前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 屈強な男性悪魔・アザゼルに助けられたミュリンは、たくましい彼に少しでも近づきたい、と行動を共にする。アザゼルの少女趣味を知ってもミュリンは嫌な顔一つしない。心を通わせた2人は友達になった!
- 緊張するとトイレが近くなる美少女悪魔・ベルフェゴール。彼女がアザゼルに恋をしていることに、ベルゼブブとミュリン、そしてアザゼル本人も気付かない…。
- 今回は…街へ視察にやって来たベルゼブブとミュリンがデート!?プレイボーイ悪魔・アスタロト登場!アスタロトの近侍・サルガタナスはクールなドS女性だが、実は「とある人」に恋をしていて…!?
【ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 3話 アニメ感想】翼をつけた元天使(エンジェル)。/その近侍、ドSにつき。
ベルゼブブとミュリンが視察デート!?自称ベルの兄・アスタロト!
《昼休み。ミュリンは仕事の流れで、ベルゼブブとカフェに来ていた》
「ごめんなさい。お昼休みなのに上司と食べると、仕事みたいになりますよね」
「いえ。新鮮で楽しいですよ!」
「本当?よかった」
ベルゼブブ、真面目だし部下への気遣いもできていい上司ですね!
(それにしても、閣下と二人で…ランチとか…俺には場違いな気がしてきた…!)
急に意識しちゃう(笑)
メインを食べ終わって、デザートが運ばれてきました。
ベルゼブブはいちごパフェですか?美味しそう(´∀`*)
いちごパフェが良く似合います。
夢中になってもぐもぐ食べて可愛い!(*´`)
「ミュリンも食べますか?」
自然に「あ~ん」してくれましたよ!!
(馬鹿な!!何それぇ!?いや、閣下のことだから純粋に分けてくれようとしてるんだろうけど!でも、ていうかそのスプーン閣下が使ってたやつだけど!?俺そのまま食っても!?そんなん気にする俺がおかしいのか!?これ普通なのか!?)
ミュリン落ち着いて(笑)
顔が真っ赤になってますよ。
(女子と食器の使い回しとか、母ちゃんとしかしたことないんだけど!!)
『ちょっ!そのコップ!オレが使ってる!』
『いいじゃんいいじゃん、母ちゃんじゃん!気にすんな!』
『するわ!!』
思春期ミュリン君出てきました。THE・普通の少年って感じですね。ゲームもするんだ(笑)
「いらないならいいです」
「(うわあああああああああ!!!)すみません……(緊張した)」
間接キスのチャンス逃したぁ!( ;∀;)←
(ていうか、改めて見ると閣下って本当綺麗なんだよな…普段どんだけ訳分からんガールとはいえ)
「! 一回断ったんですから、もうあげませんよ!」
(可愛すぎか!!)
ベルゼブブが可愛い、ということは自覚しているミュリンでした。
カフェを出た2人。散策していると、謎の人だかりに遭遇します。その中心にいたのは…
???「君のような天使に出会えた今日は…俺の人生最高の日だよ」
強烈そうなヤツ出てきたぞ(笑)
「あっ、ベル!?ベルゼブブ!」
「え、閣下のお知り合いですか!?」
「会いたかったぁ~!お兄ちゃん最近忙しくて~!」
「お兄ちゃん!?え?閣下のお兄ちゃん!?」
「いやぁ~お兄ちゃん的存在っていうか~?」
本当のお兄さんかと思いましたよ!紛らわしいわ!(笑)
「ミュリン、コレハ、元熾天使アスタロトデス」
「も~、コレだなんて!お兄ちゃん、でしょ?」
イケメンですね!!(性格以外は←
アスタロトに抱きつかれたベルゼブブは不機嫌になってしまいます。
あの彼女に「気持ち悪い(シリアストーン)」と言われてもケロっとしているアスタロト。メンタル強いぞ!
「あの、アスタロト様…時にその羽は…」
「これ?女の子にウケるんだよね!俺の美しさも引き立つし」
しかもナルシストだぞ!
