしないといい依頼取られるわよ」
「この4人でパーティー結成ですね!」
「は、はいっ!」
4人が担当するのは最低ランクのモンスター・ホーンラビットを10匹討伐するクエストです。
開始早々、マイルの探索魔法が炸裂。その異質っぷりを見せつけます。
しかしラビットは思いのほかすばしっこく、討伐に苦戦します。
ラビットに馬鹿にされてる(笑)
「(私だけで討伐できるけど、でもそれじゃあ意味がない!ハッチャケハッチャケ~~、見えた!)みんな!強くなりたくない!?」
マイルは他3人に指南することにしました。
「できた!」
「すごい、マイルちゃんの言ったとおり!」
「水球の魔法は色々応用がきくんです」
「本当にいろいろなことを知ってるのね」
「じ、実家の秘伝です!」
レーナとポーリンは魔法の訓練を。
ポーリン「…ちょっと意外でした、レーナさんがマイルちゃんの提案を素直に受け入れたこと」
レーナ「謎ばっかだけどあの子のアドバイスは的確だわ。さっきの探索魔法といい実力は本物よ」
マイル(みんなが強くなれば私の存在感が薄まるし、クエストもできて一石二鳥!)
お互いに良い事だらけです。
「それでは普通の人の速度から少しづつ早くして打ち込んでいきますから、メーヴィスさんは私の剣をすべてうちながしてください」
「わかった!」
メーヴィスは剣の訓練を開始。
「行きますよ、それ!」
「うお!?こ、これくらい余裕だ!」
1,2倍、1,5倍と加速し、途中悟空になりながら(笑)
最終的にメーヴィスの剣を真っ二つにしてしまいます。
「ごごごごめんなさい!ついつい楽しくなっちゃって!」
「マイル…。すごい!すごいよ!人とはあんなに早く動けるんだね!私もいつかその高みに行きたい!」
マイルの実力をひがんだりしないのが、彼女たちの良さでもあります。
「もっと私を鍛えてくれ!」
「メーヴィスさん…!わかりました。私が知るすべての方法であなたを強くしてみせます!」
「まずはこのハチマキをつけるのじゃ」
「なに、その格好」
「いいからつけるのじゃ」
形から入る性格のマイル亀仙人です(笑)
「ハチマキが地面についたらやりなおし!」「休まないで一定のペースを!」「熱さを感じない程度のスピードで突く!」
既視感のある修行だ!
ちゃんとついてきてくれるメーヴィスもすごいです。
でもこれ、マイルがやった事のない修行なんだろうな…(笑)
夜になり、野営の準備を始めます。
「まずはテント~!薪~!えいっ(着火)!オーク肉~!さ、ご飯にしましょう…あれ?」
マイルの収納魔法に唖然とする3人です。勧誘が面倒くさくなりそうなので他言無用になりました。
「今日はマイルのおかげでいい訓練ができた。これならホーンラビットも…!あ、しまった、私の剣は…」
「それなら貸してください」
マイルはメーヴィスの剣を受け取り、土に埋めます。
(絶対に折れない剣を。切れ味はこの世界で5番目くらい。血油をはじきお手入れ不要の便利な剣。ただし見た目は素のままで)
5番目への謎の執着はともかく、切れ味に関しては同ランクに伝説の剣とか魔剣とかありそう(笑)
「マイルブリザード!はぁっ!」
剣復活!!
「はいメーヴィスさん!」
「マイルは剣も治せるのか!すごいな!」
実家の秘伝です!
(先ほどの収納魔法といい、これは商売に使えます)
ポーリンはさすが商家の生まれというか( ̄▽ ̄;)
「おぉ!すごい切れ味だ!ありがとうマイル!」
メーヴィスは樹木を輪切りにします。
効果音がまな板で野菜を切る音だったぞ(笑)
マイルの異常さは隠せない
「さ、帰りましょう。今日中に帰らないと失敗ですから」
マイルの力を借りず、3人はホーンラビットを倒せるようになりました。
「ロックゴーレム!?」
「Cランクが4人集まってやっと倒せるレベルのモンスター!今の私たちじゃ無理!逃げるわよ!…マイル!?」
(なにあれぇ?!どうやって動くの!?動力は!?駆動系は!?装甲の材質は!?まさに異世界驚異のメカニズム!!はぁ~~いっそババンバーンしてすみからすみまで調べた~い!)
マイルの反応がおかしい(笑)
歓喜のあまり震えるマイルを見て、怖がっているのだと勘違いするメーヴィス達。後ろからもゴーレ3体が現れたため、前方の一体を倒して脱出経路の確保を試みます。
攻撃、防御もそれぞれ噛み合ってチームワークが格段にアップしてますね!
関節が弱点であることを突き止め、ついにゴーレムを走行不能に追い込みました!
「今です!」
「マイル!逃げるわよ…」
「やっぱりこれ、磁石の威力でビルドアップしてるのかな?もしかしてこんな合体とかもできるかも!!」
「もう驚かないわよ私は……」
結局、マイルたちのパーティーが唯一クエストをクリア。
先生「さらにクエスト中に遭遇したロックゴーレム3体を撃破」
あの後さらに倒した(笑)
(目立っちゃった!?でも…新しい仲間、新しい友達!)
とても普通とは言い難いですがマイルの夢見た生活が現実になってきました!
「みんな無事にでられたわね」
「ありがとうございます。すべてアレディ様のおかげです」
「早速だけど、私の計画を台無しにしてくれた3人とあの子猫ちゃんの居場所がわかったの。待ってなさいよマイル…!」
ロリコンおばさんが再び登場!狙いはマイル!?
部下の人たちはなんでこの人に付き従ってるんだろう…( ̄▽ ̄;)
パロネタ盛り沢山だけどそれが分からなくても癒されるのがいいな~(´∀`;)←パロほぼ理解できなかった組
OP&EDも可愛かったです!
そしてアレディさんが再び登場!Σ(´∀`;)
新たなロリハーレムを作るのか、マイルを手中に収めるつもりなのか…!?
貧乳ネタで返り討ちにされる姿しか思い浮かばないですね( ̄▽ ̄;)