【はねバド! 11話 アニメ感想】魔王・綾乃VSなぎさ、インハイ予選決勝戦開幕!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 男子インハイ予選開幕!伊勢原学は途中敗退、葉山行輝は初戦敗退の結果に終わった。
  • 葉山に想いを告げた悠だが、葉山ではなくバドミントンが好きなことに気づく。一方、膝に不安を抱えるなぎさ。インハイ予選決勝に出る、と立花コーチに告げるのだった!
  • 今回は…インハイ予選決勝を控え、緊張が漂う北小町バド部。綾乃は母・有千夏が「自分を捨てた理由」を知るが、それが魔王化に拍車をかけてしまう…!

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【はねバド! 10話 アニメ感想】悠の告白はまさかの展開に!努力の男・葉山!男子インハイ予選開幕!

2018.09.03

【はねバド! 11話 アニメ感想】バドミントンが好きだから

母・有千夏の気持ちを知った綾乃は…

「アンタ達!全然口利いてないんじゃろ?」
「そうですけど。まぁ試合の前ですし」

有千夏さんを無視して行ってしまった綾乃。祖父母も心配してます。
どう見ても避けられてるんですが、有千夏さんは気づいてないみたいですね…!?(;´д`)

「ちょっといい?」

扉越しの綾乃に話しかける有千夏さん。返事はありませんでしたが、構わず言葉を続けます。

「以前のあなたは、私に認められたくて、私と一緒に居たくてバドミントンをやってた。でもあなたはもう私がいなくても、バドミントンが出来る。だから私は戻ってきたの」

綾乃は捨てられた、と勘違いしてましたが、有千夏さんにはそんな思惑があったんですね。
それを今説明したのは、彼女なりに負い目を感じたから?

娘の為を思っての行為ですが、ちょっと強引というか、無理があるのでは…( ̄▽ ̄;)
多感な時期に母を失って、綾乃は苦しんでたんですよ…。
もっと綾乃の気持ちも尊重したほうが良かったかなー、と思ってしまいます。

インハイ予選決勝戦を3日後に控えた北小町バド部は、ピリピリした雰囲気が漂っていました。

「あやのん、ここ何日かボーッとしてる事が多いですよね」
「うん。ボケーっとしてて、たまに…」

たまにこんな顔をするそうです。

怖いわ!!!

でも綾乃のこの顔、好きです(笑)

「相手、してくれませんか?」
「俺!?」

綾乃VS葉山ですか!?珍しい組み合わせです!
葉山はインハイ予選の時より調子が上がっています。動きがキレっキレですね!
それ以上のディフェンスを見せる綾乃も凄いですが。

結果は21対5で綾乃の圧勝でした。強すぎぃ!!

「じゃ、代わりになぎさちゃん…打つ?」
「とっとこうぜ。決勝戦に」
「ふーん。…なんか吹っ切れたって感じ?」

インハイ予選決勝に出場することを決めてから、なぎさは精神的に安定してきましたね。

理子「いよいよ明日かー!二人共、今日はしっかり体休ませてね」
綾乃「はーい」

綾乃「でも3セット目まで行くとは思えないけどなー」

なんでそんな事言うの!( ̄▽ ̄;)

なぎさ「お先」

なぎさは気にも留めず部室をあとにしました。バドミントン技術もだけど、煽り耐性も成長してますね!!

インハイ予選決勝前夜

コート場に居た綾乃。そこに千夏もやってきました。

「二人でよく打ったわねー!落としたら終わりってルールなのに、もう一回~!って泣き出してさ!」
「何のためにバドミントンやってきたの?」
「私?――好きだから。バドミントン」
「……そう」

有千夏とは対照的に、綾乃の言動が全部冷めています。やっぱりふたりの溝は埋まらない…。

なぎさは寝れないようです。

部室で借りた綾乃VS薫子戦の映像を見てますが…そのまま寝落ちしました。かわいい(笑)

 インハイ予選決勝が始まる…!

