内容をカンタンに説明すると…
- 2年生に進級した西片は、高木さんの横の席で再びリベンジを果たそうと頑張るが。
- 教科書を忘れてしまった西片は机をくっつけて高木さんに見せてもらうはめに。そこで繰り広げられる心理戦(?)
- 今回は…氷の板で勝負を仕掛けられた西片はまんまと高木さんの言葉に引っかかってしまい?2月14日はバレンタインデー、西片は無駄にそわそわしながら1日を過ごしていたのだが…。
【からかい上手の高木さん2 2話】氷/外見/前髪/バレンタインデー【アニメ感想】
読みが甘い
「でっかい氷だなぁ」
「昨日雨だったもんね」
道端に氷の張った水たまりが。
「持っていきたいとか思ってる?」
「思ってないよそんな小学生じゃあるまいし」
「ねぇ西片、勝負しよっか」
「いいけど何するの?」
「校門まで大きい氷を持っていった方の勝ち。ただし地面に落としちゃったらその時点で負け。」
西片どう考えても負けるでしょそれ…な大きさの氷。
「大きいの取ったねぇ。学校まで保てばいいけど」
(高木さんめ、焦っているな?
悪いがオレがこの氷を落とすことはない。なぜならオレは小さい頃から氷を見つけると必ず持ち運んでいたから指が冷たさに強いのさ。
加えて高木さんにからかわれた回数の三倍の腕立て伏せを厳しく自分に課しているオレにとってこんな氷大した重さじゃないのさ。
思いつき勝負を仕掛けたことを後悔するが良い。
高木さんは今日、オレに負ける)
謎の自信です。
「なんか西片が大きい氷持って嬉しがってる小学生みたいだなーって」
「別に嬉しがってなんか…!」
手から滑り落ちる氷。ぎりぎりのところで掴みました。セーフ。
「惜しかったな~~~」
(高木さんめ~~~~
うかつだった。落とさせる、そんな作戦があったか)
西片ほんとに読みが甘い。
「あ、そうだ。罰ゲームだけど負けたほうが勝った方の手を温かくする…ね?」
「え~~~~~!!!」
動揺して氷落としました。
「弱いな~~西片」
ほんとにな……。
「西片…」
手を差し出す高木さん。
手を制服で拭いてから西片が高木さんの方に差し出そうとすると…。
「カイロちょうだい」
なるほどーーー!!
「…はい。」
「ありがとう…あったかいね」
高木さんとっても嬉しそうなのでした。(西片にはその口元は見えてない)
計算に入れなさすぎ
「オレは昨日とどこか違っています。さてどこでしょう。」
「気分とかじゃなくて?」
(ははは…わからないだろ高木さん?実は昨日の夜髪の毛を少しだけ切ったのさ)
朝から勝負ですか。
「あ・・・わかったかも。でももうちょっと観察しようかな~~~」
(わかってないな?カマをかけてオレが口を滑らせるのを狙ってるな?高木さんめ
そうはいくか)
「ほんとにどこか違うの?」
(しまった…。じろじろ見られることを計算に入れてなかった)
こんなゆっくりしてて登校時間大丈夫ですか?
ぐいっと近づく高木さん。
「近いよ…」
「目かなと思って」
「匂いはどうかな~~~」
ここぞとばかりに近づきまくりますね高木さん。
「タイムアーップ!!」
「そうきたか」
「答えは?」
「……髪の毛」
崩れ落ちる西片。
「なんで…」
「すぐに変えられる外見なんて爪か髪の毛くらいだし。爪じゃなかったら髪の毛かな~って」
「じゃあ罰ゲームだけど。私も明日ちょっと外見変えてくるから次は西片が当ててね」
(高木さんめ。恥ずかしくてまじまじ見られないとわかってて…。
やり返されるのも計算に入れてなかった)
今回は詰めが甘い、甘すぎますよ西片!
小話
「おはよう」
「どうしたのその髪、なんか変」
ユカリちゃんの前髪が変なんです。
「昨日ちょっと自分で切ってたら切りすぎちゃって。
だから笑うなって」
ミナちゃんめっちゃ笑うやん……。
「無理だよ面白いんだもん」
「あんただって失敗したみたいな前髪のくせに」
「ほんとに…?」
「そうよ、似たようなもんよ」
落ち込むミナ。謝るユカリ。
そしてミナも謝ろうと再びユカリを見て…爆笑。
どんだけミナにとってツボに入る髪型なんだ…?
チョコはもらえるのか?
(今日は2月14日)
いつもどおり二人で登校。ほんとに付き合ってないんですかこの二人?
下駄箱の前。
(もしかしてこの中に誰かからのチョコが入っていたり…)
しなかった。
西片期待しすぎでは。
(どうやって渡そう…)
リア充真野ちゃん、彼氏の中居くんに渡すタイミングがわからない。
先生に見つかると没収される・・・ということで皆に渡すために大量に
持ってきてたミナちゃんのチョコは途中で先生に没収されました。
「チョコ。もう渡したのかなって」
高木さんに聞きに行く真野。
「ん~、渡したと言えば渡したのかな」
渡した場所や内容が外野のせいで聞き取れない。ちょっと高木さんの話し聞きたいんですけど!!(視聴者)
(高木ちゃんも恥ずかしいのかなぁ、でも私は手渡ししたい!
なんとしても!そのほうが気持ちが伝わる気がするし)
ん?ということは高木さんもう既に手渡しじゃない状態でどこかに置いてきた?
中井くんはずっと友達と話してるのでなかなか一人になってくれません。
意を決して呼びましたが周りの同級生にからかわれ…真野は走って逃げてしまいました。
その後中井くんがちゃんと追っかけてきてくれたおかげで無事に渡せますが…先生が通りかかります。
「おい・・・」
「本です!貸してた本返してもらっただけで」
先生…見逃してくれたようです。
もらえなかった男どもがうなだれています。
下校時刻。西片はとなりの高木さんに。
「じゃ、じゃあね高木さん」
「うん」
なんともあっさりなお別れ。
(結局何もなかったーーー!!!
いや…別に期待なんて…。してなかったさ。
バレンタインのことでからかわれなかったんだから今日は大勝利さ)
西片のショックの大きさ(笑)
下駄箱を開けるとそこには…包まれたものが。
「西片、チョコ?」
高木さんが覗いてきました。
「あ、えーっとこれは木村かな。木村のいたずらじゃないかな」
「違うよ」
「え、なんで?」
「だってそれ入れたの誰か知ってるし。ねぇ、誰だと思う?
今結構近くに居ると思うな?」
(この感じは高木さんだな?でも万が一にも違ったらなんか恥ずかしいし)
「別に知りたくないし…」
「今日なんの日か知ってる?」
「…バレンタイン」
「正解~~~じゃあチョコあげるね」
(チョコをくれる?ってことはこれは高木さんからじゃないのか)
チロルチョコ的なものをくれる高木さん。
いや、しかしこれ先生通りかかったら大変なことになるんじゃ…って思ったけど放課後だからミナもチョコ返してもらってたし大丈夫な感じでしょうか。
「義理だよ」
「わかってるよ」
「こっちはね」
(こっちは…?……じゃあこっちは?)
雪の降る中二人は帰宅を始めます。
「そのチョコ誰からかわかる?」
「さぁ…わからなくていいから」