内容をカンタンに説明すると…
- 神都へと向かう途中、ルナの領地を通りかかった魔王一行は、この村に魔王の拠点を作ることに決める。
- 水脈が枯れ、痩せ細った大地をどうにかする為、バニーのモモとキョンに話を聞くことに。
- 今回は…神都に到着しレストランで食事を楽しんでいた一行に、社交界の中心人物、マダム・エビフライが声をかけてきた。一同の歓談中、サタニストの襲撃を告げる叫び。九内は晩餐の余興にと、サタニストの対処へ向かう。
【魔王様、リトライ! 6話】神都動乱【アニメ感想】
お祝いをしよう
「オルガン。ヤホーの街に現れたっていう龍人、本当だと思う?」
「ない、と言いたいとこだが…世に100%は存在しない」
中二病 Eランク冒険者ミンクと魔人Sランク冒険者オルガン
「龍人もいいけどねミンク。こっちもオススメだよ」
そういうのはノマノマ店主イェイ
「このほとばしるデスティニーの予感は!この右目の疼き…視える…視えるぞぉ!この男によって、混沌に陥る未来の世界が~!
オルガン、ここに血の盟約を交わすわよ。闇よりも深き黒き、混沌になる」
「お前は僧侶だろう。何を言っているんだ」
見事な厨ニ感。
神都に着いたルナ達は高級酒店アルテミスへ。
「これはルナ様、ようこそおいでくださいました。心より歓迎申し上げます」
「ありがとう。今日はね、私の友達をお祝いするための席なの。そのつもりでお願いね」
「かしこまりました」
「では…アクの足が治ったことを祝し、乾杯といこうか。
今日の主役はお前だ。作法など気にせず、存分に食べるがいい」
席を外した九内は異次元空間で加工をしたものをボーイへ。
「アク。私からのプレゼントだ」
出てきたのはイチゴのタルト。かわいいことしますね。
「悠。適当に切り分けてくれ」
メスで切るんですよねわかります。
「随分と楽しそうね…ルナちゃん」
なんかキラキラしたでっかいおばちゃんキター
(なんだこのスーパー金持ちは!?全身が光ってやがるぞ)
「お楽しみのところに声をかけてしまってごめんなさいね」
「これは、マダム。お初にお目にかかる…私は九内伯斗と申します」
「あら、挨拶が遅れたわね。私はエビフライ・バタフライよ」
(一発芸人か!)
九内のツッコミ最高ですね。
取り込みたい人物
「マダム…良ければ一席、共にしませんか」
「あら、噂の魔王様からお誘いなんて…とても刺激的ね」
(俺のことを知った上で近づいてきたのか。食えない女だな)
九内はルナとの通信を開始しました。
(ルナ、このマダムは何モンだ)
(頭の中に魔王のいやらしい声が!?)
(いやらしいは余計だ。さっさと答えろ)
(マダムは貴族の奥様方の中心人物よ。貴族の間でとても顔が広いし、影響力も大きいの)
(なるほど、社交界の女王ってわけか)
(うん、そう。敵に回すと怖い人なの)
(そこは考えようだ。いったん信頼を勝ち取れば、この上なく強力な味方になってくれるってことだろう)
「魔王様から見たこの街はどうかしら」
「素晴らしいものですなぁ。ても素直でわかりやすい。旅の途中貧しい地域を見てきました。それと比べると、神都の繁栄ぶりは目を見張るものがあります」
「ご明察の通り。聖光国はあまりの格差に、まるで天国と地獄であるなんて言う方も珍しくないわ」
「なるほど言い得て妙ですなぁ。ですが…それを解決する方法が1つあります」
「是非聞かせてもらいたいわねぇ。魔王様のお知恵を」
「…なに簡単なことです。すべての地を天国にしてしまえば、何の問題もなくなる至極単純な話です。
仮に私が黒の頂点に立てば数年で実行可能ですな。
しかし国という退屈なものの前に私はマダムにもっと別の天国を提供したいのです」
九内テーブルの下でごそごそしてるんですけど怪しいですよ(笑)
何かを錬成してるんですね。
「こちらです」
「石鹸?」
「あ!その石鹸ってばすごいのよ!もう魔法かってぐらい汚れが落ちて、肌がピカピカになるの!」
(ナイスアシストだぞ、ルナ!)
