前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- リザードマンの使者・ガビルがリムルたちの村にやってきた。ゴブタVSガビルで力の差を見せつけたリムルたちは、「オークと戦うなら共闘も検討するが配下にはならない」と宣言し、リザードマンたちを退却させるのだった。
- 未だ謎だらけのオーク侵攻。幹部と会議をしていたリムルに樹妖精のトレイニーが接触してきた。彼女はオークロードの討伐をリムルに依頼して…!?
- 今回は…トレイ二ーの依頼を受けることにしたリムル。蒼影は使者として、リザードマン首領のもとへ出向く。リムルとリザードマンたちが共闘関係を仮決定するが、数日後、ガビルの反乱により状況が一変してしまう!
【転生したらスライムだった件 12話】狂いゆく歯車【アニメ感想・名場面】
オークたちの目的が判明!?
「オーガの里が健在でしたらそちらに出向いていたでしょう。そうであったとしても、この方の存在を無視することはできないのですけど」
リムルはドライアドにも一目置枯れていました。
なんか嬉しいですね。ニヤニヤしてしまいます(笑)
「我々の集落がオークロードに狙われれば、ドライアドだけでは抵抗できませんの。ですからこうして強きものに助力を願いに来たのです」
「オークロードがいるっていうこと自体、俺たちの中では仮説だったんだけど…」
「ドライアドはこの森で起きたことならば大抵把握しておりますの。いますよ、オークロード」
トレイニーの言葉を聞いて、リグルドやカイジンも納得します。
それほど信頼できる存在なのか…。
「返事は少し待ってくれ。鬼人たちの援護はするが率先して藪をつつくつもりはないんだ。情報を整理してから答えさせてくれ。こう見えてもここの主なんでな!」
慎重派なリムル!
トレイニーも交えて会議が続行されます。
オーク達の目的について、朱菜は一つ思い当たることがありました。
「蒼影、私たちの里、調査してきましたか?」
「はい…」
「その様子ではやはりなかったのですね」
「はい。同胞の者も、オークの者も、ただの一つも」
「何が?」
「死体です」
「!?」
「20万もの大軍が食えるだけの食料をどうやって賄っているのか疑問だったが…」
大鬼族の死体も仲間の死体も、全て食べてしまったという事ですか!?(;´Д`)
トレイニー「ユニークスキル・ウエルモノ(飢餓者)。世に混乱をもたらす最悪の魔物・オークロードが生まれながらにして保有しているスキルで、その支配下にある全ての者に影響をもたらし、イナゴのように周囲のものを食べ尽くす。食らった相手の力や能力までも取り込み、自分の糧とするのですわ」
おぞましいスキルです…。
「あなた様の捕食者と似ていますわね。ウエルモノの代償は満たされることのない飢餓感。オークたちは果てしない飢えを見たし、力を得るためだけに進むのですわ。ただそれだけの彼らの王の望みゆえに」
その力を使ってどうこうするとかはないんでしょうか?
(オークの狙いはオーガやリザードマンといった森の上位種族を滅ぼすことではなく、その力を奪うこと、か…?)
リムルはそう結論づけました。疑問形ですが。
「となるとだな。うちも安全とは言い難いな!テンペストウルフに鬼人、ホブゴブリン。味はともかくオークたちの欲しがりそうな力を持った餌だらけだ!」
「一番奴らが食いつきそうな餌を忘れてやいませんか?」
「?」
「いるでしょ。最強のスライムが」
「どこに??」
「ふふっ」
「??」
自覚が無いのかとぼけてるのか、どっちなんでしょう(笑)
トレイニー「それにオークロード誕生のきっかけとして魔人の存在を確認しております。あなた様は放っておけない相手かと思いますけど。いずれかの魔王の手の者ですからね」
トレイニーはリムルの目的を知っていました。
”森で起きたことなら…。”
リムル(食えないお姉ちゃんだ)
オークロード討伐準備開始!
おおよその情報を整理し、トレイニーは改めてリムルにオークロードの討伐を依頼します。
「暴風竜ヴェルドラの加護を受け、牙狼族を下し、鬼人をひごするあなた様なら、オークロードに遅れを取ることはないでしょう」
随分持ち上げてくれてますが(笑)
「う~ん…。(大賢者、どう思う?信用していいのか?)」
《ドライアドはジュラの大森林の管理者。不届きな者、森に対し害意を持つ者に対し、天罰を下す存在とも言われています》
かなりすごい人なんですね。
(でもなぁ~、20万だぞ?)
