内容をカンタンに説明すると…
- 押収品の選別をしていたティラナはクロイともみくちゃになりボーガンのようなものから小さな弓が発射された。
- それがティラナに少し刺さったのだがそのままティラナは意識を失ってしまい。目を覚ますとクロイと入れ替わっていた…。
- 今回は…セシルの助けを借りてゴミ集積場へ。最後の望みをかけ、飛び込むクロイ(中身ティラナ)。市長選が近づいてきた。候補の一人が撃たれるという速報がはいった。
【コップクラフト 9話】A KING MAKER【アニメ感想】
最後の賭け
「止めて!止めてってば」
集積場でゴミが投下される場所、クロイ(中身ティラナ)が飛び込んでいってしまいました。
「主任、俺です。マトバです。CBPのヘルマンデスのことですが」
「さっきも電話が来たぞ、やはり何かあったんだな?」
「さっき?」
「電話が通じないとか、自宅にはいないだろうなとかしつこくな」
疑問に思い、セシルに電話するマトバ。
「ごめんなさい、ケイ。ティラナのことなんだけど。」
「つまりティラナとクロイが入れ替わったと。OK、魔法だな。信じるとしよう。
それで?今俺の家に居るのは中身がクロイのティラナと。…やばいな」
クロイは匂いを嗅ぎ分けることでたどり着いたが…。
石弓が粉砕される前に取り出すことは出来ず自分が粉砕されるのはぎりぎり阻止。
<終わった…>
クロイ(中身ティラナ)から涙が。魔法が解け…。
目を開けるとそこにはヘルマンデスに殴られる自分が。
「おとなしく石弓を出せ!私の人生がかかってるんだ!」
戻ってる?もちろん下半身は裸なのですが…。
「これは…」
<感謝します、神よ!>
「いきなり変な真似をしてもごまかされはしないぞ」
「触るな」
反撃タイム
「見たのだな?何がなんだかわからぬが覚悟するがよい」
「一儲けしようと…許して…」
「知らぬ!」
ヘルマンデス汚職野郎でしたか。
「虫けらっぽく、尊厳のかけらもなく死ね!」
「おい殺すな!!」
ぎりぎりケイ間に合った!!
「ティラナなんだな?戻ったのか?」
ヘルマンデスはお縄となり連れて行かれました。
「最悪だな、片付けとけよ。おまえの不注意であの変な石弓が作動したんだろ」
「ふざけるな!大体なんだ今朝だって必死になって窮状を訴えたのに何も気づかんで行ってしまって」
「クロイと入れ替わったなんて普通は思い浮かばんだろ」
「だが」
「寝起きにあんな格好で迫られりゃ俺だって落ち着かねーよ。とっとと退散したかったんだ」
どきっとするティラナ。結局の所、石弓が壊れたから戻ったようです。
「もっと精進せねばな。あの男もおまえのせいで殺しそこねた」
「そこまでやったら殺人罪…まさか何かされたのか?」
「違う!断じて違うぞ。
ただ見られただけだ」
「あーちょっと待てなんか忘れてる気がする」
「「クロイとセシルは?」」
セシルはクロイを抱いて泣いていました。
オタクはみんなそう言う
「主任~焼きすぎじゃないですかね」
主任の家でのホームパーティでしょうか?いろいろと焼き方に文句つけるケイ。
「食い物と車のことになると途端に粘着質でオタクっぽくなるなおまえは」
「オレはおたくじゃありません」
「オタクは皆そう言うんだ。とっととキッチンに行ってビールをもってこい」
ティラナがスク水で謎の鬼角装備なんですが。ビーチバレー、ボールを見ないでできるのすごいですね。
「いくらしたと思ってるんだ。肉を買ってきたのはオレじゃねーか」
ケイ、キッチンへ。
「誰だ、タオルを取ったのは」
「あたしだけど?いけなかった?」
「蓋にしてたんだ。暗くしないとアサリは塩を吐かないんだ」
これまたケイの薀蓄というか要望始まりました。
「なんかケイってさ料理のことになるとほんとねちねちこうるさくなるよね」
「ほんとオタクっぽいのよね、息子にはこうなってほしくないわ」
「オレはおたくじゃない」
「オタクは皆そう言うのよ」
面白くない。リビングへ戻ると同僚が息子とテレビを見ていました。
「市長選か」
「茶番だよ、ろくな候補がいない。まだマシなのはこのカーンズっておっさんか。
シアトルで市長を二期務めて2年前から、この街の市議をやってた」
