内容をカンタンに説明すると…
- 無事に皆元の姿に。ズッケエロへの制裁が始まる。ズッケエロは無線で既に連絡をとっていて合流先も決まっていた。お宝を見つけられる前に消さなければならない。
- 無線の呼びかけに応じたのはサーレーだった。計画と違う行動を取られた為ジョルノが必死にミスタに事情を伝えようとする。
- 今回は…ミスタとサーレーのトラックの上での戦い。確かに撃ち抜いたはずのサーレーは生きていた。彼のスタンドはクラフト・ワーク、固定の能力をもている。
【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 8話】セックス・ピストルズ登場 その②【アニメ感想】
爽やかな生活が一変?
《グイード・ミスタの人生観は少年時代から「単純に生きる」というものであった。
これまでの人生、ミスタはとてもハッピーに過ごしてきた》
《単純さは愚直と受け止められることもあるのだがあれこれ複雑に考えることは恐怖を心の中に招くことなのでよくないとミスタは考えていた》
《ミスタが17歳になった時ある出来事に彼は学ぶ。人間にはそれぞれ定まった運命があるものだ。人は若い頃足踏みしたり遠回りをするのだが結局は自分の向かうべき道を歩んでいくものだ、ということを+》
《ゴロツキが撃った弾丸は2発ともミスタの脇の下をかすめただけで後方の闇に消えた。
慌てた仲間も銃を撃つ。しかしこれも奇跡としか言いようがないがミスタには一発も命中しない。
その間ミスタは彼自身のこの静かな集中力に驚いていた。銃と弾丸を奪い取るとミスタは飛んでくる銃弾の中で冷静に弾倉に弾を込め
看護師が静脈に注射針を差し込むような気持ちでゆっくりと引き金を引いた》
すでにこの頃からピストルズが発現していたとしか思えないレベルです。
《3人の顔面に向かって正確に4回。人を殺したのは当然初めての経験だった。しかし躊躇も後悔もなかった。ミスタはどうしようもない状況で暗闇を切り開く覚悟をしたのだ。》
そして場面は変わってトラックの上のミスタとサーレー。ミスタは足以外にさらにもう一発決めてました。
「無線の罠張られたりよー。不意打ちで思わず2発くらっちまったが気張って面と向かえば俺のスタンドクラフト・ワーク、弾きの弾なんざ叩き落すのはそんな難しいことじゃあない」
サーレーのスタンド登場。
「おいてめぇ!いつまでトラック走らせてんだ!止めろボケ!」
「そうなんだよ…誰か止めてくれ!このトラックを止めてくれ!さっきからよぉ」
(さっき野郎がスタンドで弾いた弾丸だ!固定されてるように空中でピタリと止まってトラックと共に走ってるぞ!固定…奴の能力で空中に弾丸が固定されたのか!俺や運転手をトラックに固定したのか!)
固定する能力
シンプルだからこそ強い
(奴の能力は触ったものをその場所に固定する能力なんだ!ブチ込んでやった弾も傷口の皮膚の所で止まって体内の奥深くまで食い込んでねぇからくたばらねぇんだ!)
「ポルポの隠し金が本当にあるのかどうか半信半疑じゃねぇか。ただのチンピラ同士での噂だもんな。だがお前が襲ってきたってことはマジにあるってことだ!」
ミスタが発砲。
「弾を叩き落すなんてそんな難しい事じゃあねぇって言っただろ!」
(何!?陰にもう一発弾丸が!?)
