前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- カリュブディスの騒動が一段落した頃、ミリムは”仕事”をするために一旦ジュラテンペスト連邦国を後にした。リムルはシズの心残りを晴らすべく、彼女の教え子たちが住むイングラシア王国へと向かう。
- グランドマスターのユウキ・カグラザカの紹介で教師をすることになったリムル。「シズ先生の教え子たちを、今度は俺が…」。余命わずかの子供達。だが、思いのほか問題児揃いで…!?
- 今回は…生徒たちを救う方法を模索する中、思いついたのは上位精霊を宿してエネルギーを制御する方法だった。精霊の住処へと繋がる入口を見つけ出せないまま一ヶ月が経過したある日のこと。王都にスカイドラゴンが強襲して…!
【転生したらスライムだった件 21話】シズさんの教え子達【アニメ感想・名場面】
リムル先生の実戦授業!
「俺は今日からお前たちの先生になったリムルだ!俺はシズさんのように優しくないのでそのつもりでいるように!」
反抗的な生徒を嵐牙で脅しつつ従わせるリムル。
視聴者目線でもこんな先生嫌だぞ(笑)
(信用されるのは難しそうだなぁ。まぁ仕方ないよな。勝手にこの世界の召喚されて捨てられて…)
こんな先生も付けられちゃうし…←
リムル「今から一人ずつ俺と模擬戦を行う。時間は10分。その間に俺を倒せたらお前たちの勝ち!」
生徒たちの体内にある身を滅ぼすほどの魔素エネルギーを実戦で消費できないかと考えているようです。
「どうだ、簡単だろ?」
「それだけ?」
「あぁ」
「10分?」
「あぁ」
「へへーんだ!そいつをけしかけないなら10分もかからないよ!」
「それは約束してやろう。嵐牙、手出しはするなよ」
「はっ」
「へへーん!俺が勝つさ!」
「ただし負けたらきちんと敬語を使えよ?」
「へっ!シズ先生以外には負けたことなんてないんだからな!」
子供たちは自信満々ですね!それと同時にシズへの信頼も見て取れます。本当にいい先生だったんだな…。
1番手はケンヤ・ミサキ。
「なかなかいい動きだが、まだまだだな!(…なんかこの炎、威力が弱いな。体内のエネルギー量から言って余りに効率が悪い)。おい、炎にこだわらずに普通に魔力だけ込めて撃ってみろ」
「うるさいっ!!シズ先生が使ってた技はすごかったんだぁ!!」
炎属性だけなのかそれ以外も使えるのかは分かりませんが、憧れのシズを真似ていたようです。
買ったのはもちろんリムルでした。
2番手はクロエ・オベール。
(おぉ、この子も魔法を使えるのか!凄いな、ひょっとして天才か?)
「そこから水の刃を降り注がせることができる。負けを認めるなら解除するけど認めないなら死んじゃうよ」
選択させるあたりがえげつない(笑)
(確かにすごい魔法だ。けど俺には通用しないのだよ!)
「えっ・・・!?」
「(こんなものエクストラスキル・魔力操作でどうとでもできますとも)この魔法はよく扱えている。今後ともしっかり勉強するように!」
「うぅっ…!!」
(わっ、泣いちゃった。だが許せ。ここは圧倒的に実力差を見せつける必要があるのだ…)
またも勝ったのはリムルでした。
最後、クロエは微笑んでいたので少しは心を開いてくれた気もするけど…?
3番手はエイル・ギブスン。
「(魔力弾か。なかなかの威力だ。)が…!はいご馳走様」
お得意の吸収で有無を言わせず決着をつけました。
「なんですかそれぇ!?汚い!」
「どんな汚い手を使っても勝つ!それが大人ってものなのだよ!」
「ぐぐぐっ…!」
みんなはこんな大人になるんじゃねぇぞ…←
4番手はリョウタ・セキグチ。
(身体強化?いや、狂戦士化か。見事な強化だ。相手が俺じゃなければそこそこ戦えたかもしれない。けど戦闘の時に冷静を欠くのは大きな減点です)
こちらもあっさりリムルが勝ちました。
そして残る一人。5番手の登場です!
