内容をカンタンに説明すると…
- イメチェンしたり香に騒然とする教室。何をしても結局言われるんだと納得行かないり香を追ってきた天城。
- それぞれの異性への悩みが始まっていた。帰宅時に電車の中にいる菅原と泉を見てしまった和紗は…。
- 今回は…
【荒ぶる季節の乙女どもよ。5話】私を知らぬ間に変えたもの【アニメ感想】
菅原氏の過去
「どうして電車に乗るの?」
「ここならあんまり人に話聞かれないかなって」」
「なるほど。和紗への非道発言を語るには適していると」
「ひ…非道発言って」
泉は鉄オタなので電車の話題になると聞かれてもいないことをぺらぺら話し始めます。
「電車好きなんだね。私もなんとなく好き。興味深いし。」
「興味深い?」
「電車って人生を運ぶ箱だから。不幸な人も幸せな人も独りぼっちの人も
これから恋人に会いに行く人もおんなじ箱に入って…」
「そう!そうなんだよ!俺も電車そのものよりそういう電車ならではの存在感みたいなのが好きでさ」
菅原は電車内にある人物を発見します。
「来て」
「えっ…ここ?」
途中下車する二人。
「三枝さん、お久しぶりです」
「ああ…彼氏ですか?」
「そんなところです」
「そうか。お似合いだね。じゃあ」
なんとも悔しそうと言うか腑に落ちなさそうな表情の菅原。
喫茶店で事の成り行きを泉に話し始めます。
「少女の私は言われたの。あの人に。私が少女でなくなったら私の魅力はもう自分には届くことはないって。
三枝はもともとそよ風付きの演出家だった。
フリーになって有名になってからも月1でやってきてたの」
ある作品で主役に抜擢された菅原。
「もともと劇団の活動にやる気なんてなかった私は…」
『主役を降りたいのなら、ここで僕を蹴って。
どうしても君が欲しいんだ。僕の舞台に』
「それただのロリコンじゃないか?」
泉ドン引き。
「その通りね。あれだけ有名になっても電車移動続けてるのもそう。子どもの声がインスピレーションを刺激するんだって」
なかなか極まってますね…。
「三枝は私には決して手を出さなかった」
思春期を来ても。
『三枝さんは私としたくないの?』
『僕は君の少女性しか愛せない。君にひとたび手を出してしまえば君はその瞬間から少女でなくなる。今までと違う生き物になってしまう。
周囲から見れば大人になった君の新たな魅力は十分に受け入れられるだろう。
ただ…残念だけれど僕にはその魅力は届かない。でもそれでいいんだ。
君は僕の手から羽ばたいていく。僕は打ちひしがれ、この世界のどこかに新たな君の面影を捜す。それが…僕たちにとってのハッピーエンドなんだ』
いや、気持ち悪いなほんと…。
「聞けば聞くほど胸くそ悪い」
泉げっそり。
ただの鈍感ともやっとする事情
「それで典元君が犯した非道発言に戻るけど、好きとか嫌いとか別として、これっぽっちもしたくないっていうのはやっぱりどうかと思う」
「女子も性欲があるから?」
「すべてを否定された気になるから」
自分のこと。言えるのすごいですね。
「あっそれって菅原さんの…
うん…なんか反省した」
「本当にいいヤツなんだね典元君は」
「バカにしてるだろ」
「ううん。和紗が好きになるのもちょっと分かる気がする」
「か…和紗が好きに!?」
「えっ?あっ…もしかして和紗の好意に気付いてなかったの?」
うそ…ほんとただの鈍感男だったんですね…。
屈託なく笑う菅原氏。
代わって本郷さんとミロ先生は…。
「小説家を目指す本郷さんが性表現に悩まれているのはよく分かりました。ですが僕もこんなことで社会的に抹殺されたくないんです」
「女子高生とできるんですよ?それがこんなことですか?」