「ベルが俺よりあんな地味(ミュリン)に懐いているなんて!貴様ァ!どうやってベルを懐柔した!?モフモフか!なんかすごいモフモフで釣ったのか!?」
「すごいモフモフってなんすか!?何もしてませんよ!」
「俺のほうがベル可愛くてしゃーないのに!毎日交換日記したり!子守唄歌ったり!」
ベルゼブブ嫌そうな顔してますけど(笑)
「天界戦争の時なんかベルがルシファーについたから俺も一緒に堕天したし!!」
┗(;´Д`)┛愛が超おもてぇ
「思えばベルとの出会いは、そう!あれはまだ堕天使だった頃…」
強制回想入りました(笑)
女の子をたぶらかすアスタロトの前に、ベルゼブブが現れます。ベルゼブブはひたすら雲をちぎってはモフモフ、ちぎってはモフモフして…。
「オレが守ってやらなくちゃ!そう思った!」
「マイブームでした」
「閣下……」
ベルゼブブの恋煩い
「あの頃のベルも可愛かったぞ、今も可愛けどね」
「離してくださいっ、ミュリンっ、帰りますよっ!」
「………」
「――ミュリン?どうかしたのですか?」
「あ、いやぁ。なんかすごい絵になるな、と思って。お二人共美形だからお似合いっていうか!」
「え…?」
ベルゼブブが動揺します。
ミュリンに悪気は無いんですよね。でも好きな人にそんなことを言われたベルゼブブの気持ちは…(;´д`)
「うっそまじでか!意外と見る目あるじゃんミリン君!」
「ミュリンです」
「いやまいったなぁ~本当のこと言われちゃったなぁ!あははは!」
「ミュリン…すみません、一人で帰ります…」
「閣下?待ってください…」
「待った。俺が行く。君は先に帰りなさい」
アスタロトはベルゼブブの様子がおかしいのに気づいたようです。
あちこち探しまわってようやく、路地の隅にうずくまるベルゼブブを発見します。
「ベル。どうしたの?」
「構わないでください」
「俺がしつこいから怒った?ごめんよ、久しぶりに会ったから嬉しくて…」
アスタロトの声がとても優しいです。
「分からないけど、ミュリンにあなたとお似合いと言われたら、分からないけど、悲しくなりました」
「あはは…。それって、そんなに俺のこと嫌いってこと?」
「ううん」
「せっかくミュリンとご飯で楽しかったのに、急に悲しくなってしまって…」
ベルゼブブの言葉と表情で、アスタロトはすべてを察しました。
ベルゼブブを優しく抱き寄せます。
「な、なんですか?」
「ベル。可愛い。可愛いね…。少し見ない間に、なんだか急に可愛くなっちゃって」
思い出すのは、初めて出会った日の事…。
「お兄ちゃん、ちょっと寂しいよ?」
「だから、誰がお兄ちゃんですか…」
恋をして、ちょっぴり成長したベルゼブブ。
アスタロトはそれを言ってるのかな…(´-ω-`)
「ではここで。ちゃんと仕事に戻ってくださいね?」
「はいは~い。―――ミュリン、ね…」
ミュリンがベルゼブブのお兄ちゃん(自称)に目をつけられましたね!?
「遅くなりました…」
「お帰りなさい。どこへ行ってらしたんですか?心配してましたよ」
「すみません…」
「…。閣下、また視察で街に出たときはランチ行きましょうね!」
「!」
「はいっ…!」
今度の楽しみが一つ増えました!
ベルゼブブ嬉しそう!
ミュリンはさりげなくフォローするのが上手だな~(´∀`*)
お兄ちゃんチェック入りますよ!!
アスタロト「ねぇ~、俺ココア飲みたい~」
ベルゼブブ&ミュリン「「帰ってください」」
後日、ベルゼブブの執務室にアスタロトの姿がありました。入り浸ってますね!
(パンデモニウムにおける近侍。それは秘書というか補佐官というか、つまり主君のそば近く仕える一番緊密な部下。ミュリン…ベルの新しい近侍。地味である。地味っていうかー、余りにも一般男子だよな。でも変に個性的な男が近侍になるよりよかったかもしれない。もしもっとクールな騎士系だったら…)
『梅昆布茶の酸味から、あなたを守りたい!』
『何言ってるの…?』
(もしもっとキッチリ執事系だったら…)
『梅昆布茶、です♥』
『誰』
なんだこのイメージ(笑)
「ミュリン!俺は君が地味で嬉しいッッッ!!」
「喧嘩売ってるんですか」
失礼な男ですね(笑)
「どうぞ。ココアです」
「え?本当に入れてくれたの?」
「はい。一応」
「ふーん…(優しいな)」
アスタロトはミュリンの観察を始めます。
「閣下、この件の今後の予定ですが――…」
(計画性もある)
「あれ、可愛いペンですね」
「昨日買ったんです」
「へぇ。いい趣味ですね閣下!」
(自然に女子を褒める…待って、これ以外と彼氏力高いんじゃね!?)
気づいてしまったか…!( ̄∀ ̄)
アスタロトのミュリン彼氏力スカウターが急上昇します。
(待て待て待て!これくらい普通じゃん!?俺だって車道側歩くし!女子が髪切ってもすぐ気づくし!)
確かにアスタロトの言う通りかもしれません。でも思い出してみてください。
アスタロトは意識してやっているのに対して、ミュリンは無意識でやってるんですよ!これって大きな差じゃないですか!?
