内容をカンタンに説明すると…
- ライナーの狙いは馬。逃げ場をなくして持久戦に持ち込もうという策だ。エルヴィンは各自に指示を出す。
- 囮役のエレンはライナーをおびき出すように動き始める。ライナーに硬質化パンチをお見舞いするエレン。極秘に作っていた雷槍がライナーに命中した。
- 今回は…少し過去に戻ってのマルコの死の真相を。そして今回の作戦にあたってのベルトルトの覚悟はアルミンの揺さぶりにも動じないものだった。
【進撃の巨人 Season3 52話】光臨【アニメ感想】
マルコは何故死んだのか
「死守せよ!!我々の命と引き換えにしてでもエレンを扉まで守れ!絶対に巨人を近づけるな!」
アニメで言えば1期の時の話です。
ベルトルト「あれで穴を塞ぐなんて無茶な作戦だ…エレンが食われるかもしれない。もしそうなれば何もわからないままだ」
ライナー「あぁ…いざとなったら俺の巨人で何とかするしかなさそうだ」
「でも作戦が成功したらせっかく空けた穴が塞がれてしまう…」
「構わねぇさ…この5年間ずっと探してた手がかりをようやく見つけたんだ」
マルコ「おい…二人とも…一体…何の話をしているんだ?
俺の巨人って何だよライナー?せっかく空けた穴って言ったのか?ベルトルト?」
不用心すぎましたね、二人共…。
(エレンは巨人に変身した。人間は巨人になれる。突然現れて突然消える超大型巨人の正体もおそらく人間ってことになる…つまりどこかに人の姿をした敵の巨人がいるってことで…それは…)
マルコ。いち早く真相にたどり着いてしまったのです。
「ライナー…冗談なんだろ?」
「いいやマルコ…お前は察しがいいからダメなんだよ」
羽交い締めにされるマルコ。そこへアニがやってきました。
ライナー「俺達の会話を聞かれた。もう生かしてはおけない」
アニ「ふざけるな…クソ野郎…!」
「アニ!マルコの立体機動装置を外せ!
お前さっきコニーを命張って助けてたよな!?なぜあそこでそんな危険を冒した!?
この悪の民族に情が移っちまったからか!?違うってんなら今ここで証明してみせろよ!お前と!お前の帰りを待つ親父が!穢れた民族と違うって言うんなら今すぐ証明しろ!」
不用心にペラペラ話してたのを聞いてしまったがためにマルコは巨人に食われてしまいました。
「待ってくれ…何だよ…何でそんなに急ぐんだよ…
まだ…ちゃんと…話し合ってないじゃないかぁー!!」
食べられるシーンはいつもキツイですね…。
「おい…何で…マルコが…喰われてる…」
ライナーさん多重人格者になってしまってる?
巨人側の作戦
今回の作戦はジークとライナーとベルトルトの三人で作戦会議だったんですね
「目標は一つだろ?座標を奪還しこの呪われた歴史に終止符を打つ。もう終わらせよう。終わりにしたいんだよ俺達で」
「わかりました。アニのことは一旦頭から離します」
「勇敢なる戦士達よ。ここで決着をつけ我々の使命を果たそうじゃないか」
「終わらせるんだろ?ここで」
「そうさ…ここで勝って終わらせてやる!」
ジークがリーダーなんですね。
ライナーはベルトルトに発破をかけていました。
「その調子で愛しのアニの元までふんばろうぜ」
「だからそんなんじゃ…」
ベルトルト頬を染めなさんな。
「アニだって絶体絶命の窮地に駆けつける野郎が現れれば王子様だと誤認するはずだ。たとえお前でもな」
ライナーはしれっとディスらないでください。
「そして…クリスタだ…絶対に救い出してやるぞ。ユミルとの約束だからな。
じゃあな。頼んだぞ相棒」
ライナーはクリスタが好きなんですね?
「任せろ」
どこかに隠れているベルトルト。
(ライナーが巨人化してしばらく経った。合図はまだかライナー?そっちはまだ無事なのか…?)