「不甲斐ないあんたたちはこのアリス・ロンド様の活躍をしっかり見てなさい!いけー!みんな、あんな奴やっつけちゃえ!」
(人形遣い…?ゴーレムマスターか!これ、ぬいぐるみでこの戦闘力なら特殊合金とかで作った人形だと兵器になりそうだぞ!ひょっとすると5人で最強の能力かもしれないな)
とはいえリムルの驚異ではなく。
「そ、それまで!」
リムルが圧勝しました。ですよねー( ̄▽ ̄;)
子供たちが落ち込む中、嵐牙だけ嬉しそう(笑)
(ふむ。この子たちの体内のエネルギーは全然減ってないみたいだな。あとは変質者で分離するとか…)
《解。魂に融合されたエネルギーを分離するのは不可能です》
シズとイフリートを分離させたこの方法、一番可能性があると思ったけど無理なのか~。
残された時間は少ないですが別の手段を模索するしかありません。
「今お前たちが体験したとおり俺は強い!」
「…」
「その俺が約束しよう。お前達を助けると」
「助ける?」
「あぁ!」
「この仮面に誓ってな」
「!! それ、シズ先生の!?」
「そうだ。これをシズさんから受け取った時にお前たちのことも託されたのだと思っている」
子供たちはリムルを信じることにしました。
仮面パワーは偉大だ!
リムル(…あれ?シズさんってこっちに来たのは確かこの子達と同じくらいの時だよな?魔王レオンにイフリートを憑依させられたって言ってたが…)
でも長生きしたんですよね。むしろ”憑依させられたから”なのか?
「(もしかして…!)いいか、絶対に助けてやる!シズさんに託されたお前たちを俺は絶対に見捨てたりしないからな!
「「お願いします、先生!」」
生徒たちを救うカギは…
(俺はベスターに教えてもらったワープポータルでトレイニーさんを尋ねることにした。シズさんのように上位精霊を宿らせればエネルギーの制御が可能になるはずだ)
子供たちの身を滅ぼすほどのエネルギーを抑えることが出来る!短命を回避出来る!かも!
「リムル様。なんの御用でしょう?」
リムルは上位精霊の居場所について訪ねました。同じ精霊のトライアドなら知ってる可能性が高いですね。
「それは精霊女王の統べる、精霊の住処という所がございまして」
「おぉ!そこに行けば上位精霊に会えるってことか?!」
「はい。ですが…」
「?」
「実は入口はいくつかあるのですが私の知る者は既に消えてしまっているのです」
「え?!」
「私たちが仕えていた精霊女王は、ずいぶん前になくなっております。現在の女王とは接点がなくどこに住んでいるのかも…」
「そうか」
精霊にも世代交代?とかあるんですね。
「申し訳ありません。お役に立てず…」
「いいや」
残念でしたね(´・ω・`;)
他に知ってそうな人も居ないし。
「心配すんなって。俺に任せておけ」
リムルはシズの幻影(思念?)にそう語りかけました。
スカイドラゴン襲来!リムルのチート炸裂!
教師になって1ヶ月が経っても、上位精霊の居場所を見つけることはできませんでした。
息抜きも兼ねて課外授業をしていたとある日。
リムル「!!」
ケンヤ「先生?」
嵐牙「ウ”ゥ”……!」
リムル(なんだ?このプレッシャーは)
大賢者《告。高密度のエネルギーを検出しました。この反応はスカイドラゴンです》
リムル「なんだ?はぐれドラゴンか?」
強いんですかね?(´・ω・`;)
スカイドラゴンはリムルたちの頭上を通り過ぎ、王都に向かっていきます。
「しょうがない。助けに行ってくるか」
「え?!」
「あれを野放しにしておくと被害者がたくさん出そうだからな」
「嵐牙、お前はここでこいつらを守っててくれ」
「主よ。我が出向いて我がガブっと食らわせてやりましょうか?」
「いや、今回は俺が行く」
「このガキ共にいいところ見せないとな」
いいとこ見せるためにスカイドラゴンを倒すのか…。
チートの片鱗がチラつきます(笑)
「先生!そりゃ先生は強いけどさ、ドラゴンには勝てっこないって!」
「そうだよ」
「あんたが死んじゃったら誰があんたを助けてくれるって言うのよ!?」
みんな心配してくれてますね。
リムル「勝てない相手に向かっていくほど俺は馬鹿じゃねーよ。任せときなさいって」
ケンヤ「と、飛んだ!?」
クロエ「すごい!」
このままの姿では後々面倒になりそう…という事で一応、変身します。見た目あんまり変わってないけど大丈夫ですか(笑)
スカイドラゴンが襲来した王都の正門では既に戦闘が始まっていました。
逃げ惑う商人たち。兵士たちが弓矢で撃退を試みますが全く効果がありません。
絶体絶命!!と思ったその時です。
「し、信じられん!スカイドラゴンの雷撃をかき消した!」
「まさか勇者様か!?」
「カリュブディスに比べるとなんてことないな!」
リムルキタ――(゚∀゚)――!!