サーレー見た目は結構重症なんですけどね。
「自動車だ!敵とミスタは自動車に乗って島の上の方に行ったんだ!今から追跡して間に合うだろうか…いや!ともかく追跡できる車を探そう!」
港ではジョルノが動き出そうとしてました。
4は嫌い
「4発しかねぇぞおい!何で残り4発なんだよ!ええおい!?」
「ミスタ!あんたが弾丸こぼしたからだよー!」
「4発って数は縁起が悪いぜー!」
「こんな数鉄砲に込めるなよーいいことないぜー」
ミスタがサーレーを遠ざけたことで運転手の身体が自由に。
「両手が離れるぞ!やった!両脚も!これで止められる…」
「止めんじゃあねぇぞ!」
止めろって言ったり止めるなって言ったり困りますね。
「いいか!さっきのマリーナ・グランデに戻りてぇ!港に行く他の道があんだろ?俺はお前に危害は加えねぇし連れて行ってくれりゃあ礼もする!いいな!」
(野郎の口の中にブチ込んでやれば体の中は無防備だろう。くたばるかもしれねぇ)
先の方に浮いているサーレーが。
(野郎!馬鹿な!この断崖を登ってきたのか!?)
(弾丸を自分の周りに固定したように小石も空中に!階段梯子のようにああやって登ってきたのかよ!)
ロッククライミング的な感じですね。
「全開で走らせろ!止まったらタダじゃあおかねぇ!」
「ちょこっとずつ指で叩くんだぜ。ちょこっとずつ何回も叩けば固定されてるとこに力はどんどん溜まっていくからな。思いっきり殴っちゃあ駄目だ。狙いが正確じゃあなくなるし相手に飛んでくる方向がバレちまうからな。「ちょっとずつなんだ。ほんの少しの力でな。何回も叩くんだ。SOSのモールス信号打つみてぇにな。狙いが正確じゃないんで動き回る奴には使えねぇが今のお前にはバッチシ使ってやれるぜ!」
「この弾倉の中にあと残り1発しかないと告白したら信じるか…?この最後の一発をしくじったら「ミスタ!もう弾切れだな」っておめーにバレちまう。もっともしくじるってのは仮の話だがな。おめーには必ずぶち込む!この一発をな!」
「何無意味な話してんだミスタ?今おめーが弾丸を何発持ってようが俺には関係ねぇさ。1発撃とうが100発撃とうがおめーに俺は倒せねぇ!」
「狙ってるのは口の中だろ?違うか?」
「馬鹿な…口の中でさえ弾丸固定してガードできんのか…」
「畜生…スゲー痛ぇけどよぉ…だが…残り1発ってのは本当だったらしいな…続けて撃ってこねぇもんなぁ~!」
死なないとは言え重症。
隙きが生まれた
「やっぱりこいつ油断したぜ!」
「残りの弾がないと知って油断したぜ!」
「こいつに近付きたかったんだよなぁー!近づけばあそこを狙うのが正確になるからよぉー!」
ピストルズ達が会話しています。
(な…なにぃ~!?こいつらいつの間に!しまった!距離が近すぎる!)
「クラフト・ワーク!防御しろ!……弾丸を真っ二つに!?」
(あと1発くらい命中したってかまわないが…まさか…あれを狙ってんじゃあねぇだろうな!?あれはやばい…まさか…!あれを狙ってるのか!?)
「同じ傷口を狙ったんだぜ。そこで止まってる銃弾にもう1発ぶち込んでやれ固定して止めたとしても1発分頭の奥に食い込んでいくよなぁ~」
さらに押し込んだ形ですね。無事にサーレーをやっつけました。
港へ戻ります。好き勝手された運転手は憤慨(そりゃそうだ)そうしてるうちにジョルノが乗り込んでくる。
「すみませんが人を追ってるんです。このトラックで島の上の方まで連れて行って欲しいのですが!」
ジョルノ、もうちょっと注意深く見て!戻ってきてたの気づいて!

いかにスタンドを使いこなしつつ頭脳を活かせるか…。ミスタのここぞという時の集中力はすごいですね。
でも過去編見ても能力いきなりめばえた感が。
ピストルズすごくかわいいですね。
とにかく今回一番かわいそうだったのはトラックの運ちゃんですね。
どこいっても理不尽極まりない要求をされつづけるという…。