【ゴブリンスレイヤー 11話 アニメ感想】幼馴染を守るためにゴブスレさんは全てを賭ける!冒険者総力戦開始!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • つかの間の平穏。本拠地に戻ったゴブリンスレイヤーは、仲間と食事を共にする。受付嬢によると、魔神王を倒した勇者は史上10人目の白金等級冒険者に認定されたのだとか。
  • 翌朝、いつものように牧場の見回りをしていたゴブリンスレイヤーは、大量のゴブリンの足跡を発見する。
  • 今回は…ゴブリンの大群はもはやゴブリンスレイヤーひとりでは対応のしようがなかった。幼馴染と大切な牧場を守るため、ギルドの冒険者たちに頭を下げて協力を要請するのだが…。
【ライトノベル】ゴブリンスレイヤー 全巻セット (全9冊)

【ゴブリンスレイヤー 10話 アニメ感想】幼馴染のヒロイン力爆発!牧場にゴブリン襲来の足音!

2018.12.09

【ゴブリンスレイヤー 11話 アニメ感想】冒険者の饗宴

 幼馴染の涙

「逃げろ」
「え?…って、なんで?どうしたの?いきなり…」
「足跡があった」
「!!」

穏やかな朝の空気が緊迫に包まれます。

「でも倒せるんじゃないの?君なら…」
「無理だ」

どうして…!?(´・言・`)

「たとえ100匹だろうと洞窟の中ならば俺は勝とう。何をどうやっても勝つ。だが…物見のあしあとは10匹あった」

そこからホブ、シャーマン、そしてゴブリンロードの存在を推測するゴブリンスレイヤー。
牧場の平地では、いつもの戦略が効果を発揮しないんですね…。

「襲撃は今日か明日の夜。諸侯や国に助けを求める時間はない。100を越す群れが一斉にここを襲って来る。おそらくここを拠点として町を襲うつもりだ」

故郷の悲劇が頭をよぎります。

「俺は白金等級ではない。勇者ではない…。100匹以上の怪物どもを正面から平野で迎え撃つには手が足りない…力がない……。俺には、無理だ」

ゴブリンスレイヤーが直面したのは己の無力さでした…。
悔しさからか、拳を握り締めます。

見てて辛くなる…(´;ω;`)

「――よし」
「決めたか」
「うん。ごめんね、私は逃げない」

え!?(°д°;)
今ならまだ間に合いますよ!

「だって残る気なんだもん。君が」
「…………」
「ほらやっぱり!困ると黙るよね。昔から」
「…死ぬだけではすまんぞ」
「うん。だろうね」
「俺は見ていた」
「うん…」
「助かると思うな。生きていたとしても心が死ぬ」

幼馴染はそれを承知していました。

「だから逃げろ」
「だから嫌だってば!!だって…2回目は嫌だもん…!君が帰ってくるところ、また無くなっちゃうじゃん…!」

幼馴染を守りたいゴブリンスレイヤーと、ゴブリンスレイヤーが帰る場所を守りたい幼馴染…(´;ω;`)

ゴブスレ「そうか」
幼馴染「うん。本当ごめんね。わがまま言ってる自覚は、私も、あるから…」

ゴブスレ「そんな顔するな…」

気丈に振舞う幼馴染ですが、恐怖と悲しさを隠しきれず。

「やれるだけのことはやってみる」
「うん…」

ゴブリンスレイヤーはふと姉に言われたことを思い出します。
女の子は守ってあげなくちゃ…。

「おい。挨拶くらいはしていけ」
「すみません、その…」
「あの子はいい子だ。いい子に育ってくれたんだ。だから泣かせるな…」

町へ向かう途中、おじさんが声をかけてきました。
おじさんは幼馴染を本当の娘のように思ってるんだろうな…。

「努力、します」

泣かせない、とは言わないゴブリンスレイヤー。

叔父さん「そういうところが嫌いなんだ…」

 すべてを賭ける

ギルドに到着したゴブリンスレイヤーは、冒険者達の前で立ち止りました。

「すまん、聞いてくれ。頼みがある」

ざわめく冒険者たちに、概要を説明します。
最初は聞く耳を持たなかった冒険者も、ゴブリンロードが居る事、100匹以上からなる大群であることを告げると反応が変わりました。

