【フルーツバスケット 24話 アニメ感想】猫憑き夾の本当の姿!透が出した答えは!?

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 透が熱を出してしまい、夾らが看病にあたる。草摩の人たちの優しさと暖かさに触れた透は、「人のために元気になりたい」と思えるのがとても幸せな事だと噛み締める。由希のおかげで追試もつつがなく終える事ができた。
  • 楽羅襲来で彼女とお買い物デートすることになった夾。彼が透に隠している”何か”について触れる楽羅だが、彼女もまた”何か”を夾に秘密にしているようだった。そして帰宅した夾の前に現れたのは敬愛してやまない師匠だった!
  • 今回は…夾の母親は自殺した。周囲が夾のせいだと言うなか、唯一彼の声に耳を傾けてくれたのが後の師匠となる草摩籍真で。最良の時は今しかない。決断した籍真は夾の数珠を外し、猫の物の憑きのもう一つの姿を透に見せつける。「気味が悪かったですか?怖いと思いましたか?癒して…くださいますか?」。

【フルーツバスケット 23話 アニメ感想】透が風邪でダウン!夾の師匠も登場!

2019.09.07






【フルーツバスケット 24話】帰りましょう【アニメ感想・名場面】

 草摩籍真

『黙れ…黙れ!俺のせいじゃない!俺のせいなんかじゃないんだ!!』

夾がまだ幼い頃、彼のせいで”ある人”が自殺したと大人たちは口を揃えて言います。
お母さん、自殺してたのか…(´・ω・`;)

『そうだね』
『!…俺のせいじゃない。俺のせいじゃっ……』
『大丈夫。大丈夫だ、分かっているよ。夾、私と一緒に暮らさないかい?』

夾の味方をしてくれたのは師匠だけでした。

「透くん、この方は草摩籍真殿。夾くんの師匠であると同時に草摩由希や楽羅、はー君たちにも武術を教えた先生なんだよ」

紫呉宅にて。透と籍真は互いに自己紹介をします。

「十二支のこともご存知だそうで」
「は、はい!」
「そうですか……」
「?」

透はやはり草摩家で噂の人になっているらしい。

紫呉「夾くん。君もそんな端にいないで挨拶したらどうだい?山篭り以来なんでしょう?再会できて嬉しくないのかい?」
夾「ちっ………」
透「夾くん!」

夾は由季と目が合うと、自室に帰ってしまいました。籍真が後から追いかけます。

楽羅「夾くん、本当はすごく嬉しいんだけど。その姿を私たちに見せたくないのよ」

楽羅は可笑しそうに言います。特に由季に見られたくないらしい。

「師匠、ごめん、態度悪くて…」
「大丈夫。分かっているよ」

夾の不意打ちを籍真は受け止めます。

「お帰り!お帰り師匠!」
「ただいま」

夾の笑顔が尊い(滅茶苦茶嬉しそう

籍真には心を開いているように見えます。

透「では、師匠さんは十二支のお一人ではいらっしゃらないのですか」
楽羅「うん。でも本家の人間ではあるのよ。夾くんの前に猫憑きだったのがおじい様だったんだって。だから夾くんの立場を一番理解できるのは師範かもしれない」

籍真はおじいさんの苦しみを知っていたのかもしれませんね。

楽羅「でもそれ以上に、夾くんは師範をとっても大切に思ってるみたいだった。本当のお父さんみたいに」

本当のお父さんみたいに、っていうのもなんだか影を含んでます…。実父とは仲が良くないのだろうか?

籍真「お前はここで暮らしていくんだ」
夾「な、なんだよ!?約束破るのかよ!?」

籍真は修行の旅を終えて草摩の道場に戻るのだといいます。夾を道場に戻さない理由は?

「師匠も慊人が怖いのかよ!?」
「違うよ。お前にとって一番最良な環境と判断したからだよ。あの子と暮らすことになったのが偶然にしろ必然にしろ、癒しになるのなら…」

夾が透の前で穏やかに笑っていたから。

「師匠!俺はここが嫌なんだよ!ぬるま湯みたいでふやけてくみたいで!時々、時々すごく…嫌でたまらなくなる。俺は癒されることなんて望んでない。嫌なんだよ…!」
(そうではないだろう。嫌なのではなく――)





