【フルーツバスケット 14話 アニメ感想】紅葉の家庭事情も辛い!夾の後悔とは?由希が帽子を見つける!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 巳の十二支・草摩綾女は、由希の兄だった!兄弟の間に深い溝があると吐露する綾女に、透は「子供の頃感じた気持ちをちゃんと忘れずにいれば大人になっても、親になっても理解しあえる。100%は無理でも歩み寄ることはできる」と言う。早速実行に移す綾女。だがその破天荒な言動が災いし、兄弟の距離は一歩進んで二歩下がるのだった。
  • 綾女の学生時代の伝説にあいた口がふさがらない透達!しかし彼には紫呉やはとりという幼馴染が居た。自分には無いものを持つ相手を素直に尊敬し憧れ、大切にできる。そんな兄の一面を知った由希もまた、少しずつ歩み寄ることを覚えていく。
  • 今回は…紅葉の母には息子の記憶が無かった。母が捨ててしまった辛くも大切な思い出を紅葉は語り始める。今日子の命日を迎え、透たちは墓参りへ向かう。

【フルーツバスケット 13話 アニメ感想】変態兄・綾女襲来!紫呉、はとりと男の友情!

2019.06.29




【フルーツバスケット 14話】ヒミツだよ【アニメ感想・名場面】

紅葉の笑顔に隠された気持ちは…

(忘れていい思い出なんて、ないと思うんだ。一つも)

紅葉の視線の先には一人の女性と女の子がいます。外国の方のようですね。家族でしょうか?

花ちゃん「透くん、頑張ったわね。ああして笑えるようになるまで、きっと何度もめげそうになる自分を叱ってきたのでしょうね。私は、例えば透君が死んでしまったら、同じように一年後笑えるかしら?いっそ出会ったことすら忘れたいなんて願ってしまわないかしら。透くんは、頑張ったのね」

透のお母さんの命日、5月1日を控えたある日の事です。
透は母の思い出を抱えて懸命に生きていました…。

「手伝ってくださってありがとうございます」
「いいの~」

透のバイトを手伝う紅葉。
いつもこの時間までビルにいるのかな?
オーナーのお父さんを待っている?(´・ω・`)

「そうです、紅葉くん。紅葉くんはご両親のどちらがドイツの方なのですか?」
「ムッティ!」

お母さんがドイツ人だと。
写真を見せてもらうと、紅葉に似た美人さんでした。透がそれを言うと紅葉は鼻を高くします。

「パパが草摩の人!パパってばよくこんな綺麗なママをGETできたよね~!」

「でねでね、僕妹がいるのね。モモっていってね!ママにそっくりなの。今小学2年生。あ、でもモモは十二支じゃないよ?でね、すっごく甘えん坊でね。ママの後をひよこみたいについて歩くの。でもあまり日本語上手くなくてね。なんかたどたどしくて、すっごく可愛いの!」

嬉しそうに、愛しそうに家族の話をする紅葉。

「ママとモモね、パパを迎えに来るの」
「じゃあ一緒に帰るのですね!」
「そうね。帰れたらとっても素敵。でもママは僕の事知らないから」
「え?」

薄々何かあると思ってたけど…。

直後、外国人の女性が紅葉に話しかけてきます。紅葉が写真で見せてくれたお母さんでした。ひよこのようにくっつく女の子を連れて。紅葉の妹、モモです。

「あまり帰りが遅いとお母さんが心配するでしょう?」
「大丈夫、もう帰るから!」
「そう?寄り道しちゃダメよ」
「うん!」

母子の会話にしてはあまりに不自然なものでした。
母はモモの手だけを引いて去っていきます。紅葉を見るモモは後ろ髪を引かれているようですが…。

「紅葉くん…」
「ママは僕のこと、草摩家の誰かの子だと思ってるの」

大好きな人と出会って、大好きな人と結婚して、大好きな人との間にできた子供を産んで。

「その子供を抱いたら奇妙な動物の赤ちゃんになってしまうなんて。それってお母さんにとってどれくらい絶望的なことなのかな」

物の怪に憑かれた子供の母は不必要なほど過保護になるか拒絶するかのどちらかが殆どなのだそうです。
紅葉の母は後者でした。そしてかつてのカナのように、精神を病んでいきます。

