前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 赤血球のピンチを救ってくれた「単球」は、いつもガスマスクと防護服に身を包んでいた。
- ブドウ球菌襲来で、応援に駆けつけた単球が無双を始める！その正体は、血管内・血管外で姿を変えるマクロファージだった！
- 今回は…熱中症により上昇し続ける体内温度！赤血球や血小板、細胞たちが次々と悲鳴を上げる！細菌襲来で白血球が出動するが、彼もまた熱中症になってしまい…！？
【全巻セット】好酸球、NK細胞など新しいキャラ達も活躍！！
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【はたらく細胞 11話 アニメ感想】熱中症
体内温度上昇中！白血球にも異変が！？
赤血球「せ、先輩～…！表皮付近ってこんな景色でしたっけ！？パンフレットと違う～」
辺り一帯の大地が干上がっています！！水分が不足しているようですね！？
「前はもっと水路とかあったわ。だから私たちが毛細血管を歩いて放熱しようとしてるんでしょ？」
放熱…皮膚の近くに血液を多く流して熱を放出させる体温機能の一種だそうです。
赤血球たちはみんな暑くてうなだれてますよ！見てるだけで熱くなる…(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
雑菌を追いかけて現れた白血球！暑いなかその格好で走り回って、大変です。
「おう、よう赤血球… っ！？」
「どうかしました？」
「いや、何でもない…」
白血球の視界に異変が！？やっぱり彼にも暑さのダメージが…。
「白血球さんの格好、暑そうですね～」
「着崩してると緊急時に対応できんからな」
プロ意識凄い！！
「今から発汗するってよ～」
赤血球「よかった～これで涼しくなる～！」
「いやそれが変なんだよ。汗ってもっと霧状になって気化熱で表皮を冷やしてくれるんだけどさ。いつまでたっても液体のまま…」
発汗が上手くできないようです。
水分補給の麦茶を待ちわびる血小板がとても可愛かったです！！(*´∀｀*)
高い位置にあった麦茶ボトルを、白血球が取ってくれたんですよね。和む光景でした。
「体表冷却には至りません！」
「汗が霧状にならない！？体外世界の湿度が高すぎるのか…！」
「い、いかん！体温が上昇してしまう！！」
耐え難い暑さに、赤血球たちも限界を迎えていました。
「どういうことだよ！？」
「発汗して涼しくするためっていうから俺たちこのクソ暑い中歩き続けたんだぞ！？」
「責任者出てこーい！」
「そうだそうだぁ！」
赤血球モブがいつにも増して過激に(笑)
赤血球たちは、少しでも体温調節しようと毛細血管を歩き始めます。
異常な血流増加、汗による体表冷却の不具合、上がり続ける体温…。
次の瞬間、血管内は真っ暗に！地面も傾きます！
めまい、立ちくらみ、失神…。
この症状は…！(ﾟＡﾟ;)ｺﾞｸﾘ
白血球「まずい…熱中症だ！！」
敵の襲来！倒れる白血球！
「フハハハ！弱い、実に弱い！この程度の熱でうろたえるとは…。キサマらにはもったいない。この世界、このセレウス菌が貰い受ける！」
細菌の出現に白血球のレセプターが反応します！
「ん？貴様が白血球か！」
「あぁそうだ。火事場泥棒みたいな真似をしてくれるな…」
白血球に勝負を仕掛けるセレウス菌！かと思いきやまさかの敵前逃亡！？Σ(ﾟдﾟlll)
「バーカ！！勝負なんかすると思ったかー！引っかかった引っかかった～！この世界はもうすぐ終わる！それまで隠れさせてもらうぜぇ！？」
「待て！この雑菌野郎――ッッ」
白血球は血小板を赤血球に託し、セレウス菌を追いかけます！
血流に乗って一気に加速するセレウス菌。
白血球は赤血球に阻まれて、思うように追撃することができません。
「こちらU1146番！至急応援を頼む！」
「了解した！まもなく合流留守！」
白血球たちの挟み撃ち作戦！ですが見失ってしまいます！
暗さと暑さで辺りは大混乱ですね(;´д｀)
ようやくセレウス菌に追いつくも、白血球の様子がおかしくて…！？
「なにやってんのあの白血球！？」
「あぁ～あっつ～い！もう暗くてよく見えな～い！！」
疲弊する白血球に勢いよくぶつかったり、非難したり…
モブ赤血球酷い！！(￣▽￣;)
白血球だって頑張ってるのにこの仕打ちはないよ…(´；ω；｀)
セレウス菌「こりゃいいや～！この世界は白血球まで熱中症とはなぁ！あははは！」
白血球が倒れてしまいました…！
体から蒸気のようなものが出てますよ！(;´д｀)
「このクソ暑いなか頑張りすぎちまったみたいだなぁ～！だめだよぉ？気をつけなきゃ～？お、でも偉いな、ちゃんと防止はかぶってるじゃないか！」
熱中症対策その1、直射日光や頭部への加熱を防ぐため、帽子等を被りましょう！
