【からくりサーカス 34話 アニメ感想】勝と鳴海が共闘!!戦闘シーン格好良すぎる!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 仲町サーカスの団長、ノリ、ヒロは、仇敵・レディスパイダーを道ずれに”サーカス”を完遂する。
  • ブリゲッラVSアルレッキーノ、ハーレクインVSパンタローネの激闘!最古のパンタローネを倒したハーレクインは愛しの”フランシーヌ様”が乗る列車を強襲して…!?
  • 今回は…ハーレクインと戦うエレオノールは列車から姿を消す。シャトルを狙うブリゲッラを破壊し、発射場にたどり着いた鳴海だがそこにオートマータの大群が襲来。絶望的な状況でひとり戦う彼に加勢したのは…!?

【からくりサーカス 33話 アニメ感想】ハーレクイン大暴走!仲町サーカス散る!

2019.06.07

【からくりサーカス 34話 アニメ感想】背中を守る者

エレオノールVSハーレクイン

ハーレクイン襲来で自ら戦おうとする鳴海。しかしエレオノールに止められます。

「あなたは私が守る!忘れたか!あなたには人類のために宇宙へ行く使命があるだろう!」

使命もあるけど、一番は「大切な人を守りたい」という気持ちなんだろうな…。

「エレオノールちゃんの所有者ってお前か?いやねぇ、オレッチはここに来てその娘っ子が欲しくなっちまったんでぇ~~!」

ハーレクインは邪魔な鳴海を狙いますが、エレノールが身を呈して庇います。
その後仲町サーカスの置き土産であるあるるかんを発見し、目の前のヘンタi…もといハーレクインに立ち向かうエレオノール。

「私は私の大切な人のためにこの身を捧げられる!!」

エレオノールも強いのですがハーレクインがなかなかしぶといですね。
さすが最後の4人!( ̄▽ ̄;)

「あなたは知らないでいい。私がいかに多くのものをあなたからもらったか…」

たまらず参戦しようとする鳴海に、エレオノールは言いました。

「それは放り出されていた人形が初めて人の手にとってもらったような。また追われていた野良犬が初めて頭を撫でられたような…」
「エレオノールちゃん?どきな、そいつを殺すんだから」
「どけぇ!!後ろに下がってろ、俺がやる!」
「加藤、ありがとう。出会ってくれて」
「何…!?」
「ありがとう、声をかけてくれて。ありがとう、思い出をくれて」

まるで別れの挨拶のようです。

「あなたがまた私を憎んでも構わない。だから…」

「いつかまた、私と出会って下さいね」

エレオノールはハーレクインを道ずれにして列車から姿を消しました。
ハーレクインをロケットから、鳴海から遠ざけようとしたのか…。

鳴海「エレオノール…!エレオノール!!!」

鳴海VSブリゲッラ

鳴海はエレオノールを追いかけるように車両から身を乗り出しますが、直後、先頭車両に居る何者かの気配を察知し、そちらへ向かわざるを得なくなります。
そこにいたのはブリゲッラでした。(´Д`;)

「今までの相手は皆弱かった。お前に期待する!」
(エレオノール、生きていろよ。――いや、忘れるんだ。こいつを倒す、宇宙に行く、それが俺の使命。人類のために…!)
「では行くぞ」
「来いやァ!!」

どちらも拳法の実力者です。かつてない肉弾戦が始まります!

「どうした鳴海!?そんな力任せの攻撃では中国拳法特有の気が通わない!!」
(こいつ!今まで戦ったどのオートマータより強ぇ!)

鳴海が拳法で圧されています!Σ(゚д゚lll)
ブリゲッラの強烈な一撃を喰らい続け、鳴海は戦意を喪失していきます。

「私は徒手の格闘技が好きだ。なぜなら自分が優れていることを道具の力でなく自分で証明できるからだ!さぁ!お前の強さを証明するのだ!!」

きみジャッキー・チェンとか好きでしょ絶対!()

鳴海は意識が朦朧とする中、子供たちに希望を託されたことやエレオノールとの会話を思い出します。

(あぁ、そうだ、俺は…あいつに酷いことばっか言ったっけ…。あいつに……謝らなきゃ)

鳴海も言いたくて言ったわけじゃなかったのかもしれません。
遠ざけようと思うあまりついキツい言葉になって、エレオノールを傷つけてしまい。鳴海の心も傷ついていたのかも。

「シャトルの発射場が見えてきたぞ。だがお前があそこに着くことはない。私を失望させた罰として、拳法家として最も不名誉無しを与えてやろう。すなわちミサイルでの死だ!」

いきなりミサイルはブッ飛んだ気もしますが確かに不名誉ですね…!

”ミサイル”と聞いた鳴海の頭に、亡き師匠との会話がよみがえります。

この直後、鳴海の動きが一変しました。

拳法基本の一番打法・壁拳。
敵に向かって伸ばした腕はミサイルの発射のごとく、体の各部分を連動させ気と強調させ力を打ち込む。

壁拳がブリゲッラのミサイルを交わして炸裂します。キタ――(゚∀゚)――!!

「ありがとうよ、てめぇのミサイルのおかげで大事なことを思い出せたぜ!憲法は手足だけでやるもんじゃねぇってことをよ!!」

鳴海が攻勢に回ります!

ブリゲッラは鳴海にヒントを与えてしまったこと、そしてミサイルを使ってしまったことを酷く後悔しました。

(あの一発だ!あの時、私の中に暗い快感が生まれたのだ。一発で敵を消し飛ばす快感をもう一度求めた!なんということだ…あの一発、あの一発さえ撃たなかったら!!)