「速報です」
「カーンズが撃たれた…?」
今そこで起こっている事件。
「緊急招集だ。市長選の候補が撃たれた。犯人はセマーニ人男性。地球年齢で32歳。コンビニの店員で独身。
交通違反以外の犯罪歴はなし。裏社会との繋がりもないらしい」
「まだなにか問題が?」
「お前の報告書を読んだ。リック・フューリーの件だ」
「ゼラーダ?」
「死体は見つかっていない。奴が生きていたとしても私は疑問には思わない」
「主任はこう言いたいわけですか。カーンズを撃った犯人は魔法で操られていたと。」
「そうはっきり言うな。念の為、念の為だ、今すぐエクセデリカと一緒に検死局に行って確認してこい」
「今すぐ?この格好で?」
アロハシャツのケイにスク水パーカーのティラナ。
侮蔑は許さない
「私も屍人操りの可能性は考えていた。だがジマー警部が気づくとはな」
「あのおっさん妙なところで目端がきく」
「私は地球のデモクラシーに幾ばくかの感銘を受けているのだ。民草の気持ちを少しでも汲み取ろうとする制度は素晴らしいと思う。この度の事件はその制度に真っ向から宣戦布告するようなものだ」
検死局の中の検視官達や警察達にめっちゃ見られてますよ
かたや制服、かたや…。
検死お取り込み中でしたね。
「すぐ済みますんで」
ティラナがいればすぐ終わりますもんね。
「主任の勘は正しかった。この犯人は屍人だった。何者かに操られて犯行に及んだのだ」
「どうするんだ?」
「まずは主任に報告だ」
帰り道通路ですれ違った警官。
「ちっ…宇宙人め」
通りすがりの警官が吐いたセリフにケイが反応。
「おい待て。お前今なんて言った」
胸ぐらを速攻掴んでいく。
「オレの相棒を侮蔑した、貴様どういうつもりだ。サンダース巡査」
「申し訳ございません」
「答えろ」
「僕の家族は保守的でその…カーンズ氏を支持してたんです。
それでその今日あんなことがあって犯人がその…あちらの人だったから」
「こいつがカーンズを殺したのか?」
「違います」
「じゃあおまえの家族を殺したのか?」
ティラナ頬を染めてますね
「いえ」
「だったらお前がこいつを侮蔑する理由があるのか?お前一体何様だ?いつもそんな調子で市民に接してるのか」
「ケイ、もういい、行こう」
損得
「恥ずかしかった。あーいうのはやめてほしい」
「すまん」
エレベーターの中で。
「だが感謝はしておこう。大体宇宙人なんていつもお前が使っている言葉だろうに」
「オレのは…ほら冗談みたいなもんだ。街のチンピラがかっこつけて自分の彼女をビッチ呼ばわり
するだろ?でも他人がビッチって呼んだら激怒する。そんな感じだよ」
ティラナがびくっとする。
「私はおまえの女ではないぞ」
「当たり前だ、たとえ話だよ、あほらしい」
主任の元へ。
「おそらくはゼラーダの仕業だジマー警部。あなたの見立ては正しかった」
「残念だ。当たってほしくなかった」
「何故だ」
「決まっとるだろこれから関係各部署にこう通達しなければならんからだ。
魔法使いに気をつけろとな。地球人の市長候補をセマーニ人が撃ち殺した、か面倒なことになるな。」
「何が面倒なのだ?」
「民族対立だよ。さっきのアレみたいな。わかるだろ?」
ジマー「たとえセマーニ人であるゼラーダが犯人だとしてもできるだけ早く真相を究明しなければならん」
ケイ「でもどうやってしっぽをつかめばいいんです?神出鬼没の魔法使いなんて街のカメラにもひっかからない」
ティラナ「ここは一度捜査の基本に立ち返るのはどうだろう。損得だ。カーンズ候補が死に誰が得をする?」

天然のたらしって感じがしますねケイ・マトバ。ちょいちょいぶっこんでくるたとえやら本音にどきっとせざるを得ない感じです。
石弓を使って何を儲けようとしていたのか。あの変身の術のことを知っていたのでしょうか。
まぁ捕まってしまったのでもうわかりませんが。
ゼラーダやっぱ生きてる!あいつの術はやばさしかないので居てるだけで操り人形が生まれてしまいますね。
民族対立。
ティラナが警察の中では一番危うい立場ではありそうですが強いからなんとかなりますかね…?
オタクを否定するケイと肯定するまわりが面白かったです。