【フルーツバスケット 9話 アニメ感想】ブラック潑春と牛さん!透の「由希くん」呼びキタ━(゚∀゚)━!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 紫呉、由希、夾が草摩本家に顔を出すため、ひとり紫呉宅で年越しすることになった透。元気に見送られた由希と夾だが透のことが気になって仕方ない。
  • 「本当に透くんはそれで平気なの?本当にそれで、大丈夫なの?」タイミングを見計らって現れた花ちゃん。せっつかれた二人は家に引き返すことを決める。母を亡くして初めての年越し。透は由希、夾と一緒に正月を迎えるのだった。
  • 今回は…3学期が始まり、マラソン大会の時期がやってきた。由希に負けまいと闘士をみなぎらせる夾。一方の透はマラソン中に潑春という草摩家の人間に出会う。

【フルーツバスケット 8話 アニメ感想】由希と夾がオカン化!透の年越しはひとりじゃない!

2019.05.25
【在庫あり/即出荷可】【新品】愛蔵版 フルーツバスケット (1-12巻 全巻) 全巻セット

【フルーツバスケット 9話】由希は俺の初恋だから【アニメ感想・名場面】

燃えろマラソン大会!

透(冬休みも終了し3学期が始まりました。私は相変わらず草摩家で楽しく過ごしています。草摩くんと夾くんは相変わらず仲が悪いです。初日の出のお願いはお二人が仲良くなれますように、だったのですが…)

ここまでくると逆に仲が良い気もしますけどね( ̄▽ ̄;)

紫呉「お風呂空いたよ~。由希くん入れば」
由希「うん…。今日はやめとく」
紫呉「ええっ嘘ぉ!入らないの!?由希くん不潔ゥ~~」

クネクネするのやめて(笑)

由希は風邪気味でした。少し熱っぽいことに気づき、透はとても心配します。

「大丈夫だよ」
「でも明日は持久走もありますし!」
「へ~こんな寒い中持久走ねぇ。おじさん感心しちゃうよ」

そして持久走、という言葉に一番反応したのが夾でした。

「つまり勝負事かぁ!!よっしゃァ!」

スイッチ入りました(笑)

紫呉「うわ夾くん、何その格好、寒々しい」

一人だけ半袖(笑)

(夾くん、目の色が変わっています)
「逃げんじゃねぇぞ!勝負だ!」
「でも真面目な話、僕らは体が弱ると変身しちゃうんだから。無理は禁物だよ」
「うん」
(心配です。本当はとっても休んでいただきたいですが、そうなると夾くんが怒ってしまわれるでしょうし。あぁ、明日が無事にすぎてくれますように…)

そして翌日になり持久走スタート直前。
由希の細く白い生足が女子の注目を集めます(笑)

「よーし!ますは女子から始めるぞ~」
「花ちゃん!今日は魚ちゃんの分まで頑張りましょう!」

魚ちゃんはおサボりかな。

花ちゃん「そうね。走るのは苦手だけど精一杯頑張るわ」

しかし!!!

「はうっ…!」
「花ちゃん!どうしました!?」

花ちゃんがその場に崩れます!

「ごめんなさい透くん…私はもう走れない…」

「これはもう歩いていくしかないわね?そう、歩いて」
「花ちゃん…!」
「歩いても這いずっても良いからとりあえずスタートしなさい」

計画的なサボりでした(笑)

「俺は勝つ!由希に勝つ!」
「うるさい」
「勝つ勝つ絶対勝つ!!!!勝つ―――ーッッッ!!!!」

1位を競い合いながら由希と夾がスタート。
夾だけ半袖半ズボン(笑)

草摩潑春

「ごめんなさい!余りにも見事な白髪でしたのでご老人が倒れていらっしゃるのかと…」

マラソン続行中の透は、河川敷に寝転がっていたイケメンと出会います。

「なぁ、草摩って家知らないか?」
「もしかして…草摩家の方ですか?」
「そう。あんた知ってるのか?」
「はい!初めまして、私は本田…」
「ふたりの声が聞こえた」
「え?」
「うおりゃああああああああああああ」

猛スピードで接近してくる夾と由希。
イケメンは道に糸を引くと、夾の足を引っ掛け、捕獲しました。
顔面から着地する夾。無駄なスピード感(笑)

「何すんだタコ!!」
「こうしないと足止めてくんないだろ」
「な、春!?」
「この行為は大変危険です。夾以外の人間は怪我だけですまないので絶対真似しないように」
「俺にもすんなッ!!」

夾の扱いは基本雑

後続の男子が近づいてきたので、場所を橋の下に変えました。

「本田さん。彼は草摩潑春。俺たちの一つ下、中学3年生。春。彼女が本田透さん」
「あぁ、そうだったのか。どうぞよろしく」
「い、いえ!こちらこそ!!」

春は深々とお辞儀をしました。透もそれに釣られます。

(潑春さん、礼儀正しくて中学3年生には見えない大人っぽさです)

