内容をカンタンに説明すると…
- イザベラに釘をさされるクローネ。諦めきれない彼女は独自に動いていた。ノーマンは内通者の炙り出しのために罠を張りめぐらせていた。
- エマは協力者を募るために上級生二人に事態を話すことに。ママが大好きなエマが嘘をつくはずがないと信じるギルダ。なくなったロープでノーマンは内通者の正体がレイだとわかってしまった
- 今回は…ママの内通者はレイだった。ノーマンとの腹の探り合い、取引きが始まる。長年のハウスの事情をしるレイは最強の切り札となるはず。エマがギルダと発見したママの隠し部屋の存在を話し始める。隠し部屋に入るリスクの高さをレイとノーマンが注意するがドンは衝動を抑えられず…。
【約束のネバーランド 5話】301045【アニメ感想】
IQ戦
「何を言ってる。どうしたノーマン?」
最初は驚いたものの元の様子に戻るレイ。
「もうわかっているでしょ?罠を仕掛けた相手は3人。ドンには僕のベッドの裏、ギルダには二階のトイレの天井裏。レイ、君にはそう言った。
でも実際にはドンには食堂、ギルダには図書室って伝えてある。そして僕のベッド裏からロープが消えた。
残りの二箇所はどうだろう?これから一緒に確認しにいこうか?」
そうすると…レイは笑い出しました。白状しはじめました。
ノーマンはシスタークローネがハウスに来た日からレイを疑ってたようです。
「最悪の想定だったけどね」
「ついでに言えば、レイ君は今回限りの即席内通者じゃないだろ?突然の密告やスパイをママが信用するわけがない。
レイはいつからママのスパイだったの」
「ずっと前から」
「ずっと知っててママに加担してたってわけ?」
ノーマンの顔が歪みます。
「返答次第で俺を切るか?」
「切らないよ、レイには今までどおり僕らのそばにいてもらう。
よかったね、君はミスを隠し通せる。ドンに濡れ衣着せてまでスパイ続けたかったんだろ?」
「何が望みだ」
「3つ。1、今までどおりそばにいて僕らの安全を保証すること。2、レイが持っている全情報の開示。3、寝返って。」
「…!」
「今度は僕のスパイになってよ」
二重スパイを推奨。
「一緒に育った家族だもんって、それで僕の気も変わった。僕もレイを信じたい。敵である前に友達だって。
それにリトルバーニィ隠したのレイだよね?レイがまだ間に合うって言わなかったら僕らは行かなかった。
レイは僕ら自身でハウスの真実にたどり着くよう仕向けた。僕らのためにレイがこの脱獄を仕掛たんでしょ?
レイはどうしてママの犬をやっているの?100%ママの犬なら真実を気づかせるようなことしない
レイは僕らを制御してた。発信機のこと、脱獄のタイミング。主に計画の進み具合だ。
だから10日後の脱獄には強く反対した。でもそれは同時にママも制御していたんじゃないの?
やっぱりレイは敵じゃないんでしょ?」
ノーマンの頭の良さプライスレス
「志願したんだ。自分から。売り込んだのほうがより正しいかも。全てこの脱獄のための準備!」
レイも脱獄を計画していた!?
「敵を知るにも物を集めるにも敵の懐が一番いい。だから俺はママに取引を持ちかけた。
あの女は規則より利益だ。要求したのはざっくり2つ。1、協力するから即出荷はしない。2、結果を出したら報酬をくれ って。」
「報酬って…?」
「いろいろガラクタさ。ハウスにないものなら取り寄せてもらえる。
何が手に入って何が手に入らないのか試してた。外の世界を探る意味でも。
結果、危険物でなきゃ大抵手に入れてもらえたよ。ただどれも旧型ばかりだったけどな」
「じゃ、発信機の壊し方にあてがあるというの?」
「俺は現物を見てる。実験もして壊し方も突き止めた。発信機はまだ無効化できる。
わかるか、今お前の前にいる俺は最強のカードだ。発信機やママのこと。お前が想像するより
遥かに多く脱獄に必要な情報を持ってる」
レイ、ものすごく悪い顔してます!
「ハウスの正体に気づいたときからずっと準備してきた。
全部お前ら二人を殺させないためだよ!」
やはり三人は仲良し…(?)
「ノーマンの言う通り俺は二人の敵じゃない。でも味方でもない。条件次第で完全にお前の切り札になってやってもいい」
「条件…?」
「エマを騙せ」
「全員連れて行くふりをして土壇場で切り離せ。連れて行ってもドン・ギルダまでだ」
「訓練でみんな予想以上に成長してる。レイだって動きは悪くないって。あれ本心だろ?」
「それでもあいつらが荷物だってことに変わりない」
「助けるって言ったくせに」
「これが俺の助ける、だよ。できなきゃエマともどもここで死ね」
「どうする、条件飲むか」
「…わかった」
しぶしぶ了承するノーマン。
ノーマン悩みまくってます。でも何かに気づいた様子。
部屋を出たレイは笑みを崩さないままママの元へ。読めないですね…。
「シスターなんて呼ばなきゃよかったのに。あれ、俺への抑止のつもりでしょ?
6年ママに尽くして未だに警戒されてるなんて悲しくなる」
「万が一のためよ」
そもそも門に行かせたせいだと。
その日、ノーマンは脱獄に失敗した夢を見て飛び起きました。
俺が犯人です
お昼の自由時間、ロープについて聞いてくるエマ。
ノーマンが答えづらいですよね。
「あれ、俺。俺がママの内通者です」
歯切れ良すぎでしょレイ!バラすの早い!
「おまえかよ!」
エマ混乱…
「説明させて!」
ノーマンが挙手。ちょっとここだけギャグ調で和みました。
不測の事態のせいでどっちも制御しようとしたレイ。
「ずっと知ってたんだね。全部。辛かったよね。知ってて黙って見送って…
ねぇ、発信機の実験って誰かの耳で試したってこと?その子達どうなったの?
出荷時期早まったりしてないよね?
いやいいよ、そのおかげで今逃げられる。
でも…そういう線引きもう二度としないでね。もうひとりじゃない。ひとりじゃないから」
エマはきつくレイの手を握りしめました。顔がめっちゃ怖いです。
気になるのはわかる
「二人に報告があるの」
エマがギルダと一緒に見つけたのはママの部屋に秘密の部屋があるであろうこと。
夜8時前から居なくなること。
レイ「ママは本部に毎日定時連絡をしている。そのための部屋だろう」
ドン「入ってみようぜ。何か手がかりがつかめるかもしれない」
レイ「そこまでするメリットはない。出てった兄弟の行方なんてママは知らない。手がかり以前の問題だ」
メリットよりリスクの方が多すぎる、とレイ。
今はシスターに墓穴を掘らないように、とノーマン。
ドンはイライラしています。納得行かない様子。ギルダと一緒に夕飯の準備に戻る中
ママの書斎に侵入する。
本棚が隠し扉への入口になっていました。
しかし直後に物音が聞こえて…。誰かが入ってくる…??

毎回引きがうますぎます!!怖い、でも気になって見てしまう。レイは5才くらいに現状に気づいてママに取り入ってたということでよろしいですか?
やっぱ知能指数高い5才児は察する能力が違いますね。
子どもたちとママとの戦い、ドキドキします。
あとレイ、まだまだどっちの味方につくのか読めないんですけど…。
状況的にしかたないですけどね。心理戦も顔芸もなかなかにすごいですよ。
クローネの顔芸には勝てませんが。