内容をカンタンに説明すると…
- スイスに到着したジャックと誠。追っ手から救ってくれたのはADAという人工知能だった。自分の存在意義・目的を話したADAはジャックと誠の潜入を遠隔援護する。
- サラと劉がたどり着いたその場所はアバドン、地獄とも聖地とも言われる場所。誠たちもそこに近づく。その場所を能力で読み取った誠は過去にジャックが連れてこられた場所であることを知る。
- 今回は…アバドンへ到着したジャックと誠は衝撃の事実を劉から知らされることとなる。その頃意識体の中でサラとブラントが対話をしていた、サラの能力はもっと強大であることを知らされる。そして世界ではついにARゴーグルが発売されることに…。
【INGRESS THE ANIMATION 9話】Live – Die – Truth【アニメ感想】
ジャックは死んでいた!?
「すさまじい量のXMだな、両陣営が入り混じっている」
ジャックが膝を付きました。
黒い物が手首に。誠も気づきました。
「時が尽きたようだな」
ジャックの狙撃を避ける劉。
「ジャック、たまには昔話をしようか。お前の信じてきたブラントが悪魔と取引をした時の話。
あの時お前は爆発からブラントをかばい致命傷を負った。いかなる治療でも治せないほどの重症…。
私は反対だったがブラントはお前を救うためある方法に賭けた。ダークXMの力を借りて。」
傷口から赤のポータルが出ているジャック。
「そしておまえは自分の命を取り戻した。リカージョンは成功した。ただその代償はあまりも残酷なものだったがな。
では魔法の箱を覗いてみようじゃないか。」
棺の中に居たのは傷だらけのジャック。もちろんそれは死んでいました。
ハンクの言葉が蘇ります。
ダークXMの異常集積した場所で人が死ぬと稀に死者の複製をつくることがあるということ。
死者から抜け出た魂にダークXMが形を与えるとでもいうべきなのか。
アズマティ族の伝説は本当だったのです。
「ジャック、お前は既に人間ではない。ダークXMによって作られた人の模造品。シミュラクラだ。」
ジャックを蘇らせたブラント。その時の劉との会話。
『どうするつもりだこの技術は最高重要機密だ。末端の人間に明かすことはできない』
『彼には…知らせなくていい』
ジャックの複製化はヒューロンの技術を飛躍的に向上させたようです。
「時が尽きたと言ったな、どういう意味だ?」
「リカージョンした命は1331日しかもたない。お前の旅はこの場所で終わる運命にあったのだ。おまえはもうすぐこの世から消える」
誠がくってかかる。
「彼を救う方法がある、と言ったら?シミュラクラは消滅してもまた再生することができる。
本体がこの棺の中にある限り。君との旅の記憶は全て失われてしまうがね。
それでも彼を生かしたければ私に従え。それが彼を救う唯一の方法だ」
「いずれ私が組織の頂点に立つ!」
能力があっても蔑まれ、能力だけを利用されてきた劉は権力者に恨みを持っている様子。
「魅力的な提案だよ。でもお前の頭の中には他人を支配することしか無い。
権力の座についたらその約束もきっと破られる。
力で支配しようとしても世界は変わらない。別の歪みができるだけだ」
「ならばどうする?彼を犠牲にするか」
劉が爆弾を持ち出す。
「本体を破壊すれば二度とリカージョンはできない。私に勝っても彼は消える」
「それでいい。ブラントの願いは世界支配なんかじゃなかった。彼が生きていたらお前を止めるはずだ」
ジャックの決意は固かった。
「残念だ…」
棺の中のジャックは燃えました。
ジャックは笑ってみせます。
センシティブ同士の戦い
「行くぞ、誠」
狙撃をかわされます。
「先を読めるのはお前だけではない!」
「まさか…心を…」
「読まれているのか?」
「お前らの狙いも考えも俺にはすべて見える」
「センシティブ同士でも絶対的な優劣はある」
その頃、意識体の中のサラが目覚めました。
そして近くに現れたのは…
「そう、君はこれまで何度もこの世界を見てきた。現実とは異なる別次元。
XMはここから溢れ出している。君だけが持つXMとの特別なつながり。それが君の精神をここへ運んだようだな」
「クリストファー・ブラント、どうして…」
彼の思念。
「私にできることはないの?」
「君は自分の力を過小評価しているようだ。本当の自分を知るんだ。思い出せあの時使った力を」
あの時…ブラントとサラが対峙して爆発が起こったあの時の映像が流れます
中央で眠らされていたサラが起き上がっていました。体は光り輝いています。
三人の能力を一時的に奪った?
そのおかげでジャックは劉の狙撃に成功。
「サラ…大丈夫…なのか?」
「誠…あなたの方こそ」
サラは誠を抱きしめ、そして…片手を伸ばしてジャックも抱きしめていました。
「逢えてよかった、二人に」
そして突然のニュースキャスター、キズナアイちゃん。
ARゴーグルの発売の宣伝でした。
ちょ、感動を返して(笑)
3人は逃げ出します。
劉、生きてた。
「被験体が奪われた。奴らを始末し、奪還しろ」
「自分ではもう収集がつかないようだね」
部下ではなく上司デター、めっちゃモブ顔の上司デター
「君はよくやってくれたよ、でももういいんだ。部隊の指揮は僕が直接行う。君はもうゆっくりと休んでくれたまえ」
遠回りにもう用無しだと言ってます。絶望の中劉はぶっ倒れました。
逃げる三人を抹殺する命令が上からくだされました。
「発信源を確定。起爆準備も完了」
「やりたまえ」
別部隊によってADAの居た施設は爆破されてしまいました。
誠のスマホが震えます。
ADA Not Found
そして時は来た
周りを敵に囲まれどうすることもできない三人
「私がやってみる。ポータルネットワークを使って逃げ道を探すの」
意識体の中で外を見るが施設全体を取り囲まれていて逃げ道がない事をしる。
そこへまたブラントが。
「まだ道の終わりではない。こうなることは予期していた。私はそのための準備もしてきた。
忘れたのか?ARゴーグルを開発したのが誰か」
あのゴーグルに組み込まれたダークXMは極めて不安定で、ある信号を送ると簡単に暴走してしまうらしい。
「彼らは最後まで気づかなかったようだ、私の計画に。
いつでもそうすることはできた。でもこの瞬間まで待つ必要があった」
「どういうこと?だってあなたはもう…」
「肉体は死すとも魂は死せず。魂が消えぬ限り肉体もまた蘇る。
私はリカージョンの秘密を解明したんだ。もはや棺があるのはアバドンだけではないんだ」
「また会おう、センシティブ。君たちの旅路の果てで」
世界中でゴーグルを手にした人たちが。そのランプが青から赤へと変わった。
いや、ブラントただものではないような気がしてましたが
このタイミングで存在が蘇ってくるとは…。
謎を謎のまんまほとんど放り投げられるの好きじゃないので
イングレスの展開はワクワクします!
サラとブラントだけレベルの違う能力者のようですね。
劉は…結局願いを叶えることはできませんでした。
しかし上層部がモブ顔すぎて…多分絶対まじでモブなんでしょうね(どういうことだ)
ジャックがシミュラクラだった衝撃はでかかったです…。
そしてそういう展開が大好物です、ありがとうございます。