通りすがりの女性が「クラブ通ってそう」と思う程度には。
未成年だったんですね。

正月に顔を出さなかった夾とファイトするため、わざわざやってきたとの事ですが。

「ガタガタガタガタ言ってんじゃねーよ!男だったらどんな勝負もかかってこいよ子猫ちゃん!そして死ねぇ!!(※夾に向かって)」

!?( ̄▽ ̄;)

「まんまとブラック春を呼び覚ましたな。春はぼーっとしてる奴だけど一度切れると手に負えないんだ。身内ではブラック春と呼んでる」
「えーと、つまり楽羅さんと同じタイプの?」
「いいや。楽羅よりタチが悪いんだよ…」
「高みの見物してんじゃねーぞ由希、今日こそお前をいただくぜ」
「いただいてどうする」

┌(┌^o^)┐腐ルーツバスケット!?

そして夾と春のファイトが始まります!

「お前まじでブラックになるとたち悪ぃな!」
「洒落せぇ!これ以上うだうだすんならあのお嬢ちゃんも頂いていくぞ!」
「はぁ!?それがなんだよ!?」
「コーンなことやソーンなこと、その上アーンな事までしちゃうぞ!」
「何言ってんだこのタコは!(ガキの頃はトイレに行くのにも迷うってんでいつも一緒に行ってやったのによ!恩を忘れやがって!大体あんな頃やそんなことってどういう事なんだ!よくわからんが女は関係ねーだろ!関係ない、関係ない…が。なんかムカつく!)」

おっおっ( ^ω^)←

牛さんでした!

(なぜか格闘ものになっています)

夾が優勢ですね。春となら夾の方が強いのだと由希は言います。

「昔から二人共楽しそうに武術を習っていたからね」
「草摩くんも楽しくて習っていらしたのでしょう?」
「………さぁ、どうだったかな…」

由希はそうではなかったらしい…。
幼い頃、夾と春が武術の練習をしている姿を遠くから見ていると、背後から何者かの手が忍び寄ります。
慊人ですかね?

「草摩くん?どうしました草摩くん!?」
「由希!」

由希は発作を起こします。風邪気味だったのもあり熱が出ているようです。
春は本家に連絡しようとしますが由希に止められてしまい。

夾と春の勝負は一時休戦です。

「私もご一緒します!なんでもします!」

という事で春に抱きしめられました。

透「な、なななななな///」
夾「不埒な野郎め!」

案の定、煙が発生!中から現れたのは…。

春「これで運んだほうが由希も楽だろう。元に戻らないよう首根っこ抱いてろよ」

牛キタ━(゚∀゚)━!(でかい

「!!来た。きたわ、ついに。今ならはっきりと言える」

サボリ中の花ちゃんが何かを察知しました!まさか牛の電波を感じて…!?

「ロイヤルでストレートなフラッシュよ」
「すっげーマジかよ!」
「なんでそんないいカードばっか来んだ?」
「お前ら走る気ないなら帰れ!!」

男子を引き込んでポーカーに興じていました(笑)

「よく寝てる。軽めの発作で済んだみたい。熱はあるけど大丈夫だよ」

紫呉宅に到着。透は付き添いを申し出ます。

「学校は大切ですが病気の方を放ってまでして行きたくはありません!それに、風邪は怖いんです…。馬鹿にしてはいけないです!お母さんもきっと、そうだと言ってくれます」

風邪に過剰に反応してるように見えるのは気のせいだろうか…(´-ω-`)

紫呉は学校まで荷物を取りに行くことに。夾の代わりに春がはとりに連絡を入れます。

「じゃあ行ってくるよー。由希くんを頼んだね」
「紫呉さん!はい。よろしくお願いします!」

透(紫呉さんは本当に思いやりあふれる方なのです)
紫呉(女子高生…生で若い女子高生ッ…!!)

ただのエロオヤジじゃないか!

由希と春の出会い。透がついに!

「知らねー間にホワイト春に戻ってやがるし」
「え?もうブラックさんではないのですか?」
「あ―――…、うん」
(なんかもう、別人さんですね)

どちらにも良さはあるけどホワイトの方が穏やかで接しやすいかも( ̄▽ ̄;)
夾はひとり学校へ戻って行きました。

「二人共、もっと前はピリピリしてて近寄るなオーラが出てたけど、それが和らいでる感じ。…そっか。あんたがそばにいるからかな」
「そ、そんな!私はそんな大層なっ…」
「とりあえずいい方向に変わってるなら良いんじゃない?特に由希。俺の初恋は由希だから」
「!?」

春にとって由希は特別な存在でした。

遡って彼らがまだ小さかった頃。
春は由希のことが大嫌いだったと言ます。
昔話の「ねずみは牛の背に乗り宴へ」という節のせいで、敵視していたのだと。

「牛は馬鹿で間抜けだからそんな利用されるんだ、ってガキの頃から周りの大人に笑われてた」

周りの大人ひどいな!

