【賢者の孫 1話 アニメ感想】規格外のチート主人公シン!王都へ移り住み美少女に一目惚れ!!

作品情報

内容をカンタンに説明すると…

  • なろう発、吉岡剛先生のファンタジーラノベ「賢者の孫」がアニメ化!
  • その名を知らぬ者はいない賢者・マーリンに拾われたシン=ウォルフォード少年は前世の記憶を持っている。幼い頃から英才教育を受けたシンは素質も相まって規格外の実力者に成長していく。
  • 15歳になったシンは今後の進路を定めることに。だが世間知らずな彼を世に出すのは危険だとマーリンたちは判断。ひとまずディセウム国王の勧めでアールスハイド王国王都・高等魔法学院へ通うことになるのだが…。

【賢者の孫 1話 アニメ感想】世間知らず、王都に立つ

 リーマンから賢者の孫に転生!

「(この地球には俺みたいなやついっぱいいるんだよなぁ…)」
「お、おいあんた?危ないぞ!?」
「きゃああああああ!」
「誰か救急車!!」

その日、ひとりの独身リーマンが交通事故で死亡しました。
開幕悲しいなぁ…(´・ω・`)

(俺には前世の記憶がある!地球という星の日本という国で育った記憶だ。どうやって死んだのかは思い出せないけどね)

この森で祖父と暮らす少年・シン。
巧みに風魔法を操り、狩りをしていました。

(この爺さんはマーリン=ウォルフォード。魔物に襲われた馬車から唯一生き残った赤ん坊の俺を拾って今日まで育ててくれた命の恩人だ!)

マーリンは魔術に造詣が深い人物でした。

「(以前俺がいた世界と違いここには魔法というのが存在している)」
「では炎はどうじゃな?シン、火をつけてみい」
「うん!(この世界の魔法は無詠唱で成立する。要はイメージさえしっかりしていればいい)」

詠唱が要らないのは良いですね。前世の記憶もあるし魔法のバリエーションも広がりそう。

「獅子狩りだって!?シン、あんたなんて危ないことしてるんだい!」

マーリンの知り合いのメリダ=ボーエンが訪ねてきました。

「やれやれ、どこの世界に8歳で猪を狩る子供がいるんだい!?」
「ここ?」
「おバカ!」
「シンの魔法の腕はお前も知っておろう。この森はシンにとっては庭みたいなものじゃ」

同年代の子供に比べて魔力・魔法に秀でるシン。成長が楽しみですね。

 既にチートの完成形!?

あれから2年後、10歳になったシンはマーリンの勧めで魔物狩りに初挑戦することになりました。

「制御に失敗すると生き物は凶暴になりあたりかまわず攻撃するようになる。それが魔物じゃ。人も例外ではないぞ」
「昔一度、人が魔物化して国がひとつ滅びかけた。それを救ったのが爺ちゃんなんだよね」

だからマーリンが賢者なんですね。

マーリンの手本を見たシンは、容易く索敵魔法を使いこなします。

(予想はしとったが一回で成功しよるか)
「!! なんだ、この禍々しい…!?」
「見つけたかの。それが魔物の魔力じゃよ」

マーリンも「マズイ」と判断した魔力の持ち主のもとへ急ぎます。

「これが魔物…!こんな奴放置してたらっ」
「待つんじゃシン!」

剣を抜いたシンは、剣術と魔法を駆使して魔物を倒すのでした。

初戦でこの戦いっぷりはすごいですね!マーリンの心配は必要なかった!( ̄▽ ̄;)

「じいちゃん?」
「…」
「じいちゃん、これでいいよね」
「おぉ、すまん。ちょっとぼーっとしてしもうた」

マーリンは既に息絶えた魔物に見覚えがあるようです。

「これ以上ないほど完璧にできておったぞ」
「本当!?じゃあ魔物狩り成功!?」
「もちろんじゃ」
「やったー!!」
「しかし剣と靴に何の魔法を付与しておるんじゃ?」
「え、あぁ、これはあの~~~」

戦闘で使ったのはマーリンが教えていない、シンのオリジナルの付与魔法でした。

マーリン、メリダ、そして剣術指南のミッシェルはシンのイレギュラーな強さに驚きを隠せません。

マーリン「何者でも構わんよ。わしを爺さんと呼んで慕ってくれるあの子がしょうがない」
メリダ「あの子を可愛いと思っているのは私も同じさ。あの子を本当の孫だと思ってる」

