【歌舞伎町シャーロック 1話 アニメ感想】落語推理の変人シャーロック!諏訪部おネエの破壊力!

作品情報

内容をカンタンに説明すると…

  • 「Production I.G」×「KADOKAWA」によるオリジナルテレビアニメーション。架空の街・新宿區歌舞伎町を舞台にしたミステリコメディ。
  • 今回は…大学に勤めるワトソンは変人探偵シャーロックに依頼を持ち込むが、そのさなか切り裂きジャックが犯人思われる殺人事件が発生する。
  • シャーロックに同行し事件を追っていくワトソン。果たして真犯人は誰なのか?シャーロックの落語推理が華麗に披露される。

【歌舞伎町シャーロック 1話 アニメ感想】はじめまして探偵諸君

事件発生!

冒頭、男女のシーン。今後の事件に関係してきます。

「イースト歌舞伎町。混沌の街か…」

主人公の眼下にはネオン街が広る!

目的地「パイプキャット」に到着すると店内で熱唱するおネエが登場。

「おっけ~!バッチぐぅ!明日のステージは今の感じでよろチクビ~~~♥」

無駄に色気のある諏訪部ボイス(笑)

「あら?初めて見る顔ね。ミセスハドソンよ」

ハドソンといえば、シャーロックの下宿の女主人ですね。

「あの、探偵さん達が集まっていると聞いて…」

ほどなくして3組の探偵が店に現れます。

「んじゃゆっくりしてってね♥」
「ひぃぃっ!」

5分もしないうちにケツを揉まれる主人公とは()

「実はまた出ましてねぇ。切り裂きジャック。一時間ほど前マンションの前で仏が出ました」

パイプキャットの控え室で事件の詳細が語られます。

「モラン区長か。彼は1年ほど前、娘をジャックに殺されている。無能な警察にしびれを切らして私たち探偵を動員することにした…。私の目はごまかせません」
「報酬のランクは?」
「もちろんS級特盛!1000万よ!」

探偵たちはそれぞれ事件捜査を開始!

歌舞伎町のシャーロックホームズ

「あの!?シャーロックホームズさんですか!?」
「違う」

主人公は控え室から出てきた探偵の一人を追いかけます。

「お願いです!話だけでも聞いてもらえませんか!?お願いします、話を聞いてくださいよ!金子親分から紹介されて…」

親分とは?(・ω・`)

「ちゃんと前見て歩けよでくのぼう!」
「あ、ごめん!」

シャーロックを追いかける際、少年がぶつかってきました。
素直に謝っちゃうあたりがお人好しな感じですね( ̄▽ ̄;)

なんやかんやあってシャーロックの運転手を買って出ます。

主人公の名はジョン・ワトソンと名乗ります。

「ウエストの大学病院に勤めているんですが、事件というか不可解な出来事に巻き込まれてしまって。おお金ならあります。言い値でお支払いして…」
「無一文なのにか?」
「――!?」

ワトソンの懐から財布がなくなっていました。

(さっきの…)

ぶつかってきた少年はスリだったんですね。

「ここは新宿区イースト歌舞伎町。眩しいネオンの一寸先は闇だ」

謎解き

「害者は尾上小百合という名前です。犯人と思われる指紋が検出されましたが、データベースに該当する者はいませんでした」

冒頭の女性。あのあと事件に巻き込まれたんですね。(´・ω・`;)

「生殖器を切り取り地で描かれた天使の羽。ジャックお決まりの手口だ。死後4時間ってところかな?」
「いや、硬直の進み方からして死後6時間は経っています!この京極冬人の目はごまかせませんよ!」

先に現場入りしていた探偵の一人・京極。警察もいます。

ほどなくしてシャーロックとワトソンも到着。

「あまり手際が良くないな…?」

被害者を見たワトソンの感想です。
犯人と思われるジャック。なのに手際が良くない、とは。

シャーロックは現場や被害者の遺体をあちこち見ていきます。途中、ブツブツ呟いたり。

シャーロック「害者の携帯は?」
警察「さっき京極さんに」
京極「あぁ、失礼。どうぞ」

しかし京極はシャーロックにスマホを渡す直前、履歴を全て消去してしまいました。(おい!! ̄▽ ̄;)

ちなみに、履歴には恋人と思われる「やっくん」の名前がずらりと並んでいました。やっくんがジャックなのか?

