内容をカンタンに説明すると…
- 各地で頻発し、過激さを増していくデモ活動。上条は悪友といつもどおりの日常を過ごしているかのように見えるが事態は着々と動いていた…。
- 統括理事会のひとり親船素甘の命がけの行為によって知らされた世界的混乱の原因C文書を追って、フランスへと飛ぶ。
- 今回は…上条が落ちた先はフランス・アビニョン。天草式十字凄教の五和もまたC文書を追ってそこにいた。対立の影響で身動きが取れなくなった二人は教皇庁宮殿を目指す。
【とある魔術の禁書目録III 2話】神の右席【アニメ感想】
スケスケですぞ!
「わ~~~~~!」
スカイダイビングしてきた上条さんのダイナミック着水!
ちょっとずれてたら死んでましたね。
水の中でなにやらおっぱいが近づいてきたのですが…助けてくれたようです。
「あの…大丈夫ですか?」
「ああ…たしか天草式の五和…だっけ?」
「あちこちで起こってるデモとかにC文書ってのが関わってるって…」
「ど…どうしてその事を知ってるんですか!?」
敵の敷地内で普通に喋ってはいけません。
フランス行きでのジェット機の中での会話を思い出す上条。
『いいかカミやん。C文書ってのはコンスタンティヌス大帝が治めていたヨーロッパ統一の土地権利などをすべてローマ教皇に与える、ってなことが書かれてる証文みたいなもんだ。
実際C文書を使えば印が浮かび上がってその土地がローマ教皇のものだって証明されるっていうな。
だが霊装としてのC文書にはもっととんでもない力がある。そいつは「ローマ教皇の発言がすべて正しい情報になる」というものだったんだ』
G慣れしてる土御門。いやこれ話をまともに聞ける環境ではないですよね。 すごいGがかかってる。
『たとえば教皇が宣言すれば何の根拠もなくたってローマ正教徒にとっては正しい事になってしまうんだにゃ~』
問答無用で信じ込ませるってこわいですね…。
『とにかく今のローマ正教がそのC文書を使って「学園都市は悪い奴だ」ってみんなに信じ込ませようとしてるらしい』
『それがデモの元凶だと…』
「ここはフランス南部の都市、アビニョンです」
「え?C文書はバチカンじゃなきゃ使えないはずじゃ…」
五和は荷物を取りに橋の上に行きたいという。
着替えも入っているのかと聞く上条。その理由は濡れて透けてる服に原因がありました。
「あ!お見苦しいものをお見せしてしまいました…」
着替えてきたらさらに目のやり場に困る服になってるんですが!
場所を変えようか…
「なんでバチカンじゃなくアビニョンなんだ?」
「13世紀末に起こった教皇のアビニョン捕囚、という出来事をご存じですか?」
ここで世界史のお勉強です。
話の途中、上条の粗相で手が汚れました。
「あ…待ってください!今おしぼり…」
店員さんが紙ナプキンを置いてくれたため出せず…。いやおしぼり常備なのはなぜなのか…。
「教皇の仕事ってのはバチカンじゃなくてもどこででも簡単にできるものなのか?」
「彼らはアビニョンとバチカンの間の地脈を使って術的なパイプラインを築きローマ教皇領の設備を遠隔操作できるようにしたんです」
「なんで直接バチカンで使わないんだ?」
「それはバチカンで使用するのに必要な手続きを省略、あるいは無視して教皇の独断で使用するためではないかと。ただその代償で発動まで時間がかかるらしく今ならC文書の行使を止められるかもしれません」
メジャーなコーヒーチェーン店で話す会話ではないかと…。
そうこうしてると反対派が店に押しかけてきました。なんか洗脳されてる感が満載なんですが。
「そこに学園都市のやつがいるだろ!」
慌てて裏側に逃げる二人。表通りにはデモの看板掲げた人がわらわら。
「タイミングが良すぎるんだ。ひょっとしてこの暴動って敵からの迎撃なんじゃないか?土御門の連絡を待ってる時間はなさそうだ…俺達だけでも教皇庁宮殿に向かおう」
一方…
「神の右席とは原罪を克服するための集団だそうで」
「文字通り「神の右席」。それが彼らの目指すところですよ」
リドヴィアとステイルの会話で明らかになるリアル天使化計画
土御門からの着信が。タイミング悪いです。彼もまた教皇庁宮殿に向かってると。
「暴動がひどくてなかなか近づけない…これもC文書っての力なのか?」
「ピンポーン!御明察~」
土御門、軽いノリです。
「では問題!アビニョン教皇庁宮殿が重要視されてる理由は?」
「バチカンにある施設を遠隔操作できるからだろ?」
「アビニョンとバチカンを結ぶ地脈を切断しちまえば」
「教皇庁宮殿まで行くのが難しくてもその途中にあるパイプラインまでなら近づける!」
「そいつを俺の右手でブッ壊せばいいんだな!?」
「それは避けた方が無難だにゃ~。どうもカミやんの右手は正体が掴みきれない。魔術でも超能力でも何でも打ち消すとはいうがおそらく例外がある」
「五和って言ったか?パイプラインの破壊方法はわかるかにゃ?」
「はい。天草式の流儀に則ったものなら」
簡単には通過できませんよね…
暴動を恐れて早めに店じまいした博物館。その中にパイプラインはあるらしい。
「ここを調べるのはいいけどどうやって入る?」
五和の武器で開錠(物理)
「やっぱりここみたいです。ローマ正教式に加工された力…西洋十字教社会特有の脈ですね」
何もないように見えますが…。
「天草式ってそういう身近なものを使って術式を作るんだっけか」
「ええ。パンフレットにミネラルウォーター。白いパ…どうしてもこの術式の構成に必要なんです…」
白いパンツ!!!術式を発動させようとした所攻撃を受けます。
「おやおや。やはり近距離から放たねば精度が落ちるみたいですね」
「魔術…?ローマ正教!?」
「それも間違いではありませんがどうせなら神の右席と呼んでほしかったものですねぇ」
緑色の髪のケバい敵が登場。
「私の名前は左方のテッラ。やっと私の出番が来たようです」
「滅茶苦茶な威力だ…でも俺の右手なら…!」
「本来なら今の一撃で死んでいたはずですけど。成程それがイマジンブレイカー」
「優先する。外壁を下位に。人体を上位に」
ものの優先度をいじる、テッラさん強い!
「正直ガッカリしましたよ。もしヴェントが万全ならあなたごときに苦戦することもなかったでしょう」
この強さが4人もいると???
原作知らない私でも展開が早いのではという気がしてます。
インなんとかさんがクレジットからもう消えてる!という声を目にしましたが
五和ちゃんがどうみても新たなヒロインか?な回でしたね。
上条さんデモに追われる不幸と五和ちゃんとのすけすけを見れるラッキースケベは相変わらずでした。
テッラさんの優先順位を変えてしまう術式面白いですね~って言ってる場合じゃないんですが!
どうやったら勝てるのでしょうか…。