ルナしっかりサクラの役目を
(確かに、ここに居る御嬢さん方の肌は輝くようねぇ)
「そうね…魔王様からの素敵なプレゼントに感謝するわ」
九内ほんとにビジネスにも長けてますよねぇ。
「ルナちゃん、妹のカキフライには内緒よ?」
「マダムってば、相変わらず妹さんとは仲が悪いんだね」
「ルナちゃんの所と同じよぉ?姉妹ってのは中々、分かり合えないものなの」
(次はカキフライって!揚げ物同士、仲良くしろよ!)
九内のツッコミ、頷ける。
再び対決
「サタニストの襲撃だぁぁぁ!」
「晩餐会の余興に、丁度良い道化が来たようですな…」
悪い顔してますよ魔王、らしい感じですね。
「ルナ、この騒ぎはお前が標的になっている可能性もある。お前があちこち歩き回っていては、守るに守れんだろう」
「ま、守るって…!べ、べべべ別にあんたに守って貰わなくても…」
(こいつ…本気でチョロいんだが、大丈夫か?)
チョロインすぎて九内も心配になるレベル。
(行く先々でチョロチョロと。そんなに魔王に会いたいなら会わせてやる)
九内身軽ですね。
「ちょっとマズイわね…どうする、ユキカゼ」
「バージンのまま死ぬのは不本意」
「この状況で良く、そんな軽口が叩けるわね…大体、あんたは男でしょうが」
敵に囲まれた二人。そこへ九内登場!
「跪け…覇者!」
「このまま死んでたまるか…!この呪われた地に…災いあれ…!サモンデビル…!」
服の趣味がすごい悪魔出てきました。なんでギター背負ってるんだろう。
「あら…?人間なんかに呼び出されるなんて、一体何事?」
オネェ?
「ま、いっか。美味しそうなのが一杯居るしね
そうだわ。たっぷり絶望を引き出せるよう、お膳立てしておきましょう。キリングフィールドー!」
「さっきのは結界魔法だったみたい」
「この辺りは、閉ざされた空間になってしまった」
九内の石攻撃で悪魔さん、ツノ折られてしまいました。
「てめぇか…このクソ野郎がぁぁぁ!」
「何ともまぁ、品が無い。顔も悪い。声も汚い。着ている服も最悪だ。見るべき所は皆無だが、芸人として見るなら悪くないかもな」
バフデバフかけまくりながら九内が近づいていきます。
「いや…こんな所で…人間なんかに殺されるなんて~~~~!」
地獄のカーニバル数分で退場。オネエなのかそうでないのかはわからないまま。
「…きたねぇ花火だ」
決まりましたね。違うキャラのセリフですけど。
「おじ様!あなたに救われたのは二度目。恩を返したい」
ユキカゼちゃんきたきた。
「その必要は無い。私にとって大切な事だったのでな」
「私とおじ様は、赤い糸で結ばれていた!」
「待って!ユキカゼ…あんた騙されてるのよ、きっと!」
「ミカン、嫉妬?」
「誰が嫉妬なんかするか!いい?私の好みはね、噂になってた銀の龍人みたいな正義を愛する人なの!」
「いやらしい、性技を愛する人が好みなんて」
「えぇっ!?何か言葉のニュアンスがちがーう!ってユキカゼ、悶えるなぁーっっ!」
九内(なんだこれ!)
ユキカゼとミカンの漫才を見せられてた九内なのでした。
濃いキャラが多いし、魔王様のツッコミが面白くて。
相変わらずのネーミングセンスとキャラ付けですよね。
九内がしっかりチートキャラなので見てて安心できます。
次回への引きも普通に漫才みて終わりました(笑)