「はーいジェントルメン。ホワイトローズへようこそ!ご予約の方はお決まりの日にちと人数を――」

女性の携帯にはそんな着信音が。

「呼び出された形跡はないのでジャックに連れ込まれたんでしょう」
「自分で脱いでいる。つまり合意の上。犯人と女は顔見知りだった可能性が高い」
「なるほどねぇ」

「フッ!私には既に物語の結末が見えている!失敬!」

京極は去って行きました。キャラが濃い(笑)

警部とシャーロック、ワトソンは、歌舞伎町一のキャバクラ「ホワイトローズ」へ向かいます。

警部「オーナーは元ホストの雅也。女の面接は自分で行って気に入った子を食物にしているらしい。他にも色々悪い噂はありますがねぇ」

席に着くとキャバ嬢が接客してくれました。

シャーロックは職業病なのか、キャバ嬢が触れられたくないような事まで一瞬で見抜いてしまいます。女遊びなどに全く興味がないようで。
キャバ嬢が憤慨するのも無理ないです( ̄▽ ̄;)

ボーイ「お客さん。お引き取りください」
シャーロック「尾上小百合という女は?」
ボーイ「さぁね、ほらさっさと」
シャーロック「イースト署のレストレイド警部の妹だ」
ボーイ「!!」

嘘つきました(笑)

警部の名を借りて店のキャバ嬢名簿を確認させます。

「あ、ありました。でも不採用の通知です。やっぱりうちは雇っていませんよ」

ならスマホに残されていた着信音は何だったんでしょう…?

一方、京極が目をつけた「まっつん」さんですが。

京極「あなたは、一緒にいてはいけない恋人と居た」
まっつん「悪いか?自分の心に正直になっただけだ!」
京極「やはりあなたがやったんですね?そしてあそこを切り取った」
まっつん「あそこ…?」
京極「あなたがあの女に近づいたのは一か月前。ターゲットを決めてやるには十分な時間です。そうですねジャック!」
まっつん「ジャック?何の話…?」
男「俺が悪いんだ!」

部屋の奥からもうひとりの男が出てきました。

男「俺が悪いんだ!俺が、まっつんを誘惑したから…!」
まっつん「ノリ夫!俺たちは何も悪いことなんてしてない!俺たちはただ愛のままに生きたいだけ!」

お幸せに!

ということで京極の推理ミスに終わりました。

「あ、あの。依頼を受けていただきたくて」
「金もないのにか?」
「……」

ワトソンの依頼はジャックの件とはまた別にあるようですね。

シャーロックの事務所に到着したワトソンですが汚部屋っぷりに驚いてしまいます。

「こんちはー!はいこれ!シャーロックの依頼人だから取り返しといたけど」

ワトソンの財布を持って現れたのはジェームズ・モリアーティ少年。頻繁に出入りしているようです。
ありがとう!と言いたいところですが財布の中身は既に無く(笑)

「依頼人じゃない…」
「そういえば出たんだって?切り裂きジャック!もう解けてるんでしょう。一席聞かせてよ!」
「グッ…。グヒヒ…」

不気味に笑い始めるシャーロックです。
そのまま事務所の中にあった高座へ上がり…。

「で、どうなの?」
「奴さんの家の服のボタンがいっこ飛ばしに止めてあるんだな。やっぱり恋人が犯人!?」
「いや、女の恋人は白だね」
「そりゃなんでだい!?」
「女のスマホの写メに写ってた恋人と私がブロファイルした恋人は似ても似つかないからねぇ!」

突然の落語!