「閣下、こっちの資料に目を通しましたか?」
「今からやろうと思ってたんです…」
(あ、先に言われてやる気なくなるやつ)
「ちょっと!なんですかこのハリネズミ!またこんなもの拾ってきて!誰が世話するんです!?」
「でも、お腹の内側がフワフワで…」
「拾った場所に返してきなさい!」
アスタロトは「ビビッ」ときます。これはどこかで見た事のある光景!
アスタロト(これはお母さん力!!)
ミュリンは彼氏枠ではなくオカン枠にカテゴライズされたようです。
アスタロト(安心だ…!)
なんか勝手に警戒マークが解けました(笑)良かったですねミュリン!(笑)
特技は亀甲縛りです!サルガタナスの表と裏
「こちらでしたか。アスタロト様。お迎えに上がりました」
執務室にひとりの女性がやって来ます。と、次の瞬間アスタロトは逆エビ固めされました!問答無用です!
「ごめんごめん!!ごめん許してぇ!!」
「許しません。ベルゼブブ閣下、ウチのバカ殿がご迷惑をおかけしました。回収します」
「ご苦労様です」
「閣下、こちらの方は…」
「アスタロトの保護者のサルガタナスです」
「こんなの保護者じゃないよ!クレイジーサイコ保護者だよ!」
「なんて?(威圧」
「Crazy Psycho Hogosya」
「ほら、みなさんに謝ってください?」
「君それ上司にする態度じゃないよねっ…」
歪な力関係…!
アスタロトの近似サルガタナス。
武力行使するのは個人的な趣味だそうです(言っちゃったよ
(サルガタナスさん、なんてクールな人なんだ!上司にここまで容赦なく!怖いけどある意味かっけぇ…アニキとはまた違う感じでかっけぇ!)
そんな事を思うミュリン。
後ろで亀甲縛りされてるアスタロトが気になります(笑)
「ん?あぁ~!ゴメンなちゃい!!怖かったでチュね~!!」
ケセランパサランを見て豹変するサルガタナス!趣味はベルゼブブやアザゼルと同じのようです。思ったより乙女!
「よ~ちよちよち!かわいい!怖くないでチュよ~!」
「ねぇ俺はかわいそうじゃないの?なんで?なんで?」
亀甲縛りアスタロトは可哀想より先に「面白い」が来ちゃうんだよなぁ…(笑)
サルガタナスの趣味については口外厳禁だと本人に口止めされました。約束を破ったら何されるかわかりませんよ←
アスタロト「てか、ねぇさっちゃん?俺もそういうふうに優しくしてくれたら嬉しいんだけど~」
サルガタナス「は?」
アスタロト「あぁその、なんていうか?せめて少々微笑んでいただけるとありがたいというか~」
ミュリン「どんだけ下からなんだよ」
アスタロト「優しく、帰りましょ?って言ってくれたらいいのに…」
「帰りましょ?」
サルガタナスさん怖い!怖いですよ!!
「では閣下、失礼いたします」
「またねベルゥ…!」
「もう来なくていいです」
サルガタナスは亀甲縛りアスタロトを連行します。そのまま行くの!?( ̄▽ ̄;)
「(もしかしてアスタロト様、入り浸ってるんじゃなくてあの人から逃げてたのか?)閣下は可愛い人って言ってましたけど実にドS…いえ、クールな方でしたね!サドガタナスさん」
「サルガタナスですね。可愛い人ですよ」
ドSって言っちゃうし名前間違えちゃうし(笑)
「きりきり歩いてください」
「俺、お散歩ワンコじゃないんだけど?」
「犬の方が賢いです」
「酷いなぁ。ま、でも…いつも探して迎えに来てくれるから俺、さっちゃん好きだよ」
!?Σ(゚д゚ )
サルガタナスの顔が真っ赤になりました。
アスタロトの事が好きなんですね!?
「別に。あなたのためじゃありません。仕事のためです」
「えぇ~?」
「本当に!馬鹿ですねあなたは!」
「なんでよ~」
アスタロトはサルガタナスの気持ちに気づいてないんでしょうね。
こっちのコンビももどかしいなぁ…!ドキドキ((〃゚艸゚))ドキドキ
天使の羽を背負ってる所とか絶妙にダサくて好きです(笑)
あと「性格以外イケメン」って言ったけど前言撤回させて下さい!ベルゼブブの事を何よりも心配する、とても素敵な「お兄ちゃん」でした。それが裏目に出てウザったい時もあるけど( ̄▽ ̄;)
亀甲縛りもサマになってましたよ!
サルガタナスさんがアスタロトにドSなのは、「好き」の裏返してもあるんだろうな。素直になれない不器用なところも可愛いです。
改めて見るとこのコンビ、強烈ですね(笑)