内容をカンタンに説明すると…
- エレンは父のことを知っている可能性のある者を思い出す。それは訓練兵団教官キース・シャーディスだった。彼は語りだす20年前の父との出会いの事から壁が破られたその日までを…。
- エレンの父とは壁の外で出会った。特別な存在。キースもその特別な存在になれるのかと思っていた。彼は凡人で傍観者であった。
- 今回は…ウォール・マリアを奪還作戦開始前の2日間を描く。真実にたどり着くことに必死なエルヴィン、リヴァイの提案を受け入れようとしない。英気を養うために兵団に肉が振る舞われる。
【進撃の巨人 Season3 49話】奪還作戦の夜【アニメ感想】
謎の文明技術
「瓶の中身は解明できそうなのか?」
「それがどうも…我々の技術ではこれ以上探ることはできないようです。エレンとヒストリアから聞いたように人間の骨髄液由来の成分ではあるようなのですが…。
この液体は空気に触れるとたちまち気化してしまい分析は困難です。やはり我々の技術とは比較にならないほど高度な代物です。レイス家が作ったのだとしたら一体どうやって…」
ザックレーの質問にハンジが答えます。たちまち気化するとかすごい技術…。
「ならば下手に扱うよりも当初の目的に使用するほかなかろう」
「リヴァイ。引き受けてくれるか?」
結局注射器セットはリヴァイの元へ戻った感じですね。
「ところで…そろそろ私の作品を披露したいのだが考えてくれたか?」
「まだ諦めておらんかったか。あのようなおぞましいもの民衆に晒してみよ。兵団への信頼も地に叩き落とされるぞ」
「芸術をわからん奴め」
ザックレーの作品…(身震い)ピクシスも呆れてますよ。
「つまりエレンの父グリシャ・イェーガーは壁の外から来た人間である可能性が高いと…」
「死に際にそこにすべてがあると言い遺した地下室…そこには一体何があると思う?」
「初代レイス王が我々の記憶から消してしまった世界の記憶…だと思いたいがここで考えたところでわかるわけがない」
ハンジとエルヴィンの対話。
「本日ですべての準備は整った。ウォール・マリア奪還作戦は2日後に決行する。地下室には何があるのか?知りたければ見に行けばいい。それが調査兵団だろ?」
皆いい顔してますね。
「でも今日ぐらいは肉を食ってもいいですよね?」
「そうだな…たまにはガキ共に大人の甲斐性を見せつけてやらねぇと」
皆が去った後、エルヴィンの元へ残るリヴァイ。
「気の早い話だがウォール・マリアを奪還した後はどうする?」
「脅威の排除だ。壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思っている奴がいるらしいからな。もっともそれが何なのかは地下室に答えがあると踏んでいる。
だからさっき言った通りだ。地下室に行った後に考えよう」
「お前がそこまで生きてるかわからねぇから聞いてんだぜ?その体はもう以前のようには動かせねぇ…現場の指揮はハンジに託せ。お荷物抱えんのはまっぴらだ。お前はここで果報を待て。連中には俺がそうゴネたと説明する。いや実際そうするつもりだ。それでいいな?」
厳しい事言ってるけど団長死なせたくないんですね。
「ダメだ。餌でかまわない。囮に使え。指揮権の序列もこれまで通り。私が駄目ならハンジ。ハンジが駄目なら次だ」
団長もう覚悟は出来てるようです。
「すべて私の発案だ。私がやらなければ成功率が下がる」
「作戦は失敗するかもしれねぇ。その上お前がくたばったら後がねぇ。お前は椅子に座って頭を動かすだけで十分だ」
「一番はこの作戦にすべてを懸けることに…」
「オイオイオイオイ待て待て。これ以上俺に建前を使うならお前の両脚の骨を折る」
兵長焦ってます?どうしてもいかせたくないのが言葉からひしひしと伝わってきます。
「確かにお前の言うとおり手負いの兵士は現場を退く頃かもしれない…でもな。この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない!」
多分父をなくした時からこの考えで突き進んできたんですかね…。
骨肉の争い、いえいえ、ただの肉の取り合い!
