【フルーツバスケット 17話 アニメ感想】透の親友になりたいんだ!うおちゃん更生、今日子さんとの大切な思い出!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 中学のスクール水着を愛用する透のために、うおちゃん、花ちゃんと由希、夾は新しい水着をプレゼントする。
  • 透と魚ちゃんの出会いは中学時代にさかのぼる。当時、レディースに入り荒れた生活を送っていたうおちゃんは透とその母「紅い蝶」こと今日子との出会いを通して少しずつ変わっていく。
  • 今回は…寂しさを自覚し受け入れたうおちゃんは、本田家にちょくちょく遊びに行くようになる。透とも仲良くなるが、そのせいでよからぬ噂が流れてしまい…。「透が自慢に思ってくれるような親友になりたい」。レディース抜けを決意するが、彼女を待っていたのは仲間からの制裁だった!

【フルーツバスケット 16話 アニメ感想】魚ちゃんと透の出会い!水着選びで由希と夾のバトル勃発!

2019.07.20




【フルーツバスケット 17話】うおちゃんの分ですっ!【アニメ感想・名場面】

居心地のいい空間

高校生に因縁をつけられたうおちゃん。
逃げる中で、偶然透にぶつかります。透は理由も聞かず、うおちゃんの手を引っ張って自宅に逃げ込むのでした。

「なんで助け…」
「は、はい!!ぜぇっ、ぜぇっ」
「大丈夫か?」
「ど、どうぞ上がってください…」
「(結局またここに来ちまった……)」

うおちゃんが感じた居心地の悪さ。自分が知らない、持っていない空気が彼女を孤独にします。

「知ってたってどうせお前なんて親じゃないとか死ねとか平気な顔で言うんだ。もしもあのクソ親父が夕飯作って待ってたとしても帰らねぇとかクソ不味いとか言って食べなかったり。そういうことを平気な顔でするんだ」

「だったら持っていようが持ってなかろうが何が違う?一緒だろ?一緒のはずだろ…?」

でもうおちゃんはそれが羨ましくて、欲しくてたまらないのでした…。

透はうおちゃんに寄り添います。

(私、もしかして寂しかったのかな…?)

夕餉の香り、光の灯る家、友達に別れを言って帰る家、帰りを待つ人、微笑んで迎えてくれる優しい人。
他愛のない大切な時間が欲しかったのだと思います。

(もうずっと前から、寂しかっただけなのかな?)

お母さんが去っていって、お父さんともうまくいかなくなって。

「肩の力を抜いただけだよ」

今日子さんの言葉を思い出します。

帰宅した今日子さんが見たのは仲睦まじげに眠る透とうおちゃんでした。





 大切な思い出

「たしかにウチラはただの不良だけどな!てめーらみたいにいきがる奴らをたたきつぶしてその名を挙げ、いつかはここら一帯を占める恐怖の不良軍団を作ってみせる!」

食事処を出た透たちですが、「魚谷ありさ」を連呼するヤンキーにしつこく絡まれます。

(なんだかな。昔の私もこんなんだったな…。構って欲しくて、でも放っといて欲しくて)

そんなわがままは大人になっても変わらない、と亡き今日子さんは言っていました。

(あれ以来、よく透の家に行くようになった。いつだって気持ちよく迎えてくれた今日子さん。青臭い私の話を聞いて考えてくれた今日子さん)

一緒に夕飯の準備をしたりもしました。

しばらくして、うおちゃんはあることが気になります。

「なぁ…。透って何でいつも敬語なんだ?」

母親にも敬語ですよね。

「勝也の、あぁ、勝也って父親の名前。勝也の敬語が移っちゃってたんだよね~。でもまぁいいじゃん!可愛いからっ♥」
「えへへ」
「本当に親ばかだな。まぁ可愛いけど…」

可愛いのは否定しない(笑)

(いつの間にか居心地の良くなっていた空間。やっぱ透と今日子さんの力が大きかったのかな)

うおちゃんは中学に行くようになりました。学校に行けば透に会えるから、という理由がまたね…(;▽;)
勉強は理解できれば楽しいものです。透ともどんどん仲良くなっていきます。

(だって透は最初から近くに立っていてくれたんだ。振り返ればそこに透は立っててくれたんだ)

しかし周りの目は違いました。透と立ち話をしているだけで教師に目をつけられます。

教師「本田さん、大丈夫!?」
透「? 何がですか?」
教師「えっ……」

先生も偏見の目で見ていました…。酷いよ…(´・ω・`;)

「呼び出せ」
「ちょっと思い知らせなきゃな」

学校に行き始めたうおちゃんはレディースのメンバーの反感も買ってしまいます。

クラスメイト「ねぇ、本田さんって魚谷さんと親友なの?」
透「し、し、親友なんてそんな素晴らしい!そんな光栄なっ…(はっ!でもそう思っているのは私だけかもです…)す、すみません…」
クラスメイト「はぁ?」

透とうおちゃんの距離が近いことは周りも気づいていました。
しかし傍から見れば共通点のない二人。親友どころか友達にも見えないようです。

「先生も見張ってるっぽいよ」
「本田さんもああ見えて裏では決行やばいことしてるかもだし」

変な噂が立ち始めます。うおちゃんと知り合いだから、という理由だけで。

(私はともかく透のことまで言われたくないな。もしかしなくても…私、透のそばにいないほうがいいのかな?離れたほうが……)