 籍真の決断、夾のもうひとつの姿

「今夜、あれを外すことで騒がしくなるやも知れぬことを先に詫びておきます」
「それはまた」

籍真と紫呉はベランダで密談していました。楽羅は偶然それを聞いてしまいます。

「なぜ急に、そんな決断を?」
「今日、あの子のあの顔を見て、彼女ならばあの子の心を開くのでは。彼女もまた受け止めてくれるのでは。そしてそれを見極めるのに最良の時は今しかないのでは、と」
「(彼女に全てを委ねてしまわれるのか。貴方まで。)ですが成功する確証はないのでしょう?たとえ彼女が受け止めても夾が拒絶する可能性は多分にある」

よく分からないけど何かとんでもない事をやろうとしているような、重々しい雰囲気です|ョ゚Д゚;))))ドキドキ

失敗すれば籍真にさえ二度と笑いかけてくれなくなるかもしれない。楽しい日々が戻ってこないかもしれない。夾自身が壊れるかも知れない。それでも。

「それでも賭けてみたい。彼女に」

楽羅は気配を消して、2人の会話を聞いていました。

その日、籍真は雲行きが怪しいなか夾を庭に連れ出します。

「私の祖父もそうだった。雨の日は体調をよく崩していたそうだ。猫憑き故か。本来の物の怪が雨を嫌う故か」

猫とは違う、もうひとつの姿?

「そろそろ本来の姿のことも受け止めねば前に進めぬよ」
「受け止めてるよ!!!俺の人生は猫憑きとして生まれた時点で終わってる代物なんだってね。それが鼠の、あいつのせいだっていうことも。あいつがそもそもの元凶だっていうことも!」

由季を殺して自分も死んでやる、自分が死ねば満足なのだろう、と幼い夾が喚いていたのを籍真は思い出します。

「変わっていないね。お前はこれからもそうして生きていくのか?耳を塞ぎ、目を閉じ、由希を憎むことですべてを覆い隠し、そんな形でしか自分を保っていけないのか?そして死んでいくのか?たった一人で。祖父のように―――」

「お前は言ったな。ここが嫌だと。だが違う、お前は逃げようとしているだけだよ。ぬるま湯と称した温かいものが自分を癒していくのが分かる。だが本当のこと――本来の姿を知られたくはない。知られて失うのが怖い。その曖昧な状況からお前は逃げようとしているだけなんだよ。ならば!ならば私はその逃げる手を取ろう。失うか失わざるか、その結果を導こう」

籍真は夾の腕をつかみ、視界を塞ぎ、左手の数珠を外します。
瞬間、夾は背後に居た透の存在に気づきました。籍真が呼び出していたのです。

『大丈夫。私は貴方を愛しているから。だから誰にも見せない。誰も見ないで。私の子供。見ないで。見ないで』

慊人『気持ち悪い』

夾「見るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

慊人『これが夾の本当の姿なの?体が醜くひしゃげてるよ。それに何?なんてひどい臭いなの。何かが腐ってる匂い』

夾はその場に崩れます。絶叫がこだまし、その姿は人とは思えぬ形に変貌していきます。

慊人『これが。これが猫の物の怪の本来の姿?』

透「夾、くん………?」

透は夾のもうひとつの姿を目の当たりにしました。

慊人『気持ち悪い…!』





 透が出した答えは

(見られた、見られた見られた!!終わりだ全部!もう、ダメだ―――)

籍真「あれが猫憑きの夾が隠していたもうひとつの姿です。気味が悪かったですか?怖いと思いましたか?(癒して、くださいますか…?)」
透「―――っ!」

透は動揺を抱えたまま逃げた夾を追いかけます。
由希と楽羅もひっそりとその様子を眺めていました。

(嗅いだこともない匂い。見たこともない姿。あれが夾くんのもうひとつの姿。私は一体どうしたら。何が起きているのか。本当はどうするべきなのかわからないです。でも。でも!)

思わず嘔吐するほどの衝撃を受けていた透ですが…。

『どうしたの?また何かあったの?また慊人になにか言われたの?』
(やめろ…)
『大丈夫。私は貴方を愛しているから』
「やめろよ――――!!薄気味悪いだろ!?気持ち悪いだろ!?なんでほうって置かねぇんだよ!同情なんざ御免なんだよ!(頼むからそれ以上)」

化物の姿でうずくまっていた夾の前に透が現れます。

「夾くん、私…」
「触るな!消えろ!うざいんだよ!目障りなんだよ!」

夾に弾き飛ばされた透は出血してしまいました。でも…。

(いっそ失うならこれ以上ないってくらい傷つけてダメにしてやる。こいつが二度と気に止まずに済むくらい。振り向く気にもならないくらいダメにしてやる。もう嫌なんだ。失うのも、同情されるのも、惨めな気持ちになるのも、押し付けられるのも)