ライナーにトドメを刺せてませんでした…!突然のライナーの咆哮。
「来た!合図だ!」
巨人化してるジークが樽を投げました!樽の中にはベルトルトが。
「雷槍を撃ち込め!こうなったら体ごと全部吹き飛ばすぞ!」
(さっきの叫び…まさかベルトルトを!?)
アルミン察しが良すぎます!
「ダメです!ライナーから離れて下さい!上です!超大型が降ってきます!ここは丸ごと吹き飛びます!」
樽爆弾かと。
(まずい!この距離じゃもう…!あれは避けられない…!)
超大型化する前に先に見つけたライナーを助けに行くベルトルト。
「全身の神経網に意識を移すことに成功したのか?でもこれは…最後の手段だ。まさか本当にやるなんて…
君がここまで追い詰められるなんてな…ライナー。
一つ頼みがある。少しだけ体を動かしてくれ。できなかったら…すまない、覚悟を決めてくれ。
…終わらせてくる。」
ベルトルトの覚悟
「目標前方より接近!ベルトルトです!」
「作戦は以下のとおり!リヴァイ班はアルミン指揮の下エレンを守れ!その他の者は全員で目標2体を仕留めろ!」
「待って下さい!これが最後の交渉のチャンスなんです!
ベルトルト!!そこで止まれ!!
ベルトルト!!話をしよう!!」
アルミンが叫びます。
「話をしたら!!全員死んでくれるか!?
僕達の要求はわずか二つ!エレンの引き渡しと!壁中人類の死滅!これが嘘偽りのない現実だアルミン!もうすべては決まったことだ!」
ベルトルトの大声、珍しい。
「誰がそんなことを決めた!?」
「僕が決めた!君達の人生はここで終わりだ!」
「それは残念だよ!僕はもう!アニの悲鳴は聞きたくないっていうのに!アニを残虐非道な憲兵から解放させられるのはもう君しかいないんだよ!?このままじゃアニは家畜の餌に…」
「すればいい!」
成長しましたね…。
「アニの話を出せばまた僕が取り乱すと思ったか?大人しくて気の弱いベルトルトなら言いくるめて隙をつけると思ったのか?」
覚悟が決まってる。
「君達は大切な仲間だしちゃんと殺そうと思ってる」
「それは…僕達が悪魔の末裔だから?」
アルミンも色々知ってるんですね。
「いいや。君達は誰も悪くないし悪魔なんかじゃないよ。でも全員死ななきゃいけない。もうダメなんだ」
ベルトルトの後ろに迫るミカサ、殺る気の目です。
間一髪でベルトルト避けました。耳が飛びましたが…。そして逃げ去ってしまいます。
「彼には何か考えがあるように見えた…というかあれが本当にベルトルトなの?私にはまるで別人に見えた」
腹を決めた男はすごい。
(すごく変な気分だ…恐怖もあまり感じていないし周りがよく見える。きっとどんな結果になっても受け入れられる気がする。
そうだ…誰も悪くない…全部仕方なかった。だって世界はこんなにも残酷じゃないか)
超大型化になるだけできのこ雲レベルの爆発。勝てる気がしない…。
「アルミン。私達の指揮権は今あなたにある」
「これより撤退…団長らと合流し指示を仰ごう。超大型巨人は当初の作戦どおりに消耗戦で対応する…」
「いや待てアルミン。ベルトルトを団長達のいる壁に近づけるのはまずい…。内門の建物まで燃やされたら団長達は獣の巨人と挟み撃ちにされちまう…」
ジャン冷静。
「それじゃあベルトルトはここで倒さなくちゃいけないの…!?今ここにいる僕達だけの力で…」
「アルミン!火がもう!」
「指示を!はよせんと!」
サシャ焦って訛ってる!
間が悪すぎたし巨人側の二人は何故普通に話してたのか。
そんな仲間と決別する今回の両者の作戦。
情を捨てなければやられてしまいますもんね。
ジークの飄々とした感じ巨人化しても感じます(苦笑)
余裕綽々って感じなんでしょうかね。
あのベルトルトの巨人化爆発での被害状況はどうなってるのでしょうか…。