【やがて君になる 9話 アニメ感想】体育倉庫で侑から燈子にご褒美!?侑の「好き」が走り出す!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 侑は意を決して沙弥香と話す場を設ける。腹の探り合いをしながらも、2人は少しだけ仲良くなった。
  • とある雨の日、燈子と相合傘で帰る侑はふと「(七海先輩が来てくれて)嬉しかった」と口にしてしまう。
  • 今回は…体育祭が始まった!部活対抗リレーでアンカーを走る燈子。侑は目が離せなくなってしまい…!?

【やがて君になる 8話 アニメ感想】侑に恋の兆し!燈子の反応が怖い!間違えたら即アウトな心理戦!

2018.11.24

【やがて君になる 9話 アニメ感想】位置について/号砲は聞こえない

 ご褒美が欲しい

体育祭を控えた早見東高校。
生徒たちは準備で大忙しです。生徒会も例外ではありませんでした。

「小糸さん、去年の横断幕って探してくれた?」
「あ!忘れてました。すみません、すぐ行ってきます」
「ひとりで大丈夫?」
「はい。体育倉庫ですよね」

侑と沙弥香の間の空気が柔らかくなりましたね。よかったです(´∀`)

「(そういえばここ数日忙しくて顔を合わせてもろくに話してないな、七海先輩と…)あ、これだ」

横断幕を見つけて体育倉庫を出ようとした侑。
そこへ燈子がやってきます。

「…なんで入ってくるんですか?」
「んー…?」

燈子は侑を押し入れると、そのまま扉を閉めました。
2人きりの体育倉庫…

何か起こるぞ!←

「なんですか、これ」
「んー。充電?」

侑は燈子に求められるまま、キスに応じます。

「なんか、すっごく久しぶりな気がする」
「全く…」
「だって最近なかなか2人きりになれなかったんだもん」
「もういいですか?」
「まだ」

2回目のキス!  あら^~(*´∀`*)

「っ…いい加減にしてください!」
「!?」
「甘えすぎです!」
「そんなぁ~」

長いキスでした。ちょっと迷惑そうにするのが侑らしいですね(笑)

「忙しいんだから!早く戻らないといけないんです!佐伯先輩待ってますよ!」
「待って!」

「じゃあ、今は我慢するから…体育祭が終わったらご褒美が欲しいな」

こんな表情でおねだりされたらご褒美用意するしかないでしょ←

「ご褒美って…何する気ですか?」
「侑からして欲しいかも。キス」
「それって先輩からするのと何かするんですか?」
「違うよ!大違いだよ!」

天と地の差ですよ!!

「まぁいいですけど…。それまでは我慢して頑張ってくださいね」
「うんっ!」

 侑と槙くんの違い

燈子「それでは、これより遠見東高校第47回、体育祭を開催します!みなさん、頑張ってください!」

待ちに待った体育祭が始まりました!

侑は参加競技で大活躍です。中学時代は運動部でしたもんね。

「は~、やっと半分か」
「準備からずっと走り回ってる感じだね~」
「先輩たちはもっと忙しそうだけど」
「競技もいっぱい出てるみたいだしね~」

休憩時間になり、侑は槙くんと二人きりになりました。

「七海先輩に相手してもらえなくて寂しいんじゃない?」
「あ、あのね!何度も言ってるけど、私は七海先輩のこと好きじゃないから!」
「またまた、好きじゃないなら生徒会室であんなこと…」
「本当だよ!」

槙くんっていつも突然ですね!
心臓に悪いです(笑)

「好きなんかじゃないよ……。だって私は、誰も好きにならないもん…」

同じ色の光が侑と槙くんを包みます。

「――そうなの?だったら、僕と同じだね」

槙「人の恋愛を見てるといいものだと思えるし、理解もできるつもりだけど、自分の中にその感情を持ったことはないね」

そうでした、槙くんも恋愛傍観者でしたね。うっかりしていました。
侑が燈子ではなく、槙くんに最初に相談していたら展開も変わったのかな…と思ったり。

「小説を読んでるか映画を見てるみたいな」
「うん、分かる。自分の世界のことではないって感じ」

ここまでの理解者がこんな身近にいたとは(´∀`;)

「槙くんはそれを、寂しいと思ったことはないの?」
「無いね。僕は楽しいよ。こういう距離からみんなを眺めるの」
「そっか…」
「小糸さんは寂しい?」
「寂しい、と思ってた…。誰も好きになれないなんておかしい、とか。私も、みんなみたいになりたいなって」
「今は思ってない?」
「七海先輩が、そのままでいいって言ってくれたから。好きって言われても、好きって返せない私のことが好きだって、そう言ってくれるから。今はもう、寂しくないかな」
「…」

槙くんは観察するように侑の顔をじっと見ます。
何かに気づいたようです。

「ありがとう。話せて良かった~。自分と同じような人と話せたの初めてだから、すごく安心した」
「そう?」
「うん、私ももう好きになろうなんて思わなくていいや」

”寂しい”と思わなくなったのも、”好きになろう”と思わなくなったのも、もう燈子を好きになっているからなのでは…。侑がそれを自覚していないだけで…。

槙(君は、僕とは違うとは思うけどな。だってさっきのは、寂しくない人のする顔じゃないよ)

”好きって言われても、好きって返せない私のことが好きだって、そう言ってくれるから。今はもう、寂しくない”

侑が寂しそうにそう言ったのを、槙くんは気づいていました。

これもう、「七海先輩が好き」「だけど好きって返しちゃいけない」と言ってるのと同じでは!?