主人公特有の遅れてやってくる&美味しいとこ取りだ!
先の雷撃と同様に、スカイドラゴンを丸ごとかき消します。
リムルはノーダメージ。
こうも圧勝すると気持ちがいいですね!
そして姿を消したリムル…。まるで嵐のようでした。
ウルグレイシア共和国へ!
リムル「食事に招待?」
ユウキ「えぇ。ミョルマイルという大商人が、ぜひ自分が経営する店に来て頂きたい、と。子供たちも一緒で構わないみたいですよ」
リムル「なんでそいつは俺を?」
ユウキ「昼間、謎の戦士に命を救われたとか。スカイドラゴンを倒したの、リムルさんなんでしょう?」
リムル「さ~て、どうかな~」
バレてるじゃないですか(笑)
「ブルムンド王国と自由組合が発行する承認資格を正式に得ています。ま、裏では高利貸しをやってたりしますが…。身辺調査はしっかりしましたから信用して大丈夫ですよ」
ユウキのお墨付きもあってその夜、リムルは生徒たちとミョルマイルの店を訪れます。
「いいのか?俺の生徒たちまでご馳走になって…」
「なんのなんの!旦那はわしの命の恩人ですからな!」
「なんのことだ?」
「このミョルマイルにはあちこちから情報が入ってくるんですわい。姿かたちが違ってもあれが旦那だということは分かっておりますよ!」
「命の恩人にはしっかり例をせねばバチが当たりますからな。まぁ、これで貸し借りは無しということで。いかがですかな?」
これがリムルを誘った理由でした。
リムルはミョルマイルを商人としては信用出来る人物だと判断します。
「ミョルマイルくん、その情報網なら俺が何者かも当然知ってるんだよな?」
「えぇ!」
「だったら俺たちの町に行ってみないか?」
「旦那の町へ、ですか?」
「いろいろな商品を売り出す予定だがノウハウが無い。ミョルマイルくんの力を借りれば…」
「お互い儲かる!いや、助かるというわけですな!うははははは!分かりましたわい!」
「決まりだ」
思わぬ形で人脈を得ることになりました。
まさかリムルはここまで計算してスカイドラゴンを討伐したのか!?いや、考えすぎか…( ̄▽ ̄;)
「では旦那の町への紹介状、確かに。また来てください。旦那ならお安くしときますぜ?」
「タダじゃないんだな」
商人らしくちゃっかりしてます(笑)
「この子達に精霊女王のご加護がありますように」
帰り際、お店のお姉さんが子供たちにおまじないをかけてくれました。
お姉さん「これはね、私の故郷のお祈りの言葉。精霊の住処に住むという精霊女王が見守ってくださるの」
リムル「ちょっとお姉さん!?いま精霊の住処って言ったよね?もしかして場所を知ってるのか!?」
お姉さん「え?えぇ、知ってますけど…私その近く野村の出身ですから」
なんという偶然でしょう!
リムル(チップを弾むとお姉さんは場所を教えてくれた)
いやらしい音がジャラジャラと(笑)
場所は辺境の国、ウルグレイシア共和国の最北に位置するウルグレイ自然公園。
(ここに精霊の住処が…。シズさん、絶対にこいつらを救ってみせるから!)
お姉さんには感謝だし、スカイドラゴン討伐しといてホント良かったですね!
生徒たちもすっかりリムルになついてたな~(´∀`)
リムルは褒め上手だし、同じ目線に立ってくれるし、先生の適正アリです!ちょっと大人げないけどな(笑)
生徒たちが早々に心を開いてくれたのは、シズの仮面があったからで。今もみんなの心の中で生きてるんですね(´TωT`)
次回、迷宮攻略!
子供たちを抱えて攻略なるか!?
嵐牙もいるし大丈夫とは思うけど…気をつけて!