前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 綾乃VSなぎさのインハイ予選決勝戦が開幕!
- 得意のスマッシュを使わず、カットやドロップで応戦するなぎさ!後手に回る綾乃だが、不気味な笑みを見せる…!
- 今回は…第1セットは綾乃が、第2セットはなぎさが勝利し、第3セットが始まった。ふたりの戦いはここからさらに加熱していく…!
【漫画原作】1巻から作風が大分変ったと噂の最新刊
スポンサードリンク
【はねバド! 12話 アニメ感想】足を前に出しなさいよ!
母・有千夏の本当の想い!
有千夏は、ずっと綾乃のそばに居たエレナにお礼を言います。
なぜ綾乃の前から姿を消したのか、と尋ねるエレナ。
「あの子は…私のためにバドミントンをやるようになってしまった」
「だから、綾乃から逃げたんですか?」
エレナは自然と問い詰めるような口調になってますね。
綾乃の成長を喜ぶ有千夏。それは親心なのか、強い選手が育つことへの喜びなのか…。両方でしょうか?
「酷い親だよね。親子の関係よりもバドミントンを優先させたんだから。でもあの子にも見て欲しかったの。強さの先に見える風景を」
酷い親って自覚あったんだ(・ω・`)←
エレナには、有千夏の言うことが理解できませんでした。
「怪我をしたらあっという間にダメになっちゃう。スポーツに人生を賭けるなんて割に合わないよね。だけど体を自在に動かして、シャトルを思い通りに操って、倒し難い相手と全てをかけてぶつかった時――。そこに生きてる意味があるんじゃないかって、思う事がある」
ここはプロ選手ならではの考えだな、と思いました。ある意味境地です。
他の誰よりもバドミントンに人生を賭けてきた有千夏。そんな彼女にしか見えない光景もあるはずです。
その振る舞いにエレナや周囲が違和感を覚えるのは、また、少なからず理解できない部分が出てくるのは、当たり前なのかもしれません。
「私のやった事が許されるわけじゃないのは分かってる。だけど私は後悔してない。あの子は今、新しい一歩を踏み出そうとしている。それはあの子のそばに居てくれたエレナちゃんとか、部活のみんなのおかげ」
新しい一歩っていうか、魔王になってますけどね(´・ω・`)
でも、自分の行いが「普通」から外れているのを自覚してたり、周囲に対する感謝の気持ちを持っていたり…。有千夏さんは破天荒なだけじゃなくて常識もある人だと分かって安心しました!(失礼すぎる
「戻ろっか。あの子達、きっといい試合してる」
綾乃のプレーが冴え渡る!顔は相変わらずだけど…
(落ち着け。呑まれるとペースを失う)
なぎさは、綾乃の挑発を前に冷静でした。やはりメンタルの成長が著しいですね!
「曲がった…?」
「ラケットから逃げた…!?」
綾乃が放ったカットスマッシュは、なぎさのラケット手前で急角度を描きます。
なんだこの変化球!?Σ(゚д゚lll)
「シャトルの羽は左巻きにつけられていますわ。だからサウスポーの打つカットスマッシュには強いシュート回転がかかる。俗に言うクロスファイア…!」
速度が速くなるだけじゃなく回転まで!?
左利きが有利って言われてたのはこの事か!(;´Д`)
クロスファイアに気を取られると後手に回る。
そう考えたなぎさはパワー勝負に出ますが…
「今、後ろに飛びながら打たなかった!?」
「両足を地面から離す事で反発力を和らげ、さらにつまらず返球するためのスペースを作る…!」
それは思いつきのプレーではありませんでした。
幼少期から磨き上げた完璧なプレースタイル…。
なぎさ(あんたがどんなプレーをしようが今更思わない。圧倒できるなんてハナから思ってなかったんだから!)
その後も激しい攻防戦が続きます。攻めの姿勢を貫くなぎさ。
しかしそれも完封され、ファーストゲームは綾乃の勝利に終わります。
理子「大丈夫、膝?」
なぎさ「大丈夫」
技術面・メンタル面をカバーできても、膝はどうしようもないですからね…。どこまでもつかが勝負の鍵になりそうです。
悠「あ、あやのん…(あー、私先輩なのにビビってる…!)」
こんな顔されたら誰でもビビりますよ!
機嫌が悪いだけなのか睨みつけてるのか、どっちだろう(´・ω・`)
「だ、第1セットお疲れ…!」
「ありがと」
「調子、どう…?」
「まぁまぁかなー。なぎさちゃんが小細工仕掛けてきてるけど」
小細工て(笑)
「私が負けるわけない。やっぱ、お母さんほどじゃない」
有千夏を比較対象にした心理が気になります。
「お母を捨てる」と言いつつ、綾乃にとっては絶対的な存在であり、目指すべき強さにも見えて…。そういや髪型も真似をしてるし。
お母さんが嫌いならこんな事しませんよね。「また捨てられる恐怖」が勝ってるのかな…。
第2セットも接戦!後手に回る綾乃!