孫バカがいっぱいだ(笑)

「シン、ちょっと話がある」
「・・・?」

ある日、マーリンは自分が実の祖父ではないことを打ち明けます。

「スマンのぅ。今まで黙っておって」
「ごめん…それ知ってた」

10年前、魔物に襲撃された一家から唯一生き残ったのが赤子のシンでした。
シンを見つけたマーリンは赤子を拾い、育てることにします。

「雨で体温が下がり魔物はお前に気づかなんだもしれん。ひょっとしたらあの魔物は…」
「この前のレッドグリズリーとか?」
「シン…!」
「いや、なんとなくそう思っただけ。だとしたら俺は一応、親の敵を討てたのかなって。それで俺の両親はどこの誰なの?」
「無残に破壊されておってな。身元を示すものは見つからなかったのじゃ」
「そっか」
「随分あっさりしとるのぅ」
「う~~ん。両親って言われても覚えてないし…」

「それに俺には爺ちゃんがいるしさ!」
(キューン!!!!)

守りたいこの笑顔!マーリンも胸キュンです!

「メリダ婆ちゃんとミッシェルさんもいる!寂しいなんて思ったこと一度もないよ!」
「シン…!」
「だからさ爺ちゃん、俺を拾ってくれてありがとう。爺ちゃんに拾ってもらって幸せだよ」
「う…っっ!うわーん!うわ――ん!!!」

爺ちゃんは涙と鼻水まみれになりました。大人げない(笑)

 人外の強さ

さらに時が経ち、シンは成人を迎えました。
どんどん成長していくな!( ̄▽ ̄;)

お祝いに駆けつけたのはマーリン、メリダ、ミッシェルの他にディスおじさん、クリスティーナお姉さん、ジークフリートお兄さん、商人のトム等等。
えーっと…、どういうご関係なんでしょうか。マーリンの知り合い?

「そういえばシン君、これからどうするのかね?」
「これから?」
「もう立派な大人だ。これからやりたいことなどあるのかね?」

王国騎士団への入隊や魔物ハンター、付与魔法を生かした魔法具屋など、実力のあるシンには色んな道がありました。

「そんな仕事があるんだね。そっかー、成人したからお金も稼がないといけないし使い方も勉強しないとなぁ」
「まさかシンさん、今まで買い物した事とかは…」
「ないです」
「!!!」
「マーリンあんた!」

マーリンは魔法ばかりで社会常識を教えていませんでした。このウッカリさんめ(笑)

「ん!?なんと、一瞬でこのような場所に!」
「シンのオリジナルじゃよ」
「これは世界の常識そのものを覆しかねませんね!」

やって来たのは荒野の魔法練習場
この世界には転移魔法の概念が無いようでした。

「これくらい周囲に何もない場所じゃないと危険じゃからのう」
「危険?」
「ほほほ。わしはもう知っておるからな?くれぐれも驚かんように」
「「??」」

マーリンに促されたシンは魔法を発動させます。

「(イメージは燃焼。火種を生み出し酸素を加えて燃焼を促す)」
「青白い炎なんて初めて見たぞ!」
「(酸素と水素の混合器、それを空気の壁で包んで着弾と同時に火種から引火させる!)」

シンのイメージが現実になった時、辺り一帯に凄まじい爆発と振動が発生します。

これは人間兵器レベルですねぇ…

「今はこのくらいかな?あれ、どうしたのみんな……」

みんなドン引きじゃねーか!(笑)

家に帰って緊急会議が行われました。

「おいそれと世に出せなくなったな。これほどの攻撃魔法に転移魔法」
「さらにミッシェル様が鍛えた武術。各国がシンを取り込もうと躍起になりますね」
「各国が取り込もうと躍起になる」
(俺ってやばいの?)

