【やがて君になる 2話 アニメ感想】侑の初めてのキス!特別を知った燈子の告白!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 恋する気持ちが分からない小糸侑は、生徒会に所属する七海燈子と出会う。今まで誰かにドキドキしたことがない、という燈子に侑は親近感を抱く。
  • だが燈子にとって侑が特別な存在になっていく。後日、侑は生徒会選挙の推薦責任者になって欲しい、と燈子に頼まれるのだった。
  • 今回は…燈子の親友・沙弥香のお願いもあり、推薦責任者になることを決意した侑。帰り道で突然、燈子にキスされて…!?

【やがて君になる 1話 アニメ感想】侑と燈子、恋する気持ちが分からない少女たちの物語!

2018.10.06

【やがて君になる 2話 アニメ感想】発熱/初恋申請

 燈子と沙弥香の絆!

燈子と沙弥香は入学以来、学年試験で不動のワンツートップなのだそうです。
並んで歩くだけでも目立つ、校内の有名人。

選挙で勝つなら私じゃなくて佐伯先輩を選べばいいのに…と侑は思ってしまいます。

「沙弥香」
「随分調子が良さそうね」
「ごめんってば!機嫌直して?」
「別に。機嫌もなにも、私が勝手に責任者をやるつもりになってただけだもの」

沙弥香、やっぱり拗ねてました。
燈子の親友だし、生徒会の仕事を今まで一緒にやってきた仲だし、無理ないです( ̄▽ ̄;)

「1年生を推薦者にする意味はあると思うの。選挙が5月って早すぎると思わない?1年生は2年生の候補者のことなんてほとんど知らないでしょう?」
「それは、そうだけど…」
「どこかで自分たちは関係ないやって思ってる選挙に1年生が参加したら興味を引かれると思うの。それに応援内容も私を褒めるばかりじゃなくて、本当に正直な評価をしてもらう!そうすれば誰の意見も受け入れる懐の深さのアピールになるでしょう?悪くないと思うんだけど」

すごい説得力ですね!!
てっきり、侑が気に入ったからだと思ってました( ̄▽ ̄;)

燈子は生徒会長に当選したら侑を勧誘するつもりだと言います。
侑との絆を優先するのか、と嫉妬する沙弥香。

「私たちの間に今更そんなの必要?」

バレーの試合で息ピッタリの連携プレーを見せた二人。
直後の燈子の問いかけに、沙弥香の気持ちは変わりました。

「もう…ずるいんだから。仕方ないわね、ここは折れてあげる」
「ありがとう!」
「これで落選なんてしたら怒るからね」
「任せて。絶対会長になってみせる。だからよろしくね、副会長!」

燈子のフォローが完璧でしたね!
普通なら沙弥香と侑とギスギスしちゃう展開なのに!(゚o゚;;

燈子がみんなに好かれる理由、少し分かった気がします。

「はい」
「これって…」

沙弥香が侑に手渡したのは応援演説の原稿でした。参考になれば、と。

「でも私じゃ上手くできるかどうか…佐伯先輩の方がきっと…」
「確かにそうかもしれないわね。でも、あなただから出来ることもある。少なくとも燈子はそう思っているみたい」
「でも………」
「あの子のこと、お願いね」

沙弥香…なんて素敵な先輩なんだ!!(´;ω;`)

協力するフリ、じゃなくて本心から言ってるようです。

「佐伯先輩までそう言うなら…分かりました。やれるだけやってみます」

侑も腹をくくりました!頑張れ!!

「これで選挙を一緒に戦うパートナーってわけね」
「まぁ…」
「よろしく、小糸さん!」

満面の笑みを見せる燈子。今までになく嬉しそうですね。

 侑と燈子の初めてのキス

「…あの。この間のってなんだったんですか?」
「この間?」
「君のこと、好きになりそうって」
「あれは……。ごめんね、気にさせちゃったね。あれは自分でも口走ってしまったというか、考える前に言っちゃったというか――…」

つまり本心じゃないか!!(´・ω・`)

帰り道で、二人はそんな話をします。さりげなく一緒に帰ってるし。

「そもそも女同士ですし。まぁ、仮に女同士じゃなくたって私、好きになるとかないですけど…」
「…」
「先輩?」

お、おおおっ!!?Σ( ´ ⊙ ω ⊙` )

「私の好きって、こういうコトしたい好きだったんだ…」

突然キスしてきた燈子。侑に対する特別な気持ちを自覚したようです。

「君といるとドキドキするの。こんな気持ち、誰にもなった事なかったのに…!」

おどろいた様子の侑。視聴者も多分同じ顔をしてますね(笑)

そして何事もなかったように歩き出す2人。無言なのがちょっと面白いです(笑)

「どうしよう…」
「そんなの…私が聞きたいです」

翌日、侑は燈子に呼び出されます。

「この間はごめん…」
「別に気にしてないです」
「本当にごめん」

突然キスしたことについて。
侑が気にしている、というよりは燈子が気にしてるんですよね( ̄▽ ̄;)