 部活対抗リレーが始まった!侑のこれは完全に…

「生徒会!勝つぞーっ!!」
「「お――っ!!」」
「「おー…」」

部活対抗リレーを前に気合十分の燈子&男子チーム。
一方の侑と沙弥香はテンション低めです。
温度差がすごいですね(笑)

侑「ていうか、なんでそんなに気合入ってるんですか?」
沙弥香「あー…それはね…」
??「その様子じゃ、生徒会は相手にならなそうだな!」
燈子「っ!出たな芹沢!」

バスケ部キャプテンの芹沢さんの挑発でした。

「今日は勝たせてもらうからね!いや、今日も、かな?」
「私たちだって、この日のために練習を重ねてきたんだから!そう簡単に行くと思わないことね!」
「いやいやいや!私たちバスケ部の練習…」
「何言ってんのよ!うちには足の速い1年生がたくさんいるのよ!」

なんだこれ(笑)

唖然とする侑に朱里が話しかけてきました。
彼女もバスケ部としてリレーに参加するようです。

「うちのキャプテン、すっごい負けず嫌いだから。体育の授業でも七海先輩とよく張り合ってるみたい」
「なんかー…まぁ、仲良さそうだね」

強引にまとめましたね侑(笑)

燈子「絶対あいつらに勝つんだから!」

部活対抗リレーが始まりました!
第1走者・堂島くんから第2走者・槙くんへとバトンが渡ります。出だしは順調。

3番走者は侑です!

(本当に勝ちたいんだな、七海先輩…。よし!!)
「頑張れ小糸さん!」
「侑―――!」

バスケ部より少し先行してますよ!!Σ(゚д゚ )

「先輩!!はいっ!」

バトンが侑から第4走者の沙弥香へ渡ります。パスも完璧です!

「(燈子…もう。いつもいつもそうやって!)はい!!」
「上等!」
「がんばれー!!」

バトンは最終走者の燈子へ。

侑は懸命に走る燈子から目が離せなくなります。

堂島「先輩―――!!頑張れ――!!」
侑「っ!」

気づいた時、既にゴールテープが切られていました。

結果はバスケ部が1位、生徒会は3位。

運動部と混合で3位は好成績ですよ!

朱里「やったー!バスケ部が1位!何してんのっ?早く行こう!」
侑「え、あ…うん(負けたのか)」

「くやしぃ~~!」
「健闘したと思うわよ」
「この組で3位なら充分すごいですって!」
「そうっすよ!」
「そうだねー。みんな頑張ってくれたもんね!」

生徒会メンバーの連携と練習の成果が発揮されたリレーでしたね!

「侑もお疲れ!」
「お、お疲れ様です…」
「?」

侑は心ここにあらず、って感じですね…。
リレーが終わったあともボーッとしていました。

 走り出す気持ち

「早く早くっ!」
「なんですか、そのテンション…」
「何ってご褒美!ちゃんと体育祭終わるまで我慢したでしょう?」
「確かに体育祭が終わったらって言いましたけどこんなに即だとは…」
「焦らさないでよ~、早く~」

体育祭の後片付けがひと段落し、侑から燈子へのご褒美タイムがやってきました。
また体育倉庫でやってる!( ̄▽ ̄;)

「もう、分かりました。好きにしてください」
「――違うでしょう?私が好きにするんじゃなくて、侑がしてくれる約束」
「あぁ…そうでしたっけ」

侑は忘れていたフリをしましたね…。

燈子に唇を近づける侑ですが、あと少しのところで踏みとどまります。
冷や汗がすごいです。

(駄目だ!……駄目って何が?分からない。でも、ここを越えたらいけない事だけは分かる)

それは「好き」と「好きが分からない」境界線でした。
自覚するのを避けたようにも見えますね…。

「…やっぱり、私からするのは違う気がするんですけど」
「えぇっ!?」
「だって好きでもないのにするとか、ちょっとどうなんだろうって」
「約束したのに!もう…。ま、侑らしいといえば侑らしいけど。でも約束を破るなら代わりに私の好きにするからね?」

あら^~~~(*´∀`*)(*´∀`*)

今日キス多いですね!(笑)

しかしここから、いつもと違うディープな感じになってきます。

舌が絡まってきたぞ!?(;゚∀゚)←

「ちょっ!先輩!!」
「ご、ごめん、侑がもう嫌ならもうしないから…」
「いや、別に…嫌ではないです。というか…どっちかっていうと気持ちいいし」
「気持ちいい…だって。侑ってば」

燈子も大胆だけど侑も結構…( ̄∀ ̄)

侑(見返りのいらない行為を与えられること。優しくされること。サラサラの髪や長いまつげ。いい匂い。柔らかいこと。それらを心地良いと感じるのはただの当たり前で、特別なんかじゃないはず。心臓の音がする。私のじゃない、先輩の音だ。だってこれじゃ…早すぎるから)

感じた事を全て否定するような言い方でした。

その心地よさは当たり前じゃなくて、特別で。
早すぎる心臓の鼓動も全部、侑自身の物なのだと思います…。

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侑の気持ちが変化してきましたね!|ョ゚Д゚;)ドキドキ

Aパート「位置について」では、槙くんを通して侑の「好き」がほぼ確実に。
Bパート「号砲は聞こえない」では、リレーと同時に侑の「好き」という気持ちが走り出しました。それに彼女自身は気づいていない、というか、気づかないフリをしている(=号砲は聞こえない)ようです。

一つ一つに意味があって本当に奥深いアニメだな~。
一瞬たりとも目が離せません!(´-ω-`)

みんなの気持ちが伝わって来る熱いリレーは、挿入歌も素敵で見入ってしまいました。
侑視点の燈子が格好良くて、本当に美しかった!

要所で侑の気持ちを確認してくれる槙くん。結構重要キャラだと思います。

体育祭が終わって次は文化祭ですね~。生徒会劇の時が近づきます!
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