前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- トラップを使って動物を捕獲することにしたほまれ達!浜辺で見つけた足跡の主・リスを狙うが、途中でウサギの巣穴を発見し、ターゲットを変更することに…。
- ほまれ、明日香、睦は試行錯誤しながらスネアトラップを張り巡らせる。その背後の茂みが揺れたことに、誰も気づかない…。彼女たちを見つめるのは一体…!?
- 今回は…トラップに獲物がなかなか掛からない。ひとまず今晩の食料をとりにいくほまれ。紫音が望むサザエをGETすることはできるのか?!無人島生活が長引く中、元気に振舞っていた明日香たちだがその心は限界に近づいていた。ほまれはこの雰囲気を打開すべく、父に教わったバーベキューを決行して…!?
【ソウナンですか? 5話 アニメ感想】奇妙なサザエ
サザエが食べたい!
「そんなにすぐにはとれないよ。運がよければ2~3日でとれるんじゃないかな」
うさぎがトラップにかかるのを待つほまれ達です。
紫音「じゃあ今日の…今晩の夕食はどうするの?!和気藹々としてる場合じゃないじゃない!」
ほまれ(そ、そうだった…!)
これからなにか取るにしてもイボニシやヤドカリばかりで飽きてきました。
「そうだ、海に潜ればサザエがとれそうだと前から思っていたんだ!」
「そうなのっ?」

「私好きよ!サザエのつぼ焼きとか!頑張ってとってきてね!」
という事でほまれと明日香が海へ向かいます。
なんとしてもとってこねば…( ̄▽ ̄;)
「おそらく水深10メートル位だろう。サザエなどの大型の貝は潜らないととれないんだ」
「へ~」
視界不良の中、ほまれは深く深く潜っていきます。
(人間は水中ではぼんやりとした視界しか得られない。しかし自分の吐いた息で即席の水中メガネを作ることが出来る)
そうなんですか!?Σ(´∀`;)凄
(魚がとれれば飢える事はなさそうだ)
魚はたくさん泳いでいました。しかし紫音が期待するサザエがいません。ほまれはもう少し粘ってサザエを探します。
紫音「おかえりなさい!見て見てこれ、拾ったの!お鍋になるかな~って…あら!すごいじゃない、そんなに!?」
ほまれと明日香は脱いだ服に大量の獲物をくるんでいました!
「さすがだわほまれさん~~!」
「あ」
「あら、落とし…」

「か、変わった形のサザエなのね…お星様みたいだわ」
※ヒトデです!!
「キヒトデだ。数少ない食べられるヒトデなんだが茹でる必要があるんだ」
茹でていると泡が出てきました。サポニンという成分で殺菌作用があるそうです。
「そろそろいいかな。裏返して割ると中からウニのような卵巣が出てくる。ここが食べられるんだ。ほら紫音、味もウニに似てるぞ」
「~~~」
ヒトデを紫音に渡すほまれ。その手は傷だらけでした。
明日香(怪我したんだよ…。牡蠣を見つけて取ろうとしたんだけど、殻がカミソリみたいに鋭いらしくてさ、素手で無理に剥がそうとして…)
紫音(えっ!?)
サザエがなくて、でも紫音を喜ばせたくて牡蠣をとろうとしたんですね(´・ω・`)
「―――おいしい」
「?」
「美味しいわ、ヒトデ。サザエより、ずっと美味しいわ!」
「そうか?よかった」
「ありがとう、ほまれさん」
「あぁ」
紫音もほまれもいい子だ~~。
翌日、さらにたくさんのヒトデが食卓に並んだのだった。
辛い
ほまれ、明日香、睦はトラップを見に行きますが何も掛かっていませんでした。
「まぁ自然相手っていうのは思い通りに…。! 狼煙!?」
「救助隊かな!?」
「だったらいいんですけど!」
紫音がいる方向です。
急いで本拠地に戻るほまれ達。そこには呆然と佇む紫音がいました。
「船が…見えたような気がしたの…」
「!どこだ」
「…なさい、ごめんなさい!なんだかそんな気がしてっ……!うわぁぁああんっ」
救助は来ていませんでした。無人島生活に慣れてきたように見えましたが、やっぱりいつ帰れるかわからないというのは不安ですよね。
「大丈夫ですよ、紫音さん、だいじょうぶですから」
「デリケートな紫音にここは過酷だよな。ガサツな私達と違って……。あれ…?おかしいな……っ」

「うわああああああああああああああ!早く家に帰りたいよぉっ!!」
みんな泣き出してしまいました(´Д`;)
「ほまれーっ!お前も泣いていいんだぞーっ!」
「そうですよぉ、ほまれさん!」
(に、苦手だ、こういう雰囲気は…。いま島に来て一番辛い。パパ……)

『辛い時、悲しい時はバーベキューだ!人生は大抵それで乗り越えられる』
『うん!』
バーベキューすげぇ!でもなんか分かる気がする!
ほまれは父の言葉を思い出し、行動を起こします。
ほまれ「紫音。ちょっと来い」
準備
「普段ここは海なんだが、この時間は干潮なんだ。足元を掘ってくれ」
先ほど泣いたことを怒られるのでは、と勘違いする紫音ですが言われた通りに砂を掘ると、なんと魚が出てきました!
「やったな紫音!」

「この前潜った時もしかしたらって思ったんだ。ベラは砂の中で寝るって本当だったんだ」
不思議な習性を持つ魚がいるんですね!
「一緒に捕まえよう、紫音」
「わかったわ!」
そして10匹のベラがとれました。
「ありがとうほまれさん、元気が出たわ!私…」
「これで今日はバーベキューができるな」
「何それ!?素敵っ!」
「いちいち抱きつかなくても大丈夫だっ!」

(やっぱりパパに言われたとおりだったよ…)
ほまれのパパ愛がUPした。
バーベキューだ!
明日香「すげぇ、魚じゃん!」
睦「こんなにたくさん?!」
紫音「今日はバーベキューパーティーよ!」
明日香「わぁ~~っ!私たちも準備するぞ!」

「はぁ~~~~~~」
別行動していた明日香と睦がとってきたクロモジの枝でお茶を作りました。紫音曰く高級な烏龍茶みたい、とのこと。香りもいいようです。

「ん~~~~!」
「魚!魚魚!」
「慌てて喉に詰まらせるなよ~」
「美味しいわ!」
魚も美味だったようです。
4人の腹と心が満たされます!
「もう大丈夫。みんな、絶対に4人で帰るわよ!」
「「「おーっ!」」」
4人の絆はさらに深まります!
「見てください、あそこに逃げ込んでるってことは、まだ生きてるってことですよね…!?」
小さい時、ウサギを飼っていた明日香はウサギが取れないならそれでもいい、と思っていました。
しかし翌日、睦とトラップを確認しに行くと獲物がかかっていて…!?
『次回、case.6 ウサギ実食』
うさぎさん!!!(´;言;`)

獲物の姿は確認できませんでしたがどうやらウサギが掛かったようです。ついに食べるんですね…(;゚д゚)ゴクリヒトデも食べたりで今回もワイルド(?)な食事でした。
紫音のために怪我をしながら食料をとったほまれ。それを知ってヒトデを頬張る紫音の優しさにも心が温まります。
バーベキューで無人島生活への活力もみなぎってきたぞ!
悲しい時、辛い時はバーベキューをしよう!!