セカンドゲーム開幕。お互いに戦意みなぎる表情ですね。
なぎさのこんな顔は初めて見ました。
あの綾乃がビビるってすごくないですか!?(でもアナタはこれ以上の顔をしてたからね
有利なのは綾乃ですが、普段とは全く違うバドミントンスタイルを強いられています。
綾乃が攻めて、なぎさが守る。プレースタイルがいつもと真逆です。
なぎさ「っしゃあ!!」
悠「競ってきた…あやのん…」
なぎさの加点により、現在14対15。綾乃が追われる展開です。
「自分自身の怖さを履き違えましたわね…。彼女の最大の怖さはラリー。異様に早い返球スピードで相手は思考力を奪われ、それを避けるために大きくクリアすれば、コースを打ち分けられて体力を奪われる」
薫子は嫌というほど、綾乃の戦術に苦しめられてきたのでしょうね…。
「でも荒垣さんには男子選手並みの強打がある!彼女は自ら体力を差し出した。本当に奪われたらまずいものを守るために!」
ラリーでの立て直しを図る綾乃。ですが、間髪入れずなぎさのジャンピングスマッシュが放たれます。
「最高のタイミング…!ポイント的にも、精神的にも!」
なぎさが体力の代わりに守ったのは思考力でした。
「羽咲の異様に早い返球速度は、普通の選手よりも前の位置でシャトルを捉え返球できたからこそ。だが足が前に出ないのならば話は別だ」
ガス欠だ…!(;´Д`)
綾乃の体力は限界に近づいていました。
「今、羽咲さんがどんな顔をしているのか、見なくても分かりますわ。――きつい時こそ足を前に出しなさいよ!!」
「うるっさいな…。言われなくてもそうするつもり…!」
薫子の激励ありがたい!(T▽T)
綾乃も多分、嬉しい…はず…はず……
綾乃「!」
なぎさ「ラッキー!」
綾乃がミスするなんて珍しい!Σ(゚д゚lll)
その後もミスと失点を重ねてしまい、セカンドゲームはなぎさが勝利しました!
ファーストゲームでスマッシュを見せなかった貯金が効いたようです。
綾乃を救ったのは仲間と観客の声援だった!
インターバルに入り、立花コーチがなぎさのもとへやって来ました。
膝の角度を変えて状態を見極めます。大きな異常はないようで、一安心です。
ていうかなぎさの顔が真っ赤に…。
えっ!?そうだったの!?(;゚Д゚)
今まで気づきませんでした!
「これだけは約束しろ。もし無理だと感じたら何も言わなくていい。俺の方を見ろ。その時は、ギブアップだ。」
「…ありがとう。でも点が入って思わずそっち見ちゃうかもね」
何だその舌ペロは!?どエライ可愛さですぞ!!なぎさ可愛い!!
一方、綾乃。とんでもなく重い空気を醸していました。なぎさとは天と地の差だな…。
しかも立花コーチが綾乃の所に来てくれない(なんでや!
「あやのん…」
「無理しなくていいよ」
「え?」
「なぎさちゃんの味方なんでしょ?私なんて負ければいいと思ってるんでしょ」
「そんな…!」
「放っといて!ウザイから!」
綾乃の自虐発言。生意気なんてもんじゃない。むしろ聞いてて痛々しかったです(´;ω;`)
母に捨てられたトラウマのせいか、人間不信になってるような…?
ファイナルゲームが始まりました。
(最終局面、楽しもうぜ!)
そこからなぎさは一気に6点を先制!
彼女が絶好調というよりは綾乃の不調が響いてるように見えます。
(強くならないと…必要のない人間になっちゃう…勝たないと、誰からも必要のない人間になっちゃう……!!)
精神的にも追い詰められる綾乃。
今までそんな気持ちで戦ってたんですか。悲しすぎる…(´;ω;`)
魔王化も、恐怖心の反動だった可能性が…。
試合中、綾乃のラケットのガットが切れてしまいました。
空が代わりのラケットを手渡します。
「投げないでよ…。私だって、決勝を戦いたかった。私だって全国に行きたかった。あんたは、私たちの分も背負って戦ってるんだよ!」
空はいつも真っ直ぐに気持ちを伝えてくれますね。
「本当だよ。あやのんなんて…あやのんなんて…。頑張れ――――!!」
悠はいつも綾乃の味方をしてくれます。酷いこと沢山言われたのに(´;ω;`)
綾乃が一瞬、ハッとした表情になりましたよ!?
会場中が綾乃にエールを送ります!もちろん、薫子やエレナも。
なぎさは一気にアウェーに!(;´Д`)
「仲間っていいよな…。でもこのコートに立ってるのは私とあんたで、他の誰も入れない。ここは私たちだけの世界。やろうよ、バドミントン!」
試合再開!
先制したのは綾乃でした!しかも…
「今、右手で打った!?」
左利きのはずでは!?
右打ちのコントロールも抜群です!もしかしてこっちが本命!?Σ(゚д゚lll)
綾乃の目から、顔から魔王成分が消え去りました!
闇堕ちからの復活キタ━(゚∀゚)━!
みんなの声援が力になったんですね!
綾乃、形勢逆転なるか!?
運命のファイナルセット、果たして勝つのは…!?
みんなの声援で魔王化を克服した綾乃!生き生きとした目がさらなる覚醒を感じさせます。まさかの右打ちも繰り出してきて、その実力が気になる!(°д°)
インターバル中、なぎさには声をかけて綾乃をスルーしたかに見えた立花コーチ。
「指導者としてそれは無いわ!」と思ったのですが、原作では二人に声をかけていたそうですね。尺の都合でカットされたのかな?とりあえず贔屓じゃなくて良かった( ̄▽ ̄;)
有千夏さんの考えは分かったけど、彼女と同じ域に達した事もない私には、イマイチ理解できず…(´・ω・`)
薫子の解説が分かりやすかったです!綾乃の分析において右に出るものはいないと思います!(笑)