内容をカンタンに説明すると…
- 合宿に来た文芸部。ひと葉は山岸に迫ってみるも、簡単にあしらわれてしまう。
- お風呂でのぼせてしまった和紗は、新菜に介抱してもらうが、新菜の焚きつけるような口調に乗せられ険悪なム―ドに。
- 今回は…文化祭当日、文芸部は朗読劇の準備に追われていた。先日の三枝とのやり取りを引きずっていた新菜は、泉にちょっかいをかける。泉とのやりとりの中で、新菜は自分の想いに気づいてしまう。一方、和紗は文化祭中に泉に告白する決心を固める。
【荒ぶる季節の乙女どもよ。8話】Legend of Love【アニメ感想】
文化祭開始
「文芸部が朗読劇を行います!5回上演です!開催場所は…」
「1枚くれる?」
和紗のもとに泉が。
「あっ、これタオル?」
「うん。うちのクラス足湯でさ。合間見て行くよ」
「何時の回に来てくれる?1回20分ぐらいの短い朗読だから、あの…心の準備しときたいから。前もって!」
「えっ、心の準備?」
そして須藤のもとには勘違い男子くんが。
「も~もちゃん!」
「驚いた?友達連れてきたよ!」
「好きに楽しんでって。私ちょっと忙しいんで。じゃあ」
「彼女、つれなくね?」
「いや~。てれ屋なんだよあいつ」
これが彼氏面ってやつですか?
文化祭で足湯って斬新では。
文芸部の時間帯は手伝えないことを言うと女子に嫌味言われていた菅原氏だがただ黙っていた。
「自分から波風立てなければ大きな問題なんて何も起こらないんだから」
「波風って」
「泉君と和紗もそうだったでしょ?」
「また変なこと言って。自分から波風って、どうやって立たせるんだよ?」
「知りたい?」
菅原氏が泉の頬に手を。
「えっ?」
「立たせ方」
(三枝とキスしたって、ドキドキしなかった
なのに…うそでしょ)
やはり菅原氏…恋を…。
「本郷さん本郷さん!台本って本郷さんが書いたの?ほんとに才能あるのね!」
「シンプルだけど力強いので、彼女の書くセリフは朗読劇にははまりますね」
あ、ミロ先生と同じ国語の女性の先生。この2人よく一緒にいますよね。
(”彼女”…その“彼女”は…“本郷さん”やら“この子”やらと同義なのは分かっているんだけれど…だけど…)
本郷さん悶々としてますね。
「こら!君!何をサボっているのかね?」
「そんなテンプレなしゃべり口調の教師、この学校にはいないはずだけど」
曾根崎部長の横に座ったのはギャル子さん。
「な~んかちょっと気持ち悪くてさ~休憩。午後からは彼氏も来るし復活しとかないと」
「彼氏って他校の生徒なの?前に言ってたじゃない。その…胸だけもませたとかなんとか」
「えっ!なんでそんなの覚えてんの?ってか聞いてたの?デビルイヤーじゃんおそね」
ええ、部長、しっかり聞いてますからねそういうとこ。
「今は惚れてるし」
「ぬけぬけと…」
「ぬけぬけ上等!大好きな人だから、みんなに自慢したいじゃん」
いい笑顔!!
「文芸部による朗読劇、間もなく開演しま~す!」
「ももちゃん!見に来たよ!」
勘違いくん再び
「友達?」
「友達じゃありません。友達ですらありません!」
はっきり言った!もーちん強いなぁ…。
「行こうぜ」
「おい杉本!」
「いいのかよ?おい!」
さすがに勘づいたようです。良かった。
朗読会
泉に、三枝まで来てます。
(何がつまらない女になるなだ。あなたはいつもそう。刺激がなければ生きていけない。だからこそ自分の想定がつかない幼女に強く惹かれる。でも…私が求めているのは…)
「この初恋を思い出にしていいの?」
和紗(私は…)
「何かが始まる予感」
菅原(私は…)
「だけど僕は…伝説になど頼らない」
菅原氏ここでアドリブ!!
「ちょっと新菜、セリフが違う…えっ?」
「壁の影は…踏むことなどできない。ならば直接…この手で」
泉の心臓をキャッチ(物理)するようなしぐさ。
「ふっ…バラスイシ」
三枝さんそれはスバラシイという意味ですか?
赤くなってますね菅原氏
「彼の恋がかなうのか否か!その答えは、今はまだ霧の中!しか~し!」
「我らが高校の伝説は、さまざまな恋の形を受け入れ力を与えてくれる!」
先輩達ナイスフォロー。
「ちょっといいか?」
泉が菅原氏を引っ張り、教室から出ていきます。
「わあ~!」
「おっマジか!」
「えっ!やっぱりかなっちゃうわけ?この伝説!」
見に来た他の生徒に伝説に対してなかなかの印象を与えれましたね。
「どういうつもり?」
「ごめんなさい。なんか自分でもよく分からなくて」
「菅原さんでも自分のことよく分からなかったりするもんなのか。あの人いたからじゃないのか?