父『紅葉、ママがダメになってしまうかもしれないんだ。でも紅葉のこと忘れたら治るかも知れないんだって。紅葉にはとても辛いけどパパがその分いっぱいいっぱい愛してあげる。紅葉もママを愛しているなら助けてあげよう』

その言葉に悪意は微塵もなく、息子への愛と申し訳なさが溢れていますが、見方を変えれば「お前がいるから母は壊れてしまった」と言われているのと同義で。
紅葉の選択は、ひとつしかありませんでした。

『本当に。本当に忘れてしまっていいんですか?後悔、しないんですか?』

紅葉の母に問うはとり。カナを失った彼の言葉には重みがあります。
どれだけの辛い思いが込められているのだろう…。

そして紅葉の母も選択します。

『私の人生最大の後悔は―――』

『あの生き物を自分の体から出したことよ』

名前すら呼ばない口ぶりが深い拒絶を物語っていました。





二人のヒミツ

紅葉は母とはとりの言葉を聞いていました。
存在ごと拒絶されてどれほどショックだっただろう…(´;ω;`)

「そして僕はママの記憶から消えちゃった。ママはどんどん元気になっていったよ。二ヶ月後には笑えるようになっていたんだ。僕は…僕はママを助けてあげられたのかな?」

彼は決して母を責めたりしません。
帰路に着く親子3人の後ろ姿を見ながら、自問自答します。

そっと遠くから、見つからないように見守っていました。初めて透と出会った時は、母を見るためにここへ来ていました。

「だけど僕は思うんだ。僕はちゃんと思い出を背負って生きていきたいって。例えばそれが悲しい思い出でも。僕を痛めつけるだけの思い出でも。いっそ忘れたいって願いたくなる思い出でも、ちゃんと背負って、逃げないで頑張っていれば。頑張っていればいつかそんな思い出に負けない僕になれるって信じてるから。信じていたいから」

それは母を亡くしてからの透も同じで。

「忘れていい思い出なんてひとつもないって思いたいから。だから…だから本当は、ママにも忘れて欲しくなかった。頑張って欲しかった。だけどこれは、僕のわがままだから」

「ヒミツだよ」

紅葉は涙をこらえているようでした。

透は紅葉に駆け寄り、十二支の姿になった彼を抱きしめます。

「私も、私も信じています…。(どんな思い出も、ちゃんとこの胸に抱いて信じて生きたい。負けない自分になるように。いつかそれすらも超えて尊い記憶となるように)」





お墓参りへ

5月1日当日。透は由希、夾と一緒に墓参りへ向かいます。
先に到着していた魚ちゃん、花ちゃんとも合流します。が、その服装がなかなか奇抜でした(笑)

「これはな!今日子さんからもらった由緒正しい、赤い蝶の特攻服なんだぜ!」
「赤い蝶…?」
「お母さんの現役時代の名前です」
(現役って)
(思いっきり浮いてる)

今日子さんはその界隈では伝説のお人だったらしい…。
魚ちゃん(花ちゃんも?)は今日子さんの後輩のようですね!( ̄▽ ̄;)

ちなみにお母さんのお墓はもう綺麗になっていました。おじいさんが先に来ていたようです。

「あのじいさん、どっちのじいさんだ?」
「お父さんのお父さんです!」
「今日子さん親とは疎遠だったしなー」

「…お父さんはどうして?」
「風邪をこじらせてそのまま、だそうです。私は小さかったのでよく覚えていないのですが」

由希は納得します。少し前に風邪をひいた時の透の過剰とも思える心配はそのためでした。

(父親が死んで、母親も死んで。それでどうして…?どうして暗い影を落とさずいつも笑顔で明るく居られるのだろう?)