「俺は俺自身が馬鹿で間抜けだって言われてる気がした。それで卑屈になって、ねずみのせいだって八つ当たりしていつもイライラして、すぐ切れる子供だった。ブラックな人格もその頃出来たもので、親もそれは手を焼いて、ストレス発散のために武術を習いだしたんだ。でも発散なんてできなかった。武術は楽しかったけど相変わらず笑われることが多かったし。そんなある日だ、由希とバッタリ会った。実はそれまで言葉を交わしたことがなかった。俺はブチッと切れて溜めてたもん全部ぶちまけてた」

『てめーなんか大っきらいだ!オレが笑われるのはお前のせいだ!全部卑怯で汚いおまえのせいだ!俺が間抜けなのも馬鹿なのも!!!』
『………そう、なの?』
『…』
『君はそうなの?本当に、馬鹿なの…?』
『…違う。違う。違うよ俺。俺、馬鹿じゃ、ない。馬鹿じゃないよ…!』
『うん』

『分かった』

それ以来、春はキレる回数が減ったと言います。
一番心に溜めていた物を言わせてくれたのも、心の枷を外してくれたのも由希でした。

「驚いた。想像してた由希と全然違くて。そうなんだよな。俺も由希を、卑怯なねずみだと決めつけてたんだ。あの日、由希に出会えてよかった。じゃなきゃ今も誤解したまま嫌ってた。それこそ本当の馬鹿だ」
「素敵なお話です」

周りの言葉を鵜呑みにするだけでなく、ちゃんと本人と話すことが大切ですね。

「そういや夾も驚いたな。あんたの隣にいた由希が穏やかに笑ってて。あんな笑い方、本家にいたときしたことなかった。だからあんたが由希の心を和らげてくれてるのかなって」
「い、いえですからあの、私はそんな大層なことなど!」
「そうかな?じゃ試す?」
「?」

春は透の耳元で何かを伝えます。

「―――そのようなことで草摩くんが?」
「あれ、本田さん…」
「気づかれましたか!」
「そうか俺…!おれ、どうやって家に?」
「潑春さんが牛さんになってくださいました」
「…ありがと」
「うん。俺がいかに由希を好きか吹き込んどいたから」
「よりによってなんでするかなそういう話を。本田さんが本気にとったらどうするんだ」
「本気の話だし」
「で、でもとっても素敵なお話でしたよ!えーと…」

透は少しモジモジして…。

「由希くん」
「いいんだよ本田さん、春に気…。――!」

時間差で名前呼びされたのに気づいた由希はこの表情。これは…( ̄∀ ̄)

直後、ねずみに変身してしまいました。

透「潑春さん、やはり私ではダメです…!」

しかしねずみになった由希の顔は真っ赤でした。全然ダメじゃないよ透ちゃん!

春の笑顔が尊い

『下の名前で呼んでやるといい。きっと喜ぶ』

透の由希くん呼びは潑春の提案でした。ナイスプレーです!!
そして春の笑顔も尊い…。

「スリーカードだ!」
「僕はフルハウス!」
「私はファイブカードよ」
「たぁーっ!また負けたぁ!」

校門前でポーカーに興じる花ちゃんたちの姿がありました。
なぜか夾と紫呉まで参戦!先生もシレっと混じってる(笑)

透(隠して嵐のような持久走は無事”?”終わり…。その夜皆さんが風で倒れることになるのでした)
春「そりゃこの寒空の下で永遠とポーカーしてればな」
はとり「一族中で俺を過労死させたいらしいな」

オチが秀逸すぎる(笑)

ツイート

十二支の7人目、草摩潑春が登場しました!
ねずみ、猫、犬はともかく《牛》!!
体が大きい分隠れようもないし、街中に馴染めないし、色々大変そうだなーと思いました( ̄▽ ̄;)
ホワイトとブラックのギャップも良かったです。
花ちゃんのボケ、夾の半袖スタイル(+裸足)、紫呉の邪な思いに爆笑。
距離が縮まっても由希にだけ「草摩くん」呼びで違和感を覚えるようになってたので、名前呼びになって嬉しいです(*´∀`*)
牛の歩みのようにゆっくりお話が進みますが、遅いと感じないのは透たちの日常が本当に素敵だから飽きずに見れられますね。
次回、バレンタインデー到来!楽羅がまた何かやってくれそうな予感です(笑)
今期の人気アニメ視聴一覧