「なに、あれ?」
「推理落語だよ!ま、下手だけどね」

一風変わった推理ですね。

「女が知り合いでもない男の前で服を脱ぐのは体を売るために決まってるだろうさ!」
「ホワイトローズ?!じゃあ犯人は店の」
「という事になるねぇ!」

シャーロックが推理した犯人像はこうです。

身長は180後半。給料があまり高くない仕事についていて、唯一の楽しみが葉巻。右手の人差し指の爪がだいぶ伸びている。

身長は現場に残された歩幅から。給料は葉巻の吸い方から。爪は血で羽根を描いた際、人差し指の位置にやたらと引っかき傷があったことから。

「そっか~。ジャックじゃないんだね」

一瞬で理解したモリアーティも若いながら聡明らしい。

「これまでの犯人はたっぷり血を使って描かれていた。今度のはさっさと殺しちまって血が止まったあとに描いたもんだから血が足りやしない。地を伸ばした時に引っかき傷がついたと。」

怒涛の伏線回収、そして推理!

《ピンポーン》
「おいでなすったな」
「誰です?」
「犯人に決まってるだろう」
「!!」

犯人と事件解決の代償

結論を言うとやってきたのは犯人ではなく、ホワイトローズの店長・雅也でした。シャーロックの本命は雅也についてきたもうひとりの人間で。

「ちょいとお前さん!火ぃ貸してくれないか?」
「どうぞ」
「悪いねぇ」

地下駐車場にいたのは雅也が乗ってきた車の運転手でした。

「―――ご隠居、犯人はこいつじゃ…?」
「!!!」
「馬鹿だねぇ~~今頃気づいたのかい?」

運転手の反応からして犯人のようです。

「あいつは日頃から雅也が落とした女を食い物いしていた。そして今夜も面接と偽ってあの部屋へ呼び出し、いつものように犯そうとしたが抵抗され。殺しちまった。そしてジャックの犯罪に見せかけた」

これが真相でした。
発狂した運転手は車まで逃走。
ワトソンも急いで追いかけようとしますが、アクセルブレーキに物が引っかかって発進できません( ̄▽ ̄;)

「今回の犯人はジャックを語った偽物だったというわけかい?偽物とかけまして大物を狙う釣り人とときます!その心は!?どちらもバレたら困ります。本日はこの辺で――」

マイペースに推理落語の締めに入るシャーロック。

そしてようやくアクセルブレーキを踏めたワトソンですが、進路にいたシャーロックを轢いてしまうのでした。シャーロックの関節どうなってんの(笑)

後日、ベッド送りになりました。髪を下ろしたほうが格好いいですよ!

(ま、まずい!)

尿意に襲われます!!

「雑用でもなんでもやりますので」
「そぉう?」
「なんでもいい付けてください」

ワトソンはしばらく居候するようです。

シャーロックの事務所を含めてハドソン夫人の所有ビルなのかな?場所がよく分からないのですが…。

途中、男の子と愛想のいい女の子とスレ違いましたね。

(動け!まずい!来るな、来るな!入ってくるな―――)

シャーロックの部屋に入ってきたのは尿瓶を抱えたワトソンでした。ナイス!!

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キャラデザに既視感があると思ったらジョーカーゲームとProduction I.Gさんだった!
探偵×落語は意外な組み合わせでした!Σ(゚д゚ )
日本が舞台だけどキャラ名などはシャーロックホームズから引用してるみたいですね。不思議な世界観です。
主役から脇役まで個性的なキャラクターがたくさん登場しました。
京極は鼻につくんですがどこか憎めないキャラで好きです(笑)
諏訪部おネエ様のインパクトもすごかった。
今後は二人で事件を解決していくのかな。ワトソンの依頼ってなんなんでしょう?
結局切り裂きジャックも捕まってないし今後の展開に絡んできそう!
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