「理子!」
「由香、来てくれたんだ!」
「こいつらが応援に行こうってうるさくて…」
「ちょっと、それってずるくない?」
「ほんと!日程とか時間とかそれとなく伝えてきたりしてさ!」

元部員トリオも会場に駆けつけてくれました!
悠の時といい、北小町バド部を見守ってくれてますよね!いい人たちだな~!

「そういえばなぎさの対戦相手、うちの新入生って聞いたんだけど…」
「はーい」
「えっと…」
「なぎさちゃんと戦う羽咲綾乃でーす。よろしくでーす」
「先輩に向かってちゃん付けとか…」

綾乃の言葉使いを気にする人が初めて現れました(笑)
この先輩が辞めてなかったら、北小町バド部の雰囲気も今とは違うものになってたかもな…(´-ω-`)

美也子「決勝がこういう組み合わせになるって想像してた?」
立花「いや、荒垣がここまですんなり勝ち進むとは、正直思ってなかったです」

立花コーチが就任してから3ヶ月、なぎさは予想を上回る成長を見せていました。プレーの質はもちろん、メンタル面が一番成長してますよね。
最近はスケールの大きさみたいなものを感じる、と言う立花コーチ。

美也子「綾乃ちゃんは?」
立花「勝ち上がると思ってました。一生懸命取り組んでるのもそうなんですが、やっぱ…特別な才能を授けられた存在なのかな…」
美也子「健太郎君って自分自身の考え方は努力思考なのに、他人に対しては意外とそうでもないのね。なぎさちゃんのことはちゃんと努力思考で見守ってあげてるのにね」

立花コーチも、同じ境遇のなぎさの方が共感しやすい部分があるのでしょうか。

美也子「綾乃ちゃんのこともちゃんと見てあげないとダメよ?初めてラケットを握ったその瞬間から上手な子なんていない。努力と才能を線引きして考える事なんて出来ないはずよ。綾乃ちゃんは今の綾乃ちゃんになるのにふさわしい努力を積み上げて今の力を手に入れている。それはなぎさちゃんと変わらない…」

美也子先生のほうが生徒を対等に見れてる気がしますね。
指導者たちも日々悩んで、努力や工夫をしながら選手たちを支えてます(´-ω-`)

理子「二人共、頑張ってね!」
なぎさ「あぁ」
悠「あやのんも頑張ってね!」
綾乃「気を使わなくていいよ」
悠「え、別にそういうわけじゃ…」

「応援されたからって強くなるわけじゃないし。あ!なぎさちゃんは、応援してもらったら元気出ちゃったりするのかなぁ!だったらみんななぎさちゃんを応援してあげたほうがいいかも!ちょっとはいい試合になるかもね~」

あやのん酷い!!

あまりの毒舌に思わず笑っちゃいましたよ!

結局コートで戦うのは自分自身…。彼女の言う事は正しいかもしれないけど、応援の気持ちは素直に受け取っていいのでは…!?( ̄▽ ̄;)もらって損するもんでもないし!

「綾乃!ちょっと来て!」

エレナはたまらず綾乃を連れ出しました。

「私、嫌いなの。ああいう仲良しごっこ」
「そんな風にバドミントンして楽しいの?…綾乃は、何のために戦ってるの?」
「いま、お母さんが帰ってきてるの」
「!」
「私を捨てたのは私を鍛えるためなんだって。ふふっ、笑っちゃうよね!なんかいじけてたのがバッカみたい。ちゃんとバドミントン続けてて良かったー、って思っちゃった。だってあの時はお母さんが私を捨てたけど、今度は私がお母さんを捨てられるから…!」

なんだか綾乃が可哀想になってきました(´・ω・`)
仲間に対する態度は褒められたものじゃなかったけど、今の彼女を責められる人なんて居るんですか?少なくとも私は、綾乃だけが悪いとは思えません…。

「私のせいだ…私が、バド部に連れてきたから…」

そういったエレナは綾乃の前から去っていきます。

もうめちゃくちゃだよ…ギッスギスだよ…ヽ(´Д`;)ノ

「なぎさ、そろそろ…」
「勝ってくるよ。私は、私に勝ってくる!」

あの時の、全日本ジュニアで惨敗した自分に!