大切だからこそ迷惑をかけたくない、傷つけたくない、離れなければ、と思ううおちゃんですが。

「あれ?本田さん、ひとつ余分じゃない?」
「いいえ。うおちゃんの分です!」

うおちゃんは調理実習をサボっていました。透はそんな彼女の分のカップケーキもちゃんと作ってくれました(´;ω;`)

本当の居場所がもうある事に、魚ちゃんは気づきます。





 レディースを抜けて透の親友に…

その夜、族抜けを決意したうおちゃんは制裁と称したリンチに遭います。
怖くない訳がありません。今すぐに逃げたい、そんな状況です。

制裁を受けてでも族抜けを決めた理由は。

(変わりたいって思った。初めて自分からそう思った。もうこんな自分はやめだ。だって)

(だって私は―――)

透の存在がうおちゃんを変えました。

「その辺にしときな」
「誰だ!?」

リンチが過激になるなか現れたのは、紅い蝶ことレディースの伝説・今日子さん!!(かっこいい!!

うおちゃんはその場で気絶します。目が覚めると今日子さんに担がれていました。
「ガキども払い除けて逃げただけだよ」と言いますが、荒くれ集団の制裁を中断させるなんて真似は普通できませんよ…( ̄▽ ̄;)

「あんたの先輩って子が来たんだ。口元にほくろのある子。自分には止められない、魚谷を助けて、ってさ」

前からうおちゃんに目をかけていた先輩・秋元でした。
彼女はうおちゃんの意思を尊重し、背中を押してくれます。
今日子さんも族抜けを「偉い」と褒めてくれました。

「運がいいね。優しい先輩もいたし、族抜けでもっと死ぬ思いしたやつもいる。あんたは運が良かったんだよ」
「…馬鹿だ。痛い目みないと分からない、私は馬鹿だ…!」
「痛い目みて、迷惑かけないと分からない気持ちだってあるさ。人生の底まで落ちて、初めて分かる気持ちだってあるさ。綺麗なものに反発して、でもどろどろになって初めて綺麗なものが恋しくなったりもするさ」

今日子さんの経験でもあるのでしょうね…。

「痛みには優しさが必要で、暗闇が目立つにはお日様が必要で。どっちもバカにできない、どっちも無駄なものじゃない。だから躓いて間違ってもそれは無駄じゃないさ。無駄にするもんかって思ってればきっと自分を育てる肥やしになるさ」

「今日子さん、私、透の親友になりたいんだ!透が自慢に思ってくれる、そんな親友になりたいんだ…!」

自分を変えたい、変えていきたい、と思ったのはそのためでした。

うおちゃんにとって透は自分を変えてくれた人、大切な友達。今日子さんは最大の理解者で道しるべでもあったんですね。

(今思い返すと少し気恥ずかしい。おんぶされてべろべろ泣いた自分、でも無駄じゃなかったよ)





 出会いは人を変える

(しばらく喧嘩を売られたけどなんとか乗り切った。ひとりじゃないって本当にすごい)

うおちゃんは「普通」の生徒になりました。透と並んでもそれほど違和感はありません。

(秋元先輩とはその後会っていない。遠くに引っ越したって噂で聞いた)

秋元先輩も本当にいい人でしたね。

(中二になって花島に会って、ますます楽しくなって)

うおちゃん花ちゃんも集まって本田家で誕生日パーティーを開いたり。

(今日子さんも楽しそうに笑ってて。なのに。死んじゃうなんて嘘だろ?もうあのアパートに明かりがつかないなんて。嘘だろ?大好きだったよ、なんの義理もないが気を助けに来ちゃうような、お人好しで真っ直ぐで、暖かい今日子さんが。大好きだったよ―――)

今日子さんの死は、うおちゃんの心にもポッカリと穴を開けました。

うおちゃん「舐められてる内が花だよ嬢ちゃん、自分を誇示したいだけなら方法いくらでもる。そんなとんがり方は今のうちにやめときな。洒落にならなくなる前に、叱ってほしいだけならいつだって叱ってやるからさ」

うおちゃんに絡んでいたヤンキーはその一言で付きまとうのをやめます。やれやれという様子の夾たち。

「姐さん…っ!」
「姐さん!?」

うおちゃんの心意気に魅了されたヤンキーでした。チョロいぞ(笑)

透「本当にありがとうでした!花ちゃん、うおちゃん、ではまた明日下学校で!」
うおちゃん(今日子さんには会えない。もう。でも残してくれたものがある。たくさんの言葉や心、そして透。みんなみんな私を育てる肥やしになるから)

その夜、魚谷家に明かりが灯っていました。
キッチンに立つうおちゃんは、かつてお父さんが作ってくれた焼きそばを作っています。

「こらオヤジ!!酒は控えろって医者に言われてんだろ!」
「見つかっちゃったよ~~」
「かわいこぶるな!」

今はもうお父さんとも仲良しです。

「ったく、しょうがねぇな」

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切なく、しかし心が温まるお話でした。
うおちゃんにとって透と今日子さんは自分を、人生を変えてくれた人だったんだな~。そして今も変わらず今日子さんにもらった言葉と思い出を胸に生きている…。
お父さんとも仲睦まじくなっているのが泣けますね(;▽;)
すっかりうおちゃんのファンと化したヤンキーたちは癒しキャラに(笑)
彼女たちにとっての「魚谷さん」と、うおちゃんにとっての今日子さんが重なります。
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