それほどやばい状態なんですね。

「時間がない。洞窟の中ならともかく野戦となると俺一人では手が足りん。手伝って欲しい。頼む」

みんなが注目する中、ゴブリンスレイヤーは頭を下げました。
幼馴染と牧場を守るために。漢だよアンタ…!(´;ω;`)

「「……」」
「どうする?」
「どうするったってなー」
「ゴブリンだろ?」
「俺はゴメンだぜ」
「私も~。あいつら汚いし」

ボロクソ言われてるんですが(;´д`)

「おい、お前何か勘違いしてないか?ここは冒険者ギルドで俺たちは冒険者だぜ。お願いなんざ聞く気はねぇ。依頼を出せよ!つまり報酬だ!」

「助けてやらんこともない」と言ってるようにも受け取れます。

冒険者たちは槍使いの意見に同調しました。やじるような雰囲気ですね…。

我慢ならなくなった妖精弓手が乱入しようとしますが…

「耳長の、今出て行くとややこしいことになるぞ」
「気持ちは分かりますが。今は待たれよ」

鉱人道士、蜥蜴僧侶が止めに入ります。

ゴブスレ「あぁ、もっともな意見だ」
槍使い「おう、じゃあ言ってみな!ゴブリン100匹を相手させる報酬をよ!」
ゴブスレ「全てだ」
槍使い「あ?」
ゴブスレ「俺の持つもの、全てが報酬だ」
槍使い「どういうことだ…?」
ゴブスレ「俺の持ち物、俺の裁量で自由になるものだ。俺の装備・財産・能力・時間、そして…」
槍使い「命か」
ゴブスレ「そうだ」

ゴブリンスレイヤー、そこまでして…(´;ω;`)

「~~~っ。お前が何考えてんだが俺にはさっぱり分からねぇが、お前が本気らしいってことは分かる」
「あぁ。俺は本気だ」
「ド畜生め…。お前の命なんざいるかこの野郎!あとでいっぱい奢れ!」

まさか槍使いが一番に協力を名乗り出てくれるとは思いませんでした(°д°;)

「…」
「なんだよ!相場だろうが!銀等級の冒険者がゴブリン退治してやるって言ってんだ!喜べ依頼人!」
「あぁ…、すまん。ありがとう」
「い”っ…!よせよせ!退治してから言ってくれそんなことは!」

口とは裏腹に滅茶苦茶いい人!

「私も!ゴブリン退治やるわ!」

妖精弓手も名乗りを上げます。後に続いたのは鉱人道士と蜥蜴僧侶。

それぞれが報酬として請求した「本当の冒険」「飲食」「甘露とアイスクリン」はあくまで形式的なものというか。
いつもやってる事なんですよね…(T▽T)

槍使い「これで5人か」
魔女「いいえ。6人。もしかすると7人目かも、だけど、ね」
受付嬢「皆さん!ギルドからも!ギルドからも依頼があります!ゴブリン一匹につき、金貨一枚の懸賞金を出します!チャンスですよー!」
ギルドマスター「銀等級の冒険者からの情報だ。問題はあるまい。それにあれほど熱心に詰め寄られてはなぁ」
重戦士「俺はゴブリンスレイヤーなんぞ気に食わないが報酬が出るんでな」
女騎士「全く。素直じゃないやつめ。言えばよかろう?お前の田舎に出たゴブリンを退治したのがあいつだから、と」
重戦士「うっせぇ!いいんだよ!小鬼殺して金貨一枚が目当てなんだから!」
女騎士「まぁ私も聖騎士志望だ。助けを求められれば否やもない」

銀等級の冒険者と受付嬢が立ち上がったことで、最終的に冒険者全員が手伝ってくれることになりました。

みんなありがとう!!

「俺たちは仲間でも友人でもないけど、冒険者だからなぁ!」

「良かったですね」
「あぁ」
「もちろん、私もついていきますよ」

姿が見えないのでいないのかと思ってました( ̄▽ ̄;)
隅の方で見守ってくれてたのかな!

 冒険者総力戦開始!ゴブリンを倒せ!