「でも、小糸さんに責任者を頼んだのはそういう理由じゃなくて…!」
「本当にそういう理由じゃないんですよね?」
「うん…。だから、一緒に選挙活動する仲間として、改めてお願いできるかな?」
「――分かりました」
「本当に?」
「一度やるって言ったことですし、佐伯先輩にも任されましたから。やりますよ」
「ありがとう…!」

侑は責任感の強い子だな~(´-ω-`)

 侑と燈子は違う…

(本当に気にしてないんだよ。女の人で、あんなふうに突然奪われて。嫌だって思うものじゃない?もし、嫌じゃないのなら…もっとドキドキしてもいいんじゃないの?)

(初めてのキス。何も感じなかった)

あ、あれでも何も感じないだと…!?(´Д`;)
下手すると視聴者の方がドキドキしてたかもですね←

(それからはそんなことはひとつもなく…)

生徒会選挙活動が始まりました。
燈子の人気を物語るシーンが沢山!

「燈子~!このポスターハンコ押してないよ?」
「あれ、押し忘れかな?」
「じゃあ私、選挙管理委員の先生のところまで行ってきます」
「ありがとう小糸さん」
(うん。普通の候補者と責任者だ)

掲示許可のハンコをもらいに職員室へ向かった侑。
退室際、教師達の意味深な会話を耳にします。

「七海が生徒会に立候補か~」
「早いもんですなぁ。あいつもきっと、喜んでいるでしょう」

”あいつ”って…どなた?(´・ω・`;)

「お疲れ。取材なんて緊張するね」
「先輩は全然そうには見えませんけど…」
「そんなことないよ」
「選挙って本格的なんですね」
「うちの学校は行事とか張り切るから」

確かに、この高校の選挙会活動は活発ですよね。

「自信あるんじゃないですか?」
「どうだろう」

そう言った燈子の顔は、初めて出会った時と同じで、落ち着いていて。
やっぱりあれはなにかの間違いだ、と侑は思います。

(七海先輩も私と同じで特別な気持ちもドキドキも、きっと…)

「すみません。もう少し詰めて下さい――」

候補者と推薦者の記念撮影中。侑と燈子の手が触れました。

「あっ。すみません」
「う、うん」
「…?」

燈子の表情に違和感を感じた侑。今度はわざと、燈子の手を握ります。

「ハイストップ!それでは撮りますので、肩の力を抜いてください――」
(小糸さん!?なにして……)

燈子の反応を確かめてますね!?

侑は燈子の表情を見て愕然とします。
これは恋する乙女の顔ですわ…(;´д`)

ドキドキしたことない、と言ってたのに。特別が分からない自分と同じだと思っていたのに…。

(狡い。手を握るくらいでそんな顔をするなんて。先輩はもう、特別を知ってるんだ。私も、そっちに…行きたいのに…)

他人に、それも燈子のような人に好きになってもらえて、喜んでも良いシーンなのに…。
侑の孤独は深まるばかりでした。

(分かってるよ。私が勝手に期待して、勝手にがっかりしてるだけだ。私と先輩は、違うんだよ。私に特別は訪れない)

 ただ、好きでいたい

(はっきり言おう。私は先輩のこと、好きになれないって)

翌日の下校途中、侑と燈子は喫茶店に立ち寄ります。
応援演説の打ち合わせですね。

「小糸さん」
「はい」
「付き合ってなんて言わないから」
「え?」

「小糸さんは誰かを特別になれないって知ってる。私のことも好きになれない。それでいいの。だから好きでいさせて」

告白キタ━(゚∀゚)━!
でも報われない恋ルート一色線ぽい…(´・ω・`)

「そんなのへんですよ!好きなのに好きになって欲しいと思わないなんて!」
「そうだね。でも、私も人を好きになれるなんて思ってなかったからかな。今、すごく満足なんだ。この気持ちを諦めたくない。ダメ?」
「私は…っ!私は……。それでいいなら、構いませんけど」
「ありがとう…!」

好きでいさせて下さい、ってわざわざ許可を取る燈子。純情すぎませんか。

(なんで構わないなんて言っちゃったんだろう)

(この人は、やっぱりずるい)

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侑と燈子のピュアな関係に拍車がかかってもう…尊い!_(´ཀ`」 ∠)_

「私を好きにならなくていいから好きでいさせて」って切なすぎる告白です。
大切な相手に自分の気持ちを押し付けないのは、彼女なりの優しさかな?
好意に応えて欲しい、と期待される苦労をよく知ってるから…。

キスシーンの演出が素敵でした。2人以外の時間が止まったようで。2人だけの世界でしたね。

今回も侑は「特別な気持ち」を理解することができず。
燈子がいつの日か、「特別な気持ち」を教えてくれると良いのですが(´-ω-`)
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