前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 総力戦でメガロドン13体を撃破したリムル達。残るカリュブディスに苦戦するリムルだが、その目的がミリムであると気づく。ミリムの参戦でカリュブディスはあっけなく倒れた。
- カリュブディスとの分離に成功したフォビオは正気を取り戻し、一連の行いを反省する。彼の主で、その様子を見ていた魔王・カリオンは貸し借りをチャラにするためリムルの提案を飲む事に。ジュラテンペスト連邦国と獣王国ユーラザニアの間で不可侵協定が締結され、両国は事実上の同盟国となるのだった。
- 今回は…シズの未練――かつての教え子が気がかりになったリムルは、ジュラテンペスト連邦国を仲間に任せイングラシア王国へ旅立つ。そこで出会ったグランドマスターのユウキ・カグラザカから紹介を受け、シズの教え子たちの教師をすることになるのだが…。
【転生したらスライムだった件 20話】ユウキ・カグラザカ【アニメ感想・名場面】
ミリムと一旦さようなら!シズの心残りは…
《カリュブディスの驚異が去り中央都市リムルには平和が戻った。棚からぼた餅的に魔王カリオンと協定を結び、さらにジュラテンペスト連邦国の基盤が安定したのである》
勝利の宴が開かれました。メガロドンって食用にもなるんですね!
「やれやれ。今回は流石に疲れたな…。助かったよミリム、改めてありがとう」
「大した事はないのだ!これくらい当然なのだ!もっと礼を言っていいのだ~!」
もともとの原因はミリムですけどね(笑)
カリオンと協定を結べたのは予想外の功績でした。
ていうかシレッと女湯にいるリムル!
「リムルなかなかのものだったぞ?今なら魔王になると言い出しても私は反対しないのだ~!」
リムルの返事はNOでしたが。
「ところでマブダチよ、私は仕事に行ってくる!」
「仕事?」
「今からですか?」
「突然だなおい」
ずっと居てくれると思ったのに(´・ω・`)
「まぁこれで会えなくなるわけでもないのだ!しばしの別れなのだ!」
なんか嫌な予感がするな~( ̄▽ ̄;)
「他の魔王たちにもこの地に手出しせぬようにきちんと言い聞かせておくから、安心すると良いのだ!」
それは助かるけども。
「ほかの魔王に会いにいくのか?」
「うむ、仕事だからな!」
「騙されないように注意しろ」
「騙されないでくださいね」
「騙されちゃいけませんよ」
「騙されないで下さいね」
「騙されませぬように」
「みんな心配性だな~!私は賢いから騙されたりせぬのだ!」
絶対騙されるやつだコレ(笑)
ミリムはウルトラマンの如く去って行きました。
朱菜「羨ましいくらい自由ですね~。でもミリム様らしいですわ」
紫苑「次に会える時が楽しみです」
リムル「う~ん…」
次に会う時か~…。
他の魔王に騙されて「敵になりました」オチはやめてよね!( ̄▽ ̄;)
その夜、リムルは夢を見ます。
『お願い、あの子達を救って。王都に、早く―――』
それはシズの声でした。
「あれ…?」
目覚めたリムルの目からは理由もなく涙が…。泣いていたのは彼の中にあるシズの心です。
(だたの夢、じゃなくてシズさんの未練だよな…?)
『だから私は引退して指導者になった。学校の先生。イングラシア王国ってところでね。異世界から来た子達の…』
そういえばそんな事言ってましたね!
「というわけで、俺はイングラシア王国へ行ってこようと思う。その子達はシズさんが魔王レオンに会いにいくことを決意した理由の一つだ。シズさんと約束したからな」
国の治安を任せられる頼もしい仲間もいる事ですし。
「じゃあ行ってくる」
「すぐ戻ってきてくださいね!?」
「旅のご無事をお祈りします!」
「「行ってらっしゃ~~い!」」
リムルは嵐牙を連れ、イングラシア王国へと旅立ちます。
(この世界に転生して2年。初めて人間の国を目指すので、ちょっとだけワクワクした気分だ)
イングラシア王国へ!ユウキ・カグラザカとの出会い!