なぎさが主人公してます!!もうこっちが主人公でイイでしょ!←

綾乃VSなぎさ戦開幕!

「羽咲!楽しもうぜ!」

なぎさは右膝にサポーターを巻いて試合に臨みます。
心配ですね。本当、無理しないで!(´・ω・`;)

観覧席には北小町バド部、元部員トリオだけでなく港南高校、逗子総合の面々も!

なぎさ(あの時はお前が強かったってだけじゃない。私が弱すぎたんだ。私の心が!)

インハイ予選決勝が始まりました!!

薫子「人を舐め腐ることにかけては天才的な羽咲さんが慎重になってる!?」

辛辣な解説入りました!褒めてるのけなしてるの、どっち!?面白すぎます(笑)

最初の1点はなぎさが先制。

薫子「迷いましたわね。羽咲さんは相手を観察しながら試合を作っていくタイプ。本音では荒垣さんの攻撃先行でゲームを進めたかったはず。でも荒垣さんは様子を見た…。」
なぎさ(今のであいつの頭には対角線への配給が刻まれた。できるだけスマッシュは打たずに進めたい。あいつの目が私のスマッシュに慣れたら、このゲームはほぼアウト…。)

試合序盤、なぎさは得意のスマッシュを使わずに、カットやドロップで揺さぶりを掛ける作戦に出ます。

薫子「相手を下げさせた上で、前に出ていく展開が増えれば羽咲さんのペース。ミドルコート以降からの足の長い球の応酬になれば荒垣さんのペース。羽咲さんからすれば、どのタイミングで前に出るかポイント」

ここから先はルールを知らない初心者が聞いたら「??」な解説でしたが( ̄▽ ̄;)←
的確に対応策を組み立てていきます。
綾乃視点なのは演出上にも見えるけど、彼女を応援してる気持ちがあるからだと思いますね!

なぎさ(あんたは単純には組み立てられない。なぜなら、いつスマッシュが来るかわからないから。そしてゲームを複雑に考え始める。必要以上の選択肢が頭をよぎる!)
綾乃(スマッシュ!乱された!)
なぎさ(その選択肢を生み出すのはアンタの迷いだ!!)

綾乃のコートにシャトルが落ちました。なぎさが2点目を獲得します!!

綾乃が後手に回るとは…意外な展開ですね。てっきり無双するかと思ってましたよ!

なぎさ(上出来。だけどこの2本は奇襲。問題はここからの…)

今まではウォーミングアップだった!?本番はここから…!?

綾乃「案外小賢しいバドミントンをしてくるんだね、なぎさちゃん…。スマッシュ、あまり見せたくないのかな?」

もう悪役にしか見えないんですが(笑)
言葉に怒気がこもってました。

この1点1点を取るために、なぎさは努力と戦略を積み上げてきたと思うんですよ…それを「小賢しい」って!( ̄▽ ̄;)

インハイ予選決勝は次週へ続く!

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綾乃の魔王化が止まりませんね。怒気のこもった演技に鳥肌が立ちました。なぎさの主人公成分でギスギスが緩和された…かな?( ̄▽ ̄;)
なぎさ視点になってる視聴者が多そうだなーと思いました(笑)
インハイ予選決勝の勝敗は予想がつきません。ここまで来たら綾乃無双が見たいけど、なぎさにも勝ってほしい!
エレナと有千夏の会話も気になります。親子関係が改善するターニングポイントになればいいのですが…。
有千夏はやっぱり「普通」とはズレてる気がします。娘を想う気持ちは伝わって来るんだけどな…それが逆効果になってる気がしてなりません(´-ω-`;)
「小賢しいバドミントン~」はなぎさがジャンピングスマッシュを打つよう挑発してますよね!?綾乃の心理攻撃も続いて、なぎさの成長が試されます!
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