内容をカンタンに説明すると…
- コモン殿の依頼を果たす時期が来たようだ。アオイの居た時期に小さかった雛鳥達は立派に大きくなった。
- しかし一匹だけが飛べない?それには兄弟で話し合った理由があった。コモンにお世話になったお礼に兄弟一人が残ること。それは吉と出るのか。
- 今回は…芦屋榮の情報は白洲獄の書庫にあると教えてくれた立法。コウラの付き添いがてら白洲獄を訪れた安倍は書物を手に入れる。現し世では赤い目の蜘蛛の化物が出ると住職に相談が来ていた。
【不機嫌なモノノケ庵 續 12話】上蜘【アニメ感想】
どうしても気になる書物
「ちょうど亀薬堂に薬をもらいに行こうと思っていたところだ」
「あら~困ったわねぇこれから白洲獄の司法様にお届け物なのよ~」
「白洲獄!」
「せっかくだから送っていってくれない?」
白洲獄の奥に入っていくコウラを待ってる間
書物庫に足を踏み入れてしまう安倍。
榮の情報の乗った書物を読んでると司法と行政が書庫に入ってきました。
思わず懐に入れて持ち出してしまった安倍。
一方現世では禅子が芦屋を呼び止めていました。
「古い神社なんだけどなにか出るって噂があるんだって。それでお父さん自治会長から相談を受けて…」
「盆踊りのときと同じパターン?」
「お父さんあれ以来すっかり霊能住職みたいに思われちゃって…」
「わかった明日安倍さんに話してみる」
芦屋が禅子の家を出る時にヤヒコと出会います。
「こないだ晴齊いーっぱい遊んでくれたんだからな。芦屋榮に化ける代わりにって」
一瞬時が止まる芦屋。
「お願いします、榮の姿に化けてください!」
「やだ」
「なんで?安倍さんの前では化けたんだろ?オレも死ぬほど遊んでやるから」
「春齊も一緒じゃないと遊ばない!」
「お菓子あげるから」
「持ってきたら考えてもいいよ」
結果だけ言うとお菓子持っていっても駄目でした。なぜか駄目でした。このまま食べ物を要求しつづける気です(汗)
(ヤヒコが榮と会ってたってのは驚きだけど安倍さんがどうして榮の姿なんか…全然興味なさそうだったのに)
新たな妖怪
花繪の姉から電話が。
「退院する時私が迎えに行ったでしょ?その時…」
帰りのタクシーの中で母が言ったのは
『榮くんに感謝しなきゃね。あなた達みたいな優しい家族を私に残してくれたんだもの』
「母さんがあいつの話するなんて無かったからさこっちに戻ってから妙にその事が気になっちゃってね」
「心配ないよ全然いつもどおりの母さんだし」
禅子の元を訪れた安倍。
「縁の下で赤い目が光ってたって」
「とりあえず見に行って見るか」
「たしかに感じるな…」
モジャが発見したのは豚のようなとても可愛い妖怪。
目も赤くありません。
「ちょうどよかった僕そろそろ隠世にいきたかったんよ」
「それでは明後日祓わせていただきます。鳥居の前でお待ち下さい」
話は戻って隠世で書物を持ってきてしまった安倍は立法にその書物を手渡していました。
「へ~本当に忍び込んだんだ」
持ち出しはだめだと言われていたんですよね。
「わかってる…持ってくる気はなかった。ちょっと事故があって…」
「預かっとくよ。一冊や二冊ちょっとの間見当たらなくても大したことないし」
にっこり微笑む立法。
「相変わらず立場の自覚ねーな」
「あるさ…立場上法を犯したものに相応の罰を与えなければと思っている」
「罰って…」
「そうだな…近々宴会を開いてもらおうか。物怪庵の主催でね」
え?それは罰…?渡された書物を一人読み耽る立法。
「封印された妖怪については性格な所在や現在の生死も不明のまま…か。
今もなお封印されたままならまだ救い出せる可能性は…」
記された蜘蛛に謎のマーク…。
何やら不穏な気配が忍び寄って…
「怪獣映画じゃあるまいし蜘蛛の化物なんてと思わんでもないがな」
「蜘蛛?」
「言ってなかったか?」
「赤い目のことしか聞いてなかった」
「赤い1つ目の大きな蜘蛛が出るんだそうだ」
禅子の父から聞いた話が花繪から教えてもらった妖怪と違うんですよね。
その蜘蛛は翌日に祓われるはずの豚の妖怪に寄生していました。
豚の目が赤く光、目の中には書物にあった謎のマークが…。
『やっと…やっと…お願い助けて』
小さな社から聞こえる声は…。
翌日、もちろん子豚さんは姿を見せません。
「待ち合わせのこと忘れちゃったのかな…」
「ボンタ殿、気配はあるな」
「手分けして探します?」
「そうだな」
「オレ裏の方を見てきます」
しばらくして焦った様子の芦屋から電話が…その電話は途中で切れてしまって…。
いまいち触りしかわからなくてどのような禁忌を犯したのかが気になるのですが…。
しかも封印されてるだけなら生きてる可能性が…?
安倍と髪と目の色似てるのもやはり気になるんですよねぇ…。
今度の妖怪は可愛いこぶた?と思ったのに怖い蜘蛛憑いちゃいました。
ホラー的な終わり方しましたが次回もう最終回ですね、ドキドキします。