あの時、とはアルレッキーノとの戦い。
全ての戦いが今に繋がってますね!アルレッキーノの犠牲も無駄じゃなかった…!

鳴海の最後の一撃が炸裂!
シャトルから落ちたブリゲッラは地面に叩きつけられました。

なんとか倒しましたね!(*´д`;)

拳法にこだわった彼は最後にそれを自ら手放し、本物の拳法の前に倒れました。

勝VSグラツィアーノ

「僕はもういっぱい泣いたよ。いろんな時にいろんなことで。昔のことを知って泣いたし、今のこの世界のことでも悲しくて泣いた。でも…もう泣かない!泣いてたら誰も助けられないから!」

勝の戦況が明らかになりました!
圧倒的に不利な勝ですが、彼は諦めません。

(鳴海兄ちゃん。笑うって強いことだよね。人にも自分にも、優しさと勇気を上げるんだから。僕は強くなるんだ!僕は鳴海兄ちゃんみたいになるんだ。みんなを助けるために僕は強くなるんだ!)

正二の形見刀を手にした勝はグラツィアーノに立ち向かいます!

「過去がなんだ!僕は過去を憎む!悲しい過去を憎む!今に生きる人をがんじがらめにして幸せを求める気まで奪っちゃうのは過去の糸だ!今を生きるには過去の糸に操られちゃダメなんだ!」

勝の力を疑問に思うグラツィアーノ。
勝は祖父の、正二の武芸をダウンロードしていました。

「何が過去を憎むだ!お前は人間の過去、伝統の力で戦っているではないか!」
「伝統はただの過去じゃない。人間の伝統はきっと心の姿勢だ!悲しい過去をもっとマシにするために頑張る心なんだ!」

人々の技と共に想いも受け継いでいます。

(おじいちゃん、僕に力を貸して!)

まさかの正二キタ――(゚∀゚)――!!
刀で紡がれる伝統です。

勝はグラツィアーノの剣を砕き、グラツィアーノ本体をも一刀両断にしました。

「お前の伝統なんて、一秒で忘れてやる」

偽りの過去にすがったグラツィアーノは人間の伝統を前に倒れました。

共闘!!

一方、シャトル場に到着した鳴海。
ここまで長かったよ…。そして余りにも多くの犠牲が出てしまった…。

「なんて数だ!防ぐ手立てはないのですかい!?」

交信していたフウたちが異変に気づきます。かつてない数のオートマータがシャトルを壊さんと押し寄せていました。

鳴海は地上へ向かいます。
フウが止めますが聞く耳を持ちません。命懸けで運んだシャトルを傷つけさせまいと、戦いを買って出ます。

(さすがに…これだけの敵を相手にしたことはなかったな。でも、クソ…!負けるかぁ!!)

四方から敵の攻撃を食らっていた、はずでした。
しかし突如、敵が目の前に集中します。

(いや、違う。俺の背後から攻撃が来なくなったんだ。俺の後ろを守っている奴が居る?畜生、前の敵で手一杯だ!だが確かにいるんだ。誰だ!?誰が俺を守っている―――)

筋肉隆々の大柄な男を思い浮かべる鳴海。ですがそこにいたのは

(やっと会えた!鳴海兄ちゃん!!)

勝キタ―!\(;; ‘ω’)/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!

(今度は僕の番だからね!)

華麗な手さばきでからくりを操る勝。格好良すぎて鳥肌立ちました!(゚∀゚o彡

オートマータ「えぇい何をしている!!たかが人間ッ――」

子供ごときに、と言葉が続きそうでしたがそれを遮るように勝はオートマータを破壊します。

(チラチラと人形が見える。人形遣いか?見えねぇ。でも後ろの奴、頼もしいぜ!!)

鳴海がそう思うほどに、勝は強くなっていました。
あの泣き虫だった少年と共闘する日が来るとは!背中を預ける日が来るとは!(T▽T)

モニター越しのフウたちには、全てが見えていました。

リーゼ「勝さん!」
ミンシア「すごい、誰あの子!?」
阿紫花「ハハッ…、私の雇い主だった、泣き虫でさぁ…!」

日が落ちる頃、戦いが終わります。戦場に立つのは背中合わせの鳴海と勝だけ。

「これで、最後だ…。よぉ、助かったぜ…」

息を切らしながら振り返る鳴海。
ですが背中を預けて戦った恩人の姿を見ることはありませんでした。

鳴海「ぐあぁっ!何をする!?」

勝はオートマータが持っていた武器でフラッシュをたき、鳴海の視界を奪います。

グリフォン「マスター!なんでこんなっ…」

少年は無言のまま、鳴海の問いにもグリフォンの問いにも答えませんでした。

正体を明かさないつもりなのか…!?(´・ω・`;)

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 手に汗握る、というか燃えるほどの熱い展開でした!
特に鳴海と勝の共闘シーン!
アングルが目まぐるしく変わり、力強くも華麗な戦いっぷり、そして勝の正体を知らない鳴海が「心強い」と想い背中を任せた瞬間など全てが最高でした。演出も神がかってたなぁ~。今までで一番感動したよ!( ;∀;)
 勝が正体を明かさなかった理由は何なのでしょうね。普通に撮影しただけ?イタズラ心?クールに去るぜ…的な展開?
ていうかまだ戦いが終わってないのに目潰しされた鳴海は大丈夫なのか(笑)
ハーレクインと姿を消したしろがねの安否も気になります。
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