その夜、牧場に冒険者が集まりました。

偵察部隊のゴブリン達はその様子をゴブリンロードに伝えます。

ゴブリンロードの掛け声と共に雄叫びを上げるゴブリン達。

水の街の時より多くないですか!?
ホブやチャンピョンも数十体いますね((((;゚Д゚))))

「来やがったか…!」

女性を盾にしてゴブリン達が牧場に侵入してきました。
が、魔女と鉱人道士の催眠によって眠らされます。

「今だァ!!」

冒険者たちが一斉に動き出し、盾を回収。

妖精弓手ら弓矢隊はゴブリンの呪文使いを仕留めます。

「稼ぎ時だ!かっ飛べ!!」

合図を受け、草むらに隠れていた槍使いや蜥蜴僧侶ら冒険者がゴブリンを仕留めていきます!

「ライダーだ!本当に来た!」

苦戦の報告を受けたゴブリンロードが投入した騎兵隊。
ゴブリンが狼を乗りこなしてますΣ(´∀`;)

「後列は前列の間に構えて後方で距離を置いて抜刀!馬よりも低くて小さい!ギリギリまでひきつけろ!!」

「まだ…!」

「まだだ…!」

「今だ、構えろ!!!」
「「うおおおおおおおおお!」」

勢いを制御できないゴブリン達は、槍衾の餌食になりました。
取りこぼしは他の冒険者が剣で葬る作戦です。

血祭り状態だ!!

「あいつの戦術がことごとくハマった結果と言えるな」

『待ち伏せをしろ。奴らは奇襲に慣れていても、されることには慣れていない』

ゴブリン襲来前の作戦会議で。
ゴブリンスレイヤーは冒険者たちに作戦を説明します。

『奴らは肉の盾を使う。眠りの呪文をかけ、その隙に救出させろ。眠ったゴブリンには手を出すな。目が覚めると面倒だ。群れが大きくなると狼を飼い、騎乗する。20~30は来るだろうが、この人数なら槍衾で対応できる。武器で奴らは殺せる。武器でできないことは呪文でやれ。そして敵の呪文使いはまっ先に叩いて潰せ』

お見事!!としか言い様がないですね!
まるでゴブリン博士だ!

「あんな見かけでも銀等級ということか」

そうなんです!ゴブスレさんはすごいんですよ!(`・ω・´)

 ゴブリンスレイヤーはゴブリンロードの元へ…!

戦闘が一段落した頃。
牧場に追撃隊の冒険者の断末魔が響き渡りました。

「今度はホブか!?」
重戦士「いいや、大物が居やがる…。ゴブリンチャンピョン!」
槍使い「それも2匹」

ゴブリンの第二陣襲来!

ホブだけでも10体以上居ますね((((;゚Д゚))))

重戦士「いい加減雑魚相手も嫌になってたとこだ。大物くらいが俺の本職だからな」
蜥蜴僧侶「ならば節操は彼奴等の首を飛ばしてみせましょう」

「こっから先はベテランの戦場だ!!腕に自信がないやつは引っ込んでな!」

銀等級を中心に、武闘派の冒険者たちがゴブリンに挑みます!!

白磁「あの、一緒にいなくてもいいんですか?」
魔女「まぁ、ね。むしろ、普通のゴブリンを相手にする、より、ずっと、得意」
白磁「ゴブリン…。っ!そういえばあの人はどこに!?」
魔女「あら?彼が誰、か、知っている、でしょう?」
妖精弓手「えぇ!決まってるでしょう!ゴブリンを――」

同じ頃、ゴブリンロードは何かから逃げるように森の中を彷徨っていました。
前方からやってくる気配。その正体は…

ゴブスレさんキタ――(゚∀゚)――!!

 

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最後おいしいとこ持って行って主人公っぽかった!(主人公だ
まさか一人で立ち向かうとは…。
らしいと言えばらしいですが(笑)

目が赤く光ってたのはマジモードですよ。幼馴染と彼女の大切なものを奪おうとするゴブリンには、いつにもまして容赦なさそう(;゚д゚)

冒険者たちが共闘を申し出る熱い展開に燃えました!
なんだかんだ人望のあるゴブスレさん。
実力と人望のある人に信頼されてる、と言ったほうが正しいかもしれませんが。類は友を呼ぶんですねぇ。

次週、ゴブスレさんVSゴブリンロードが激突!
ホブ、チャンピョンも多く最後まで混戦が予想されます。みんな頑張れ…!
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