「当然です!」
「!?」
紫苑!勝手に決めないで!(;´Д`)
紫苑「リムル様ならオークロードなど敵ではありません!」
トレイニー「まぁ。やはりそうですよね」
紫苑「ええ!」
トレイニーの狙いはこれか!外堀から埋める作戦だったのか!(笑)
リムル「(この子勝手に…!)――分かったよ。オークロードの件は俺が引き受ける。みんなもそのつもりでいてくれ」
朱菜「はい!もちろんですリムル様!」
紅丸「どうせ最初からそのつもりだ」
カイジン「俺たちゃ旦那を信じてついていくだけさ」
リグルド「その通りですぞ!我らの力を見せつけてやりましょう!」
みんなやる気満々じゃないですか!頼もしいな~(´∀`*)
トレイニーさんもめっちゃニコニコしてます(笑)
(格好つけて負けたらどうしよう…)
なんて思ってるのはこの場でリムルだけ…( ̄▽ ̄)
「オーク20万の軍勢を相手取るとなるとリザードマンとの同盟を前向きに検討したいところだが…。使者がアレなんだよなぁ~」
アレ(ガビル)
「話が通じるやつと交渉したいところだが…」
ガビルは話が通じないから(笑)
「リムル様、リザードマン首領に直接話をつけてもよろしいですか?」
「蒼影、できるのか?」
「はい」
断言しましたね!
(何この自信!ヤダイケメン!)
イケメン特有のキラキラオーラ!
思わず頬を染めるリムルでした(笑)
「あっ、よ、よし!ではリザードマンと合流し、オークを叩く!」
「「はっ!」」
「決戦はリザードマンの支配領域である湿地帯になるだろう。これはリザードマンとの共闘戦線が前提条件だ。頼んだぞ蒼影!」
「お任せを」
蒼影、責任重大です!
「首領がアホじゃないといいけど…」
首領はガビルと違って聡明な人だし大丈夫だと思いますよ。ガビルと違ってね!(2回言う)
ラプラスの接触!リザードマンと共闘関係を結ぶ!
時を同じくして、ゴブ太に負けたアホ…もといガビルが目を覚ましました。
「うむ。すっかり騙されたわ…」
「ど、どういう事?」
「簡単なことよ。吾輩を制したあの者こそ、あの村の本当の主に違いない!」
「「「なんと!!」」」
「アレが?」
「そうじゃないとガビル様負けたりしないよ!」
「然り!」
「汚い!」
「騙してガビル様の油断を誘うなんて!」
「卑怯なり!」
「ふざけんなぁ!」
「まぁ落ち着け、弱者なりの知恵というやつだろう」
「器の大きさ山の如し!」
ツ ッ コ ミ 不 在
「いや~格好ええなガビルはん~!」
誰だお前は!(笑)
明らかにリザードマンではない男が紛れていました。
「ワイはラプラスというモンです~!」
「ラプラス…?」
「ゲルミュット様の遣いで、あんたに警告をしに来たんや!」
見た目も喋り口調も道化のようなラプラス。胡散臭いですね…。
「今回のオークの軍勢!どうやら本当にオークロードが率いてるらしいでっせ?リザードマンの狩猟は出来たお人やけど~、もうかなりお年やし!正直なとこ、お父上にはかなり荷が重いんとちゃいません?」
ガビルをそそのかし、何かを企てているのは明らかでした。
「オーク軍撃退の後に首領の座を受け継ごうと思っていたが……。それでは間に合わんようだな!」
「せやせやーっ!」
「ラプラス殿、挨拶もそこそこだが吾輩たちは…」
「ええってええって!湿地帯に戻るんやろう?はよ行ったほうがええで!」
「かたじけない!出発するぞー!」
「おぉー!」
ガビルほんと余計なことしないでくれ(真顔)
「せいぜい頑張りや、ガビルはん…」
阿呆のガビルにリザードマンを率いさせれば落とすのも容易くなりますね。
ラプラスはそれを狙っているのでしょうか。
「如何致しましょう?オーク軍が迫っておりますが…」
一方、リザードマン首領は追い詰められていました。
オークの軍勢20万を相手に正面から挑むのは自殺行為です。
残された選択は、籠城戦のみ…。
「首領ーッ!侵入者です!首領に会わせろと!」
「――会おう。連れて参れ」
「首領!危険では!?」
「そなたも感じるか。このオーラを…」
「えぇ只者ではありません。これはリザードマンの精鋭100体でかかったとしても…」
「失礼。今、取り込んでおりましてな。大したおもてなしもできませんで」
「気遣いは無用だ」
「俺は単なる使者。主の言葉を伝えに来ただけなのでな」
蒼影キタ━(゚∀゚)━!
彼が話したのは、主のリムルがリザードマンとの同盟を望んでいること、そしてドライアドから直に要請を受けオークロード討伐に乗り出したことでした。
途中リザードマンの兵が突っかかってくるも、返り討ちにしましたね!
