前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- リネルとフィゼルの毒剣に倒れたキリトたちは、カセドラル50階《霊光の回廊》に引きずり出される。そこには整合騎士ファナティオ・シンセシス・ツーが待ち受けていた。
- 解毒により復活したキリトがファナティオと戦闘を開始!遅れて回復したユージオは武装完全支配術を発動させ、一帯を氷漬けにしていく!しかしファナティオの抵抗を抑えることができず…!?
- 今回は…ファナティオを倒したキリトたちは昇降盤を使い80階《雲海庭園》に到達。そこで待ち受けていたアリスとついに激突する!
【ソードアート・オンライン3期 16話 アニメ感想】金木犀の騎士
ファナティオと昇降盤の少女
「キリト!?」
「手伝ってくれ!血が止まらないんだ!」
完全武装術を解放したキリトに敗北したファナティオは、致命傷を負っていました。
キリトとユージオの神聖術では出血を防ぎきれないほどです。
「無理だよ、キリト…」
「でもこの人は死んだら消えてしまうんだ!迷って恋して苦しんで、そんな魂を俺が消してしまうわけには行かない!――そうだ」
「ダメだキリト!それはアドミニストレータに使うためのっ…」
「分かってる!でも助ける手段があるのにそれを使わないなんて、俺にはできない!」

キリトは短剣を使い、カーディナルとファナティオの間に経路を接続します。
チートアイテムの切り札が…。
でもそれを迷うことなく使えるのがキリトらしいです。
『やれやれ、仕方のない奴じゃなぁ』
「カーディナル!あんたか!?すまない、俺はっ…」
『今更謝るな。状況は理解しておる。ファナティオ・シンセシス・ツーの治療は引き受けよう。しかし完全回復まで時間がかかるゆえ、身柄をこちらに引き取るぞ』
ファナティオの安全は保証されました。
『今の状況から判断して、アドミニストレータは現在、非覚醒状態にある可能性が高い。あやつが目を覚ます前に最上階にたどり着けば短剣を使わずとも排除が可能だ。急げ、残る整合騎士はあと僅かだ』
二人はさらに上を目指します。

「お待たせいたしました。何階をご利用でしょうか?」
上階につながる昇降盤から、少女が声をかけてきました。
連れてってくれるの!?(・∀・;)
「えーと…、俺たちカセドラルに侵入したお尋ね者なんだけど。そんなエレ…じゃない、円盤に乗っけて問題はないの?」
「私の仕事はこの昇降盤を動かすことだけでございます、それ以外のいかなる命令も受けておりません」
という事で乗る事にしました。
「ラッキー」と言わんばかりのキリトと警戒心MAXのユージオ。対比が面白い(笑)
「じゃあ、行ける一番上の階まで行ってくれ」
「かしこまりました」
少女がシステムコール、と唱えると昇降盤が上階へ動き出します。
「―――君はいつからこの仕事をしてるの?」
「この天職を頂いてから107年になります」
「107年って…!」
見た目は十代の少女なのに!?
「君、名前は?」
「名前…忘れてしまいました。皆様は私を昇降係とお呼びになります」
ちゃんと休みはもらえるとはいえ、奴隷のようですね…。
「お待たせいたしました。80階《雲上庭園》でございます」
あっという間でした!\(^o^)/
30階もショートカットできるなんて(笑)
「天命の自然現象を術式で凍結しても魂の老化は防げない、ってカーディナルが言ってたよ。記憶が少しずつ犯されて言って最後には崩壊してしまうって。公理協会のしてることは間違ってる。だから俺たちはアドミニストレータを倒すためにここまで来た。でも…でもそれで終わりじゃないんだユージオ。本当の難題はその先に…」
「え?アドミニストレータを倒せばあとはカーディナルさんに任せればいいんじゃないの?」
ダークテリトリーからの侵攻と、可能ならアンダーワールド全生物のフラクトライトを削除する計画も阻止しなければなりません。問題は山済みです。
「あ、いや…。この先はアリスを取り戻してから話すよ」
もったいぶるキリトさん!!
アリスと金木犀の剣!
雲上庭園の扉を開いたキリトとユージオ。
そこには整合騎士アリスが待ち受けていました。ついに…!
(お前は戦うなユージオ。カーディナルの短剣を確実にアリスに指すことだけ考えるんだ。彼女の攻撃は俺が体を張ってでも止めてみせる)
(で、でも…!)
(それしかないんだ!アリスの初撃を交わさずに受けてそのまま拘束するから、すかさず短剣を使え。いいな?)
ユージオの武装完全支配術は残り2回。キリトは1回のみです。
使いどころを間違えるわけにはいきません…!
アリス「とうとう、こんな所まで登ってきてしまったのですね。万が一地下牢から逃れることがあっても、エルドリエ一人で十分に対処できると私は判断しました。しかしお前たちは彼を打ち破り、デュソルバート殿、そしてファナティオ殿までも切り伏せてこの雲上庭園の土を踏んだ。一体何が、お前たちにそんな力を与えているのです?一体何故、人海の平穏を揺るがす挙に及ぶのです?やはり剣で聞くしかないようですね」
キリト「―――まさか!!」
彼女の隣にあった金木犀が剣に変形します!Σ(゚д゚lll)
「あの剣、まさかもう完全支配状態なのか!?」
状況を見誤ったキリトたちは、攻撃を受け吹き飛ばされてしまいます。

