【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 2話 アニメ感想】本が無ければ作ればいいじゃない!オットーから石版をもらってテンションも熱も上がるマイン!

内容をカンタンに説明すると…

  • 本が大好きな女子大生・本須麗乃は本に埋もれて亡くなり、気がつくと別の世界で、病弱な少女・マインとして転生していた。本があれば、どんな環境でも耐えられると思ったマイン。
  • さっそく本がないか家中を探し回るが、どこにも本が見つからない。そこは識字率が低く、本がとても高価な世界だった。
  • 今回は…本が貴重なこの世界で、マインは自ら本を作ろうと決意する。冬の準備中、体調を崩してしまったマイン。門の中で休養を取っていたところオットーに古い石板をもらい、字を書ける喜びをかみしめる。

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 1話 アニメ感想】本があれば生きていける!マインとなって転生した活字オタク本須麗乃は本探しの旅へ!本どころか文字も存在しない?

2019.10.03

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 2話】生活改善と石板【アニメ感想】

経験から作り出す便利グッズ

(こうなったら手段は選ばない。絶対に本を手に入れてやる。負けるもんか。
でも紙ってどこで売ってるんだろう。
そうだ、マインの記憶を探ればわかるかも)

そんな記憶は全くありませんでした。

(っていうか髪が痒い~~~~。

この世界には本もないけど学校もない。子どもたちは皆家の手伝いか仕事をしている)

姉が帰ってきました。

「母さん今日はメリルがいっぱい取れたよ」

(アボカドみたい…)

「新鮮なうちに油をとっちゃいましょう」

(油?シャンプーが作れる…)

<生活改善!これで一週間ぶりに髪が洗えるよ~~。麗乃時代にお母さんと手作り石鹸やシャンプーを作ったことがあるから
作り方はわかってるんだ~。植物の実から油をとって匂い付けの薬草と塩を少し入れれば…シャンプーができるはず>

アボカドみたいなものを分けてもらい油を出したマインはシャンプーの素を作りお湯に流し込み髪をつけていきます。
驚く姉。

「何してるのマイン?」
「髪を洗ってるんだよ」

櫛で梳くと…

「マインの髪が夜のお空みたいになったよ?なんで?」

キラキラ~~~~~~。

お母さんが仕事に行き、家は姉妹二人に。
父が忘れ物をしていったことに気づきます。

二人で届けることに。

マインは病弱のため少し動くだけで消耗する体。ようやく下まで来てそれだけで息が上がってしまいました。

その時3人の男の子達が。
記憶を探るマイン。

(赤毛のラルフはトゥーリと同い年。4人兄弟の3番目。フェイもトゥーリと同い年でラルフの従兄弟。
金髪頭のルッツはラルフの弟、私と同い年の5歳か)

急にめまいが。

(一度座り込むと立ち上がれない…本当に弱いな、この体)

「マイン、大丈夫か?門まで行くんだろ?俺が背負ってやるよ」

そう声をかけてくれたのはルッツ。

「ルッツには無理だろ。俺が背負う」

ラルフが背負ってくれました。

姉妹はルッツに感謝の言葉をかけます。

ラルフはトゥーリのことが好きなようですね。

トゥーリのシャンプーの香りに気づき顔を近づけるラルフ、

少女漫画展開にうきうきするマイン。

「マインもいい匂いだ。それに髪結ったら顔がよく見えて可愛くなったな」

天然イケメンか!ルッツ!!