なんとなく。あの人にやきもちやかせたかったとか…そういうのじゃないか?」
「泉君もそんな物の見方するようになったんだね」
「あのさ。俺のことはもういいよ。もっと自分のこと考えろよ。ロリコンとか本気で気持ち悪いけど…でもわざわざ文化祭まで来るって…
あの人…やっぱ菅原さんのこと、まだ好きなんじゃないかって思う。だから菅原さんが俺にあんなことするぐらい、あの人のことまだ好きなんだったら…俺、協力するよ」
(ほんと間違ってる。いい人すぎて間違って…でも…そんなところが…)
「ありがとう泉君。あんなことして怒られると思ってたのに」
「怒ってない。っていうかむしろ感謝してる。菅原さんの行動って、自分でも気付いてなかったことに気付かせてくれるから。うん。気付いたんだ。俺…」
残ってたもーちんと和紗が部室で会話。
「私…菅原氏がもしかして泉のことって思ってた。それ当たってた。
あの顔、もーちんも見たでしょ。耳たぶまで赤くして。あんな顔の菅原氏、初めて見た。
菅原氏はちゃんと自分の気持ちに向き合うべきだっていうようなこと、いつも言ってくれた。泉のこと好きなのに。私を応援してくれるようなこと。どれだけ心の体力が必要だっただろうって。
私は本当に自分のことばっかりだった。悲劇ぶって…ぐだぐだするだけで…きっと菅原氏を傷つけてた。泉が菅原氏の手を取ったとき、ショックだったけど…でもなんとなく思ったの
ほかの人と泉がつきあうくらいなら…菅原氏の方がずっといい」
「和紗…でもやっぱ勘違いかもで…」
「うん。でもね、そう思ったからこそ、私も…一度はちゃんと。好きな気持ちを泉に伝える。
そうじゃないと、またモヤモヤしちゃって…菅原氏にも泉にも申し訳ないし。だから…」
「偉いよ和紗~!」
「友よ!そんで…菅原氏も友だよ」
「うん!」
曾根崎さん想像してたギャル彼氏と違う…。真面目そうな彼氏をギャル子さんから紹介されました。
「かわいいべ?」
「なんだよそれ。“かわいい”とか男に言う言葉じゃないだろ」
「じゃあかっこいい」
「それならまあいいか」
展示を見て回るといって去っていきました。
「あんなに真面目そうな少年が…男って分からないものね」
(でも…女も分からない。私も…あんなふうに笑いたい。そのためには…)
伝説の始まり
「ねえねえ恋の伝説マジで試してみる?」
「恋の伝説?」
「あっ知ってる!キャンプファイヤーのときに影の心臓の…」
いい感じに広まってる
「すごいね。たった1日で本物の伝説みたいになってる」
曽根崎シコ踏んだ。いえ、天城くんの影踏んでますね。
「私は今まで、肉欲と男女交際をイコールでつなげて糾弾してきたわ。
そんな私が男女交際に目覚めてしまえば、これまたイコールで肉欲に溺れていると周囲に見られるんじゃないかと思って。
でも…もういい。どう見られたっていい。私はもう、自分の気持ちにうそなんてつきたくない
私は…あなたが好きです!」
「「「おお~!」」」
こんな大勢の前で部長ほんと凄い。
「どうしたらいいんだろ…俺…ヤバい!うれしすぎてどうにかなる!」
天城くん曾根崎に抱きつきました。
「おお~!、もう始まってる!始まっちゃってる!」
「えっマジで?」
「うそ!伝説の成功者いるの?」
部長自ら伝説立証した!
「和紗。まだ…よく分かってないんだ。和紗に対しての気持ち。姉みたいな、妹みたいな。親友みたいな。
でも…思い出したんだ。いつも俺を守ってくれてた和紗が女の子なんだって分かったときのこと。そんとき和紗のこと、今度は俺が守りたいって思ったこと。
これだけは間違いないんだ。和紗は姉みたいだ。妹みたいだ。親友みたいだ。でも…どんな和紗も…俺は…」
影踏んだーーーー!!!
「好きだ」
一方菅原氏は何故かキャンプファイヤーにまで居座ってる三枝氏と会話していました。
「あなたは人の心が分からないと思ってた。でも私だってそれは同じだった。私は初めて知ったんです。
初めての恋です。そして…初めての失恋です。
だからこそ、もう一つの初めてをしようと思います
初めて…私…執着をしようと思います」
奪い取る気かーーーー!!
手を差し出す泉。
「手、小さくなったな」
「泉が大きくなったんだよ」
「うん。でもこうしてると…ほっとするのは変わらないんだな」
「うん」

文芸部のいろんな恋模様動き始めました。まさか部長が先陣を切って伝説を実践するとは。
さすがです!
考えた本郷さんは…これは駄目ですかね。ミロ先生、あの女性教師と仲よさげですよね。
和紗からの告白を見るためにドキドキしてたんですがまさか泉からの告白とは!
よかったな~~~~。
でも菅原氏の逆襲怖いな~~…。