リムル(イングラシア王国は俺たちの国の西にある、そこにはフューズらが所属する冒険者の補助組織・自由組合の本部もあった。立地的に各国から集まりやすいからである。子供たちがいる学校、自由学園を作ったのはシズさんの教え子だった。その名をユウキ・カグラザカ。名前から言って日本人だろう。まずは会ってみようと思う。フューズが紹介状を用意してくれたし何の問題もない)
ジュラテンペスト連邦国を出て3日後、嵐牙の頑張りもあってイングラシア王国の王都に到着します。
「お前は俺の影に隠れていてくれ。このまま街に入ったら大騒ぎになるだろうからな」
「はっ!我が主、いつでも召喚に応じます。お気をつけて!」
「うん」
王都に入ったリムルは人が多いことに気づきます。
大都会だ!ヨーロッパみたいな雰囲気ですね。
受付係「紹介状、確認させていただいました。グランドマスターがお会いになるとのことですのでご案内します。こちらへどうぞ」
自由組合本部に到着早速、お目当ての人物と対面することに。
(さて、グラマス…どんな人物か)
「お待たせしました。初めまして、僕がグランドマスターのユウキ・カグラザカ…」
リムルの姿を見たユウキの顔が険しくなります。
「こちらこそ初めまして。リムル・テンペストだ。ジュラの大森林にて魔物の国・ジュラテンペスト連邦国の盟主をさせてもらっている」
「その仮面、シズ先生の」
「そうだよ。俺の正体は知ってるだろ?俺はスライムで、食った魔物の姿に擬態することができるんだ」
「食った……?魔物の姿…?」
突然、ユウキはリムルに攻撃を仕掛けてきました。
ですよねー!シズを葬った敵だと思いますよね!( ̄▽ ̄;)
「落ち着け小僧。――”僕は悪いスライムじゃないよ”」
「!? そのセリフは!」
地球人にしか通じない合言葉!
「あのゲームは俺もクリアしたぜ。お前がシズさんに教えたんだろう?」
「…詳しい話を、聞かせてもらえますね?」
「そのために来たんだ」
秒速で仲良くなった
「なるほど~っ!!最終回はそんな展開なんですね!?そうかヴェルダンディが~!」
「ふっふっふ!他に聞きたいことはないかね?!俺が刺された時点でユウキくんの知りたい漫画やアニメはほぼ完結しておる!無論だが俺様はそのへんは抜かりがない抑えるべきは抑える。それが紳士の嗜みだからな!」
故郷トークで盛り上がりました。そして心が通じ合いました。
にしても…
「さすがはリムル師匠~!是非!是非ともご教授をっ!!」
ユウキの手のひら返し凄いな(笑)
「これで俺が悪いスライムじゃないって分かってくれたかね?」
「もちろんですよ!……シズ先生のことは残念ですが、リムルさんを信じます。今回、ここに来た目的はなんですか?例えば帰還方法を探している、とか?」
「いや、違うが。帰還って出来そうなのか?」
「…」
「まぁ可能ならとっくに帰ってるだろうからな。俺はもう諦めてるよ。火葬されてるかもしれないし」
「一方通行みたいでしてね…。ですが僕は可能性が無いとは思っていません、日本にも鬼や悪魔の伝承はありましたし、世界各地で似たような神話や逸話が残されています、なので何らかの条件が満たされれば移動が可能になるのでは、と」
「なるほど…」
帰還する方法は見つけられないだけで、あるんでしょうね。
「俺はのんびり生活できたらそれでいいんだけどな。街も作ったし、仲間と一緒に楽しくやるつもりだった。だけどちょと気になることがあってな…」
「気になること?」
「シズ先生の未練さ」
シズの未練――。先日夢に見た自由学園の子供たちのことでした。
ユウキ「そうですね…。リムルさん、僕もあなたに託してみることにします」
自由学園の子供たち
リムル(ユウキの計らいで、俺は学校で教師をやることになった。シズ先生の教え子たちを今度は俺が教えるのだ)
急展開ですね!Σ(´∀`;)
「リムルさん。ヒナタ・サカグチを知っていますか?かつてシズ先生の教え子でした」