「あぁっ！最後の麦茶が！！」
「あ～でもこの体、水不足だもんなぁ～？」
熱中症対策その2、脱水症予防のため、こまめな水分（塩分）補給を心がけましょう！
雨乞いする者と戦う者
体内の水分不足はレベルMAXに達し、発汗できる量も残っていません。
「隊長！どうすれば！？」
「……もはや組織の力ではどうにもできん。このままでは脱水症になってしまう…！」
万事休す…。無力を味わった隊長は、司令室を去って行きました…。それを無言で見つめる隊員たち。重い空気が漂います。
数秒後、隊長が戻ってきましたよ！？その格好は…！？
「雨よー！雨よぉー！！降れ～降れ～！！雨よー雨よぉー！降れ～降れ～！！」
まさかの雨乞い！？(笑)
「隊長が壊れたぞーっ！！」
本当に壊れたのか正気で雨乞いしてるのか分かりませんが、カオスな光景でした(笑)
一方、白血球とセレウス菌の戦いは続きます！
といっても白血球が一方的に攻撃されるだけですが。
「見ろよ、体温調節システムが完全に役立たなくなっちまったぜ！この世界、もう終わりだな。この位の熱、俺にはどーってことない」
セレウス菌は「芽胞」と呼ばれる熱に強いカラを持っているため、熱に強いんですね。100℃30分の加熱にも耐えるって凄い！
熱中症になると蔓延する、というわけではないそうです。
白血球は、絶え間ない鞭攻撃にもめげません！
「この体に絶対危害は加えさせないからな…！」
「受け入れろよ現実を！発汗だの血流増加だの色々やってみたみたいだがな！この体の体温調節システムは敗北したんだ！外気温になぁ！」
体内のことはともかく、外気温は細胞たちにはどうする事もできませんからね…(´・ω・｀)
「もうこの体は終わるんだよ！無意味だって分かったらせいぜいどっか涼しい所で衣服を緩めて安静にしてろ！」
「何とでも言え…！体温調節システムが敗北しようと無意味な努力になろうと――」
「この体はまだ生きている！！俺が仕事を投げ出す理由にはならん！！」
＼( ‘ω’)／白血球ゥオオオオオアアアーーーーッ！！！
世界が終わるその時まで決して諦めないその姿！格好いいですよ！！
「馬鹿な奴だ、最後くらいゆっくりすりゃいいのに！！」
「うわっ！？ああああああぁぁぁ！！！！」
ああああああ―――！！！？？( ´ ⊙ ω ⊙｀；； )
白血球が崖から突き落とされてしまいました……( ；゜言゜)
「あはははは！！笑いが止まんねぇ！邪魔する奴はもういないぞ～！あははははは！！あーはっはっは！！…あ？はあ！？」
セレウス菌の高笑いが止まりました。曇り空から光の輪が出現しましたが…？一体何が！？
「あ、あら？体温の表皮温度が急速に下がっています…」
「おい！あれ！」
恵みの雨（？）ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!白血球も復活！！
細胞たちが見つめる先に「筒状の何か」が出現します！
輸液注射だ━(ﾟ∀ﾟ)━!
整脈内に投与される注射剤で、主に水分補給、電解質補正、栄養補給などの目的で投与されます。
「諦めないで良かった！これでこの体は助かった！」
「涼しい！！」
「水来たー！」
「おいしーっ！！」
「気持ちいい～！」
「綺麗～っ！」
水大放出で細胞たちは大歓喜です！
「え～い！」
「やったなこいつぅ～！」
水が豊富にあるからこそ出来るイチャコラまで！
体内が明るくなったのは回復してる証拠ですね！水分と冷却で各器官・細胞も回復します！
白血球「あ――、さっぱりした」
セレウス菌「あっ…、あー…あ…あ…」
完全復活した白血球の前ではセレウス菌も勝ち目がありませんでした(笑)
「死ねぇ！！雑菌が！！！」
遠くから舞い上がる血しぶきが確認できますよ！ハッスルしてますね！(笑)
《天からの（？）奇跡の雨により、なんとか熱中症の危機は回避された。雨乞いは本当に通じたのか、この世界に何が起こったのか、細胞たちは知る由もなかった》
体のシステムに組み込まれてない救世主の出現。細胞たちから見ると謎すぎますね！まさに天の奇跡です！(笑)
細胞たちが頑張ったからこそ、輸液注射も間に合ったんだと思いますよ(*´∀｀*)
細胞たちが全力を出しても対応しきれなかった熱中症。恐ろしいです！こればかりは体外の環境に影響されてしまうし、一定のラインを過ぎれば細胞たちも手の施しようが無い（最後は雨乞いにすがる）んですね。輸液注射で命拾いしました！水分ってホント大事！外からの冷却も有効です！(;ﾟ∀ﾟ)=3
セレウス菌に対処しきれなかった白血球たちですが、菌のスピードが早かったのか、暑さのせいで白血球がへばってたのか…。両方かな？
最後、さりげなく白血球の袖を引っ張る赤血球に「おっ！」となりました(笑)
暑い日は無理せず、ゆっくり休憩するのが一番ですね！