無自覚だったんですね!まぁ外の世界を知らないのでしょうがないか…( ̄▽ ̄;)

ディスおじさんは、シンに規格外だと自覚させるべく高等魔法学院への入学を提案します。
そこは王都にある魔法学校で特に魔法に秀でた学生が集まる場所でした。

「軍事利用しない事はここで誓います。私にとっても甥っ子同然。国の争いになど巻き込みたくはない。それに今まで同年代と付き合ったことのないシン君にとって友人を得るちょうどいい機会だと思いませんか?」

シンはこれに賛成します。

「クラス分けは入試が元になっておるから受けてもらうよ。我が国の高等学院は帰属の権威を一切受け付けない完全実力主義でね。私が便宜を図ることもできんのだ」
「我が国って、ディスおじさん何者なの?」
「ディセウム=フォン=アールスハイド。ディセウム王国の国王だ!」
「まさかの王様ー!!?」

実はすごい人だったんですね!
シンがクリス姉ちゃん、ジーク兄ちゃんと慕っていた人物も近衛騎士団所属や宮廷魔法師団魔法使いだったり。
ちなみにミッシェルはかつて騎士団総長をしていました。重鎮揃いですね!!

というのも、マーリンがかつて救った国というのがこのディセウム王国だったそうで。

「王国初の魔人の出現。一つの町がこの国から消えた。緊急事態に国は学徒動員を決め高等魔法学院生で王太子だった私も討伐隊に志願した。だが魔人を前に命を奪われかけた時…」

『坊主!あぶねぇから下がってろ!』

若かりしマーリン爺とメリダ婆!??美男美女じゃないですか!

「その姿に震えが来るほどの憧れを持ったものだ…」

ディス叔父さんの気持ちも分かるなぁ。マーリン達格好よかったですもんね。

「魔人を討伐したふたりは国難を救った英雄として取り上げられてな。それ以来私たちは立場を超えた友人になったんだ」

重鎮勢ぞろいの理由が分かりました。

「でもそっか。爺ちゃんと婆ちゃんって昔一緒のパーティ組んでたんだね!」
「一緒というか、おふたりは元夫婦ですよ」
「え?え??マジ!??」

マーリン爺本当に何も教えてなかったんですね(笑)

 運命の出会い?

半月後、シンはマーリンとメリダとともに王都入りします。

「でっか~~」

国からかしされた邸宅では使用人たちによる出迎えを受けました。VIP待遇すぎる!!

「こういうのがあるから嫌なのさね…」
「後のことはわしらに任せて街を見てきたらどうじゃ?」
「そ、そうする…」

街を散策するシン。初めての買い物で気分が上がるも、路地裏に迷い込んでしまいます。

「やめてください!!」
「あんたたち!いい加減にしなさいよ!」
「そんな怒んなよ~!いっしょに遊ぼうって言ってるだけじゃん?」

少女2人に絡む大男3人組。
なんともテンプレな現場に遭遇しました。これは助けるしかないでしょ!

シン「あ~…もしもし?おこまりですか?」
少女1「!」

少女1「はい!!超お困りです!!」

シンは男たちに詰め寄り…

「お兄さんたち…魔物を狩るのは正義の味方かもしれないけど女の子まで狩っちゃったら悪人だよ」

ヒューヒュー!←

襲い来る男達をシンは一瞬でのしていきます。

(おっそ!)

いつも剣術の稽古をしてくれるミッシェルのスピードに慣れてますからね( ̄▽ ̄;)

シン「大丈夫?怪我とかしてない?」
少女1「あなたこそ大丈夫!?あいつ剣を抜いて…!」
シン「大丈夫だよあんな剣筋」
少女2「あの、本当にありがとうございました…」
シン「――――!!!!」

少女2「あの?どうかしましたか……?」

シン「か、かぁいすぎるぅ!!!」

ろれつが回らないほどの衝撃でした!!いや、確かに可愛い!!

シンの一目惚れ、そして初恋!

一体どうなるのやら…( ̄▽ ̄;)

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シンがいかにチートで規格外かを堪能する1話でした!
世間知らずなだけに無自覚形主人公の片鱗もありますね。今後も何食わぬ顔でとんでもない魔法を発動させそう(笑)

最後に助けた少女たちは魔法学院でクラスメイトになるのでは!?
シンが一目ぼれした水色髪の少女とお近づきになるチャンス…かも!

異世界ものが多い昨今ですが、テンポがよくキャラも魅力的で面白かったです!
今後の展開に期待!
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