マインは真っ赤に。対処に困っていますね。あまりにもそういう経験に不慣れなため動揺が激しいマイン。

本への道は遠い

門へ到着、森へ行く男子たちとは別れ、姉妹は門の中へ入れてもらいました。

「忘れ物を届けてくれるなんていい娘さんたちですね」

「だろ?世界一可愛くて賢いうちの娘達だ」
「はは、班長の娘自慢が始まった」

急に厳かな空気に。

「オットー、報告を頼む」

業務連絡をする父とオットー。

「真面目な父さんかっこいいね」
「あ、うん…」

オットーが座って何かを取り出し書き始めました。

(紙だ!文字だ)

「マイン、仕事の邪魔をするんじゃない」

「父さん、これ何?」

「ああ、羊皮紙だよ。ヤギや羊の皮で作った紙だ」

「一生のお願い。父さん、これ、買って?」

「駄目だ。子供のおもちゃじゃないんだ。大体マインは字も知らないだろ」
「そうだけど…」

オットーが笑っています

「班長だって字を書くの苦手でしたよね」
「父さん、字書けないの?」

「兵士の仕事は街の治安維持だ。文字なんて、人の名前が書ければ十分だ」

「私、字覚えるよ?そしたら買ってくれる?」
「一枚で一月の給料が飛んでいくようなもん子供にやれるか」
「一月!?」
「それに紙は平民が出入りする店には売ってないしね」

貧乏なんて嫌いだ~~~~~!!と心の中で叫ぶマイン。

「文字を覚えたいなら石版を使えば?昔俺がつかっていたやつで良ければあげようか?」

オットーからの申し出

「いいんですか?」
「ああ、今度持ってくるよ」

「ありがとうオットーさん!是非私に字を教えて下さい!」
「わかったよ、マインちゃん」
「頼りにしてますオットーさん!」
「まかせといて」
「オットーさん大好き!」

お父さんジェラシー!!!

紙がないなら作ればいいじゃない

(秋の終わりになるとここでは長い冬への備えが始まる。
本造りに手が回らないまま私は冬支度に追われた。
今日は豚肉加工の日)

町の外はのどかな田園風景が広がります。
マインは邪魔になるといけないので少し離れて見ていることに。

(本も紙も高すぎて買えない。なら紙から自分で作るしかないでしょ)

「でも…紙を作るって言っても…。この手じゃ木なんて絶対に切れない。

機械がない時代はどうしてたっけ。古い文明、エジプト文明。」

(パピルス!パピルスは無理でも草の繊維を織ったものなら作れるかも)

トゥーリは肉の解体はちょっとしたお祭りのようなものだというが

案の定肉の加工現場を見て気を失うマイン。

目覚めたときには門の中

オットーさんと会うのも久々のようですね。

見様見真似で敬礼をするマインとそれにこたえるオットーさん可愛い。

「私どうしてここに?」
「豚肉加工の最中に倒れたって班長が血相変えてここに連れてきたんだよ。
全部終わったら迎えに来るってさ」

「そうか…はぁ…」

「マインちゃん寂しいかい?」

「ううん?どうやって時間潰そうかなって」

5歳時に見えない落ち着きっぷりに驚くオットーさん。

「そういえば見た目ほど幼くないって言ってたな。ちょっと待って」

持ってきたのは…。

「これ時間つぶしにならない?」
「あー!石版!!」

「約束しただろう?あげるって」

左上にオットーが書いてくれたのはこの世界でのマインという文字

「オレは仕事に戻るから練習でもしててね」

もちろん転生前の文字も書けます。

「楽しい!楽しい!」

あまりに熱中しすぎて体調不良また発生。

「また熱出ちゃったね」

姉がスープを持ってきてくれました。

「それ皆で作ったソーセージだよ」
「…美味しい…」

お姉ちゃん優しいなぁ…。そして姉が部屋を出ていって思いにふけるマイン。

「文字がかけるだけでこんなに嬉しいんだから本が読めたらもっと嬉しいと思う。
そういえば気を失う前に何かいいこと思い出したよね…?なんだっけ…」

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今の環境のありがたさを再確認できますね。
当たり前のように本が読める現代に。
知識を知ろうと思えばお貴族様で無くても読める時代に。
マインの方向性はわかりましたがいかんせん体が弱いので
これからどうやって材料を揃えていくのか。
オットーさんめちゃくちゃかっこいいなぁ…。
優しい人だらけでほんわかします。
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