事故当日、授業中に呼ばれた透は少し会話をしたあと教室から飛び出していきました。友人二人も後を追い、教室は一時騒然となります。

由希(そんななか、”身内の人間が事故にでもあったのかな?”そんなことをぼんやり考えていた。そんなぼんやりとした意識の存在でしかなかった本田透という人間は。なのにいまこうして同じ家に住んでいて、近くにいて。いっしょに笑っている自分が居るなんて不思議だ)

透、由希、魚ちゃんは墓前に花を供えます。
一方、その場から少し離れた夾の所へ向かった花ちゃんは。

「死んだ人間の電波は多分とても弱くて、今生きている人間の思念の強さの前ではかき消されてしまうんだわ。今もそう。今もあなたの電波は酷く響く…」

「どうしてそんな悔いた気持ちで墓前に立っているの?」

墓参りに来てから、いや、その事に触れた時からずっと夾はどこかおかしかったのです。





2人のヒミツ?

墓参りも終わり、それぞれ帰路に着きます。

魚ちゃん「なんかあれだな。あの3人の雰囲気、ここ最近ますます良くなってきたんじゃん?王子とかツンツンしたとこなくなってきたし。キョンもなんだかんだ透のこと勞ってるみたいだし。いつか透のことが好きだとか言い出しちゃったりしてな!」
花ちゃん「あらいやだ。そう簡単に透くんとの交際は認めなくってよ」

そんな姑みたいな

「草摩夾と草摩由希には依然として、混沌、カオス、形こそはっきり分からないけれど、暗い影に満ちた思念が心を支配しているわ。そういうものは人なら誰しもあるけれど、あの二人は重症の部類ね。あの思念がある限り恋愛する余裕なんてないんじゃないかしら?」

3人とも恋愛に酷く鈍感だし。と付け加えます。

「でもまぁ、訳も分からず気がついたら咲いてたってのもあるからな」

それが恋というものです!

「嫌だわ…。透くんがお嫁に行ってしまうなんて考えたら泣くわ」
「飛躍しすぎだって」

その時が来たら魚ちゃんと花ちゃんの彼氏(婿)チェックが入るんだろうな( ´_ゝ`)

「いや~。今日一日お疲れ様のお茶は美味しいです~」

姑の心配も知らない透は縁側でひとりくつろぎ中です。

「今日は楽しいお参りができました。お母さんにも由希くんと夾くんをご紹介できてよかったです!(お母さん。あのおふたりがいつもお世話になっている方たちです、いずれ紫呉さんともお会いできたらいいですね。お母さん、私はこのおうちでみなさんと一緒に毎日を楽しく過ごしています!ですからこれからも。安心して見守っていてくださいね。お母さん)」

もう会えないけれど、透とお母さんの心はいつも一緒です。

「風のせいで飛んじゃったのか」

廊下に飛んできた紙を拾い上げる由希。その奥にある部屋で、あるものを発見します。

「帽子――――」

由希はそれに見覚えがあるようです。

帽子をかぶった女の子と今日子さんを見たのは彼だったのでしょうか。

「なんでこんなとこで寝てんだコイツ…。おい、風邪引くぞ。起きろ」

縁側では夾が、熟睡する透を発見します。
揺さぶっても起きません。

「ガキの寝方だ…」

隣に座り込んで透の寝顔を見つめる夾。

「…おい」

声をかけてもやっぱり起きません。
夾は透の耳元に近づいて。そして

「――――ごめんな」

消え入るような声でそう言いました。

 

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ラストに意味深すぎる描写キタ――(・言・;)――!!
見入ってしまうほど美しい演出でした。
帽子の男の子はやはり由希なのか?
夾はどうして謝ったの!?(しかも深刻そうに
今日子さんのことが何かしら絡んでいるようにも見えますが。髪色似てる云々といい、共通点が無い事もない…?(´・ω・`;)
今日子さん=ヤンキーはともかくそんなにすごい人だったのか…。魚ちゃんの崇拝っぷりを見るに人格者でもあったのでしょう。
紅葉の笑顔に隠れたもうひとつの一面も明らかになりました。
いや、辛すぎません…?(´;ω;`)
あんなに傷ついて、それでも家族を想って愛して大切な思い出を抱えて生きていく強さ…。普通グレますよ。いい子過ぎるよ紅葉…次元の壁を越えて抱きしめてあげたい!!←
転換点とも言える回でした。透たちの今後に目が離せません…!
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