「失礼。脅すつもりはなかったのだが主を愚弄されるのは好まん」
リムルの事大好きすぎる(笑)
リザードマンにとって、リムルは「名も聞いた事がない得体の知れない存在」でした。
リムルとの共闘に否定的なリザードマンもいるようです。
「(オークロードの出現。この局面において強者からの同盟の申し出。断る理由はないが。だが…)蒼影とやら。一つ条件がある」
「聞こう」
「そなたの主、リムル・テンペストと会いたい」
「分かった。では、我々は準備を整え7日後にこちらに合流する。その時お目通りして頂くとしよう」
「うむ」
「それまでは決して先走って戦を仕掛けることのないよう」
「承知した」
「では」
仕掛けるなよ!絶対に仕掛けるなよ!←
ガビルの反乱!早速ボロが出始めたぞ!
「オーク軍は既にこの地下大洞窟のそばまで迫ってきている!だが恐ることはない。7日後には強力な援軍が見込める!それまで我々は篭城し戦力を温存するのだ!間違っても攻撃に打って出ようなどと思うな!戦死すれば餌になり、奴らの力が増すと思え!それがオークロード相手に戦うということだ!援軍と合流した後反撃に転じる!それまで耐えるのだ。誰ひとり死ぬことは許さぬ!」
首領の掛け声に応えるリザードマンたち。
敵が迫るなか、守りに徹するのは精神的にキツいだろうなー…。
兵たちの忍耐力が持てばいいけど…(;´Д`)
リザードマンたちは一致団結しているように見えました。が、4日後。事態は急変します。
「守ってばかりでは疲弊するだけだ!」
ガビルの帰還。嫌な予感です…。
「親父殿!」
「おぉ、戻ったか。して、ゴブリンからの協力は取り付けることができたのか?」
「はっ!総数7千匹。待機させております。しかしオーク相手に籠城とはどういうつもりなのです!?とても誇り高きリザードマンの戦い方とは思えませんな」
「お前がいない間に同盟の申し出があったのだ。そのものたちと合流するまでは防衛に徹するのが最善だ」
「――老いたな、親父」
「何?」
ガビルが合図すると同時に、彼の部下がなだれ込んできました!クーデターだ!!
「天然の迷路を利用し大軍と戦うのは良い策かもしれん。だが、それでは数多ある通路に戦力を分散させすぎて、戦力の集中による迎撃ができぬ!」
意外とまともなこと言ってるガビル!←
「手荒な手段になってしまったことはあとで詫びる。窮屈な思いをさせるが吾輩がオークロードを討つまで辛抱してくれ」
「息子よ!勝手な真似は許さんぞ!」
「ガビル殿!いえ兄上!目を覚ましてください!」
「離せ!離さんか!!」
首領は玉座を追われ、親衛隊長と共に幽閉されるのでした。
大変なことになりましたね…(;´Д`)
「この力…!ボルテクススピアよ、我輩を主と認めてくれのるか!」
首領の武器を手にしたガビル。
なんか光ってますね!パワーアップしてる!?
「各部族長の掌握が完了したぜ。若い連中にはこの防衛戦に疑問を抱いていた者も多かったからな」
「そうか」
「みんなあんたについていく。頼むぜガビル様!」
「いいとも。吾輩がリザードマンの、真の戦い方を見せてやろうぞ!時が来たのだー!」
アホの割に部下を統率する才能はあるんだよなぁ…( ´_ゝ`)←
湿地帯を埋め尽くすオークの大軍。その一角からざわめきが生じます。
「豚どもを必要以上に恐ることはない!湿地帯は我らの領域!素早い動きでオークどもをかく乱するのだ!」
オークを討ち取っていくリザードマンたち。
ガビルの実力は仲間たちが認めるものでした。
《ただ一つ誤算があるとすれば、ガビルは知らなかった。オークの恐怖を》
「オークがオークを食っている…!?」
《首領は知っていた。オークの恐怖を。その違いが今、結果となってガビルに牙をむく》
ラプラスにまんまと乗せられて…。あんな怪しい奴の言うこと信じます?( ̄▽ ̄;)
実力も「そこそこ」あるから厄介だなー、と思いました。
ただのオーク相手なら彼のやり方でも勝てたかもですが、今回はオークロードが、しかも裏で糸を引く魔人の存在もあります。
首領の言うとおり、辛抱すべきだったんだ!
オーク(ロード)の目的が「森の上位種族の力を奪うこと」までなら、その力を使って「ジュラの大森林を支配しよう」と企んでいるのがゲルミュットや魔王なのかな?
リムルたちが合流するのは3日後。それまでにリザードマンが全滅しそうですヽ(´Д`;)ノ
ガビルはどうでもいけど←
首領と親衛隊長は助かってくれぇ!