「あぁ、もしかてシズさんの元を去ったっていう子か?」
「そうです」
OPに出てくる黒髪の子だ(メタ
「全盛期のシズ先生は上位精霊のイフリートを完全に使役していましたが、ヒナタは15歳にしてそんなシズ先生を上回る強さを得ていました」
当時でもソレですから、今はもっと強くなってるんでしょうね。
ユウキ「それだけで彼女の強さが推し量れると思います」
リムル(全然推し量れないから黙っていよう)
ユウキは、「異世界人」と「召喚者」の違いに言及します。
(ヴェルドラに聞いたな…)
『30人以上の魔法使いで何日もかけて儀式を行い、異世界から呼び出すのだ。強力な兵器としての役割も期待されておる。召喚主にな。召喚者は召喚主に逆らえないよう、魔法で魂に呪いを刻まれる』
ちなみにシズやこれから合う5人の生徒達は「召喚者」。
リムルやユウキ、ヒナタは自然に世界を渡ってしまった「異世界人」です。
「何らかの目的を持って呼び出される召喚者には、必ずその目的に見合う力が与えられます。それこそ人類の切り札となりうる勇者のように。世界を渡る際に肉体が作り替えられるのですが、その際に大量のエネルギーを取り込んで能力の獲得が行われるようです。召喚の時、子供が呼ばれてしまうことがあります…。子供たちの成長途上の肉体に身の丈に合わぬ大量のエネルギーが取り込まれると、やがてその身は行き場のないエネルギーによる焼き尽くされることになります」
5人の生徒達は各国が勇者召喚で失敗した者達でした。
それを引き取ったのがシズで、なんとか救おうと努力していた、とユウキは言います。
「召喚には国が関与しているのか?」
「えぇ。それが世界の選択なのでしょう。魔物へ備えて軍を強化するよりも、飛び抜けて強い異世界人を呼びしたほうが効率がいい。そう考えたようです」
大勢が得をするために、罪のない一人を犠牲に…(´・ω・`)
リムルはシズがこの世界を嫌っていた理由を察しました。
「崩壊を防ぐ術は見つかっていません。10歳未満で召喚された子供はほぼ例外なく5年以内に死に至るのです。おかげでどの国も素直に子供を引き渡してくれるのですけどね」
「…それじゃその子達を俺がどうしようと文句は出ないんだな」
「何かするのですか?」
「あぁ。それがシズさんの願いなら俺が引き継いでやるさ」
「お願いします…!もし出来るのならばあの子達を救ってください!!」
(俺は俺のできることをする、今までも、そしてこれからも)
リムルならきっとできる!はず!
「―――よしっ!」
ひと呼吸置いて教室に入ったリムル。
「ちーっす!今日から君たちの担任に…」
言葉を遮るように爆炎が襲いかかってきましたΣ(´∀`;)
軽々と交すリムルですが意表を突かれたのは確かです。
思ってた展開と違うぞ!
リムル(おいおい、残りの寿命は少ないんじゃなかったっけ!?有り余るエネルギーに任せて大暴れしてるんじゃないか?)
「ケンちゃんかっけー!」
「それ必殺技だろ!ついに完成したか!」
「でも詰めが甘いわね、よけられてるじゃないの」
「うっせ!次は当てるぜ!」
「なんか…シズ先生に似てる」
リムルの生徒になるのはケンヤ・ミサキ10歳、リョウタ・セキグチ10歳、ゲイル・ギブスン10歳、アリス・ロンド9歳、クロエ・オベール10歳の5人。
小生意気そうだ(笑)
(ん?なにか反応したような…。ヴェルドラか?)
何に反応したのか気になりますね。
(もっと素直な子達だと思ってた。ちょっと憂鬱!)
良くも悪くも教え甲斐がありそうだ!( ̄▽ ̄;)
リムルが先生になるとは思いませんでした!
子供たちを救う算段はあるのかな?一度捕食して能力と分離させるとか?
ユウキ、ヒナタと5人の子供たちが違う世代だったのも分かりました。
てっきり5人の子達が成長した姿がユウキ、ヒナタなのかと。
一旦お別れしたミリムも気がかりですね。クレイマンあたりがなにか吹き込みそうな予感( ̄▽ ̄;)
とりあえず帰って来るの待ってますよ~!