「前にも言ったと思いますが、もともと女子高生にあまり魅力を感じませんし。
本郷さんはそもそも女子高生としての成立度は低めですし。あっ…すいませ…」
ミロ先生ほんと口滑らしがち…。
「もう…どうしていいか分かんない。編集部の人とつながりができたのに…デビューできそうだったのに…もう分かんない」
>休み時間、他の人に気付かれないように
僕に下着を見せる
>パンツを見て興奮するなんて小学生じゃないんだから
>多分そうとういいはずです
後日ミロ先生からチャットできてた提案を実行する本郷。
「割と相当…すごい。ほんとに相当…ドキドキするし。あいつ…相当ムカつく」
いや、ミロ先生変態すぎでは…。
(菅原氏がもし本気出したら…誰でもいいからしたいって思ったらきっと誰でもできると思う。泉だって菅原氏だったらきっと断らないと思う。ウィンウィン)
悶々とする和紗、母から息抜きに行こうと言われ行った先は。泉家族とのボーリング。
隣同士仲良いことはいいことなんですがこういう時どうしていいもんかって感じですね。
ドリンクを取りに来た和紗を手伝いに来た泉。
「俺何にしよっかな?」
「あっこのメロンソーダ、泉の」
「えっ?」
「嫌だったら私飲むけど」
「ううん。メロンソーダ好きだから」
「ふふっ、昔からね」
「うん。昔から」
あ~~~幼馴染~~~~。
「変な奴だよなぁ。和紗んとこの部の菅原さん」
「ううん。変かな?ミステリアスではあると思うけど。きれいだよね」
「ん~。でも変のが強い。あっ。持っていって大丈夫?」
(なんだろう?きれいより変な奴…の方が、聞いててなんか…)
ハズレとアタリ
さて百々子の方は…。
「そろそろ映画始まるね。出ようか。2600円だから…1000円でいいよ」
「えっ?割り勘で…」
「いいからいいから。俺女子に払わせるの苦手なんだ。おごらせて」
それは奢りじゃない…。
(それって奢りなんだろうか?私は1200円のパスタセットで杉本君は単品のパスタプラスカフェラテだから1400円で消費税も込み込みの値段だからおごってもらったのは200円だけで。なのに…)
「女子におごらせるヤツってさ。俺どうかと思うんだよね。ほんと…」
帰りの電車で来るラインの文にも納得行かない百々子
(あっ…どうしようかな?もしかして杉本君って…)
「きめぇ」
この可愛さで毒舌なのいいですね。
学校で菅原と鉢合わせる和紗
「そういえば典元君も変な奴だよね」
菅原氏と泉の印象が一緒。電車の二人のことは聞けずに和紗はそのままその場を後にします。
(変な奴…私の考え過ぎなのかも。でも…二人はお互いに…)
これ悪い方に考えてますよねぇ…。
で、最後は部長と天城くんの結果…。
「レポート読みました。
誤字脱字その他もろもろ校閲してあります。あとでチェックしておいてください」
「あっ待って!どうして読みはじめるの?あとで読みなさいよ!一人で読みなさい!」
「でも、気になって…」
風で舞い上がる原稿用紙。添削されまくった紙の中に最後の一枚、
天城の告白の文のよこには赤い文字で小さく
よろしくお願いします
と書かれてありました。それを見た天城くん飛び跳ねます。
「おお~~!やったさ~!はははっ!やった~!」
「バカ…あんなに大きい声出さないでよ。誰かに聞かれちゃうじゃないの。バカなんだから。あんなに喜んじゃって…ほんと…大バカなんだから」
なにここ、癒やされるカップル誕生じゃないですか…。
自分を否定された怒りのようなものでしょうか…。
和紗が勘違い暴走してるのが見てて辛いですね。
ってまさか今回のあれやそれで泉と菅原氏いい感じになったりしないですよね???
安心してみていられるのは部長の恋だけ!