「今日は特別な夜だがくれぐれも民間人に悟られるなよ。兵士ならば騒ぎすぎぬよう英気を養ってみせろ!」
皆が肉の存在に動揺をしています(笑)サシャにいたってはご乱心!!お肉争奪戦のはじまりです。
サシャ、肉丸ごと食べようとして、しまいにはとりあげようとしたジャンの手を食べようとします。
「おい、負傷者が出てるぞ…。」
「奮発して二ヶ月分の食費をつぎ込んだのがよくなかったようです。」
上層部がぼそぼそと何か言ってます(字幕)
ついにサシャ縛られました。
「しかしこんなクズでも…以前は人に肉を分け与えようとしてたんだよな…4か月前…固定砲整備のあの日だよ」
あのときから4ヶ月しか経ってないんですか!!
「まだ4か月だ。でも4か月で俺達あのリヴァイ班だ。スピード出世ってやつだよな?」
ジャンとマルロの会話
マルロは死に急ぎぎみですよね。
「まぁ一番使えねぇのは一にも二にも突撃しかできねぇ死に急ぎ野郎だよ。なぁ?」
「ジャン…そりゃ誰のことだ?」
「いい調子じゃねぇかイノシシ野郎!!」
「てめぇこそなんで髪伸ばしてんだこの勘違い野郎!!」
腹パン対決(笑)
「マジな話よぉ…巨人の力がなかったらお前何回死んでんだ…?その度にミカサに助けてもらって…!」
エレンとジャンの喧嘩
ケンカしながら励ましてますよ。
「止めなくていいの?」
「うん。いいと思う」
ミカサとアルミンいい笑顔です。
(何で…誰も止めてくれねぇんだ…)
(いつまで続くんだ…?まずいぞ…もう肉が出てきちま…)
ふたりとも止めてもらいたかったんですか。そして止めに来てくれましたよ!
「お前ら全員はしゃぎすぎだ。もう寝ろ。あと掃除しろ」
リヴァイ兵長です!
歓迎される調査兵団
その後アルミンとミカサとエレン、三人で話し始める。
「何で俺にはミカサやリヴァイ兵長みてぇな力がねぇんだって妬んじまった…でも兵長だってお前だって一人じゃどうにもならないよな…だから俺達は自分にできることをなんか見つけてそれをつなぎ合わせて大きな力に変えることができる。人と人が違うのはきっとこういう時のためだったんだ」
奪還作戦前夜にこの3人が集まるの良いですね…。
「…海だ。商人が一生かけても取り尽くせないほどの巨大な塩の湖がある。壁の外にあるのは巨人だけじゃないよ。炎の水。氷の大地。砂の雪原。それを見に行くために調査兵団に入ったんだから!」
「あぁ…そうだったな…」
あれ?エレンの反応薄いですね?忘れてます?
そして決行の日は来ました。住民が大声で声援をくれます。
「調査兵団がこれだけ歓迎されるのはいつ以来だ?」
「さてなぁ…そんな時があったのか?」
「私が知る限りでは…初めてだ」
エルヴィンの咆哮すごいです。
「ウォール・マリア最終奪還作戦!!開始!!」
「進めええぇぇー!!」
エルヴィン団長がめっちゃハイテンションなんですが。
俺たちの戦いはこれからだっ!!!で終わりですか?
EDがいきなり音が途切れて…。
血だらけのリヴァイ。
仲間通しで戦って…る?
「お前ら…自分で何をやっているのか…わかっているのか?」
ミカサとエレンVSリヴァイのような構図が見えます。
続きの50話は4月!!!来年の4月からです……!
電波の調子が悪くなったのかと焦りました(笑)が差し込まれるカットが新規なのでこれは違うなとなりました。
兵長ってなんだかんだ団員思い…ですよね?何が利になるかも心得てるようですがエルヴィン頑なすぎました。
お父さんの残した謎知りたいのは当然ですもんね…。
ここで一旦第3シーズン休憩なんですね。
結構日時あったので勝手にストックがあるものかと思ってましたが…。
ものすごく続きが気になる終わり方をしてくれたので約半年後をわくわくしながら待ちますね。