『違うのよ?あなたはちゃんとした人間よ。ほんの少しのあいだ悪い魔法にかかってあんな姿になってしまうだけなのよ。その証拠にほら。すぐにちゃんと元の姿にもどるもの。大丈夫。私は少しも怖くなんてないわ』

母は幼い夾にそう言ってくれました。

(違う。本当は怖かったんだろう?だから一日に何十回も俺の数珠が外れてないか確かめたんだろう?)
『あなたは私の自慢の息子よ』
(違うだろ!?だったらなんで俺を外にだそうとしなかったんだ!?)
『可愛いから誰にも見せてあげないの』
(恥ずかしかったんだろう?)
『いいえ。大好きよ。あなたのためならお母さん死んでも良いもの』
(なんでそんなことばっか言うんだよ!?本当の俺を認めてもくれないでなんでそんな愛情をひけらかすんだよ!?)

息子への愛情は本物だったのかもしれません。
けれどお母さんは自分にもそう言い聞かせているように見えました。
化物も猫も人間の姿もすべて夾なのに、お母さんは人間の姿の彼しか見てくれなかったんですね。自殺したのも、夾の本当の姿に耐えられなくて病んでしまったから…。

父『母さんは誰よりもお前を愛していたんだぞ』
夾「やめろよ!!俺に押し付けるなよ!そんなものいらない!いらないんだ…!!」

心底拒絶されて、さすがの透も彼に背を向けて立ち去ろうとしますが。やっぱり放っておけませんでした。
駆け寄って、”化物”を抱きしめます。

「帰りましょう…!お家に帰らないとダメです!!でないと夾くんはあの家に戻ってきてくださらない気がします」

拒絶されても傷つけられても、透は化物から離れません。

「今の夾くんはお声をお聞きしても夾くんじゃないみたいで、見たこともないお姿で、怖いです…!でもこれからはちゃんと分かっていきたい。これからは!夾くんが私の弱音をちゃんと聞いてくださるように、夾くんの弱音も私に聞かせて欲しい!辛いことも怖いことも弱いこともちゃんと教えて欲しい、悩ませて欲しい、一緒に暮らしていきたいから…!」

「これからも一緒に過ごしたいんです!!!」





 一緒に

「すべてを……」
「!」
「すべてを、愛してくれなくたって…良かったんだ……」

夾が人間の姿に戻りましたΣ(・ω・`)

「怖がっても良かったんだ…。怖がるのは醜い俺をちゃんと見てくれている証拠だから。でも母さんは愛情でごまかして見ようとはしなかった。考えようともしなかった。俺はちゃんと一緒に考えて悩んで欲しかったんだ…。一緒に、生きていこうって…」

(バカみたいだ。そんなこと、絶対誰も口にしてはくれないって思ってた)

「透…透…!」

 

 大切なもの

猫になった夾は透の膝の上で寝てしまいます。

(そうやって、そうやってお前は俺の中の醜い感情を、虎のついた物思いをひとつずつ溶かしてしまうんだ。どうしてお前みたいな奴が俺のそばにいてくれるんだろう?泣いてくれるんだろう?)

朝になり、透が猫になった夾を連れて帰ってきました。
籍真は胸をなでおろしたように優しく出迎えます。ずっと外で待っててくれたんですね。

透は穏やかな笑顔で。憑き物が落ちたような寝顔で。

(どうして願うんだろう。もうそんな資格俺に有りはしないのに。そばにいること自体が間違いなのに)

(なのに今度こそ大切にしたいって、離れたくないって願ってしまうんだろう)

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いい最終回だった…(違
師匠にデレデレ夾さん、からの超絶シリアス展開、からのほっこりENDでした。温度差で風邪引きそうです!ラストの猫形態に滅茶苦茶癒されました。
「怖い」という気持ちを抱えながらもそれを隠さず、夾と苦楽を共にする決断をした透。本物の愛は強い(´;ω;`)
二人が抱き合うシーンは乙女チックに「きゃああ」等と歓喜するどころではなく← 
美しい感動シーンでした。2人の距離がグッと縮まった気がします!
楽羅も化物の夾を見たのでしょう。先週の会話と合致しましたね。
紫呉も慊人と見ていたようですが、どう思ったんだろう?夾を嫌ってる様子はないから「同情」かなと思ったり。
籍真は夾におじいさんと同じような苦しみを味わって欲しくなかったのか。
そしてなにげに夾が初めて「透」の名前を呼んだ!?夾攻略だぜ!と思ったけどまだ今日子さん関連の謎が残ってたり。
フルバ、奥が深すぎる…!。゚(゚´Д`゚)゚。
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