「私を愚弄しているのですか?抜刀もせず走り寄るなど…」
整合騎士アリスはやはり強敵でした。
金木犀の剣、とても美しいです…!!
「今の攻撃は警告の意も含めて加減しました。ですが次は、天命をすべて消し去ります。持てる力を出し尽くしなさい。これまでお前たちが倒した騎士の為にも」
「――誉れある整合騎士殿に対し、経緯なき振る舞いに及んでしまってすまない。修剣士キリト。改めて騎士アリスどのに尋常なる剣の立会を所望する!」
「いいでしょう。お前たちの邪心が如何程のものか…その剣筋で試す事とします」
アリスの騎士道!格好いいです。
しかし公理協会が絶対的正義だと思ってるんですね…。
「一つ教えて欲しい。アリス殿の神器、先刻丘の上にあった木が古の姿と見受けたが。どうしてそれほどの力が?」
「セントラルカセドラルが経つこの場所は――遥かなる古の時代、創世神ステイシアによって人間に与えられた始まりの地でした。小さな村の中央には美しい泉が湧き、岸辺には一本の金木犀が生えていました」

「その木こそ我が神器、金木犀の剣の原型。神の創りたもうた木の転生した姿。人界の森羅万象の中で、最も古き存在なのです。属性は永劫普及。舞い散る花弁のたった一つですら触れた石を割り、地を穿つのです」
最初の破壊不能オブジェクトというわけですか…。
キリト「だからって恐れ入るわけにもいかないけどな!」
そうだぞ!ギガスシダーの黒剣も凄いんやぞ!←
「では整合騎士アリス。改めて勝負!!」
ユージオの完全支配術が効かない…!
アリス「私の撃ち込みをここまで凌いだのは、お前で二人目です」
もう一人いるんですね。整合騎士長かな?
キリトはいい勝負してますが、徐々に追い詰められます。
「しかし協会を揺るがすにはまるで足りません。やはりお前たちに人界の平穏を揺るがすわけにはいかない。では、覚悟―――!」
瞬間、アリスの背後にユージオが迫ります。
これに気づいたキリトはアリスの剣を受け流し、黒剣を放った手でアリスの動きを封じました!

そしてユージオの完全支配術・エンハンスアーマメントが発動。
キリトごとアリスを凍結します。
ナイスコンビプレーです!
あとはカーディナルの短剣をアリスに刺すだけ…
ですが、凍結を免れた金木犀の剣が氷を溶かしてしまいます。

「なかなか座興でしたが、たかが氷で私の鼻を止められるはずもありません。お前とは次に戦ってあげますから、そこで大人しく待っていなさい」
相性が悪い以前に実力の差か…(´言`;)
アリス、滅茶苦茶強いですね。
キリトとアリスが行方不明に!?

「エンハンスアーマメント!!」

(剣を狙って!?)
完全支配術を発動させたキリトは、アリスの剣にそれをぶつけます。
目的はアリスを倒すことではなく、短剣を刺すこと!
キリトが作った隙をユージオは見逃しませんでした。
ガラ空きになったアリスの懐目掛けて駆け寄ります。
が、先の衝突で壁に亀裂が入っており…
「!??」
壁が崩れると同時に、巨大な穴からキリトとアリスは吸い出されてしまいます!ヽ(´Д`;)ノ
「キリト…アリス…?」
突然のことに呆然とするユージオ。
カセドラルの自動修復機能なのか、空いた穴がふさがっていきます。
ユージオが駆け寄るも既に手遅れで…
「キリト!!!アリス―――!!」

キリトとアリスがまさかの…!Σ(゚д゚lll)地上80階から落ちましたよ!大丈夫!?(大丈夫じゃない
一人残されてしまったユージオは戻るも進むも絶望なんですが…(´Д`;)
せっかくここまで来たのに!どうなっちゃうの!
完全支配術もキリトは使い切っちゃって、ユージオは残り一回。
カーディナルの短剣も一本になってしまい。
思ったより消耗が激しいな…。
次回サブタイは休戦協定。
キリトとアリスが協力する展開来るか…!?|ョ゚Д゚;))))